【オーバーロード】シャルティアの「血の狂乱」とは？強さ・能力や真の姿もネタバレ

『オーバーロード』の作中には、シャルティアという吸血鬼の真祖｢トゥルーヴァンパイア｣のキャラクターが登場しています。『オーバーロード』に登場するシャルティアとは、ゴスロリ服を身に纏ったかわいい少女のキャラクターであり、ペロロンチーノが作ったNPCとして知られています。シャルティアはかわいいゴスロリ少女であるものの、恐ろしいヤツメウナギの姿が正体となっており、｢血の狂乱｣というスキルを持っています。

｢血の狂乱｣は｢トゥルーヴァンパイア｣の固有スキルであり、シャルティアがナザリックの作戦から外されるほど強力な能力を有しています。このスキルの強さから、シャルティアは第一階層から第三階層の階層守護者を務めています。本記事では、シャルティアについて、スキル｢血の狂乱｣の能力や強さ、ヤツメウナギの姿などを紹介します。まずは、『オーバーロード』がどのような内容の作品なのかについて、簡単に紹介していきます。

シャルティアが登場する『オーバーロード』とは、｢Arcadia｣と｢小説家になろう｣の作品を原作とした丸山くがねのライトノベル作品です。『オーバーロード』は｢剣と魔法｣の異世界を舞台に、魔王・アインズの強さと恐ろしさを描いた作品であり、アンチヒーロー作品を代表するライトノベルとして知られています。元々、『オーバーロード』は2010年に｢Arcadia｣で発表され、2012年3月に｢小説家になろう｣との同時連載が始まりました。

その後、『オーバーロード』は2012年の7月に｢KADOKAWA｣で書籍化が行われ、2023年4月現在までに合計16巻の書籍が刊行されています。『オーバーロード』は残虐な描写が多いものの、1100万部を超えるシリーズ累計発行部数を記録しており、合計4期のテレビアニメや漫画、ゲームなどが制作されています。また、完全新作アニメ映画の制作も行われており、『オーバーロード』はラノベ界やアニメ界で注目を集め続けています。

主人公はVRMMORPG｢ユグドラシル｣の中で、ギルド｢アインズ・ウール・ゴウン｣のメンバー・モモンガとして名を馳せていました。しかし、VRMMORPG｢ユグドラシル｣はある日、サービスが突然終了してしまいます。サービス終了を知ったモモンガは、ギルドの本拠地｢ナザリック大墳墓｣に行き、最後の瞬間を過ごそうとします。すると、NPC達が突然動き出し、モモンガは｢ユグドラシル｣そっくりの世界に転移してしまうのでした。

本記事で、スキル｢血の狂乱｣の能力や強さ、ヤツメウナギの姿などを紹介するシャルティアとは、『オーバーロード』に登場するキャラクターの1人です。『オーバーロード』に登場するシャルティアは、｢トゥルーヴァンパイア｣という真祖の吸血鬼のNPCであり、ゴスロリ衣装と人形のようなかわいい見た目が特徴となっています。真祖の吸血鬼であるシャルティアは、頭が悪く、戦術面や頭脳面をデミウルゴスに馬鹿にされています。

しかし、シャルティアはアインズに匹敵するほど戦闘力が高く、フル装備だとレベル100のプレイヤーでも敵いません。また、シャルティアは｢血の狂乱｣という強力な固有スキルを持っており、アインズすら完璧に制御することが出来ません。この強さから、シャルティアは｢鮮血の戦乙女｣と呼ばれ、第一階層から第三階層の階層守護者を務めています。ちなみに、シャルティアは元々、ペロロンチーノの手で生まれたNPCとなっています。

上述で紹介した通り、『オーバーロード』に登場するシャルティアは、非常に見た目がかわいい少女のNPCです。しかし、シャルティアは固有スキル｢血の狂乱｣の使い手であり、階層守護者の中で最強の戦闘能力を持っています。また、シャルティアは真の姿がヤツメウナギの化物となっており、誰一人手出し出来ません。ここからは、シャルティアのスキル｢血の狂乱｣の能力や強さ、ヤツメウナギの姿について、紹介していきます。

