【オーバーロード】餓食狐蟲王は五大最悪の外見最悪！イミーナを巣の材料にした？

こちらの記事では、『オーバーロード（OVERLORD）』に登場する、餓食狐蟲王の情報を紹介していきます。オーバーロードの作中では名前が登場する程度で、餓食狐蟲王についての詳しい姿や能力については不明となっています。そのような謎の多いキャラクター、餓食狐蟲王について判明していることをまとめました。餓食狐蟲王について気になっている人は目を通してみてください。

『餓食狐蟲王はイミーナを巣の材料にした？どこにある？』の項目では、餓食狐蟲王の巣とイミーナとの関係を紹介しています。また、『餓食狐蟲王の名前の由来や強さ』の項目では、オーバーロードに登場した餓食狐蟲王の元ネタとなった可能性の高い、実在の寄生虫についてまとめました。下記の項目ではオーバーロードの作品概要を紹介しているので、物語の作者やあらすじやをおさらいしたい人は、そちらにも目を通してみてください。

オーバーロード（OVERLORD）は、2010年から連載が開始された人気ライトノベル作品および、同作品を原作とするアニメ・漫画・ゲーム作品です。原作であるライトノベルは、作者の丸山くがね先生が小説投稿サイト『Arcadia』にて連載を開始した作品となっています。その後、小説投稿サイト『小説家になろう』にも同時投稿を開始しました。

現在はArcadiaと小説家になろうでの更新は止まっており、出版社・KADOKAWAから刊行されている書籍版での連載となっています。書籍版オーバーロードは2023年4月現在、第16巻まで発売されています。本編のコミカライズ版や、スピンオフ漫画などを含めたシリーズ累計発行部数は1100万部を突破し、近年アニメ化した作品の中でも特に人気の高い作品として話題となっています。

また、人気のライトノベル作品情報をまとめたライトノベルのカイドブック『このライトノベルがすごい！』では、2017年版の1位を獲得しています。その翌年の2018年版と2019年版でも、ベスト10に入る人気を見せました。アニメは2022年までに第4期まで放送され、2021年には「聖王国編」のストーリーを描く劇場版の制作が発表されました。

仮想実体感型オンラインゲーム"ユグドラシル"で遊んでいたプレイヤー・モモンガは、ある日、ユグドラシルを通して異世界に転移してしまいます。そこではゲーム内のNPCキャラクターが自らの意思を持って行動していました。モモンガは、自身が所属していたギルド名"アインズ"を名乗り、異世界で世界征服を目指すことになります。

餓食狐蟲王は、主人公のアインズが治めるナザリック大墳墓で、"最悪"の特徴を持つ"五大最悪"と呼ばれているキャラクターの1人です。五大最悪には「拠点最悪」「役職最悪」「性格最悪」「エロ最悪」「外見最悪」の5つの最悪があります。餓食狐蟲王がどの最悪なのかは明言されていませんが、その名前や元ネタとなっている虫の特徴から、外見最悪であると予想されています。

五大最悪の外見最悪とされている餓食狐蟲王は、アウラとマーレが統治する第6階層・巨大樹の一角に存在する蟲毒の大穴の領域守護者です。領域守護者とは、各階層のそれぞれの区画を守護する者のことで、階層守護者の部下にあたります。餓食狐蟲王は名前が登場する程度で、オーバーロードの作中で姿を見せていないため、どのような人物なのか不明な部分が多いキャラクターです。

しかし、同名の寄生虫が実在することから、元ネタである寄生虫とにた能力や特性を持っていることが予想されます。元ネタの寄生虫については『餓食狐蟲王の名前の由来や強さ』で詳しく紹介しているので、目を通してみてください。餓食狐蟲王の種族については、異形種であることが判明しています。

餓食狐蟲王と関わりの深い登場人物に、イミーナというキャラがいます。イミーナはナザリック大墳墓に侵入したワーカー（冒険者組合に所属しない者）で、フォーサイトというチームに所属していた女性メンバーでした。イミーナはナザリック大墳墓の第6階層でアインズと対峙し、戦闘になります。アインズに敗北したイミーナは、その後麻痺させられ、餓食狐蟲王がいる蠱毒の大穴へと送られることになりました。

