【盾の勇者の成り上がり】眷属器の種類一覧！所持キャラや四聖武器との違いは？

「盾の勇者の成り上がり」は原作のアネコユサギ先生、イラスト担当の弥南せいらさんによるライトノベルで、「小説家になろう」にて2012年から連載されている異世界ファンタジー作品です。原作のライトノベルは現在22巻（2023年4月時点）まで刊行されており、2023年6月には最新刊の23巻も発売予定となっています。

そして「盾の勇者の成り上がり」のシリーズ累計発行部数は、1100万部（2022年2月時点）を突破しており、コミカライズ版やスピンオフ、ゲーム化作品も発売されています。また「盾の勇者の成り上がり」はテレビアニメ化もされており、第1期は2019年1月～6月の期間に放送されていました。さらに、第2期は2022年4月～6月の期間に放送され、第3期も2023年10月に放送スタート予定です。

図書館で突然、異世界へと召喚された岩谷尚文は盾の勇者に選ばれます。そこでは彼と同様に剣、槍、弓の勇者も召喚されていました。4人の勇者は世界を滅ぼす現象「波」現象から世界を守る使命を受け、仲間を連れて旅立ちます。しかし、攻撃できない盾の勇者は人気がなく、唯一仲間になった女従者のマインにも尚文は裏切られます。何もかも失った尚文でしたが、奴隷の少女ラフタリアと出会い、ともに旅をすることになったのでした。

テレビアニメ「盾の勇者の成り上がり」のシーズン2の第10話にて、ラフテリアが眷属器の刀に選ばれ、刀の勇者となりました。ここでは「盾の勇者の成り上がり」の絆の世界に登場する眷属器と保持しているキャラについて、扇の勇者のグラス、鎌の勇者のラルクベルク=シクール、船の勇者のエスノバルトをそれぞれ一覧で紹介していきます。

「盾の勇者の成り上がり」の絆の世界に登場する眷属器一覧、1つ目の扇の勇者グラスの眷属器についてみていきます。絆の世界の眷属器の1つである扇の勇者は、グラスという和服姿の女性です。グラスは両手に鉄扇を持っており、勇者を狙う謎の人物として登場しました。グラスは第三の波の際に、3人の勇者の前に現れ、攻撃を仕掛けてきます。

それから、しばらく交戦になるも、グラスは勇者たちによる流星シリーズの一斉攻撃を見事に受けきりました。そして、グラスの反撃により、全員が戦闘不能に追い込まれました。このように、登場当初から非常に強いグラスですが、彼女の強さの理由として、大幅に彼女のエネルギーを向上させることができる、アイテム「鎮魂水」が挙げられています。

また、グラスの目的は尚文たちのような、四聖武器を所持する四聖勇者を倒すことです。ここで、世界を滅ぼす「波」への対処法として、戦い抜いて勝利し、世界を守る方法と、尚文たちのような異世界から召喚された勇者の抹殺、という2種類の方法が存在します。そのため、グラスが勇者を狙うのは、世界を守るため、波への対処法として後者を選択した結果だということがうかがえます。

「盾の勇者の成り上がり」の絆の世界に登場する眷属器一覧、2つ目の鎌の勇者ラルクベルク=シクールの眷属器についてみていきます。絆の世界の眷属器の1つである鎌の勇者は、ラルクベルク=シクール（通称ラルク）というグラスの仲間として登場した男性です。大きな鎌を使用して戦い、鎌の眷属器の国であるシクールの国王を務める彼は、皆から「若」と呼ばれています。

そして、ラルクの目的もグラスと同じ、四聖勇者を倒すためことでしたが、当初は正体を隠して尚文たちと出会い、彼らと親しくなりました。また、ラルクは面倒見が良く、兄貴分のような性格をしており、年下の男性を「坊主」、年下の女性を「嬢ちゃん」と呼ぶ癖があります。

「盾の勇者の成り上がり」の絆の世界に登場する眷属器一覧、3つ目の船の勇者エスノバルトの眷属器についてみていきます。絆の世界の眷属器の1つである船の勇者は、エスノバルトという迷宮古代図書館の館長をしている物静かな男性です。普段は人間の姿をしていますが、本当の姿は2足歩行可能なウサギのような見た目をした図書兎という魔物です。彼は絆の世界にやって来た岩谷尚文たちに協力者でもあります。

