【かぐや様は告らせたい】石上とミコは付き合う？二人の恋愛の行方をネタバレ

石上優と伊井野ミコは、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』に登場する裏主人公です。本記事では、石上優と伊井野ミコに焦点を当て、2人の関係や共通点などを詳しく解説します。まずは、かぐや様は告らせたいの作品情報をチェックしていきましょう。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜は、ミラクルジャンプで連載が始まった漫画です。途中で掲載誌が週刊ヤングジャンプに変わり、2022年49号で最終回を迎えました。作者は、『推しの子』や『恋愛代行』の原作者を務めている赤坂アカさんです。かぐや様は告らせたいは第65回小学館漫画賞の一般向け部門を受賞し、テレビアニメや実写版映画も制作されました。

秀知院学園に通う四宮かぐやと白銀御行は、生徒会のメンバーとして親しくしていました。2人はお互いに想いを寄せていましたが、「告白したほうが負け」と考え、いかに相手に告白させるかを競っていました。かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜は、この2人の恋愛駆け引きをメインとしたラブコメ漫画です。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の石上優は、3月3日生まれのO型です。初登場時は1年B組で、その後2年A組に進級しました。生徒会では会計を務めており、会計だけでなくデータ処理などの面でも生徒会に大きく貢献しています。やや長めの黒いストレートヘアで、長い前髪でいつも左目が隠れています。

頭は良いのですが、学習意欲が低いため校内のテストでは赤点ばかり取っています。性格は根暗で、打たれ弱い性格をしています。観察眼に優れて人の地雷もすぐに見抜きますが、その地雷を避けることなく踏んでしまうことが多いです。実は正義感が強く、道理に合わないことを嫌います。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の伊井野ミコは、5月5日生まれのO型です。石上優と同じ1年B組で、進級してからも石上優と同じ2年A組になりました。伊井野ミコは、長い茶髪をゆるく2つに結んでいます。正義感が強い秀才で、校内のテストでは入学してからずっと学年首位をキープし続けています。

ただ、融通がきかないため、周囲から煙たがられることもあります。正義感の強さから生徒会長に立候補しますが、厳しすぎる公約のせいで落選してしまいます。その後、白銀に誘われて生徒会に入り、徐々に生徒会のメンバーとも仲良くなっていきます。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の石上優と伊井野ミコは、作中ではどのような関係として描かれているのでしょうか？ここでは、石上優と伊井野ミコのもともとの関係や、その後についてネタバレしていきます。石上優と伊井野ミコが付き合うかどうかもネタバレしているため、2人の恋愛の行方が気になるひとはぜひチェックしてください。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の石上優と伊井野ミコは、中学時代からの知り合いです。2人はその頃から仲が悪く、高校に上がってからも犬猿の仲となっています。石上優は中学時代から学校にゲーム機などを持ち込んでいて、それを風紀委員である伊井野ミコが取り締まっていました。

高校に入ってからもその関係は続き、2人は口さえ開けば喧嘩ばかりしています。憎み合っているわけではありませんが、お互いに仲が悪いことは自覚しています。

正義感の強い伊井野ミコは、小学生の頃から生徒会長になることを目標としてきました。しかし、真面目過ぎる性格のせいで、伊井野ミコの掲げる公約は厳しいものばかりでした。そのため、何度立候補しても、これまで生徒会長に当選することはありませんでした。それでもめげずに、伊井野ミコは高校1年のときに生徒会長に立候補します。このときの選挙では、前会長である白銀が圧倒的有利だといわれていました。

必ず勝つと意気込む伊井野ミコに、白銀もやや焦りを見せます。しかし、石上優は余裕の態度を崩さず、伊井野ミコが配っていたビラを白銀に見せました。そこには、「男子は坊主頭、女子はおさげか三編み」といった厳しすぎる公約が載っていました。石上優は伊井野ミコの真面目過ぎる性格を知っていたため、彼女が当選することはないと確信していたのです。そして、石上優は白銀を完璧に勝利させるため、選挙戦に本気で挑みます。

しかし、それは伊井野ミコが嫌いだからという理由ではありませんでした。石上優が嫌っていたのは、選挙戦を頑張る伊井野ミコを笑う他の生徒たちのほうでした。伊井野ミコはもともとあがり症で、人前に出るとうまく言葉が出なくなります。それは選挙に落ちるたびにひどくなり、今回の選挙演説ではほとんど声が出ていませんでした。

