【ワンピース】過剰な覇気は悪魔の実の能力を無効化？ローの女体化シーンを考察

「日本人ならばその名前を知らない人はいない」とまで評される漫画「ワンピース」には、覇気という能力が登場します。ストーリーが進むにつれて、「過剰な覇気」が出てきたことでファンを驚かせました。この記事では、ワンピースの過剰な覇気とは何かについて特集します。ドクQの能力で、トラファルガー・ローが女体化したシーンをはじめ、過剰な覇気と悪魔の実の能力を無効化できそうなキャラクターなどを考察していきます。

ワンピースは、日本の少年漫画界のみならず、世界における「MANGA」のアイコン的存在として認識されています。その人気はとどまることを知らない状況であり、新規のファンを増やし続けていました。また、2022年に公開された映画版「ONE PIECE FILM RED」 が、記録的な大ヒットを飛ばしたことでも記憶に新しい作品です。この章では、ワンピースの作品情報として、概要と序盤の簡単なあらすじを紹介していきます。

ワンピースの原作者は、尾田栄一郎です。同作品は、週刊少年ジャンプ1997年34号より、連載がスタートしました。2023年5月現在、最終章が連載されています。ワンピースの単行本は、105巻まで刊行されており、ジャンプ漫画では「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に次ぐ巻数を記録しました。また、ワンピースは、テレビアニメ版が1999年より放映が開始されており、こちらも20年以上続くロングヒットを記録しているのです。

ワンピースは、海賊を主軸にした海洋冒険ファンタジー作品です。ジャンプ漫画の専売特許ともいえる、バトルの要素もふんだんに盛り込まれました。海賊王に憧れているモンキー・D・ルフィは、ゴムゴムの実を食べたことで、ゴム人間になります。そして、自分の夢を実現するべく、航海開の旅へと出ました。行く先々でルフィは、様々な人々に遇いますが、その中には敵もいれば苦楽をともにする仲間たちもいたのです。

• 覇気の種類：気合、気配、威圧、気迫、闘争心、殺気など
• 覇気の色：武装色の覇気、見聞色の覇気、覇王色の覇気

ワンピースに登場する覇気とは、多くの謎に包まれている能力です。「全世界の全ての人に潜む意志の力」であることが、明らかになりました。たとえば、「気合」や「気迫」などです。ワンピースのキャラクターで覇気を使えるものとは、それらの目に見えない感覚を操っていることが示唆されました。また、覇気には上記の通り3色の色が存在し、実力がある者は2色、強者になると全ての色を修得しているとのことです。

覇気は、全ての人類が有している潜在能力です。それでいて多くの人々はその力に気づくことなく、引き出そうにも引き出せないという一面がありました。また、覇気は消耗するものであることから、長期戦になると不利になるという欠点があります。

ワンピースの原作漫画1063話で、ドクQがシクシクの実の能力で、トラファルガー・ローの身体を女体化したシーンがありました。するとローは、覇気を使って女体化を解除して、ドクQと対峙したのです。この時、彼が「過剰な覇気に能力は通じねぇ」と発言したことで、「過剰な覇気とは何か？」という疑問がファンの間で巻き起こり、多くの考察が生まれました。

ドクQがローを女体化させた能力については、実は正体が明らかにされていません。しかし、ローはそれが悪魔の実の能力だと判断して、自分の過剰な覇気によってドクQの能力を封じたのです。この描写から、「過剰な覇気は悪魔の実の能力を無効化できる」という説が生まれ、ファンの間で積極的な考察がなされました。

しかしながら、覇気を使える者が全ての悪魔の実の能力を無効化できるのかといえば、決してそうではありません。仮にそうであれば、覇気持ちの方が悪魔の実の能力者よりも強いということになり、ストーリーにおける両方のパワーバランスが崩れてしまうからです。あくまでも、ドクQを抑え込めたローのように過剰な覇気の持ち主でなければ、悪魔の実の能力と対等以上に戦えないという考察が、大勢を占めました。

また、たとえ過剰な覇気の持ち主であっても、「悪魔の実が覚醒した相手には過剰な覇気が通じないのではないか？」という考察が多く見受けられます。悪魔の実の覚醒については、カイドウが「覚醒は、能力に心身が追いついた時に起こる」と述べていました。過剰な覇気と覚醒した悪魔の実の能力がぶつかり合った時には、悪魔の実側が勝つことが予想されるのです。

ワンピースの熱心なファンの間では、「このキャラクターが過剰な覇気を持っていれば、悪魔の実の能力を無効化できそう」という考察が頻繁に行われているとのことです。その筆頭に挙げられるのは、ルフィです。ルフィは、ワノ国編のクライマックスで、実は自分が食べた悪魔の実の正体が「ヒトヒトの実 モデル”ニカ”」だったことが判明しました。その能力を用いて、最強と謳われたカイドウをも倒したのです。

さらにルフィは、覇気を使っているような描写もされていました。仮にルフィの覇気が過剰な覇気だとすれば、ヒトヒトの実との相乗効果で悪魔の実を無効化できるかもしれないとのことです。

ユースタス・キッドとは、最悪の世代の一人で、キッド海賊団の団長です。ジキジキの実の能力者であるキッドも、「過剰な覇気持ちであれば、悪魔の実の能力を無効化できるだろう」と多くのファンの間で高評価されました。しかしながら、最終章にてシャンクスの「神避」を相棒のキラーとともに食らってしまい、現在消息不明です。キラーともども再登場が待たれています。

「黒ひげ」ことマーシャル・D・ティーチは、現四皇の一人である強者です。黒ひげ海賊団を率いている彼は、悪魔の実の歴史上で最も凶悪とされるヤミヤミの実の能力者でした。闇人間の能力を駆使して、常にルフィの反対側に立つ彼は、今後もルフィを脅かすだろうと推察されています。彼もまた、「過剰な覇気を持っていれば、悪魔の実に対抗できる存在になるだろう」とファンの間で考察されました。

赤髪のシャンクスは、ルフィの憧れの存在である海賊です。シャンクスは、覇王色の覇気、見聞色の覇気、武装色の覇気の全ての覇気を使うことができました。また、最終章にてゴールド・ロジャーの得意技神避を繰り出すなど、チートキャラ化しつつあります。シャンクスが過剰な覇気の持ち主である可能性は高く、悪魔の実の能力を無効化できる人物の最右翼と位置付けられました。

この章では、ワンピースの過剰な覇気に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。過剰な覇気は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、ワンピースを考察していると思われる方のツイートです。過剰な覇気について、悪魔の実の能力が効かないと捉えた時に、ルフィとクロコダイルの戦いにおいて、クロコダイルが覇気を使わなかった理由を考察していました。

こちらは、ワンピースの大ファンだと思われる方のツイートです。過剰な覇気について考えていた時に、その能力の持ち主であれば、ウタワールドからも脱出できるのではないかと推察しています。

こちらは、ワンピースを熱心に読んでいる方のツイートです。ドフラミンゴの寄生糸をルフィが切ることができた理由が、過剰な覇気にあるのではないかと分析していました。

この記事では、ワンピースにおける過剰な覇気について考察してきました。過剰な覇気は、最終章においても登場するだろうと推察されています。過剰な覇気に注目して、ワンピースを見てください。