【今際の国のアリス】ハートのキングはいない？ジャック・クイーンの正体をネタバレ

「今際の国のアリス」の謎人物であるハートのキング。クイーンがラスボスとして登場した経緯から、キングはいないとも考察されています。しかし、作中ではキングの存在を匂わせるセリフも見られ、ハートのキングはいないとは断言できないでしょう。以下では、「今際の国のアリス」のハートのキングはいないのかをネタバレ考察しました。その他、ハートのジャックとクイーンの正体などをネタバレ紹介します。

実写化された「今際の国のアリス」は、麻生羽呂先生によるサスペンス・ホラー作品です。原作漫画は、2010年～2016年にかけて「週刊少年サンデーS」「週刊少年サンデー」にて連載されました。その他、続編「今際の国のアリス RETRY」や、スピンオフ「今際の路のアリス」も刊行されています。また、2020年には、Netflixにて実写ドラマ版が配信されました。

友達と夜遊びに出かけた有栖良平（アリス）は、巨大花火の爆発を目の当たりにします。気が付くと、廃墟と化した街が広がる今際の国に迷い込んでいました。この世界は生と死の間に位置し、元の世界に帰るにはゲームをクリアする必要があります。一方、ゲームに負けた場合は、死が待っていました。元の世界への帰還を目指すアリス達は、仲間と協力しながらゲームクリアを目指すと同時に、今際の国の真実にも迫ります。

「今際の国のアリス」にて、一部ではいないとも考えられているハートのキング。彼は一体何者なのか、キングに該当する国民は存在するのか、謎が深まるばかりでしょう。一方、作中では、ハートのキングの存在を示唆する情報もあります。そこからキングがいる可能性も高まっています。以下では、「今際の国のアリス」のハートのキングはいないのか、ハートのジャックやクイーンの正体などをネタバレ考察しました。

テレビ中継を通じて、ねくすとげぇむの開催を知らされたアリス達。スペード・クローバー・ダイヤのキングとハートのクイーンと呼ばれる4人の国民が映し出されました。アリス達が元の世界に戻るには、4人が提供するゲームをクリアしなければなりません。各スートの最上位であるキングが顔を揃えた一方、ハートだけはクイーンとなっています。

一方、「今際の国のアリス」は「不思議の国のアリス」をモチーフとし、童話ではハートの王（キング）より女王（クイーン）の方が強く描かれています。そのため、今際の国のハートのスートに関しては、クイーンの方がキングより上だと考えられるでしょう。また、作中ではハートのキングは登場しておらず、キングはいないとも考えられます。

しかし、登場キャラのセリフから、ハートのキングやゲームの存在が示唆されています。これら伏線から、ハートのキングは今際の国にいないとは断言できないでしょう。また、スピンオフ作品では、ハートのキングのカードを持つキャラが登場しています。この描写は、今際の国にはハートのキングが存在することを示す伏線とも捉えられます。

本編やスピンオフでの断片的な情報から、その存在が示唆されているハートのキング。しかし、その正体は何者なのか、どのようなゲームを提供するのか、詳細は不明とされています。一方、モデルとなった「不思議の国のアリス」では、ハートのキングは目立たない存在として描かれています。もしかしたら、プレイヤーとのゲームに乗り気ではない、消極的な人物だったとも推測できるでしょう。

「今際の国のアリス」のハートの国民といえば、ねくすとすてぇじのディーラーとして登場したジャックとクイーンは外せません。作中では、参加者の心理を揺さぶるようなゲームを提供し、アリス達を窮地に追い込みました。以下では、「今際の国のアリス」から、ハートのジャックとクイーンの正体についてネタバレ紹介します。

ねくすとすてぇじの「どくぼう」のディーラーで、参加者に紛れ込んでいたハートのジャック。その正体は、エンジこと松下苑治でした。ゲームでは、バンダに支配されるふりをして彼と手を組みながら、己の生存ルート確定に奔走します。しかし、最後のターンで正体を見破られ、自らゲームオーバーとなりました。