シャルティアが持つ｢血の狂乱｣とは、真祖の吸血鬼｢トゥルーヴァンパイア｣の固有スキルであり、一定量の血を浴びることで発動することが出来ます。｢血の狂乱｣はシャルティアを本当の姿に変え、戦闘能力を爆発的に上昇させる能力を持っています。シャルティアは｢血の狂乱｣が無くてもアインズ並の強さを有しています。そのため、｢血の狂乱｣の能力を使ったシャルティアは化物そのものであり、レベル100のプレイヤーでも勝てません。

実際、シャルティアは｢ユグドラシル｣時代、スキル｢血の狂乱｣の能力で多数のレベル100プレイヤーを葬り去りました。しかし、シャルティアは｢血の狂乱｣の能力を使うと、判断力と記憶力が低下し、本能だけのバーサーカー状態になります。そのため、｢血の狂乱｣を使ったシャルティアは、永遠に獲物を惨殺し続けます。この｢血の狂乱｣の欠点が理由で、シャルティアはナザリックの作戦から外されてしまっています。

『オーバーロード』に登場するシャルティアは｢血の狂乱｣以外に、自身の分身を作る｢死せる勇者の魂（エインヘルヤル）｣や殺した相手の血を貯める｢鮮血の貯蔵庫（ブラッドプール）｣などのスキルも持っています。また、シャルティアは信仰系魔法や肉弾戦専用の職業を多数持っており、魔法剣士として非常に優れています。さらに、シャルティアは装備もチートであり、神話級アイテムや伝説級アイテムを全身に装着しています。

例えば、｢真紅の全身鎧（フル・プレート）｣はシャルティアの全身を守る伝説級アイテムであり、｢スポイトランス｣は与えたダメージ分のHPが回復する神話級アイテムとなっています。これらのチートっぷりに加え、シャルティアは素の身体能力も高く、ヤツメウナギの姿をわざわざ見せる必要がありません。そのため、シャルティアはチートキャラだらけの階層守護者で最強といわれており、主人公のアインズに高く評価されています。

シャルティアはスキル｢血の狂乱｣の能力を使うと、真の姿が露わになります。シャルティアの真の姿はヤツメウナギの化物であり、分厚い唇から鋭い歯が露わになっています。このシャルティアのヤツメウナギの姿は、初登場時に多数の『オーバーロード』ファンを驚かせました。しかし、シャルティアのヤツメウナギの姿はアニメ版だけであり、原作だと｢耳の上まで裂けた口｣や｢枯れ木のように細い手足｣としか記載されていません。

ただ、『オーバーロード』の原作でアルベドは、シャルティアの真の姿をヤツメウナギだと称しています。そのため、アニメ版の『オーバーロード』に描かれたシャルティアのヤツメウナギの姿は、アルベドの発言がきっかけだと考えられています。もしそうであれば、アニメ版のヤツメウナギの姿は作画ミスということになります。ちなみに、書籍3巻で描かれたシャルティアの真の姿は、非常に恐ろしく、ヤツメウナギに全く見えません。

上述で紹介した通り、『オーバーロード』に登場するシャルティアの真の姿は、ヤツメウナギそっくりの化物です。また、シャルティアは強さが規格外であり、怖いキャラクターにしか見えません。しかし、シャルティアは普段、頭にヘッドレスとリボンをつけ、赤と黒を基調とした非常にかわいいゴスロリ衣装を身に纏っています。また、容姿も非常に可愛らしく、普段のシャルティアはかわいいゴシック人形にしか見えません。

さらに、シャルティアは肌も綺麗であり、あまりの白さに｢白蝋じみてる｣と評されています。しかし、シャルティアはパッドで胸を盛っており、外見年齢が少し不完全なものになってしまっています。シャルティアを作ったペロロンチーノは、エロが偉大だと考えており、人生を捧げるほどエロゲーを愛しています。そのため、ペロロンチーノは｢超エロゲーキャラ｣をコンセプトとし、シャルティアに不自然な胸パッドを装着させました。

シャルティアはかわいい普段の姿に反し、頭が階層守護者でトップクラスに悪いキャラクターとなっています。また、シャルティアは脳筋な性格をしており、戦闘以外何も出来ません。さらに、シャルティアはペロロンチーノの意向から、サディストな性格の持ち主であり、殺人や殺戮に性的興奮を覚えています。これらの性格から、シャルティアは何をしでかすか分からず、いつもアインズを困らせています。