その伊井野ミコを助けてやりたいと思っていた石上優の意図を汲み、白銀は伊井野ミコに討論をしかけます。伊井野ミコは白銀との1対1の討論になったことで、あがらずに言いたいことをすべて言うことができました。選挙には負けてしまいましたが、この討論のおかげで伊井野ミコを見る周囲の目はガラリと変わりました。

これまで真面目すぎて嫌われていた伊井野ミコでしたが、学校を良くしたいという思いが伝わり多くの生徒に受け入れられるようになったのです。伊井野ミコはこれが石上優のおかげだとはまったく気づいていませんでしたが、石上優は笑顔の伊井野ミコを見て満足そうな表情を浮かべていました。

文化祭では、生徒会から石上優と伊井野ミコが派遣されることになりました。伊井野ミコは良い文化祭を作り上げるべく、準備に力を入れます。そして、文化祭の最後に、キャンプファイアを行うことを提案しました。伊井野ミコが提案したキャンプファイアは無事に開催され、生徒たちは大いに盛り上がりました。しかし、その場に伊井野ミコの姿はありませんでした。

伊井野ミコはこのとき、風紀委員として見回りをしていたのです。1人で見回りを続ける伊井野ミコのもとに石上優がやって来て、ハートのキーホルダーを渡します。秀知院学園の文化祭では、異性にハートの形のものを贈るという行為は、告白と同義とされていました。そのため、一瞬誤解して焦る伊井野ミコでしたが、石上優は単に落とし物を風紀委員の伊井野ミコに渡しに来ただけでした。

その後、石上優は、キャンプファイアの動画を伊井野ミコに見せます。伊井野ミコは自分の提案したキャンプファイアで皆が喜んでいる姿を見て、心底嬉しそうに笑いました。そして、「嬉しいね、石上」と言い、石上優も笑顔で「そうだな」と返したのでした。会えば喧嘩ばかりしていた石上優と伊井野ミコでしたが、文化祭をきっかけに少し距離が縮んだようです。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の伊井野ミコは、物語が進むに連れて徐々に石上優を意識し始めます。しかし、石上優は、体育祭の実行委員で一緒だったつばめ先輩のことを好きになります。そのため、石上優が伊井野ミコに恋愛感情を抱くことはありませんでした。その後、石上優は卒業式でつばめ先輩に告白し、フラれてしまいます。石上優がフラれたことにより、伊井野ミコはアプローチを始めるようになりました。

時間が経つにつれて石上優の失恋の傷も癒え、石上優も少しずつ伊井野ミコを意識するようになります。しかし、結局2人の関係はそれ以上の進展を見せず、3年生になったところで物語は終わりを迎えます。石上優と伊井野ミコの今後の関係はわかりませんが、かぐや様は告らせたいの連載中に2人が付き合うことはありませんでした。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の石上優と伊井野ミコは、最後まで結局付き合うことはありませんでした。ただ、2人はキャラとして共通点が多く、いずれは付き合うことになるのではないかと評判です。ここでは、石上優と伊井野ミコの共通点に関するネタバレをまとめます。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の石上優と伊井野ミコの共通点のネタバレひとつ目は、2人の立ち位置です。石上優は、もともと生徒会の会計として働いていました。伊井野ミコは最初は生徒会に属しておらず、生徒会長になるために選挙に立候補しました。選挙では落選しますが、白銀の誘いにより会計監査を務めることになります。2人は生徒会の会計と会計監査として、似たような立ち位置になりました。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の石上優と伊井野ミコの共通点のネタバレふたつ目は、2人ともネガティブな発言が多いということです。かぐや様は告らせたいの石上優は根暗な性格で、普段からネガティブな発言が目立ちます。伊井野ミコは風紀委員としてハキハキしているイメージがありますが、実はよくネガティブな発言をしています。