ねくすとすてぇじ最後のゲームのディーラーであるハートのクイーン。その正体は、脳科学者で精神科医の加納未来（ミラ）でした。ねくすとすてぇじ開始を知らせるテレビ中継で姿を見せたミラでしたが、初登場はビーチです。人間観察と称して滞在者に紛れ込み、その過程でアリス・ウサギと接触しています。

ねくすとすてぇじではディーラーとして登場し、アリスと「くろっけぇ」で対決しました。クリア条件は、途中棄権せずにミラとのクロッケーを3セットやることで、ゲーム自体は簡単な内容です。しかし、このゲームは相手を精神的に追い込み、途中棄権させるための罠が仕組まれていました。休憩の合間に提供される紅茶に幻覚剤を盛り、今際の国の真実を思わせぶりに語ることで、プレイヤーの戦意を喪失させます。

最終ゲームに挑むアリスもミラの罠にかかり、途中棄権寸前まで追い込まれます。その時、ウサギが命がけの行動に出たことで、アリスは正気を取り戻しました。ゲームの結果はアリスの勝利に終わり、敗北したミラは今際の国で死を迎えました。

「今際の国」で開催されるゲームの中で人の心理を試すハートのゲームは、滞在者が最も恐れるジャンルとして描かれています。その中でも、バンダとヤバが挑戦してクリアした「どくぼう」は、最恐のゲームと呼べるでしょう。以下では、「今際の国のアリス」から、ハートのジャック「どくぼう」をネタバレ紹介します。

警察署の独房を舞台にしたゲーム「どくぼう」は、首輪の後方に表示されたマークを言い当てて、独房のロックを解除する内容です。首輪のマークは、スペード・クローバー・ダイヤ・ハートのいずれかが表示され、ターンごとにマークが描き変えられます。また、自分のマークを自力で確認することは不可能です。そのため、他プレイヤーと信頼関係を築き、正しいマークを教え合う必要があります。

制限時間は1ターンごとに1時間で、最後の5分間はロックされた独房に入って自身のマークを口頭します。マークを正解できればクリアとなるも、答えを間違った場合や無回答の場合はゲームオーバーです。「どくぼう」ではいくつかの禁止事項があり、ロックされた独房に2人以上入ることは認められていません。また、他プレイヤーの独房入りの妨害やゲーム継続が難しい状態に追い込んだ場合も、ペナルティが発生します。

「どくぼう」のゲームクリアの条件は、参加者に紛れ込んだハートのジャックの正体を掴み、彼をゲームオーバーにすることです。一方、生存者が2人になった場合は、その時点でハートのジャックの勝利とみなされます。ゲームクリアには、他プレイヤーとの連携が必須の「どくぼう」。ゲーム会場では全体的に薄暗く、密会ができる空間もあり、この環境をどう利用するかも勝敗を分けるでしょう。

「どくぼう」のゲームをクリアするには、参加者同士の協力が必要不可欠です。しかし、参加者の中にハートのジャックが紛れていると聞かされ、誰もが疑心暗鬼に陥ります。一方、参加者同士で信頼できる仲間を作る動きもありました。そして、参加者は、グループを組む者や特定のパートナーを見つけた者に分かれます。そして、物語はパートナーを組んだバンダとエンジ、ヤバとコトコ、ミツルギとカリヤ組に焦点が当てられます。

元の世界では死刑囚だったバンダは、高圧的な態度を取るエンジの弱みを握り、精神的な支配に置くことでゲームクリアを目論見ます。機関投資家だったヤバは、持ち前のカリスマ性でコトコに近づき、自身の支配下に起きました。己が生き残るために他人の利用を厭わない者が現れる中、ミツルギはジャックではないと見抜いたカリヤと手を組みます。

2ターン目までは何とかやり過ごせたものの、参加者たちの精神は極限状態に達していました。特定のパートナーを持たないゲンキは、自分のマークを教えてもらおうとセトに暴力を振るいます。ゲンキを恐れるあまり、他プレイヤーがセトを避ける中、バンダとエンジ組が近づきます。バンダに焚き付けられ、包丁を握らされたセトは、次のターンでゲンキの背中を刺しました。

