【オーバーロード】カルカの死亡シーンが悲惨?聖王女の最後と棍棒・下半身とは?

オーバーロードに登場するカルカの死亡シーンが悲惨だと話題になっています。こちらの記事では、オーバーロードに登場するローブル聖王国の女王・カルカの死亡状況や最後の死亡シーンについて紹介しています。カルカがなぜデミウルゴスが扮するヤルダバオトの棍棒となったのか、その理由を知りたい人はこちらの記事をチェックしてみてください。また、腐った下半身の姿になったカルカの最後についても紹介しています。

【オーバーロード】カルカの死亡シーンが悲惨?聖王女の最後と棍棒・下半身とは?のイメージ

目次

  1. オーバーロードのカルカとは?
  2. オーバーロードのカルカの死亡シーンや聖王女の最後
  3. オーバーロードのカルカの美しい容姿や性格
  4. オーバーロードのカルカの強さや使用魔法
  5. オーバーロードのカルカに関する感想や評価
  6. オーバーロードのカルカの死亡まとめ

オーバーロードのカルカとは?

こちらの記事では、『オーバーロード(OVERLORD)』の物語で悲惨な最後を迎えた人物、カルカの情報を紹介していきます。聖王女と呼ばれていたカルカの最後が、どのような死亡シーンだったのか気になっている人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

他にも、カルカのプロフィールや見た目、強さや能力などについても紹介しています。まずは、下記の項目でカルカが登場した作品、オーバーロードの概要と物語のあらすじを紹介しているので、作品情報をおさらいしたい人はそちらにも目を通してみてください。

オーバーロードの作品情報

オーバーロードの概要

オーバーロードは、2023年4月現在までにアニメが4期まで制作されている人気作品です。オーバーロードの原作はライトノベルで、丸山くがね先生が小説投稿サイト『Arcadia』にて連載を開始した作品となっています。2010年にArcadiaで連載が始まったのち、2012年から近年話題となっている小説投稿サイト『小説家になろう』での連載も開始されました。

現在は小説家になろうにのみ掲載されており、書籍版が第16巻まで発売されています。書籍版ではso-bin先生がイラストや挿絵を担当されています。また、オーバーロードは原作小説を漫画化したコミカライズ版も人気となっています。コミカライズ版では深山フギン先生が作画を担当されており、現在18巻まで刊行されています。

他にも、オーバーロードの本編に登場するキャラクターたちが活躍するスピンオフ漫画作品『オーバーロード 不死者のOh!』や、『MASS FOR THE DEAD』といったゲーム作品も人気となっています。原作小説は、人気のライトノベル作品を取り上げるライトノベルのガイドブック『このライトノベルがすごい!』の1位を獲得したこともあり、2021年12月時点でシリーズ累計発行部数1100万部を突破しています。

オーバーロードのあらすじ

プレイしていたゲームを通じて異世界に転移してしまった主人公は、ゲームに登場していたNPCキャラクターたちが、その世界で自らの意思によって動いていることに気が付きます。たわいない会話の中で主人公が「世界征服」という単語を口にしたことで、主人公を慕うNPCキャラクターたちは、彼を世界の支配者にしようと動き始めることになるのでした。

カルカのプロフィール

王冠のチャーム

カルカは、オーバーロードの物語に登場するローブル聖王国という国の女王です。オーバーロードの作中では、主人公・アインズの部下であるデミウルゴスが扮するヤルダバオトと対峙したことによって、悲惨な最後を迎えることとなりました。この最後の死亡シーンで、ヤルダバオトに棍棒のような扱いをされ、下半身のみの姿となったことから、オーバーロードの読者から「聖棍棒」という愛称で呼ばれることもある人物です。

最後のシーンでは下半身のみとなり、ヤルダバオトの聖棍棒となったカルカですが、生きていた時には「聖王女」と呼ばれ国民に愛されていました。カルカが聖王女と呼ばれていた理由にはいくつかわけがあり、まずは聖女のような性格があげられます。カルカは品行方正で慈しみの心を持つ美しい心の持ち主でした。

女性のシルエット

それに加え「ローブルの至宝」と呼ばれるほどの美貌を持っていたことから、まさに"聖女"として国民に愛されていました。しかし、カルカと同様に国を治める立場にあるバハルス帝国の皇帝ジルクニフからは「八方美人」と言われており、国を治める人物としては素養が足りていないと評価されていました。

カルカは妙齢の女性ということもあり、国政だけではなく、美容や恋愛といったことにも興味があったことが原因だったようです。カルカは「清廉の聖王女」という二つ名を持っていましたが、王位に就いている女性を意味する「女王」ではなく、単なる王族の女性を意味する「王女」と名付けられたのは、そのような蔑称の意味合いも含まれていたようです。

TVアニメ「オーバーロードⅣ」オフィシャルサイト

オーバーロードのカルカの死亡シーンや聖王女の最後

カルカを殺したヤルダバオト(デミウルゴス)とは?