2人とも今までの人生で成功体験が少なかったため、自己評価がかなり低くなってしまいました。また、2人そろって友達が少なく周りから悪く言われがちなところも、ネガティブな発言が多くなる理由のひとつだといえるでしょう。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の石上優と伊井野ミコの共通点のネタバレ3つ目は、2人とも他人に厳しいというところです。伊井野ミコの父親は高等裁判所の裁判官で、母親は国際人道支援団体の職員をしています。両親の影響もあり、伊井野ミコは異常なほどに正義にこだわって行きてきました。皆が正しいことを行えば世界は良くなると信じ、ルールを破る他人に異常なまでに厳しく接しています。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の石上優は、もともとつばめ先輩のことが好きでした。作中では、石上優とつばめ先輩の恋愛模様が多く描かれています。最終的に、石上優はつばめ先輩と付き合うことができたのでしょうか？ここでは、石上優とつばめ先輩の出会いや、2人が付き合うかどうかのネタバレをまとめていきます。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜のつばめ先輩は、4月4日生まれのA型です。学年とクラスは3年A組で、新体操部に所属しています。面倒見が良く誰とでも別け隔てなく接するため、下級生たちからも人気があります。作中では体育祭の応援団副団長や文化祭の実行委員などを積極的に努めており、最後の学園生活を謳歌している様子が描かれています。

続いて、石上優とつばめ先輩の恋愛の行方のネタバレをまとめていきます。まずは、石上優とつばめ先輩の出会いのネタバレを見ていきましょう。石上優が初めてつばめ先輩と出会ったのは、学園の体育祭が行われたときです。石上優はこれまでの自分の陰キャな気質を変えようと、意を決して応援団に入ります。しかし、応援団にはもともとリア充の人間が集まってくるため、石上優は応援団の中で完全に浮いてしまいました。

孤立してしまった石上優に何かと手を差し伸べてくれたのが、つばめ先輩でした。石上優は、つばめ先輩が自分に優しくしてくれるのは、単に応援団の雰囲気を良くするためにやっているのだと思っていました。しかし、つばめ先輩の優しさは演技ではなく、彼女の素の姿だということに気づきます。そして、いつの間にかつばめ先輩のことを好きになっていたのでした。

文化祭を控えたある日、つばめ先輩は新体操部の出展書類を提出しに生徒会にやって来ました。そのときの石上優の様子から、かぐやは石上優がつばめ先輩を好きだと気づきます。しかし、石上優はつばめ先輩のことを「高嶺の花」だと言い、初めから諦めていました。どうせ何をしても駄目だと卑屈になっている石上優に、かぐやは勇気を出して告白するよう励まします。

そして、男には知力が必要だと考えたかぐやは、期末試験に向けて石上優の特訓をすることになりました。石上優はかぐやが自分に期待してくれたことを嬉しく思い、本気を出して期末試験に挑みます。秀知院学園では試験の順位が50位以内に入ると、成績優秀者として名前が貼り出されることになっていました。

石上優はここに名前が載ることを目指し、50位以内を狙って勉強を続けていました。しかし、結局50位以内に入ることはなく、名前が貼り出されることもありませんでした。悔しいかと訊くかぐやに、石上優は「いえ」と嘘をつきトイレに行きました。しかし、本当は心底悔しかった石上は、トイレで1人涙を流していたのです。

そのことを見抜いていたかぐやは平然と男子トイレに入り込み、もう一度石上優に同じ質問をしました。今度は「悔しいに決まってる」と本音を吐いた石上優に、かぐやは次は手加減なしで特訓すると宣言したのでした。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の石上優は、文化祭以来ずっとつばめ先輩のことを想い続けてきました。しかし、結局2人が付き合うことはありませんでした。石上優が最初につばめ先輩に告白したのは、文化祭でのことでした。文化祭でハート型のものを贈ると告白になると知らなかった石上優は、つばめ先輩に景品で獲得したハート型のクッキーをプレゼントします。

石上優にはまったく自覚がなかったのですが、つばめ先輩は告白をされたと勘違いし、それから石上優のことを意識し出します。しかし、自分が本当の石上優をまったく知らないことに気づいたつばめ先輩は、石上優のことを知ってから答えを出そうとします。その後、石上優とつばめ先輩は、クリスマスパーティーで2人きりになる機会を得ました。そして、つばめ先輩は誘うように石上優に抱きついてきました。

石上優は体を合わせる前に気持ちをはっきり伝えたいと思い、つばめ先輩に正面から告白しました。しかし、つばめ先輩は体を許そうとしながらも、付き合うことはできないと曖昧な発言をします。つばめ先輩は石上優のことをまだ恋愛対象としては見ておらず、同情のような気持ちで石上優に体を与えようとしていたのです。つばめ先輩に付き合う気持ちがないと知った石上優はショックを受け、何もせずに部屋を飛び出しました。