首輪の後方のマークを確かめるために背中を向けたゲンキ。セトに背中を刺され、怒りのあまり彼を殴り殺してしまいます。この時、ゲンキの行為が禁止事項に引っかかり、首輪ごと爆発するペナルティを受けました。セトとゲンキの死亡は、ジャックの仕業に違いないと参加者たちは思い始めます。疑心暗鬼が深まる中、3ターン目では特定のパートナーを持たない3人がゲームオーバーになりました。

お互いに嘘のマークを教え合ったことが裏目に出て、己の命も失う結果を招きました。また、グループの崩壊も起き、裏切りや騙し合いが横行します。そして、8ターン目に入った頃には、20人いた参加者も8人に減少していました。グループの崩壊を目の当たりにしたミツルギは、生存者2人を仲間に引き入れます。そして、会場に1年分の食料が準備されていることに気が付き、ハートのジャックとの戦いを放棄する選択をします。

げぇむ参加中はびざが消費されないため、無駄な争いをやめて少しでも生きのびることがミツルギの考えでした。しかし、ヤバはこのまま独房に居続けることは我慢できません。9ターン目にて、ミツルギが入った独房のドアをふさぎます。独房からの退出の妨害は禁止されていないため、このままではミツルギのゲームオーバーが確定してしまいます。その時、パートナーを組んでいたカリヤが、ミツルギの独房への入室を希望しました。

隙をついて独房に入れられたカリヤは、ミツルギと共にドアを開けようと試みます。しかし、ヤバの力に及ばず、制限時間が迫る一方でした。独房から脱出できない以上、己の死を覚悟したミツルギとカリヤ。一方のミツルギはハートのジャックを見抜いており、正体はエンジだとカリヤに打ち明けます。エンジは、元の世界では催眠療法士であり、今際の国民になった理由はショーことげぇむを楽しみ続けるためでした。

また、「どくぼう」では国民の立場を利用し、持ち込みが禁止されている貴金属でできた義眼を使って自身のマークを確認していました。一方、げぇむでは、バンダとヤバがキーマンになると見抜き、バンダに支配されるふりをします。2ターン目からはコトコを洗脳し、ヤバを裏切るように仕向けます。ゲームは9ターン目に突入し、ミツルギ組が全滅したことで、生存者はエンジとバンダ、ヤバ、コトコに絞られました。

エンジは、コトコを洗脳してヤバを追い込み、残り2人には嘘のマークを教えることで自滅させようと試みます。しかし、10ターン目での生存者になぜか、バンダとヤバの姿がありました。2人には今際の国民になりたいという理念があり、対等の関係を築くことでパートナーになりました。そして、エンジがハートのジャックだと知ると、彼を独房に連れて行きます。

げぇむの禁止事項に当たらない範囲で拷問を繰り出し、今際の国の真実について聞き出そうとします。そして、11ターン目の制限時間が迫る中、2人はエンジのマークを教えると独房に入っていきました。一方、残されたエンジは、今際の国こそが恐怖で支配していた事実に気が付きます。その後、自身のマークを義眼で確認すると、2人の答えと同じマークが描かれていました。

このげぇむが続く限り、バンダとヤバからの拷問を受け続けると察したエンジ。拷問の恐怖に耐えきれず、わざと違う答えを言うことでゲームオーバーとなりました。同時に、ハートのジャックの死亡により、バンダとヤバの勝利が確定しました。そして、今際の国の国民になるべく、2人は次のステージに進みます。

「どくぼう」のゲームでは、新たな滞在者が登場し、参加者同士の心理戦や緊迫した状況など、スリリングな展開が見どころです。以下では、「今際の国のアリス」から、どくぼうの登場人物をネタバレ紹介します。

「どくぼう」の参加者で、通称は「バンダ」です。元の世界では女性4人を残忍な方法で殺害した罪で死刑判決を言い渡されました。己の欲望を満たす手段としてげぇむを楽しみ、心理学を用いて相手をそそのかし、参加者たちに疑心暗鬼を植え付けました。また、今際の国について、自身の理想を具現化した「美しい世界」と評しています。そのような考えから、今際の国に残り続けるべく、ゲームクリアを目指します。

