【葬送のフリーレン】南の勇者が強すぎ？最強といわれる理由やかっこいい魅力を紹介

当記事では「葬送のフリーレン」に登場する南の勇者について、強すぎると言われる能力や最強と言われる理由を考察していきます。さらに、南の勇者は何話で登場するのかを紹介し、かっこいいと評判の魅力に迫っていきます。まず、ここでは「葬送のフリーレン」の作品情報をみていきます。

「葬送のフリーレン」は原作の山田鐘人先生、作画担当のアベツカサ先生によって、2020年4月から小学館の「週刊少年サンデー」にて連載中のファンタジー漫画です。コミックは現在10巻（2023年4月時点）まで刊行されており、累計発行部数は800万部（2023年3月時点）を突破しています。さらに、2021年には第14回マンガ大賞を受賞し、2023年秋季からはテレビアニメも、日本テレビ系列にてスタート予定です。

魔王を倒した勇者ヒンメルと魔法使いフリーレンたち、4人のパーティは王都に凱旋します。そして、半世紀流星を観賞した4人は次も一緒に見ようと約束し、別れました。50年後、長命種のエルフであるフリーレンはすっかり老いたヒンメルたちと再会し、約束通り、流星群を鑑賞します。ほどなく、ヒンメルが亡くなり、フリーレンは彼のことを何も知らなかったことを悲しみました。そこで、フリーレンは人間を知るため、旅立ちます。

「葬送のフリーレン」に登場する南の勇者は、ヒンメルやフリーレンたちの勇者パーティが台頭する前に魔王軍と戦い、その活躍ぶりから人類最強と称されるようになった勇者です。綺麗に手入れされた口ひげが特徴的なキャラで、当時魔王軍の幹部だった七崩賢や魔王の腹心のシュラハトとの戦いで命を落としたとされています。

また、南の勇者の名前が初めて登場したのは11話です。ヒンメルの勇者パーティの1人だった戦士アイゼンが、厳しい魔王軍との戦況を語るシーンで、彼は南の勇者について以下のように言っていました。さらに、勇者と言えば、魔王を倒したヒンメルというイメージが定着しており、後世での知名度はあまり高くありません。

そのため、南の勇者の名前が初めて登場した時点では、いくら南の勇者が「人類最強」と称された勇者だったとしても、ヒンメルたちほどではないと読者の間で考えられていました。しかし、フリーレンからその功績が語れると共に、一気に読者の評価が上がりました。ちなみに、当時は魔王と戦う者のことを「勇者」と呼んでいたため、南の勇者やヒンメル以外にも、多くの勇者が活躍していたようです。

「葬送のフリーレン」で強すぎると言われる南の勇者について、その能力や強さを考察し、最強と言われる理由に迫っていきます。

「葬送のフリーレン」の南の勇者は未来視の能力を持っていました。実はフェルンたちには言いませんでしたが、フリーレンは南の勇者と面識がありました。ヒンメルの勇者パーティに入る少し前、フリーレンは南の勇者から仲間にならないかと誘われ、断ったことがあります。しかし、南の勇者は彼女がそう答えることを初めから分かっていたようで、あまり残念な様子ではありませんでした。

続けて、南の勇者はフリーレンに自身の秘密を話します。南の勇者には未来視の能力があり、彼は1年後、北部高原の地にて自身が、全知のシュラハトと七崩賢の8人を相手に戦い、そこでシュラハトと相打ちになって命を落とすことを予知していました。ここで、自身の未来を予知できるなら、回避できそうなものですが、実はシュラハトも千年先まで見通す未来視の能力を持っていました。

未来視の能力を持つ両者同士の戦いなので、互いに自身の最期を知りながらも、それぞれの種族の最善の未来のために不可避の戦いだとして、相打ちを選んだのでした。さらに、フリーレンとの会話の中で、南の勇者はその後、彼女も加わるヒンメルの勇者パーティが世界を救うことを予言します。そして、フリーレンに「道は必ずこの私が切り拓く、たとえ私の偉業が歴史の影に埋もれようとも」と言い残し、死地へと旅立ちました。

その後、魔王は勇者ヒンメルとフリーレンたちの勇者パーティに倒されます。ちなみに、南の勇者と同じく未来視の能力を持つシュラハトも、その未来をしっかりと予知していました。しかし、魔王が倒されることを知っていたからこそ、魔族の存亡をかけ、千年先の魔族の未来を守るために自身の命を賭して、南の勇者との相打ちを選んだようです。