カルカは、オーバーロードの物語で死亡の最後となりました。カルカが死亡した原因は、主人公・アインズの部下であるデミウルゴスが扮した"ヤルダバオト"という怪物に、棍棒のように扱われたことでした。デミウルゴスことヤルダバオトは、自分の主であるアインズの評判を上げるため、ヤルダバオトという化け物にカルカの治める国・ローブル聖王国を襲わせることにします。

ヤルダバオトという怪物をアインズが治めるナザリックが撃破することで、自作自演による友好関係を結ぼうとしたのでした。しかし、デミウルゴスが通常時の姿でローブル聖王国を襲ってしまうと足がついてしまうため、ヤルダバオトという怪物を作り上げて襲撃することにします。

デミウルゴスは人間と同程度の体長や見た目をしていますが、下半身だけの姿となったカルカを棍棒として扱ったヤルダバオトは、巨大な姿をしていました。この巨大な姿のヤルダバオトはデミウルゴスではなく、デミウルゴスの部下の悪魔である憤怒の魔将(イビルロード・ラース)が、転移魔法によってデミウルゴスと入れ替わったものとなっています。

カルカはヤルダバオトに棍棒のように扱われる

カルカがデミウルゴスことヤルダバオトによって、上半身がなくなった棍棒の姿になったシーンは、オーバーロードの原作小説12巻から13巻の物語に登場します。デミウルゴスは主であるアインズの評判をあげるため、自身がヤルダバオトという化け物に扮してローブル聖王国を襲い、アインズがローブル聖王を救出するという作戦を決行しました。

ローブル聖王国は、自国の戦力を使いヤルダバオトに対抗しますが、ヤルダバオトの強さは圧倒的で、カルカは一時撤退することになります。しかし、ヤルダバオトはカルカの逃走を許しません。逃げようとするカルカの下半身を掴んだヤルダバオトは、彼女に「丁度良い武器になると思っていた」と言い、彼女を棍棒代わり使い始めたのです。

下半身を掴まれたカルカは、はじめこそ抵抗していましたが、ヤルダバオトに棍棒として使われているうちに瀕死の状態に陥ります。兵士や地面に叩きつけられたことで、歯も鼻もボロボロになって白目を剥いた姿になったカルカは、死亡こそしていませんでしたが、すでに戦意を喪失していました。ヤルダバオトは、そのような棍棒同然の姿となったカルカの下半身を掴んだまま、彼女を武器として使用しどこかに消え去ってしまいます。

カルカは最後に腐った下半身のみになる

カルカは、オーバーロードの作中で、ヤルダバオトに棍棒として使用され一時消息不明となっていました。その後再びヤルダバオトと登場することになりますが、その時シーンでカルカは下半身のみの状態となっていました。ヤルダバオトが姿を消した後、アインズが率いるナザリックはローブル聖王国の救援に入ります。

しかし、ローブル聖王国がナザリックと合流し、ヤルダバオトが再び人々の前に登場したシーンでのカルカは、腐った下半身のみの状態となっていました。そのシーンでヤルダバオトは「振り回していたら上半身はどこかに行ってしまった」と話しています。オーバーロードの世界では、死亡した後でも魔法によって死者を復活させることができます。

しかし、このシーンのカルカの遺体は下半身のみで、遺体の損傷が激しかったため、並大抵の術者の復活魔法では蘇生を行うことができない状態でした。そのため、カルカはその後のシーンでも生き返ることなく、最後に棍棒として使用され、人生の幕を閉じました。

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オーバーロードのカルカの美しい容姿や性格

カルカの美しい容姿

カルカはヤルダバオトとの戦闘シーンで棍棒にされ、顔面がぼろぼろになり、最後は下半身のみになるという悲惨な死亡を遂げました。しかし、それ以前の彼女は、非常に美しい美貌を持つ聖王女として人々に愛される存在でした。その美しさは「清廉の聖王女」「ローブルの至宝」という二つ名がつくほどで、リ・エスティーゼ王国の第三王女ラナーや、ナザリックのプレアデスにも並ぶほどだとされています。

後ろ姿の女性

また、年齢も20代半ばの妙齢ということもあり、その美貌は全盛期だったことでしょう。しかし、王という身分や、あまりにも美しい容姿を持っていたことから、世の男性からは高嶺の花として扱われていたようです。そのため、本人には結婚願望があったにもかかわらず、生涯独り身の最後を迎えることとなりました。