ヤバとは理念の一致からパートナーを組み、エンジに拷問をかけて今際の国の情報を聞き出しました。ハートのジャックをクリア後もヤバと行動を共にし、今際の国の永住権を獲得しました。

ベンチャーキャピタル代表取締役社長の肩書を持つ機関投資家で、通称「ヤバ」、不敵な笑みとタキシード姿が特徴です。現実世界では、富・名声・権力とあらゆる者を手に入れたものの、あくなき支配欲だけは満たすことができませんでした。そこで、今際の国の支配こそ自分にはふさわしいと考え、国民になることを決意しました。

性格は自信家であり、自分の実力を過信するあまり傲慢になりやすい面がある一方、ある程度の情は備わっています。また、エンジの拷問の際には、バンダが警戒すほどのサディストぶりを見せました。

「どくぼう」で第一次グループに属していたプレイヤーで、通称「イッぺー」、アフロが特徴の青年です。正義感が強い性格で、仲間同士でだまし合って死んでいく様子を見て、人間不信になりかけます。その後、ミツルギの誘いに応じて、彼のグループに加わりました。しかし、ミツルギがヤバに謀殺されたことに絶望し、無回答によってゲームオーバーになりました。

ヤバのパートナーの女性で、通称「コトコ」です。げぇむ開始前に半ば強引にヤバと肉体関係を持つも、その後はヤバに依存しています。また、早い段階からエンジの催眠術にもかかっており、ヤバを陥れるために利用されます。10ターン目でエンジから嘘のマークを教えられ、ゲームオーバー扱いになりました。

第一次グループのリーダー格の少女で、通称「ウルミ」、フードを被ったギャル風の出で立ちをしています。お互いのマークを教え合うことでゲームクリアを試みるも、間違った答えを教えたカネコを排除したことを機に支配欲の快感を覚えます。その後、精神に異常をきたし、怪しい人物を次々と排除しました。しかし、最終的にはメンバーから嘘のマークを教えられ、ゲームオーバーとなりました。

「どくぼう」の参加者の1人で、通称は「セト」です。元来気弱な性格で、自身のマークを教えてもらおうとゲンキから暴力を振るわれていました。また、その現場を目撃していたウルミのグループからも、飛び火を恐れて見捨てられてしまいました。憔悴しきったところをバンダに声をかけられ、彼に焚きつかれたことでゲンキに反撃します。

マークを確認してもらうべく、ゲンキが背中を見せた隙に包丁を突き刺すも、ゲンキの返り討ちに遭いました。その後、ゲンキに撲殺されるも、プレイヤーを殺害したゲンキもゲームオーバーの対象とみなされました。

催眠療法士を名乗る男性で、その正体は「どくぼう」のディーラー・ハートのジャックです。げえむを自分のために用意された舞台と捉え、それらを作り上げていくことに快楽を見いだしています。「どくぼう」では、参加者として紛れ込み、バンダと手を組みます。一方で、ヤバのパートナーのコトコにも催眠をかけ、3人同時にゲームオーバーに追い込もうと策を練りました。

しかし、理念の一致から手を組んだバンダとヤバに敗北し、今際の国の情報を吐き出すための拷問を受けました。支配中毒者を自称し、げぇむ（ショー）を永遠に楽しみたいとの思いから今際の国民になったエンジ。しかし、バンダとヤバの拷問を受けて、「恐怖」という感情が蘇りました。終わりの見えない恐怖にさいなまれ、最後は自らの死を選びました。

元の世界ではプロレスラーとして活躍するも、暴力で他人を従属させようとする粗暴な性格の持ち主です。「どくぼう」のゲームでは、セトに暴力を振るうことで自身のマークを聞き出すも、ついにセトの反撃を受けてしまいます。怒りのあまり我を忘れ、セトを死に追いやってしまったゲンキ。禁止事項を破ったゲンキにペナルティが課され、首輪が爆発することで死亡しました。

