【推しの子】ゴロー（雨宮吾郎）の遺体はどこにあった？発見者はルビーとあかね？

『推しの子』のゴロー（雨宮吾郎）は、主人公として最初に物語に登場したキャラです。しかし、すぐに死亡してアクアに転生したため、主人公はアクアへと変わりました。ゴローは1話目にして死亡してしまいますが、その遺体がどこにあるかはしばらくわかっていませんでした。

しかし、原作の77話で、ようやく遺体が発見されました。では、ゴローの遺体は、一体どこで発見されたのでしょうか？本記事では、ゴローの遺体の発見場所や犯人について詳しく解説します。ゴローの事件について見ていく前に、まずは推しの子の作品情報を確認しておきましょう。

推しの子は、芸能界を舞台にした漫画です。ファンタジー設定でありながらサスペンス要素も含んでおり、先の読めない展開が人気を集めています。推しの子が掲載されているのは、週間ヤングジャンプです。2020年から連載が始まり、現在も物語は継続中です。

webコミック配信サイトのジャンプ＋でも連載されており、週間ヤングジャンプより1週遅れで配信されています。推しの子は原作と作画で担当が分かれており、原作は『かぐや様は告らせたい』の作者でもある赤坂アカさんが担当しています。作画担当は、『クズの本懐』などを連載してきた横槍メンゴさんです。

推しの子は「次にくるマンガ大賞 2021」のコミック部門で1位を受賞した他、さまざまな賞で上位を獲得しています。2023年にはアニメ化され、TOKYO MXなどで4月から放送されています。推しの子のアニメは海外でも人気で、主題歌の「アイドル」はアメリカのビルボード・グローバル・チャートで1位を獲得しました。

アイドルのアイを推していた産科医のゴロー（雨宮吾郎）は、ある日患者としてやって来たアイの診察をすることになります。アイは双子を妊娠しており、極秘で出産する予定でした。ゴローはアイの担当医となりますが、出産当日アイのストーカーによって殺されてしまいます。アイの息子のアクアとして生まれ変わったゴローは、そこから新たな人生を始めるのでした。

アクアとして転生したゴロー（雨宮吾郎）は、転生してから自分の遺体の行方を調べていました。しかし、遺体がどこにいったかはわからず、結局アクアは自分の遺体を発見することができませんでした。しかし、どこにもなかったはずのゴローの死体は、意外なところから見つかりました。では、ゴローの遺体は、一体どこにあったのでしょうか？ここでは、ゴローの遺体がどこにあったのかや、発見した人物について説明します。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）は、アイの出産当日に死亡しました。しかし、遺体は誰にも見つからず、ゴローはずっと行方不明扱いになっていました。ゴローが死亡したのは山の中ですが、遺体がそのまま置かれていれば誰かに発見されたでしょう。

しかし、実際はゴローの遺体はどこにもなく、15年もの間発見されることはありませんでした。ゴローが死亡した現場には犯人の姿があったため、犯人が誰にも見つからないように遺体を移動させたと推察されます。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）が死亡してから15年もの歳月が経った後、どこにも見当たらなかったゴローの遺体がようやく発見されます。ゴローの遺体は、一体どこにあったのでしょうか？ゴローの遺体があったのは、病院の近くの山に祀られていた祠の裏です。

その祠の裏には、人が楽に入れるほどの大きな空洞がありました。その空洞の中に、ゴローの遺体は放置されていたのです。発見されたときにはすでに長い年月が経っていたため、ゴローの遺体は完全に白骨化していました。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）の遺体を発見したのは、ルビーとあかねです。ルビーたちB小町の3人は、MV撮影のため宮崎県に訪れていました。アクアと黒川あかねもその旅行に同行し、同じ宿に泊まることになりました。撮影終了後、ルビーはあかねと一緒に宿に戻ろうとします。

