【MFゴースト】藤原拓海は登場する？その後・結婚相手や死亡の噂をネタバレ解説

頭文字Dの最終回後の動向が不明だった藤原拓海。「MFゴースト」では、拓海の知られざる過去と近況が明かされ、大きな衝撃を与えました。一体、拓海に何が起きたのでしょうか。以下では、漫画「MFゴースト」から、藤原拓海の登場の可能性や事故による死亡の噂などをネタバレ解説しました。その他、「MFゴースト」で語られた拓海の結婚相手やその後の登場なども、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

しげの秀一先生の漫画「MFゴースト」は、2017年から「週刊ヤングマガジン」にて連載されている自動車漫画です。単行本は、2023年2月時点で計16巻が刊行されています。前作「頭文字D（イニシャルD）」の続編にあたる本作品。クローズコースを舞台に、新公道最速伝説に挑む若きドライバーの奮闘を描いています。

頭文字D（イニシャルＤ）の最終回から20年後にあたる「MFゴースト」。本作品の最大の特徴は、公道をクローズコースとして行われるレースイベントがあげられます。コースは災害で放棄された地域が用いられ、あらゆる難所が設けられています。また、前作では登場する車種は国産車に限定されていました。一方、「MFゴースト」では、海外メーカーの車種も採用され、見ごたえのある演出となっています。

電気自動車が主流となった202X年。そんな中、今では生産中止となったガソリン車による公道レースが誕生しました。日本で開催されるMFGは世界中を熱狂させ、英国からは19歳のカナタ・リヴィントンが参戦します。レーシングスクールを主席で卒業したカナタは、かつて走り屋として名を馳せた片桐健の息子でした。父親を探すため選手登録名を「片桐夏向」に変えたカナタ。トヨタ・86を相棒に、新公道最速伝説に挑みます。

藤原拓海は、前作「頭文字D」の主人公で、群馬県渋川市出身です。秋名山をホームコースとし、トヨタAE86（ハチロク）を相棒としています。実家である豆腐屋の配達で運転テクニックを身に着け、名だたる走り屋とのバトルを制してきました。走り屋の間では「秋名のハチロク」の異名で知られ、得意のダウンヒルで公道最速を目指します。

「MFゴースト」にて、近況が明かされた藤原拓海。英国ラリーでの実績が認められ、プロドライバー目前までいきました。しかし、デビュー直前に起きた事故により、選手を諦めざるを得なくなりました。また、拓海の衝撃的な過去から、ネット上では死亡の噂もささやかれています。以下では、「MFゴースト」の藤原拓海の登場シーンや近況、拓海の死亡の噂をあらすじネタバレを交えながら考察しました。

藤原拓海の近況は、「MFゴースト」の3巻25話「悲運のラリースト」にて語られています。「頭文字D」の終盤にて、プロチームのオファーを受けた拓海。本編の最終回ではオファーを断り、豆腐配達を手伝っていました。しかし、20歳ころに単身英国に渡り、英国ラリー国内選手権に参戦します。金もコネもなく、英語も話せない中、拓海は参戦からわずか3年でタイトルを獲得しました。

彼のラリーでの快挙は、日本で鍛えた走り屋としての経験が功を奏したでしょう。拓海の走りは世界中を熱狂し、「フライングジャン（空飛ぶ日本人）」と呼ばれます。また、彼の英国での活躍は日本のプロチームも注目し、トヨタからオファーが入ります。過去にプロチームの誘いを断っていた拓海。今回はトヨタのチームと契約を結び、プロドライバーとしてのデビューが約束されました。

その後、WRC（ワールド・ラリー・チャンピオンシップ）へのフル参戦が決まり、拓海の人生は順調に思えました。しかし、WRC参戦を目前に起きたテストドライブが、拓海の人生を大きく変えます。テスト中にシャフトドライブが破損し、コントロール不能に陥った車ごと谷底に落下する事故を起こした拓海。さいわい一命を取り留めたものの、怪我の後遺症が残り、選手の道を絶たれてしまいます。

藤原拓海の事故はラリー界にも衝撃を与え、「悲運のラリースト」と呼ばれます。事故後、長きにわたるリハビリ生活に突入し、拓海は消息を絶ちました。それから10年以上が経過し、日本のMFGへかつての拓海を彷彿させる片桐夏向が参戦します。MFGですぐさま注目選手となった夏向。実況アナウンサーから経歴が紹介される中、藤原拓海の指導を受けていたことが判明します。