左目に傷跡のある男性で、通称「ミツルギ」、参加者には銀行員と名乗るもその正体は詐欺師です。卓越した洞察力と観察力に加え、状況を冷静に分析できる能力が強みです。「どくぼう」では、早い段階からハートのジャックの正体を見抜き、カリヤとパートナーを組んでゲームを進めていきます。グループ崩壊後は、イッぺーたちを仲間に引き入れて新たなグループを結成します。

無駄な争いを避けるべく、残された時間をやり過ごそうと考えるミツルギでしたが、停滞を嫌うヤバの反発を受けて窮地に陥ります。最後は、カリヤと共に独房に閉じ込められ、ハートのジャックの正体を明かした後、ゲームオーバーとなりました。

スキンヘッドと女言葉が特徴の男性で、通称「カリヤ」、元の世界ではスナックのオーナーをしていました。どくぼうではミツルギとパートナーを組む一方、単独行動をするアイゼンをジャックだと推測し、警戒します。その後、アイゼンを危険視するあまり、嘘のマークを教えて殺害しました。最後は、ミツルギと共に独房に入れられ、禁止事項に触れたことでゲームオーバーとなりました。

以下では、Netflixで実写ドラマ化された、「今際の国のアリス」のどくぼうの実写キャストのプロフィールなどをネタバレ紹介します。

バンダこと盤田素那斗役の磯村勇斗さんは、1992年生まれ、静岡県出身の俳優で、小劇場の劇団を経て2014年に芸能界デビューしました。2017年には、NHK朝ドラ「ひよっこ」でヒロインの相手役を演じて話題を呼びました。磯村勇斗さんの出演作品は、映画「東京リベンジャーズ」「ヤクザと家族 The Family」「劇場版 きのう何食べた？」、ドラマ「サ道」「持続可能な恋ですか」「星降る夜に」等です。

ヤバこと矢場旺希役の毎熊克哉さんは、1987年生まれ、広島県出身の俳優で、専門学校を卒業後に俳優活動を開始しました。近年は、話題の映画作品やテレビドラマに多数出演し、幅広い演じ分けや独特の存在感で注目を集めています。毎熊克哉さんの主な出演作品は、映画「空飛ぶタイヤ」「万引き家族」、ドラマ「妖怪シェアハウス」「半径5メートル」、大河ドラマ「どうする家康」等です。

イッペーこと太木一瓶を演じた森優作さんは、1989年生まれ、大阪府出身の俳優で、2013年に映画「「また、必ず会おう」と誰もが言った。」でデビューしました。2015年に、映画「野火」で高崎映画祭・最優秀新人男優賞に選ばれました。森優作さんの主な出演作品は、NHK朝ドラ「べっぴんさん」「未解決の女 警視庁文書捜査官」や、映画「花束みたいな恋をした」等です。

コトコこと志賀琴子を演じたさとうほなみさんは、1989年生まれ、東京都出身のミュージシャン・女優です。バンド・ゲスの極み乙女のメンバーで、ドラムスとコーラスを担当、バンド活動としての名義は「ほな・いこか」です。マルチな活躍で注目を集めるさとうほなみさんの出演作品は、ドラマ「六本木クラス」「クロサギ」「あなたがしてくれなくても」等です。

ウルミこと赤巻潤美役の山田愛奈さんは、1998年生まれ、新潟県出身の女優・ファッションモデルです。2014年にモデルデビューし、2017年にはテレビドラマ「霊魔の街」で主人公・榊里桜役を演じました。山田愛奈さんの主な出演作品は、ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」「恋のツキ」「超人間要塞 ヒロシ戦記」「名もなき復讐者 ZEGEN」等です。

セトこと瀬戸秋文役の小日向星一さんは、1995年生まれ、東京都出身の俳優です。大学卒業後に俳優活動を本格的に開始し、舞台やテレビドラマなどに出演しています。小日向星一さんの主な出演作品は、ドラマ「ケイジとケンジ〜所轄と地検の24時〜」や「浮世の画家」等です。また、NHK大河ドラマ「青天を衝け」では、弟で俳優の小日向春平さんと実の兄弟役で共演しました。