しかし、部屋の鍵をカラスに奪われてしまい、ルビーはあわててカラスを追いかけました。ルビーとあかねがカラスを追いかけていくと、山の中にある祠に辿り着きました。その祠の裏にある空洞を見つけたルビーは、そこがカラスの巣だと考えて中に入ります。ルビーとあかねは、そこで鍵を持っていったカラスを発見します。

しかし、2人はカラスだけでなく、同時に白骨死体も発見したのです。あかねは白骨化した遺体に気づくと、ルビーを遠ざけようとしました。そして、遺体を冷静に観察し、白衣を着ていたことから遺体の身元が医者だと推測します。ルビーは白骨化した遺体がゴローのものだと気づき、言葉を失うのでした。

推しの子のゴローの遺体がどこにあったかわかったところで、次にゴローを殺した犯人について見ていきましょう。推しの子のゴローは、登場して間もないうちに死亡してしまいます。ただ死亡しただけでなく、殺されるというショッキングな死に方をしてしまいました。ここでは、ゴローの死亡の経緯や殺された理由、ゴローを殺した犯人などを考察してまとめます。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）は、当時宮崎県の高千穂にある病院で働いていました。そこでアイドルのアイの担当医となったゴローは、アイの子供を無事に産ませるために尽力していました。アイの出産が間近に迫ったある日、ゴローは一度家に帰ろうとします。すると、フードをかぶった怪しげな男から、「星野アイの担当医か？」と声をかけられました。

アイは偽名を使って入院していたため、アイの入院を知っている男を不審に思って正体を問い詰めます。男はそれ以上何も答えず、山の中へ逃げ込みました。ゴローは男がアイのストーカーかもしれないと思い、男の後を追って山の中へ入ります。しかし、男のことを見失い、気づいたら山道から足を踏み外して崖下に落ちて死亡してしまいました。

ゴローが崖下に落下するときの詳しい描写はありませんでしたが、そのときのゴローはあたりを見回すためにその場に立ち止まっていました。動いていない状態で、いきなり足を踏み外すことはないでしょう。そのシーンではゴローの背後にフード姿の男がいたため、男がゴローを突き落としたと推察できます。遺体が発見された後に警察が他殺を疑っていたことからも、ゴローがフードをかぶった男に殺されたと考えて間違いないでしょう。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）を殺した犯人の正体は、ゴローが死亡した当初はわかっていませんでした。しかし、その数年後にアイがストーカーに襲われ、アクアとしてその場にいたゴローは、そのストーカーが自分を殺した男と同一人物だと悟ります。アイとゴローを殺したのは、アイの熱狂的ファンだったリョースケという男でした。リョースケはアイを刺殺し、その後自殺を図って死亡しました。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）を殺した犯人は、アイのストーカーのリョースケでした。リョースケはアイドルであるアイが子供を産んだことで、裏切られたと感じて犯行に及んだのです。では、なぜゴローのことまで殺したのでしょうか？リョースケがなぜゴローを殺したかに関しては、はっきりしたことは作中でも語られていません。リョースケはあの日アイを殺害しに行き、単純に口封じのためにゴローを殺害したとも推測できます。

ただ、リョースケはゴローのことを、アイの担当医だと知っていました。アイの近くにいるゴローに嫉妬心を抱いていたり、アイの子供を産ませようとしていたことに恨みを抱いていた可能性もあります。リョースケはすでに死んでしまったため、リョースケが本当にどう思っていたかを本人に訊くことはできません。しかし、リョースケの共犯者である人物が、リョースケがゴローを殺した動機について知っている可能性もあります。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）は、自分が殺されたこと自体はそれほど気にしていませんでした。大好きなアイの子供として転生し、幸せな暮らしを手に入れたからです。そのため、自分を殺した犯人のことも、恨んだり憎んだりする様子はありませんでした。しかし、アイが殺されてしまったことで、犯人への復讐心が一気に燃え上がります。

アクアとなったゴローは、リョースケがなぜアイの家を知っていたかを疑問に思いました。アイたち家族は引っ越したばかりで、現在の住所を知っている人間はほとんどいなかったからです。そのため、実行犯のリョースケの他に、黒幕となる情報提供者がいると考えるようになりました。