次に「葬送のフリーレン」の南の勇者が最強と言われる理由についてみていきます。南の勇者は2本の剣で戦う二刀流の剣士で、未来視とも相性の良さそうな戦闘スタイルだと言われています。そして、魔王の腹心の全知のシュラハトと全七崩賢の8人に対し、たった1人で戦い、不利な状況の中でも七崩賢の3人を討ち取り、シュラハトと相打ちという功績を挙げました。

魔王を倒したヒンメルたち勇者パーティでも、七崩賢を2人しか倒していません。そのため、個人の戦闘力では南の勇者の方が、勇者ヒンメルよりも上なのではないかという予想もされています。そのことから、南の勇者は人類最強の異名にふさわしく、強すぎると評価されているようです。

ここまで「葬送のフリーレン」で強すぎると言われる南の勇者について、その強さや能力を考察してきました。次に、南の勇者は何話で登場するのでしょうか？ここでは、南の勇者は何話で登場するのかを紹介し、そのかっこいい魅力に迫っていきます。

「葬送のフリーレン」の南の勇者は何話で登場したのでしょうか？南の勇者の名前が初めて登場したのは上記の通り11話ですが、彼の姿が描かれた登場回は63話となっています。フリーレンたちが訪れた村に南の勇者の像が立っていました。

しかし、南の勇者の存在をしらなかったシュタルクたちは、誰の像か分かりませんでした。そこで、フリーレンが彼らに南の勇者の偉業を語ります。当時、魔王軍の幹部だった七崩賢が、北側諸国を中心に大陸の重要拠点を支配していました。

七崩賢は当時の人類の最大の脅威とされ、特に黄金のマハトはフリーレンでも勝てる気がしなかったほどの強敵でした。実際、ヒンメルたち勇者パーティは七崩賢の中の2人しか倒していません。そして、七崩賢のうち残りの2人は逃げ出し、残りの3人をたった1人で倒した人物こそ南の勇者でした。南の勇者は魔王軍の前線部隊をわずか1年で壊滅させており、その当時の魔王軍の補給経路の中核だった北部高原最北端まで迫りました。

つまり、南の勇者はたった1人で魔王軍の本拠地近くまで、味方の前線を引き上げたのです。しかし、そこで魔王の腹心だった全知のシュラハト、さらに集結した全七崩賢と戦い、1対8という状況の中で七崩賢のうち3人を討ち取ります。しかし、最後は全知のシュラハトと相打ちになり、命を落としたとされています。そして、南の勇者はその功績から「人類最強」と呼ばれるようになったそうです。

「葬送のフリーレン」の南の勇者はその強さのみならず、内面までも本物の勇者でかっこいいと言われています。南の勇者は自身の最期を予知していました。さらに、南の勇者は自身の偉業が歴史の影に埋もれることも、未来視の能力で分かっていました。それでも、南の勇者は人類にとっての最善の未来のため、後進にあとを託し、死地へと向かいました。南の勇者のそのような生き様が、非常にかっこいいと好評です。

「葬送のフリーレン」に登場するキャラクターの中で、最も好きなキャラクターが南の勇者だという感想となっています。

「葬送のフリーレン」に登場するキャラクターはみんなかっこいいと高く評価されており、その中でも、ヒンメルと並んで南の勇者が非常にかっこいいと絶賛されています。

「葬送のフリーレン」の南の勇者に関して、自分の死期を知っていても挫けなかったところが、非常に強くてかっこいいと高く評価されています。さらに、南の勇者はフリーレンたちが出会うきっかけとなったキャラでもあり、本人は自身の偉業は歴史の影に埋もれると言っていましたが、実際はしっかりと歴史に名を残し、愛される存在となっていました。このツイートはそのことを喜ぶ感想となっています。

以上、人気漫画「葬送のフリーレン」で強すぎると言われる南の勇者について、その能力や最強と言われる理由を考察してきました。そして、南の勇者は未来視の能力を持ち、たった1人で全知のシュラハトと全七崩賢の8人と戦い、3人の七崩賢を討ち取った上、シュラハトと相打ちという偉業を成し遂げたことから、人類最強と呼ばれていることが分かりました。

さらに、南の勇者は何話で登場するのかを紹介し、そのかっこいい魅力に迫ってきました。そして、南の勇者は63話のフリーレンの回想シーンで登場したことや、勇者として強すぎるだけでなく、未来視の能力によって自らの最期を予知しながらも死地に向かったところが、非常にかっこいいと好評であることが分かりました。