【チェンソーマン】マキマと早川アキの契約とは?記憶の書き換え・洗脳の理由は?

チェンソーマンのマキマと早川アキの契約について解説します!チェンソーマンは、2019年に週刊少年ジャンプに掲載され、その後少年ジャンプ+に移籍し現在も連載中の大人気アクション漫画です。この記事では、公安対魔特異4課でリーダーを務めているマキマと、彼女を好きになる男性隊員・早川アキの間で結ばれた契約や2人の関係を探っていきます。さらに、謎に満ちたマキマの正体や、アキに記憶の書き換えや洗脳を行った目的などについても詳しく解説します。

【チェンソーマン】マキマと早川アキの契約とは?記憶の書き換え・洗脳の理由は?のイメージ

目次

  1. マキマと早川アキとは?
  2. マキマと早川アキの契約とは?洗脳の理由を考察
  3. 早川アキの好きな人はマキマ?記憶の置き換えがあった?
  4. マキマの正体や目的
  5. 早川アキの死亡シーンと復活の可能性
  6. マキマと早川アキに関する感想や評価
  7. マキマと早川アキの契約まとめ

マキマと早川アキとは?

チェンソーマンの作品情報

主人公・デンジの3年先輩のデビルハンター、早川アキと彼の上司マキマを特集します。これから、早川アキとマキマの契約の意味やマキマが洗脳を行った理由、そしてマキマの正体・目的などを探っていきますが、その前にまずはチェンソーマンの作品情報をお届けします。最初にチェンソーマンの作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

チェンソーマンの概要

「チェンソーマン」は、藤本タツキの創作による漫画で、集英社のWebサイト「少年ジャンプ+」にて現在も連載中の作品です。チェンソーマンが初めて世に出たのは、週刊少年ジャンプ2019年1号のことで、連載は第1部終了時の2021年2号まで続きます。その後、第2部「学園編」より上記Webサイトに移籍しました。単行本は14巻まで発売され、2023年4月時点での累計発行部数は2400万部を突破しています。

概要のイメージ

また、漫画「チェンソーマン」のメディア展開としては、テレビアニメ版と舞台版が挙げられます。テレビアニメ作品は2022年10月から12月までテレビ東京系列などで放送され、舞台作品『チェンソーマン』ザ・ステージについては2023年に上演予定となっています。

「チェンソーマン」には、過去のホラー映画のパロディやオマージュが頻繁に現れます。作者の藤本タツキは、インタビューの中で、1974年に公開されたアメリカのホラー映画「悪魔のいけにえ」からインスピレーションを得たことを明かしています。なお、タイトルの「チェンソー」は、木材切断などに使われる鎖鋸を意味しており、「悪魔のいけにえ」などのホラー映画では殺人鬼を象徴するアイコンとなっています。

チェンソーマンのあらすじ

あらすじのイメージ

この物語では、悪魔の脅威が日常生活の中に入り込んだ架空の都市で起きる出来事が描かれます。主人公デンジは、父親の遺した巨額の借金を返済するため、危険を顧みずデビルハンターとして働いています。ある日、デンジは、凶暴極まりないゾンビの悪魔と契約したヤクザによって命を奪われます。しかし、相棒ポチタが機転を利かせてくれたことで、デンジの体は再生され復活を遂げるのです。そこからデンジによる新たな冒険が始まりました。

マキマのプロフィール

マキマは、内閣官房長官直属のデビルハンターで、公安対魔特異4課でリーダーを務めています。主人公デンジの上司にあたる女性です。三つ編みにまとめたチェリーピンクの髪と同心円状に広がる瞳が人の目を引きます。優しく人懐っこい一面を持ちながらも、非情で容赦のない冷徹さも併せ持っており、正確も一筋縄ではいきません。周囲の人々を引き付ける謎めいた魅力を持つ一方で、人々から畏れを抱かれる存在となっています。

ある日、ゾンビ退治の任務に向かったマキマは、偶然デンジと出会います。デンジの素質を見抜いたマキマは、彼を公安対魔特異4課に招きました。デンジも含めて個性の強い特異4課のメンバーたちをまとめ上げられるのは、ひとえに彼女の肉体的、精神的、戦闘的な面での超人的な能力によるものです。

マキマの正体は、内閣総理大臣と契約した支配の悪魔と言われています。物事を掌握する力を持っており、チェンソーマンにより消し去られた悪魔の名前も、一定の期間なら覚えていることが可能です。また、格下の相手であれば思いのままに操ることができるほか、契約により攻撃を受けてもそのダメージを日本国民に転嫁することで、自身はほぼ不死身となっています。