アイが殺害された後、アクア（ゴロー）はリョースケにアイの情報を提供した人物が誰か考えます。そのときに浮上した人物が、アクアとルビーの実の父親でした。アクアは芸能関係者に自分の実の父親がいると推測し、アイと親しかった人たちを片っ端からDNA検査していきました。そして、劇団ララライの姫川大輝が、自分と血の繋がりのある人物だということが判明します。

アクアは姫川の父親こそが情報提供者だと思い、姫川に近づきました。しかし、姫川の口から、父親はすでに死んでいることを聞かされます。アクアは復讐の相手がすでに死んだと思い、そこで一度復讐を終わりにしました。しかし、苺プロダクションの元社長である壱護から、托卵の可能性を聞かされます。自分の実の父親が他にいるという事実を突きつけられたアクアは、再びアイの復讐のために動き始めます。

アクアの本当の父親が誰か初めに目星をつけたのは、すべての事情を知っている黒川あかねでした。あかねは劇団ララライのOBであるカミキヒカルという人物のことをたまたま知り、彼の映像を観ます。そして、アクアそっくりな外見やアイに似ている演技などを見て、カミキヒカルこそがアクアたちの実の父親だと結論づけました。

アクアはあかねを通じてこの情報を得て、カミキヒカルを復讐の相手と定めます。カミキヒカルに関してはまだ謎が多く、本当に情報提供者かどうかは定かではありません。ただ、カミキヒカルは作中で殺人にも手を染めており、サイコパスな人物として描かれています。そのため、アイの事件の黒幕である可能性は非常に高いです。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）は、ルビーの前世である天童寺さりなと関係が深いキャラです。そのため、ルビーはゴローの遺体を発見したとき、立ち直れないほどのショックを受けてしまいました。では、ゴローとさりなは、どういった関係にあったのでしょうか？ここでは、推しの子のゴローとさりなの出会いや、2人の関係についてまとめていきます。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）と天童寺さりなが出会った場所は、ゴローが勤務している病院でした。さりなは退形成性星細胞腫という難病にかかっており、人生のほとんどを病院のベッドの上で過ごしていました。

ゴローは産科医だったため、さりなの主治医というわけではありません。ただ、当時から患者の病室でサボる癖があったゴローは、さりなの病室にもたびたび訪れていました。そうしてさりなと仲良くなり、いろいろな話をする仲になったのです。

推しの子の天童さりなは、とても孤独な子供でした。難病でずっと入院しているにも関わらず、両親はほとんど面会に訪れなかったのです。さりなはいつも病室に来てくれるゴロー（雨宮吾郎）を心の支えとするようになり、いつしかゴローのことを大好きになっていました。

さりなはゴローに「結婚して」と抱きつき、ゴローに「16歳になったら考える」と軽くいなされています。冗談のように言っていた「結婚して」のセリフですが、これはさりなの本心だったはずです。ただ、さりなは自分が長く生きられないことをわかっていたため、本当にゴローと結婚できるとは思っていなかったでしょう。

推しの子の天童さりなは、12歳という若さで死亡しました。病院にほとんど顔を出すことのなかった両親は、さりなが危篤になっても姿を現すことはありませんでした。そのことに憤慨するゴロー（雨宮吾郎）に、他の医師が「そんな親は掃いて捨てるほどいる」と冷静に諭します。

そして、「お前が側にいてやれ」と言われ、ゴローがさりなの最期を看取ることになりました。さりなは死の直前、大事にしていたアイのキーホルダーをゴローに渡します。そして、ゴローに「大好き」と言いながら、息を引き取ったのでした。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）と天童寺さりなの関係に続き、ゴローとアイの関係について解説します。ゴローは芸能関係者ではなく、田舎の病院の産科医です。まったく接点のなさそうな2人には、どのような関係があるのでしょうか？ここでは、ゴローがアイと知り合った経緯や、その後の関係について解説します。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）は、物語が始まった当初、アイのファンとして登場しました。しかし、もともとアイドルに興味があったわけではなく、アイのファンでもありませんでした。ゴローがアイに関心を抱くようになった理由は、天童寺さりながアイの大ファンだったからです。さりなはアイがいかに素敵なアイドルかを語り、アイのようになりたいと目を輝かせていました。

