【テラフォーマーズ】ジョージ・スマイルズは前日譚の主人公！戦闘能力や最後は？

『テラフォーマーズ』に登場するジョージ・スマイルズは、前日譚で死亡した｢バグズ1号｣の乗組員として知られています。しかし、ジョージ・スマイルズはニュートン一族の1人であり、本編に多大な影響を与えています。本記事では、ジョージ・スマイルズについて、戦闘能力や剣、死亡した最後などを紹介します。まずは、ジョージ・スマイルズが登場する『テラフォーマーズ』の作品情報とあらすじについて、簡単に紹介していきます。

ジョージ・スマイルズが登場する『テラフォーマーズ』とは、人類とゴキブリの戦いを描いた貴家悠と橘賢一の漫画作品です。『テラフォーマーズ』は2011年に｢ミラクルジャンプ｣で発表され、2012年から｢週刊ヤングジャンプ｣で連載が行われています。2023年5月現在、『テラフォーマーズ』の単行本は合計22巻刊行されており、シリーズ累計発行部数が2200万部を超えるほどの人気を博しています。

この人気から、『テラフォーマーズ』は2023年5月現在までに、テレビアニメや実写映画などが制作されています。しかし、原作者の貴家悠が体調不良を起こし、『テラフォーマーズ』は2018年から連載を休載しています。そのため、『テラフォーマーズ』は数多くのファンから打ち切りを心配されています。

時は西暦2599年。地球は｢火星移住計画（テラフォーミング計画）｣を立案し、火星に大量のゴキブリを放ちました。ある日、主人公の小町小吉は｢バグズ2号｣の乗組員に選ばれ、火星のゴキブリの駆除と清掃を命じられます。しかし、合計15人の｢バグズ2号｣の乗組員は火星に到着した際、｢テラフォーマー｣という進化したゴキブリの襲撃を受けます。そして、人類と進化したゴキブリ｢テラフォーマー｣の戦いが始まることになるのでした。

本記事で、戦闘能力や剣、死亡した最後などを紹介するジョージ・スマイルズとは、『テラフォーマーズ』に登場するキャラクターの1人です。ジョージ・スマイルズは既に死亡している故人のキャラクターであり、前日譚の『テラフォーマーズ1』で活躍が描かれています。『テラフォーマーズ1』の作中で、ジョージ・スマイルズは｢バグズ1号｣に乗り、火星でゴキブリの調査・捕獲や無人機の通信途絶の原因調査を行おうとしました。

しかし、進化したゴキブリ｢テラフォーマー｣が襲来し、｢バグズ1号｣の乗組員は全滅します。この時、ジョージ・スマイルズは｢テラフォーマー｣のサンプルを地球に送って死亡し、壮絶な最後を遂げてしまいました。その後、ジョージ・スマイルズは『テラフォーマーズ』の本編に大きな影響を与えることになりました。ちなみに、ジョージ・スマイルズは｢バグズ1号｣の乗組員のリサ・オイカワにプロポーズし、OKを貰っています。

人間に昆虫や動物の力を与える｢バグズ手術｣と｢M.O.手術（モザイクオーガンオペレーション）｣は、小町小吉や膝丸燈に完成した技術です。そのため、前日譚に登場するジョージ・スマイルズは、｢バグズ手術｣を受けておらず、昆虫や動物の能力を一切持っていません。しかし、ジョージ・スマイルズはニュートン一族の人間であるため、人間離れした身体能力や特別な能力を持っていたと考えられます。

上述で紹介した通り、ジョージ・スマイルズは｢バグズ手術｣や｢M.O.手術｣を受けていません。また、ジョージ・スマイルズは臆病な性格をしており、周囲から｢ビビリ｣といわれています。しかし、ジョージ・スマイルズはニュートン一族の人間であるため、｢テラフォーマー｣が戸惑うほどの覇気を身に纏っています。また、ジョージ・スマイルズは戦闘能力も高く、長剣で｢テラフォーマー｣を瞬殺する姿を見せています。

｢マーズランキング｣とは、火星におけるゴキブリ制圧能力を測ったランキングです。｢バグズ手術｣や｢M.O.手術｣を受けていないジョージ・スマイルズは、｢マーズランキング｣で最下位のように見えます。しかし、ジョージ・スマイルズはニュートン一族の血が流れており、生身の身体で｢テラフォーマー｣に勝利しています。そのため、ジョージ・スマイルズは死亡していなければ、｢マーズランキング｣で上位に入ったことでしょう。

前日譚の『テラフォーマーズ1』の作中で、ジョージ・スマイルズは｢バグズ1号｣に乗り、火星へ向かいます。当初、ジョージ・スマイルズ含む｢バグズ1号｣の乗組員は、簡単な仕事だと考えていました。しかし、火星で｢テラフォーマー｣の襲撃を受け、｢バグズ1号｣の乗組員は次々と殺されてしまいます。この時、ジョージ・スマイルズは長剣とニュートン一族の血を使い、｢テラフォーマー｣に善戦します。