早川アキのプロフィール

早川アキは、公安対魔特異4課所属の男性隊員です。後頭部の高い位置でまとめた特徴的な髪型をしています。銃の悪魔に殺害された両親と弟の仇を取るため、デビルハンターの道を選びました。銃の悪魔を討つためなら、死をも恐れない強い信念を持っています。

普段は冷酷な雰囲気を漂わせていますが、実のところ根は心優しく情に厚い性格をしています。バディ(相方)である姫野とは付き合いも長く、互いに深い信頼でつながっています。また、マキマを「命の恩人」と呼んでおり、特別な存在となっているようです。

当初、アキは狐の悪魔や呪いの悪魔と契約を交わしていました。戦闘の際には悪魔の力を駆使して戦いますが、悪魔の力を繰り返し使うことで寿命をすり減らしています。サムライソードとの戦いで狐の悪魔に見捨てられ、また、寿命が減りすぎたため呪いの悪魔の力も使えなくなりました。その状態を打開するため新たに未来の悪魔と契約し、さらには天使の悪魔のバディとなることで寿命武器の刀を手に入れ戦いに臨むようになります。

アキは、公安対魔特異4課に加入してきたデンジとパワーの監視役兼保護者として一緒に暮らすようになります。最初は自己中のデンジとパワーに頭を悩ませますが、共に暮らすうちに2人は彼にとってかけがえのない存在となっていきます。銃の悪魔討伐が悲願だったにもかかわらず、アキは2人を失うことを恐れ、作戦への参加をためらいます。しかしその後は、銃の悪魔討伐のため、マキマの能力の支配下に入ることになりました。

アニメ『チェンソーマン』公式サイト

マキマと早川アキの契約とは?洗脳の理由を考察

マキマと早川アキの契約とは?

マキマと早川アキの契約とは、どのようなものだったのでしょうか?この契約の内容について、マキマとアキの間で次のようなやり取りがありました。アキが「どんな悪魔であっても、いかなる契約でもします」と言うと、マキマは「それなら私と契約しよう。早川君の全てをくれるのなら、私が力を与える」と答えています。このやりとりから、アキはマキマから何らかの力を受け取っていると推測されます。

この時、アキは力をもらうと同時にマキマに体を乗っ取られてしまったのかもしれません。また、このセリフに動揺を隠せないアキに対して、「これは命令です」とキッパリと言い、強引に契約させてしまいました。

アキが自由意思で契約したようには見えなかったことから、この時にも正体が支配の悪魔であるマキマが力を使った可能性が考えられます。以前、マキマはサンタクロースの弟子であるトーリカを半ば強制的に闇の悪魔と契約させました。その時、トーリカはマキマの支配能力によって操られ、いいように利用された挙句に命を奪われました。マキマの支配能力は、死体でさえも支配することができる恐ろしいものです。

マキマが早川アキを洗脳した理由

早川アキは、幼少期に銃の悪魔によって両親と弟の命を奪われ、銃の悪魔を倒すことを目標にして生きてきました。しかし、アキもまた命を奪われる運命にあります。ここで、チェンソーマン作中で彼が辿った経緯について考察してみます。

アキは、マキマの物事を掌握する能力によって、好意を抱くように洗脳されていたのです。マキマの正体は内閣総理大臣と契約した支配の悪魔であり、自身より格下の者を支配していました。アキはマキマの部下でしたから、容易に支配できたと考えられます。アキに自身が好きだと洗脳することも簡単だったことでしょう。

マキマがなぜアキを洗脳したのかについては、よくわかっていません。少なくとも、チェンソーマン第1部の最終巻である11巻までにおいて、マキマが洗脳した理由は明かされていません。物事を掌握する力を持ち、正体は支配の悪魔であるマキマは、アキを支配し操ることも可能でした。あえてアキに自身のことを好きだと洗脳する必要などなかったと言えるでしょう。

だた、洗脳するメリットを考えるならば、マキマを好きだと洗脳することでわざわざ能力を使わなくてもアキを自在に操ることが可能となります。洗脳によってマキマに好意を抱いているアキは、マキマの言うことを何のためらいもなく聞き入れるので、マキマにとっては好都合な存在でした。

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早川アキの好きな人はマキマ?記憶の置き換えがあった?

早川アキの好きな人はマキマ?

