【オーバーロード】エントマの声が変わった？アニメの声優が変更されたのか調査

オーバーロードに登場するエントマ・ヴァシリッサ・ゼータは、戦闘メイド「プレイアデス」における末っ子的な存在でとても人気のあるキャラクターです。ここからはネット上で疑問視されているエントマの声について、声優情報を交えながら解説していきます。それではまず、オーバーロードの作品情報から見ていきましょう。

• アニメタイトル：オーバーロード
• ジャンル：ダーク・ファンタジー、異世界
• 原作：丸山くがね
• 監督：伊藤尚往
• シリーズ構成：菅原雪絵
• アニメーション制作：マッドハウス
• 第1期の放送期間：2015年7月7日～9月29日
• 第2期の放送期間：2018年1月9日～4月3日
• 第3期の放送期間：2018年7月10日～10月2日
• 第4期の放送期間：2022年7月5日～月27日

『オーバーロード』は丸山くがね先生によるライトノベルを原作とした異世界ファンタジーアニメです。監督は伊藤尚往氏、シリーズ構成は原雪絵氏が担当しています。2023年4月現在はアニメ第4期まで放送されており、2021年4月には第4期第7話と第8話の間に当たるエピソード「聖王国」を描く劇場アニメの製作が発表されました。

ここではオーバーロードのあらすじを簡単にまとめていきます。舞台はVRMORPG「ユグドラシル」に似通っている世界です。ある日、冴えないサラリーマンである鈴木悟（すずきさとる）は、ゲーム時代に作ったアバターのままVRMORPG「ユグドラシル」に似通った世界に転移してしまいます。自分が転移していることに気づいた悟は、アインズ・ウール・ゴーンとして生きることを決意するのでした。

オーバーロードのエントマは、プレアデスの五女あるいは六女です。正式な名前はエントマ・ヴァシリッサ・ゼータで、種族は蜘蛛人（アラクノイド）となっています。幼げな整った顔立ちで和服調のメイド服を纏っていますが、その本性は異形です。体は蟲の集合体とされており、時にはグリーンビスケット（ゴキブリ）を食べるなど得たいの知れない体をしていました。

オーバーロードのプレアデスとは、ナザリック地下大墳墓において戦闘能力を持つ6人のメイドで構成されたチームのことを指しています。エントマを除くメンバーは、ユリ・アルファ、ルプスレギナ・ベータ、ナーベラル・ガンマ、シズ・デルタ、ソリュシャン・イプシロンの5人です。大半が種族レベルよりも職業レベルを多く習得しており、ゲーム中のレベルとしてはおよそ50から60となっています。

エントマといえば、語尾をはじめ全体的に幼く甘ったるい声の喋り方が魅力的です。この幼く甘ったるい声を担当しているのは声優の真堂圭さんでした。しかし、一時期ネット上で「エントマの声が変わった？」「エントマの声優は変更された？」と話題になりました。では、エントマの声優は変わったのか？ここからはエントマの声優が変更されたのかという疑問や、声が変わったといわれる理由についてまとめていきます。

まずはじめにエントマの声優は変更されたのか？という疑問についてですが、結論から言うと、エントマの声優は変更されていません。では、次にエントマの声が変わったといわれる理由と、エントマの声優が変更されたといわれる理由を解説していきます。

まずはじめにエントマの声優が変更されず、エントマの声だけが変わるきっかけとなったのはアニメ版『オーバーロード』の第2期・第11話でのことです。ヤルダバオトとして暗躍するデミウルゴスの「ゲヘナ作戦」に参加したエントマは、女性5人で構成されたアダマンタイト級冒険者チーム「蒼の薔薇」のイビルアイと一戦を交えました。そのとき、エントマは「口唇蟲」を失っています。

口唇蟲は声を変える役割を担っている蟲であるため、口唇蟲を失ってしまったエントマは本来の声に戻ってしまいました。そしてこの一件以降、エントマは声を発することがほとんどなくなってしまいます。なぜなら、エントマは幼く甘ったるい本来の声を嫌っているからです。主にこのエピソードが「エントマの声は変わった？」と言われる理由となっています。

そして、アニメ版『オーバーロード』の第3期・第8話では、ナザリック地下大墳墓に侵入したフォーサイトのアルシェがシャルティアに捕縛されたのち体がすべて有効活用されており、その声はエントマの声になっています。このようにエントマの声がアルシェの声に変わったことが、ネット上でエントマの声優は変更されたのかと疑問視されるようになった要因の一つとなっていました。

そして前述したように、エントマの声優は変更されていません。実はアニメのエンディングを調査した結果、エントマの声優とアルシェの声優はどちらも真堂圭さんであるということが判明しました。つまり、フォーサイトとしてナザリックに侵入したときのアルシェの声と、幼く甘ったるい当初のエントマの声、そしてエントマの声がアルシェの声に変ったときも、すべて真堂圭さんが演じていたということになります。

オーバーロードのアニメにて登場したエントマの声を演じたのは、『僕のヒーローアカデミア』の耳郎響香役や『Fate/Apocrypha』の赤のアサシンセミラミス役などを演じたことで知られる真堂圭さんです。ここからは真堂圭さんのプロフィールをはじめ、主な出演作品や演じたキャラを紹介していきます。

• 名前：真堂圭（しんどうけい）
• 出身地：千葉県
• 生年月日：1984年9月10日（38歳）
• 職業：声優
• 所属事務所：アクセルワン
• 活動期間：2005年～
• 趣味：カメラ、ゲーム、猫と遊ぶこと

アニメ版『オーバーロード』にてエントマの声を演じた声優・真堂圭さんは、声優事務所「アクセルワン」に所属しています。旧芸名は斉藤圭です。2005年に『SPEED GRAPHER』の天王洲神楽役で声優デビューを果たしており、同アニメ作品と連動した『斉藤圭のスピードグラファー『快楽超人ユーフォリア』皆様の不景気を救います!』のパーソナリティも担当しています。