ラリー選手を引退し、その後の消息が不明だった拓海。英国のレーシングスクールの教師に転身し、後進の育成に尽力していました。そして、拓海の教え子が片桐夏向であり、拓海の走行は夏向に継承されています。また、拓海の近況は、夏向の経歴を調べる過程で分かり、彼の行方を心配していた人々に安堵をもたらしました。夏向の経歴紹介で明かされた拓海のその後の人生。しかし、拓海本人はまだ本編に出ていません。

一方、拓海の姿は、漫画第25話の扉絵にて後ろ姿が描かれています。夏向と話をする、オールバック姿の男性。レーススーツの背中の文字は、「T.FUJIWARA RDRS」と読むことができます。名字の後ろの「RDRS」は、夏向の「ロイヤル ドニントンパーク レーシング スクール」の略称でしょう。一見すると何気ない光景ですが、そこには拓海の現在を示す重要な伏線が張られていました。

「MFゴースト」の実況アナウンスで明かされた拓海の近況。レーサーとして波乱の半生を送ってきたでしょう。一度は選手人生を絶たれたものの、指導者という新たな道を見つけることができました。拓海の本編登場は未定ですが、夏向の師匠として登場することが予想されます。

「MFゴースト」の実況で、その後の活動が明かされた藤原拓海。大事故や選手引退を乗り越え、指導者に転身までの道のりからは、拓海の精神的な強さを感じさせます。一方、ネット上では、MFゴーストの拓海は事故で死亡するとの噂も出回っています。拓海のお墓のコラ画像も流出し、拓海の死亡説が事実であるように語られています。しかし、ここまで解説したように、藤原拓海は死んでいません。

実際、「MFゴースト」で語られた拓海の転落事故は、命を落としてもおかしくない大惨事でした。しかし、拓海は奇跡的に助かり、現在は指導者として活躍しています。そのため、拓海の転落事故による死亡は、否定されています。

一部で死亡の噂が浮上した藤原拓海でしたが、彼は現在も存命です。また、作中では選手から指導者に転身したことに加え、結婚したことも明かされました。相手は、「頭文字D」にも登場した女性キャラで、大怪我を負った拓海を献身に支え続けました。以下では、「MFゴースト」で言及された藤原拓海の結婚相手をネタバレ紹介します。その他、藤原拓海のMFゴーストでのその後についてネタバレ考察しました。

「MFゴースト」の11巻119話では、藤原拓海の結婚について語られています。その内容は、走り屋時代にライバルだったもう1人のハチロク・秋山渉のセリフで見られます。拓海の生涯を語る中で、拓海の結婚について語った秋山。相手の女性は、拓海のリハビリ生活を支え続け、作中の一年前に英国で結婚しました。また、その女性は埼玉県出身のゴルファーであり、日本ツアーへ出場して活躍していました。

藤原拓海の結婚相手は明確にされていないものの、秋山のセリフから上原美佳と推測されます。「頭文字D」では、走り屋の恋愛もクローズアップされるも、その多くが破局を迎えています。反対に、付き合ってすぐに結婚するパターンも見られ、10年以上付き合ったカップルは珍しいでしょう。拓海といえば、冴えない容姿に加え、恋愛自体に疎いものの、女子からの人気は高い男子でした。

過去には茂木なつきと付き合うも、第ニ部では、一目ぼれした上原美佳と交際を始めています。上原美佳の勘違いから交流が始まった2人。明確なロマンスは描かれなかったものの、「頭文字D」の最終回後も交際を続けていたと推測されます。そして、拓海の事故が2人の距離を縮め、結婚に至ったでしょう。

英国ラリーから世界に注目される選手となった藤原拓海。「秋名のハチロク」から「フライングジャン」と呼ばれ、その後の活躍が期待されました。しかし、テストマシン中に起きた転落事故が、拓海の転換期となりました。「悲運のラリースト」と呼ばれ、表舞台から姿を消した拓海。しかし、彼は人生を悲観せず、指導者という形でロードレースに携わっています。

英国のレーシングスクールの教師として活動し、天才ドライバー・片桐夏向を輩出しました。公道最速伝説を持つ男の本格登場と、「MFゴースト」での活躍に期待が高まっています。