その正体は沈着冷静でクールな雰囲気のイケメンである早川アキが好意を寄せる相手はいるのか、そしてその相手は一体何者なのか気になるところです。以下では、チェンソーマンにおけるアキの恋愛対象について解説していきます。

これまでの流れでおわかりでしょうが、アキが好意を寄せているのは公安対魔特異4課のリーダーのマキマです。マキマはアキの直属の上司となります。チェンソーマンの漫画1巻2話では、マキマに憧れてデビルハンターになったデンジに対して、アキは次のように言って牽制しています。マキマを上司として尊敬していることが伺えます。

マキマさんはなぁ…お前みたいなチンピラが好きになっていい人間じゃねえんだよ!

アキは、優しく人懐っこい性格と冷静でリーダーシップを発揮するマキマに対して最初は憧れのような感情を抱いていたと考えられます。ところが、物語が進むにつれて、憧れは恋愛へと変化し、マキマはアキの好きな人になっていったのです。

早川アキとマキマは恋愛関係にならない

早川アキの好きな人がマキマであることはわかりましたが、果たしてアキとマキマの関係は、恋愛関係に発展するのでしょうか?

恋愛のイメージ

この問題については、アキとマキマの置かれている立場を最初に考慮する必要があります。マキマはアキの職場での上司です。アキは、恋愛感情の前にマキマに対して上司として好意を抱いているようです。アキは、デビルハンターの中では理性的に物事を判断する常識人です。したがって、アキはマキマとの格の違いを客観的に受け入れていると考えられます。そう考えると、アキとマキマの関係は恋愛関係には発展しないでしょう。

アキは、自分がマキマを好きだと認識しているものの、関係を進展させたいとは望んでいなかったと考えられます。一般的に人を好きになるのは、相手の外見や性格の魅力、優しさに触れるなどがきっかけとなることが多いとされています。アキがマキマを好きになったのもこうした理由によると考えられてきましたが、原作漫画の9巻第74話で、マキマを好きな理由をアキ自身もわかっていないことが明らかになりました。

早川アキの記憶の置き換え前の好きな人は姫野だった?

チェンソーマン作中では、アキはマキマが好きだと言っていましたが、ネット上では「実際にはアキは姫野が好きだったのでは?」という声が多く挙がっています。その一方で、ネット上の声にある姫野はアキのバディで、2人はチームを組んでいました。マキマの洗脳がなければ、2人が恋人になっていた可能性もあるでしょう。原作漫画の3巻第22話では、デンジとの会話の中で姫野はアキへの恋心を明かしていました。

チェンソーマン作中では、アキと姫野の日常の光景が描かれています。週に一度、宅飲みを楽しんでいたり、洗面所には2つの歯ブラシが置かれています。この描写から、洗脳前のアキと姫野は、半同棲生活を送っていたと考えられます。そのほか、2人が一本のタバコを仲良く吸うシーンは、極めて自然であり、恋人そのものと言ってよい間柄に見えました。

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マキマの正体や目的

マキマの正体

ここからは、マキマの正体や目的について考察していきます。マキマは、容姿こそ人間ですが、その正体は「物事を掌握する力」を持った「支配の悪魔」です。マキマは、この能力を使ってアキを洗脳していたのですが、2人が交わしていた契約はどのようなものだったのでしょうか?

この契約の内容について、マキマとアキの間で次のようなやり取りがありました。アキが「どんな悪魔であっても、いかなる契約でもします」と言うと、マキマは「それなら私と契約しよう。早川君の全てをくれるのなら、私が力を与える」と答えています。このやりとりから、アキはマキマから何らかの力を受け取っていると推測されます。

この時、アキは力をもらうと同時にマキマに体を乗っ取られてしまったのかもしれません。また、このセリフに動揺を隠せないアキに対して、「これは命令です」とキッパリと言い、強引に契約させてしまいました。

アキが自由意思で契約したようには見えなかったことから、この時にも正体が支配の悪魔であるマキマが力を使った可能性が考えられます。以前、マキマはサンタクロースの弟子であるトーリカを半ば強制的に闇の悪魔と契約させました。その時、トーリカはマキマの支配能力によって操られ、いいように利用された挙句に命を奪われました。マキマの支配能力は、死体でさえも支配することができる恐ろしいものです。

マキマの目的

では、マキマがアキに対してこのような行動をとった目的は何だったのでしょうか?彼女の目的は、チェンソーマンの主人公デンジから全てを奪うことであり、その目的ために家族のような存在のアキを銃の魔人に変えてしまったのです。最終的には、デンジに、銃の魔人となったアキを殺させるという目的を達成しようとしていました。彼女はデンジを追い詰めることを目的として、アキを利用する計画を進めていたのです。