しかし、ジョージ・スマイルズは瀕死の重傷を負い、地球に｢テラフォーマー｣の頭部を送り届けました。そして、ジョージ・スマイルズは最後を遂げ、｢バグズ1号｣の乗組員が全滅します。その後、地球の指導者や科学者は｢テラフォーマー｣の頭部を使い、｢バグズ手術｣や｢M.O.手術｣を開発しました。

ジョージ・スマイルズは長剣で｢テラフォーマー｣を撃破したものの、他の乗組員と共に死亡します。その後、｢テラフォーマー｣はジョージ・スマイルズの長剣を｢神器｣とし、奉りました。そして、ジョージ・スマイルズの長剣は｢アネックス1号｣のシルヴェスター・アシモフがピラミッドで発見し、回収されることになりました。

『テラフォーマーズ』の前日譚に登場するジョージ・スマイルズは、アレクサンドル・グスタフ・ニュートンの孫であり、ニュートン一族の1人に数えられています。作中で、アレクサンドル・グスタフ・ニュートンは孫が残した｢テラフォーマー｣の頭部を｢人間を超える｣と評し、不穏な姿を見せていました。しかし、アレクサンドル・グスタフ・ニュートンとジョージ・スマイルズが親密な関係にあったのかは、一切不明となっています。

ニュートン一族のジョージ・スマイルズとジョセフ・G・ニュートンは、同じ血が流れている親戚同士です。また、ジョセフ・G・ニュートンは『テラフォーマーズ』の作中で、ジョージ・スマイルズと同じ長剣を使っています。そのため、ジョージ・スマイルズとジョセフ・G・ニュートンは、何らかの繋がりがあると考えられます。しかし、ジョージ・スマイルズとジョセフ・G・ニュートンの関係は、未だ明かされていません。

残念ながら、ジョージ・スマイルズが｢バグズ1号｣に志願した理由は、前日譚の『テラフォーマーズ1』の最後まで明かされませんでした。ジョージ・スマイルズと血の繋がりがあるジョセフ・G・ニュートンは、非常に自信家な性格をしており、自身を｢人類の到達点｣と称しています。また、他のニュートン一族も傲慢な自信家であり、世界最強を自負しています。

そのため、ニュートン一族のジョージ・スマイルズは、初めて火星に足を踏み入れた人間になるため、｢バグズ1号｣に志願したと考えられます。実際、ジョージ・スマイルズは努力だけで試験を突破し、｢バグズ1号｣の乗組員に選ばれています。

ジョージ・スマイルズが最後を遂げた後、｢バグズ1号｣は｢テラフォーマー｣に占領されます。｢バグズ1号｣を占領した｢テラフォーマー｣は、艦内の武器を使い、｢バグズ2号｣の乗組員を襲撃しました。その後、｢テラフォーマー｣はニュートン一族の手を借り、強力な個体を｢バグズ1号｣で地球に送り込みました。

『テラフォーマーズ』の前日譚に登場するジョージ・スマイルズは名前から、｢じょうじ｣という｢テラフォーマー｣の声と関係していると考察されています。実は、｢テラフォーマー｣は前日譚でジョージ・スマイルズの名前を聞き、｢じょうじ｣と喋るようになりました。しかし、これは後付けであり、担当編集者の思い付きで偶然｢じょうじ｣になったと原作者の貴家悠がコメントしています。

『テラフォーマーズ』に登場するジョージ・スマイルズには、｢じょうじ｣との関係を疑問視する感想が多く寄せられていました。前日譚の作中で、ジョージ・スマイルズは周囲から｢ジョージ｣と呼ばれていました。これをゴキブリの｢テラフォーマー｣は耳にし、｢じょうじ｣と喋るようになったことが分かっています。

『テラフォーマーズ』に登場するジョージ・スマイルズには、ジョージ・スマイルズがかっこいいといった感想も寄せられていました。ジョージ・スマイルズは当初、臆病なキャラクターだと思われていました。しかし、ジョージ・スマイルズは前日譚の後半でニュートン一族の力が覚醒し、｢テラフォーマー｣を瞬殺するかっこいい姿を見せました。この姿から、ジョージ・スマイルズは高い人気を博しています。

『テラフォーマーズ』に登場するジョージ・スマイルズには、ブラディーミル・A・スマイルズとの関係を疑う感想も見受けられました。ロシア連邦大統領のブラディーミル・A・スマイルズは、ジョージ・スマイルズと名前が一致しています。また、ブラディーミル・A・スマイルズはニュートン一族に対し、強い対抗心を抱いています。そのため、ブラディーミル・A・スマイルズはジョージ・スマイルズの関係者だと考えられます。

本記事では、ジョージ・スマイルズについて、戦闘能力や剣、死亡した最後などを紹介しました。確かに、ジョージ・スマイルズは｢テラフォーマー｣に敗れ、前日譚で死亡してしまいました。しかし、ジョージ・スマイルズは｢テラフォーマー｣の頭部を送ったことで、｢バグズ手術｣や｢M.O.手術｣の開発を実現させました。そのため、ジョージ・スマイルズは『テラフォーマーズ』のシリーズで非常に重要なキャラクターだといえるでしょう。