また、図書兎の特性上、戦闘力の低いエスノバルトですが、船の眷属器による転移能力を使って、仲間たちの移動を手助けしていました。しかし、途中で船の勇者の座を奪われてしまい、今度はキョウ=エスニナ（かつての本の勇者）の死によって保持者のいなかった本の勇者となりました。

このように、エスノバルトは船の勇者ではなくなったものの、本の眷属器に選ばれたことで、再び勇者になった珍しいキャラでもあります。また、図書兎という種族上、本との相性の良いエスノバルトは、変幻無双流の応用技を駆使することで前線でも活躍できるようになりました。

ここまで「盾の勇者の成り上がり」に登場する、絆の世界の眷属器と保持しているキャラをそれぞれ一覧で紹介し、扇の勇者のグラス、鎌の勇者のラルク、船の勇者のエスノバルトについてみてきました。次に「盾の勇者の成り上がり」の眷属器や四聖武器とは、どのようなものなのかについてみていき、その種類やそれぞれの保持しているキャラについて紹介していきます。

「盾の勇者の成り上がり」では眷属器と四聖武器が登場します。両者の違いについて、強さが違うのはもちろん、その種類や数、選ばれる人間が異なっています。まず、眷属器について、眷属器は四聖武器よりも性能面で劣っていますが、武器に選ばれると勇者になれるという点では眷属器も四聖武器と同じです。

また、武器の種類に関しては眷属器の方が、四聖武器よりも多くなっています。眷属器の武器の種類についてみていくと、岩谷尚文の世界の七星勇者では、投擲具の勇者のリーシア＝アイヴィレッド、小手の勇者のフォウル、爪の勇者のフィーロ、杖の勇者のオルトクレイ＝メルロマルク32世、馬車の勇者のフィトリア、槌の勇者のナタリア、鞭の勇者のタクト＝アルサホルン＝フォブレイ、ツメの勇者のルハバート=ワーバルトがいます。

また、絆やグラスたちの世界の七星勇者では、尚文世界とは武器の種類が異なっています。絆やグラスたちの世界の七星勇者には、上記の扇の勇者のグラス、鎌の勇者のラルク、船の勇者（後に本の勇者）のエスノバルトの他に、刀の勇者のラフタリア、鏡の勇者の岩谷尚文、銛の勇者のサディナ、楽器の勇者の川澄樹がいます。

次に「盾の勇者の成り上がり」に登場する四聖武器についてみていきます。四聖武器は異世界の中で最も強いと言われている武器です。異世界から召喚された人物が、武器に選ばれることによって使用でき、最大まで強化することで最強の武器にも成り得ます。

また、武器に選ばれた人間は四聖勇者と呼ばれるようになります。そして、岩谷尚文の世界の四聖勇者には、剣の勇者の天木錬、槍の勇者の北村元康、弓の勇者の川澄樹、盾の勇者の岩谷尚文がいます。さらに、絆やグラスたちの世界での四聖勇者には、狩猟具の勇者の風山絆、札の勇者のシルディナがいます。

「盾の勇者の成り上がり」を観て、面白かったという感想で、眷属器の中で武器を選ぶなら鎌だという声となっています。

「盾の勇者の成り上がり」の絆やグラスたちの世界での四聖武器と眷属器に関して、武器としての範囲が広く、様々な道具が武器として登場しそうだという感想となっています。

「盾の勇者の成り上がり」に登場する眷属器に関して、絆の世界の眷属器同士も共鳴し合うのかが気になるそうです。また、ラルクの眷属器の声が聞こえるという発言から、眷属器にも世界による様々な違いがあるのかもしれないという感想となっています。

以上、人気アニメ「盾の勇者の成り上がり」で、絆の世界に登場する眷属器と保持者を一覧で紹介し、扇の勇者グラス、鎌の勇者ラルクベルク=シクール、船の勇者エスノバルトといったキャラとそれぞれの眷属器をみてきました。さらに、眷属器や四聖武器とはどのようなものなのかについても紹介し、その種類とそれぞれの保持者についてもみてきました。