後日、つばめ先輩はこの日のことを謝り、石上優はつばめ先輩に男として好きになってもらうために努力することを決意します。その努力の甲斐があり、石上優は学期末の試験で36位に入ることができました。また、つばめ先輩ともデートを繰り返すなど、2人の仲は深まっていきます。しかし、つばめ先輩にとって、石上優が大好きな後輩の域を出ることはありませんでした。

石上優は卒業式の日に改めてつばめ先輩に告白しますが、ここで完全にフラれてしまいます。しかし、付き合うことはできなくても、石上優はつばめ先輩にとって大切な存在でした。そこで、つばめ先輩は卒業前に石上優の悪い噂を払拭し、石上優の楽しい学園生活を取り戻してあげました。結局付き合うことはなかった石上優とつばめ先輩ですが、お互いを大事に思い合う気持ちに嘘はなかったようです。

アニメ版かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の石上優役は、声優の鈴木崚汰さんです。鈴木崚汰さんは、1998年12月22日生まれのO型です。愛知県名古屋市で生まれ、千葉県で育ちました。2023年3月まではヴィムスに所属していましたが、4月からトムス・ミュージックの所属となっています。中学時代まではスポーツに打ち込んでいましたが、高校生になると陸上部とともに放送委員会に所属するようになりました。

NHK杯全国高校放送コンテストで敗退したことをきっかけに、陸上部をやめて放送委員に専念することになります。そして、中学の頃からアニメが好きだったこともあり、この頃から声優になりたいと思うようになりました。高校2年のときに日本ナレーション演技研究所に入所し、高校と養成所を掛け持ちして通っていました。高校3年生のときにはNHK杯全国高校放送コンテストの朗読部門で優勝し、高校在学中にアニメへの初出演を果たしています。

趣味はカラオケやアコースティックギターで、特技は空手や三重跳びなどです。鈴木崚汰さんはこれまでに、『奴隷区 The Animation』の大田ユウガや『ツルネ』シリーズの山之内遼平、『なんでここに先生が!?』の佐藤一郎などを演じてきました。最近では、『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』の源誠二、『Dr.STONE』シリーズの七海龍水、『Opus.COLORs』の桐乃江麻秀などを担当しています。

アニメ版かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の伊井野ミコ役は、声優の富田美憂さんです。富田美憂さんは1999年11月15日生まれのA型です。富田美憂さんは2014声優アーティスト育成プログラム・セレクションでグランプリを獲得し、2015年の『干物妹！うまるちゃん』で声優デビューを果たしました。

趣味は歌や踊り、ディズニーなどで、特技はイラストを描くこと、空手、ゲームです。富田美憂さんは声優ユニットのKleissisとStudyのメンバーでもあり、ソロでもアーティスト活動を行なっています。これまでに出演した作品と担当キャラは、『アイカツスターズ！』の虹野ゆめ、『メイドインアビス』のリコ、『ひなこのーと』の夏川くいななどです。

他にも、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』のチヨメや『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』のフィーネ、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のチュアチュリー・パンランチなどを演じています。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の読者からは、「石上優と伊井野ミコが付き合うと思っていた」というコメントが多く上がっていました。結局付き合うことがなかった2人ですが、ファンからは「お似合い」の声が多数寄せられています。「早く付き合ってほしい」と、焦れているようなコメントもありました。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜には、それぞれのキャラの最終回が存在します。石上優と伊井野ミコの最終回では、2人がかぐやたちのように恋愛頭脳戦を繰り広げる様子が描かれていました。この最終回は非常に評価が高く、「大満足」の声が上がっています。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜では、石上優と伊井野ミコは付き合うことがないまま終わりました。しかし、最終回では恋愛頭脳戦を繰り広げているように、2人はすでに両思いになっているようです。それだけに、2人の今後の恋愛の行方が気になるという声が多く上がっていました。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜の石上優と伊井野ミコとの関係や、石上優とつばめ先輩の恋愛の行方のネタバレなどをまとめました。石上優と伊井野ミコはもともと仲が悪い者同士でしたが、最終的にはお互いを好きになっていきます。原作は終わってしまったため2人の今後については想像するしかありませんが、かぐやと白銀のようにいずれは付き合う可能性もあるでしょう。