エンジこと松下苑治役を演じた井之脇海さんは、1995年生まれ、神奈川県出身の俳優です。9歳の時に劇団ひまわりに入団、子役活動を経て俳優に転身しました。井之脇海さんの主な出演作品は、NHK朝ドラ「ひよっこ」「ちむどんどん」、ドラマ「義母と娘のブルース」「教場」等です。映画作品は、「トウキョウソナタ」「サイレント・トーキョー」「とんび」等に出演しています。

ゲンキこと桐生元気を演じた渡部龍平さんは、1979年生まれ、東京都出身の俳優です。2006年から芸能活動を開始し、テレビドラマや映画、舞台で活躍しています。俳優・渡部龍平さんの主な出演作品は、映画「アウトサイダー」「ザ・ファブル」「るろうに剣心 最終章 The Beginning」等です。ドラマ作品では、「異世界居酒屋「のぶ」」ゴドハルト役、「刑事7人 Season8」「鵜頭川村事件」に出演しています。

今際の国で開催されるハートのゲームは参加者の心理を突くゲームであり、ジャック・クイーン共に白熱した戦いが繰り広げられました。クイーンたちの描写から、ハートのキングもそれらと似たようなゲーム内容だと予想されるでしょう。以下では、「今際の国のアリス」から、ハートのキングに関する感想や評価をネタバレ紹介します。

あらすじネタバレのように、今際の国の最後のゲームは、「不思議の国のアリス」にちなんでハートのクイーンが対戦相手となりました。一方、スペード・クローバー・ダイヤでキングが登場したことから、ハートのキングがいないとは言い切れないでしょう。また、読者の中にもキングの存在を肯定する意見も見られ、ハートのキングの正体について気になるとの声も寄せられています。

今際の国にはいないとも考察されているハートのキング。一方、「今際の国のアリス」では断片的であるものの、ハートのキングの存在が示唆されています。また、そのゲームをクリアした滞在者の存在も明かされ、ハートのキングが存在する可能性が高まっています。しかし、ネタバレのようにハートのキングに関する情報は少なく、どのようなゲーム内容なのか、ゲームをクリアした滞在者の正体などは分かりません。

ハートのクイーンとのゲームに勝ち、結末を迎えた「今際の国のアリス」でしたが、やはりハートのキングが本編に登場しなかった点は気になるでしょう。他のスートでは、全ての絵札が登場したものの、ハートだけはキングが未登場となりました。ネタバレ考察のように、作中でのセリフからキングがいないとは考えにくいでしょう。なぜキングを登場させなかったのか、「今際の国のアリス」の最大の謎となっています。

ネタバレ紹介したように、ハートのキングとは何者なのか、その正体は最後まで語られることはありませんでした。一方、ファンからは、ハートのキングを題材にしたスピンオフ作品を見たいとの意見も寄せられています。今際の国で開催されたゲームの中でもっとも謎めいているハートのキング。一体、どのようなゲームが繰り広げられるのか、ファンの想像を掻き立てます。

今際の国のゲームの中でチート級の難易度を誇ったハートのジャック「どくぼう」は、参加者を精神的に追い込む過酷なゲームとして描かれました。あらすじネタバレのように、参加者同士の信頼関係が勝敗の鍵を握るも、何かのきかっけで信頼関係が崩れてしまうことがあります。読者の中には、チートすぎるゲーム内容から、「どくぼう」だけは絶対に参加したくないとの感想も寄せています。

今際の国の最後のゲームは、ハートの女王をモチーフにしたハートのクイーン戦です。あらすじネタバレのようにルールは簡単であるものの、クイーンによる精神的な追い込みは過酷に思えるでしょう。クイーン戦に挑んだアリスもミラの策略に嵌るも、仲間の存在がアリスを立ち直らせました。どのゲームも見ごたえがある中、ハートのクイーン戦が絶妙だったとの感想も寄せられています。

「今際の国のアリス」のハートのキングがいないと言われる理由や、正体などをネタバレ考察しました。ハートのキング自体が謎多き存在のため、キングがいないのかは憶測の域を出ません。一方、断片的な情報から存在している可能性は高いでしょう。もし、ハートのキングがいた場合はどのようなゲームを提供するのか、読者の想像力を掻き立てます。