• 2006年～：夢使い（三島燐子 役）
• 2006年～：ワンワンセレプー それゆけ!徹之進（犬山ルミ 役）
• 2007年～：一騎当千 シリーズ（劉備玄徳 役）
• 2007年～：こどものじかん（鏡黒 役）
• 2009年～：たまごっち!（ラブリっち / ラブリン 役）
• 2009年～：ポケットモンスター ダイヤモンド&パール（コトネのチコリータ、アグノム 役）
• 2009年～：メタルファイト ベイブレード（天野まどか 役）
• 2010年～：おまもりひまり（静水久 役）
• 2010年～：はなまる幼稚園（杏 役）
• 2010年～：ポケモンレンジャー 光の軌跡（ウクレレピチュー 役）

• 2012年～：めだかボックス アブノーマル（人吉善吉〈2歳〉 役）
• 2013年～：ガリレイドンナ（葉月・フェラーリ 役）
• 2014年～：ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル（穂樽夏菜 役）
• 2015年～：バトルスピリッツ 烈火魂（群青早雲 役）
• 2016年～：カミワザ・ワンダ（シュウ 役）
• 2016年～：バトルスピリッツ ダブルドライブ（シャウシャウ 役）
• 2016年～：僕のヒーローアカデミア（耳郎響香 役）
• 2016年～：ポケットモンスター サン&ムーン（リーリエ、ミミたん、マーレインのレアコイル、ピカチュウ 役）
• 2017年～：トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察（石野ジン 役）
• 2017年～：Fate/Apocrypha（赤のアサシン / セミラミス 役）

オーバーロードのエントマは、通称「蟲愛でるメイド」と呼ばれています。アインズがいるときはかしこまったキャラクターであるものの、アインズがいないと幼い口調になるなどかわいいキャラクターでした。では、エントマの強さやスキルはどのようなものなのでしょうか？

職業レベルはそれぞれフジュツシが10、フゲキシが7、ムシツカイが7、ウェポンマスターが3で、種族レベルが12です。合わせて51レベルと、ナザリックのNPCの中ではレベルからしてあまり強くはありません。ただ、蟲使いとして剣刀蟲、硬甲蟲、鋼弾蟲、千鞭蟲などの蟲を召喚するまでに隙ができてしまうことに加え、呪文を書いた紙片を用いておこなわれる呪術「符術師」でもあるため、エントマはサポート役に適しています。

エントマは精神系魔法詠唱者で、3つのスキルを持っています。1つ目のスキルは「蝿吐き」です。このスキルは肉を抉って中に入り込み蛆虫を産み付けるウシバエに似た肉食蠅を吐き出す吐息で、1日3回まで使用できます。2つ目のスキルは「蜘蛛の糸」です。このスキルは非常に硬く粘着性の高い糸を吐き出します。3つ目のスキルは「斬撃の蜘蛛の巣」です。このスキルは蜘蛛の糸で相手を切り裂きます。

エントマは武器を使用していません。ただ、武器の代わりに武器に見立てた4つの蟲を使用しています。1つ目の武器は「剣刀蟲」です。この武器はブロードソードにも似た長い蟲で、手の甲に貼りつかせて装備しています。2つ目の武器は「髪の蟲」です。

これは武器というよりもエントマの髪の役割をしている蟲となっています。3つ目の武器は「千鞭蟲」です。この武器は10ｍを超える巨大なムカデを呼び、鞭のように扱います。4つ目の武器は「鋼弾蟲」です。この武器はライフル弾に酷似した蟲で指先から射撃します。

エントマはアインズの前ではかしこまった態度を取りながらも、本来の声は幼く甘ったるい喋り方をするなどそのギャップや、かわいらしい見た目が魅力的なキャラクターでした。しかし、ファンの間では真の姿をしたときのエントマの素顔が「怖い」と話題になっています。その素顔は蜘蛛人（アラクノイド）らしくまさに蜘蛛のようです。ただ、エントマは本来の素顔を嫌っているのか、あまり素顔を見せることはありません。

ネット上で声が変わった？声優が変更された？と疑問視されているエントマの声についてまとめてきました。では、最後にエントマの声優について寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。どうやら、ネット上ではエントマの声が変わったのにも関わらず、エントマの声優が変更されていないことに驚かれている方が多いようです。また、エントマの声が「かわいい」と高評価する方もいました。

こちらではオーバーロードのエントマの声優・真堂圭さんの演技力に関する声があがっています。どうやら、この方はエントマの異なる声を演じた真堂圭さんを高評価されているようです。

こちらでもオーバーロードのエントマの声優・真堂圭さんの演技力に関する声があがっています。どうやら、この方はエントマの声が変わったことで声優も変更されたと考えていたようです。しかし、変更されていなかったということで、声優・真堂圭さんの演技力が高評価されています。

こちらではオーバーロードに登場するエントマの声優・真堂圭さんの声に関する声があがっています。どうやら、この方はエントマ役の声優・真堂圭さんの声を「かわいい」と高評価されているようです。

本記事ではオーバーロードに登場するエントマの声に関する疑問についてまとめてきました。エントマは作中で登場するキャラクターの中でも人気のあるキャラクターです。体が蟲の集合体ということもあり、恐ろしい素顔をしていますが、それでも読者からはかわいいと評判でした。

やはりそのようなキャラクターの声が変わったということで、ネット上では声優についても興味を持った方が多いようです。結果的にエントマの声優は変更されておらず、その演技力に驚きの声があがっていました。これを機にエントマの声優・真堂圭さんについてチェックしてみるのもよいかもしれません。