そこでイミーナは、同じファーサイトのメンバーで恋人でもあるヘラッケンと共に、餓食狐蟲王の巣の材料にされます。餓食狐蟲王の巣についての詳しい描写は作中で描かれていないため、イミーナとヘラッケンがどのようにして巣の材料となったのかは判明していません。

しかし、作中での「体重が増えた」という描写や、餓食狐蟲王の元ネタとなった寄生虫の特徴から、その後については予想できます。イミーナとヘラッケンが餓食狐蟲王の元に送られ、どのような結末を迎えたのかについては、下記の『餓食狐蟲王の巣はどこにある？』の項目で考察を交えて紹介します。

オーバーロードの作中では、餓食狐蟲の巣について詳しい形などは明言されていません。しかし、餓食狐蟲王の元ネタとされている芽殖孤虫の生態や、五大最悪の"外見最悪"と言われていることから、餓食狐蟲王の巣は人の体の中に作られていると予想されます。餓食狐蟲王の元ネタである芽殖孤虫は、人間や動物の体内に入り込み、宿主の栄養を吸収して増殖します。そして最後には宿主の皮膚を破って体外に出ます。

オーバーロードの作中でも、イミーナたちの体重が増えたという描写があることから、元ネタの芽殖孤虫と同様に、餓食狐蟲王もイミーナたちの体内で数を増やしていたと予想されます。芽殖孤虫は、手術を行わなければ寄生された宿主が100％死にいたることから、餓食狐蟲王に寄生されたイミーナたちも、その後死亡した可能性が高いでしょう。

五大最悪の1人、餓食狐蟲王の元ネタとなったのは、実在する芽殖孤虫とされています。餓食狐蟲王の元ネタについては明言されていませんが、餓食狐蟲王と芽殖孤虫は読み方が「がしょくこちゅう」と同じであり、動物の体内に寄生して増殖する特性も類似しています。

餓食狐蟲王は、異形種であることや、第6階層の一角にある蠱毒の大穴の区画の領域守護者であること以外の情報が不明となっています。そのため、属性や種族レベル、カルマ値などの情報は判明していません。しかし、餓食狐蟲王の元ネタである寄生虫・芽殖孤虫が宿主を100％死に至らしめることから、餓食狐蟲王も体内に侵入すれば、高確率で宿主を殺すことができると予想されます。

こちらの方は、餓食狐蟲王について「まさに五大最悪」とコメントされています。オーバーロードの物語を見た人の中には、餓食狐蟲王の元ネタが芽殖孤虫であると気づいた人も多いようで、その性質や宿主になった者の末路を想像して恐怖する様子が見られています。

人体を宿主にする恐ろしい能力や生態から嫌厭されることも多い餓食狐蟲王ですが、こちらの方のように「好き」という意見もあがっています。オーバーロードにはグロテスクな表現や、悪役ともいえるような味方キャラクターが多数登場します。そのような設定に好感を持つ人は、餓食狐蟲王を気に入る可能性が高いかもしれません。

餓食狐蟲王は実在する寄生虫・芽殖孤虫を元ネタとしている可能性が高いキャラクターです。こちらの方は、元ネタの芽殖孤虫の詳細を検索されたようです。餓食狐蟲王の餌食となったイミーナたちがどのような結末を迎えたのか知りたい人は、元ネタについて調べてみると、餓食狐蟲王への理解が深まるかもしれません。

以上、オーバーロードに登場する五大最悪の餓食狐蟲王について紹介してきました。餓食狐蟲王は五大最悪のうちの1つ"外見最悪"だと予想されているキャラクターです。アウラとマーレが守護する第6階層・巨大樹の一角にある蠱毒の大穴の領域守護者で、種族が異形種であること以外、謎に包まれているキャラクターです。作中では、アインズが倒した侵入者に寄生する様子が描かれています。