カルカ本人は、オーバーロードの作中で「素敵な男性に巡り会いたい」という気持ちを心に秘めている様子がありました。しかし、美しい容姿を持ちながら浮いた話が持ち上がらない彼女に、周囲の人間の中には「同性愛者なのではないか?」と考える者もいたようです。自国の騎士団長と神官団長を務めるカストディオ姉妹と非常に仲がよかったことも、そのような噂に拍車をかけた理由でしょう。

カルカの性格

上を向いている女性

オーバーロードは、利己的であったり欲望に忠実なキャラクターが多く登場します。しかし、カルカはそのようなオーバーロードの登場キャラクターの中でも、真に美しい心の持ち主として描かれています。カルカに似た人物として、見た目の美しさや人々に優しいリ・エスティーゼ王国のラナー王女があげられますが、ラナー王女は、自分の好きな相手のためであれば国を犠牲にするという狂気を持っています。

一方で、カルカはアンデッドに対しても人間と対等に見ていたり「弱き民に幸せを、誰も泣かない国を」という指針を掲げている、本物の善人です。結婚願望が強く、美しさのために美容魔法の開発に明け暮れているという一面もありますが、カルカの年齢の女性であれば一般的な感覚だといえるでしょう。そのため、カルカはオーバーロードの作中でも、人として模範的な人物といえます。

サボテンに触れる女性

王でありながら美しい理想を掲げるカルカに対して、バハルス帝国の皇帝ジルクニフは「八方美人」と評価していますが、時には部下をきつく叱り、自国の敵となる者には厳しい処罰を与える毅然とした態度も見せています。

オーバーロードは世界が"弱肉強食"であるという教訓が描かれているため、常識的で優しい心を持つカルカが最後に死亡する結末となりました。しかし、もし他の作品であれば、人の上に立つべき良き王として活躍していたかもしれません。

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オーバーロードのカルカの強さや使用魔法

カルカの強さ

手を銃の形にする女性

オーバーロードの聖王国編では、なすすべなくヤルダバオトの棍棒にされてしまったカルカですが、本来の彼女は「天才」と呼ばれるほどの魔法詠唱者の能力を持っています。15歳の時には第四位階に到達し、オーバーロードの作中では、天使を呼び出すほどの力を見せています。また、ヤルダバオトと対峙する際に「相手の力は本当にこの程度だろうか?」といった鋭い洞察力ものぞかせました。

カルカの使用魔法

杖と本を持った女の子

  • 天使召喚:安寧の権天使(プリンシパリティ・ピース)などの天使を呼び出す
  • 聖なる光線(ホーリー・レイ):対象に光線を放ち攻撃する
  • 最終聖戦(ラスト・ホーリーウォー):冠を収束具とする、聖王国に伝わる大儀式魔法

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オーバーロードのカルカに関する感想や評価

容姿も心も真に美しい聖王女としてオーバーロードに登場したカルカですが、最後のシーンでは見るも無惨な姿となって死亡してしまいました。一昔前の漫画やアニメ作品では、善人が勝利し、悪が敗北するという内容が定説となっていました。しかし、近年の作品ではオーバーロードのように、必ずしも善が悪に勝つという結末とはならないことも多く、漫画読者やアニメ視聴者に新鮮さを与えています。

こちらの方のコメントでは、カルカが登場する聖王国編の物語が劇場版として制作されることを知り「カルカ棒が披露されるのだろうか?」と発言されています。カルカがヤルダバオトによって棍棒として扱われるシーンは、オーバーロードの物語の中でもグロテスクな描写として知られています。そのため、レーティング規制がかかったり、描写が原作と変わるのではないかと不安に思う声が多いようです。

オーバーロードの登場キャラクターの中でも、カルカは清く正しい善人として描かれています。そのような彼女が、敵に棍棒扱いされ、最後には下半身のみの無惨な姿になってしまうことに衝撃を受ける読者の姿が見られています。

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オーバーロードのカルカの死亡まとめ

以上、オーバーロードに登場するローブル聖王国の女王・カルカの死亡シーンについて紹介してきました。カルカは、デミウルゴスが扮する"ヤルダバオト"という怪物に捕まり、棍棒として使用されることになります。そして、最後には上半身が吹き飛び、下半身だけの無惨な姿となってしまいました。オーバーロードの原作読者の間で、このカルカの死亡シーンは特にグロテスクなシーンとして知られています。

2021年にこの聖王国編が劇場版アニメ化するという情報が公開され、現在も制作中となっています。オーバーロードの劇場版アニメ・聖王国編の情報は、オーバーロードのアニメ公式サイトや公式Twitterで見ることができるので、気になった人はそちらのサイトもチェックしてみてください。

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