『オーバーロード』のアニメは原作の人気から、多数の人気声優を起用しています。例えば、主人公のアインズは日野聡が演じており、セバス・チャン役はベテラン声優の千葉繁が担当しています。シャルティアは階層守護者で最強の強さを持つキャラであるため、とある大人気声優がキャストに起用されています。ここからは、アニメ『オーバーロード』でシャルティアを演じた声優について、紹介していきます。

『オーバーロード』のアニメで、シャルティアを演じた声優は、日本の女性声優である上坂すみれです。シャルティアを演じた上坂すみれとは、1991年の12月19日に神奈川県で生まれた女性声優であり、｢すみぺ｣や｢スミーニャ｣という愛称で非常に高い人気を博しています。声優の上坂すみれは2023年4月現在、芸能事務所の｢ボイスキット｣に所属しており、歌手や女優、タレントとしても大活躍しています。

元々、上坂すみれは9歳の時に｢スペースクラフトジュニアタレント部｣のスカウトを受け、CMやラジオで活動を始めました。その後、上坂すみれは声優を志し、2011年にゲーム『トイ・ウォード』で声優デビューしました。そして、上坂すみれは2012年に『中二病でも恋がしたいシリーズ』の凸守早苗や『パパのいうことを聞きなさい！』の小鳥遊空、『ガールズ＆パンツァー』のノンナを演じ、大ブレイクすることになりました。

• 2012年のアニメ『中二病でも恋がしたいシリーズ』：凸守早苗役
• 2012年のアニメ『ガールズ＆パンツァーシリーズ』：ノンナ役
• 2013年のアニメ『アウトブレイク・カンパニー』：エルビア・ハーナイマン役
• 2014年のアニメ『鬼灯の冷徹シリーズ』：ピーチ・マキ役
• 2015年のアニメ『SHOW BY ROCK！！シリーズ』：チュチュ役
• 2017年のアニメ『異世界食堂』：アレッタ役
• 2017年のアニメ『アホガール』：風紀委員長役

• 2019年のアニメ『スター☆トゥインクルプリキュア』：キュアコスモ役
• 2020年のアニメ『トニカクカワイイ』：有栖川綾役
• 2021年のアニメ『イジらないで、長瀞さん』：長瀞さん役
• 2022年のアニメ『うる星やつら』：ラム役
• 2023年のアニメ『スパイ教室』：ティア役
• 2013年のゲーム『アイドルマスターシリーズ』：アナスタシア役
• 2022年のゲーム『勝利の女神：NIKKE』：エクシア役、ドレイク役

『オーバーロード』に登場するシャルティアには、シャルティアがかわいいといった感想が多く寄せられていました。『オーバーロード』に登場するシャルティアは、圧倒的な強さと残虐性を持つキャラクターであり、｢鮮血の戦乙女｣という異名で恐れられています。しかし、普段のシャルティアは非常にかわいい少女であるため、『オーバーロード』で高い人気を博しています。

『オーバーロード』に登場するシャルティアには、シャルティアが強すぎるといった感想も多く寄せられていました。シャルティアは信仰系魔法と高位階の神聖属性魔法を多数会得しており、アインズでさえ苦戦を強いられます。また、シャルティアは装備やスキルも強力であり、下手なレベル100のプレイヤーだと相手になりません。この圧倒的強さから、シャルティアは階層守護者で最強といわれています。

『オーバーロード』に登場するシャルティアには、シャルティアの真の姿が怖いといった感想も多く寄せられていました。確かに、普段のシャルティアはゴスロリ服を着たかわいい女の子です。しかし、シャルティアの真の姿は、ヤツメウナギそっくりの化物であり、普段の可愛さが一切残っていません。そのため、シャルティアの真の姿は、多数の『オーバーロード』ファンを恐怖させています。

本記事では、シャルティアについて、スキル｢血の狂乱｣の能力や強さ、ヤツメウナギの姿などを紹介しました。シャルティアは元々、｢血の狂乱｣の暴走が原因で、ナザリックの作戦から外されていました。しかし、シャルティアは主人のアインズに成長を期待され、ゲヘナ作戦からナザリックの作戦に参加しています。そのため、シャルティアは今後、ナザリックの作戦で大活躍する姿を見せてくれることでしょう。