しかし、さりなの夢が叶うことはなく、しばらくして病気で亡くなってしまいます。12歳で死亡したさりなは、生きていればアイと同じくらいの年齢になっているはずでした。そのため、ゴローはアイにさりなの面影を重ね、さりなを応援するような気持ちでアイのアイドル活動を見守っていたのです。しかし、いつの間にか本気でアイに心を奪われるようになり、アイの熱狂的なファンとなってしまいました。

患者の病室でアイの布教活動をしていたゴローは、看護師に患者の病室でDVDを観るなと叱られます。そして、アイが体調不良により活動休止することを知らされました。ゴローがショックを受けたまま診察に向かうと、そこにいたのはアイドルのアイ本人でした。ゴローはアイの前では平静を装っていましたが、頭はパニック状態でした。推しのアイドルが妊娠しているという事実に衝撃を受けつつも、ゴローは診察を続けるのでした。

診察の結果、アイのお腹にいる子供は双子だということがわかります。アイの保護者代わりとしてついてきた壱護は、アイのアイドル生命を心配して子供を産むことに反対していました。アイから意見を求められたゴローは、「決定権は君にある」としか言えませんでした。

ただ、アイのファンとしては、アイが子供を産むことでアイドルとして羽ばたけなくなることを残念に思っていたのです。しかし、偶然に屋上で出会ったアイは、「子供を産みながらアイドルを続ける」と宣言しました。ゴローはアイの夢を応援する決意をし、担当医としてアイの出産に力を尽くすのでした。

推しの子のファンの中には、ゴロー（雨宮吾郎）が好きだというコメントを上げている人が大勢いました。ゴローが転生した後のアクアも人気ですが、ゴローのほうが断然かっこいいという感想も多く見られます。ただ、ゴローは物語開始早々に死亡してしまったため、この先の推しの子では回想やアクアの脳内でしか登場することがありません。ゴローの再登場が叶わないことに、ゴローのファンからは嘆きの声が上がっていました。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）は、すでに死亡して遺体も発見されています。ただ、遺体のDNA鑑定をしたわけではないことから、ゴローはまだ生きているのではと考えている人もいました。ただ、ゴローは死亡したことでアイの子供として転生しているため、ゴローが生きている可能性は限りなく低いでしょう。

推しの子のアニメ1話では、ゴロー（雨宮吾郎）の葬式のシーンが一瞬だけ映っていました。このときにはまだゴローの遺体がどこにあるか判明していなかったため、葬式のシーンに違和感を覚えた人もいたようです。原作でも2話にゴローの遺影は出てきましたが、明確な葬式のシーンは描かれていませんでした。

そのため、この遺影は本当の葬式のシーンではなく、ゴローの脳内イメージだという説が多く出ていました。ゴローの葬式シーンには他にもいろいろな考察があり、「家族仲が良くないため、行方不明のまま葬式を出された」と考えている人もいました。

まだゴローの死体が発見されていないときは、ゴローの遺体がどこにあるか読者の間でも話題になっていました。ゴローの遺体が何年後に発見されるか、予想していた人も多くいたようです。その後の推しの子では、ルビーがゴローの遺体を発見するという最悪の結末を迎えました。ゴローの遺体が発見されるシーンには、多くのファンが衝撃を受けていました。

推しの子のゴロー（雨宮吾郎）の遺体についてまとめました。ゴローの遺体はしばらくどこにあるかわからない状態でしたが、作中でルビーとあかねが白骨化した遺体を見つけました。ゴローの死については、犯人の動機などまだ謎な部分も残っています。アイの事件の真相が明らかになるとともに、ゴローの死についても全貌がはっきりするでしょう。