アキは、銃の悪魔打倒を掲げて悪魔との戦いに挑んでいましたが、結局は正体が支配の悪魔であるマキマの目的のために利用され、銃の悪魔に命を奪われてしまいました。打倒するために人生をかけてきた銃の悪魔に殺されるという最期は、非常に辛いものであったと言えるでしょう。

一方、なぜマキマはデンジのすべてを奪おうとしていたのでしょうか?その理由については、以下のようなエピソードがあります。マキマは、デンジとチェンソーの悪魔ポチタとの契約を解除することを目的としていました。デンジとポチタの契約解除という目的のためには、デンジを絶望させるしかないと、マキマは考えたのです。

正体が支配の悪魔であるマキマは、デンジを絶望させることを目的に計画を練り行動します。彼女は、最初にデンジにアキなどとの普通の生活を与え、その後全てを奪ってしまうという残酷な計画を思いつき実行に移しました。

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早川アキの死亡シーンと復活の可能性

早川アキの死亡シーン

ここからは、チェンソーマンの早川アキの死亡シーンと復活の可能性について考察していきます。まずは、アキの死亡シーンからです。

早川アキは、デンジやパワーと共に生活する中で、2人との絆が深まってきたことを感じます。その後、闇の悪魔との激しい戦いで、デンジとパワーが致命傷を負う事態となってしまいます。アキは、大切な家族を再び失うかもしれないと恐怖を抱きます。デンジとパワーを守りたい一心から、アキは岸部隊長に対して、銃の悪魔討伐遠征に不参加の意思を伝えました。

さらにアキは、自分自身を差し出すからデンジとパワーの幸せを奪わないでほしいとマキマに懇願します。正体が支配の悪魔であるマキマは、ここぞとばかりにアキに契約するよう促しました。契約によりマキマの支配下に置かれたアキは、銃の悪魔によって殺され身体を乗っ取られます。アキは銃の魔人となってしまいました。

やがてアキとデンジの戦闘が始まり、デンジは銃の魔人を撃破します。アキは、死者の姿になった時には銃の悪魔に体を乗っ取られていたため、アキを殺したのは銃の悪魔であると結論付けられました。

早川アキの復活の可能性

復活のイメージ

悪魔が人間の亡骸に宿り、魔人となることがあります。魔人は現世で倒されても、地獄で再び復活することができるのです。アキは死体の状態で銃の悪魔に取り憑かれ、デンジによって討たれました。そのため、アキの復活の可能性は極めて高いと考えられます。

ただし、復活して現世に戻るためには地獄で死亡しなければなりません。現時点では、チェンソーマンにおいて早山アキの復活について具体的な描写はないため確証はありませんが、アキの復活はゼロではないと推測されています。

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マキマと早川アキに関する感想や評価

ここまでチェンソーマンのマキマと早川アキ特集をお届けしてきましたが、最後にマキマと早川アキに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、マキマの人格について述べているツイートからです。彼女はアキやデンジと恋愛できるような人ではないと言います。アニメでの登場時のBGMも恐怖に満ちているそうです。

続いて紹介するのは、マキマに対するアキの思いを語るツイートからです。この記事でも指摘したように、恋愛感情というよりも(上司に対する)崇拝や敬愛の念に近いそうです。

最後に紹介するのは、マキマの洗脳の凄まじさを語るツイートからです。アキがマキマを好きになったことまで洗脳によるものとは、さすがに思ってもみなかったとのことです。

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マキマと早川アキの契約まとめ

ここまで、チェンソーマンのマキマと早川アキにスポットを当て、2人の間で結ばれた契約や、記憶の書き換え・洗脳の目的などについて考察してきました。

まとめのイメージ

マキマは、男性の感情を操る力を持つ支配の悪魔と契約していたと考えられます。マキマは「物事を掌握する能力」を使って、自分に好意を抱くようアキを洗脳していました。ただ、どのような目的で洗脳したかについては、現時点ではよくわかっていません。あえて洗脳によるメリットを挙げるなら、自身を好きだと洗脳することで能力を使わなくてもアキを自在に操ることが可能となったことがあります。

しかし、この2人の関係が恋愛関係に発展する可能性は低いと考えられます。いくら洗脳されていてもアキにとってマキマは職場の上司です。好きという感情の前に、アキとマキマの間には「格」の違いが厳然とあり、理性的に物事を判断する常識人であるアキに重くのしかかっているからでした。

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