頭文字Dからのキャラの登場も見どころの「MFゴースト」。作中では、拓海の父・藤原文太の名前も登場しています。拓海と同様、本編に姿を現していないものの、群馬の頂点に立つ1人に数えられています。「MFゴースト」でも豆腐屋を続けているのか、文太のその後も気になるでしょう。以下では、藤原拓海の母親の謎や、父・藤原文太のMFゴーストでの登場を、あらすじネタバレを交えながら考察しました。

藤原拓海の母親は、「頭文字D」の開始時点ですでにいません。拓海の母親がいない理由について、作者のしげの先生は曖昧にしています。また、拓海も「母親はいない」と発言しているため、物心つく前にいなくなったと推測されます。そのため、拓海の母親がいない理由は、離婚や死別のどちらかと考えられるでしょう。一方、実写版では両親の離婚によって母親がいない設定が加えられています。

拓海の父親こと藤原文太は、伝説の走り屋と呼ばれた元ラリー屋で、「頭文字D」のキーパーソンです。作中では豆腐屋を営んでおり、秋名湖畔のホテルへ豆腐を納品しています。拓海の愛車であるAE86の所有者で、車体には「藤原豆腐屋」と書かれています。拓海が中学生の頃から英才教育を施し、豆腐の配達を手伝わせていました。その経験が拓海のドラテクの向上につながり、公道最速伝説を誕生させたでしょう。

「頭文字D」では、若い走り屋と並び強烈な印象を与えた藤原文太。続編「MFゴースト」では、群馬の頂点にいる4人のドライバーに数えられています。文太の名前が登場するのは、13巻153話「群馬プライドの真髄」。高橋啓介が後輩を指導するシーンのナレーションで語られました。群馬の頂点に立つ4人とは、高橋涼介・啓介兄弟と、藤原文太・拓海親子を指します。

このセリフから、「MFゴースト」でも藤原文太は存命だと推測されます。おそらく70歳を超えていると思われるも、文太の走り屋の情熱を感じさせます。また、家業である豆腐屋を続けており、配達のために秋名山の峠道を豪快に走っているでしょう。

1998年～2014年にかけてアニメシリーズが制作された「頭文字D」。2014年～2016年には新劇場版が公開され、幅広い世代の人気を集めました。また、2023年には「MFゴースト」のアニメ放送が予定されており、ファンの期待が高まっています。以下では、「頭文字D」から、アニメと新劇場版にて藤原拓海の声優を務めた三木眞一郎さん、宮野真守さんのプロフィールなどを紹介します。

藤原拓海のアニメ声優・三木眞一郎さんは、1968年生まれ、東京都出身の声優です。1989年に、アニメ「ダッシュ!四駆郎」で声優デビューを果たし、アニメをはじめ数多くの作品に出演しています。また、声優アワードでの受賞歴もあり、2010年の第4回では助演男優賞、2014年の第8回では富山敬賞に選ばれました。

声優・三木眞一郎さんの出演作品は、アニメ「ポケットモンスター」コジロウ役、「BLEACH」浦原喜助役等です。近年では、アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」ワルター・フォン・シェーンコップ役や、「名探偵コナン」萩原研二役で知られています。また、海外作品の吹き替えも多数出演しており、「X-MENシリーズ」のマイケル・ファスベンダー等の担当声優を務めています。

新劇場版の藤原拓海の声優・宮野真守さんは、1983年生まれ、埼玉県出身の声優・歌手です。小学生の頃に劇団ひまわりに所属し、舞台やテレビドラマに出演しました。NHKの海外ドラマ「私はケイトリン」のオーディション合格を受け、声優デビューを果たしました。また、2007年には歌手デビューを果たし、幅広い活躍から絶大な人気を博しています。

声優・宮野真守さんの主な出演作品は、アニメ「機動戦士ガンダム00」刹那・F・セイエイ役、「DEATH NOTE」夜神月役、「鬼滅の刃」童魔役、「うる星やつら（2022）」面堂終太郎役等です。また、海外映画「ファンタスティックビースト」の主人公ニュート・スキャマンダーの吹き替え声優としても知られています。

「MFゴースト」で語られた藤原拓海の過去。ネット上で死亡の噂が出回るなど、拓海に起きた出来事はファンに衝撃を与えました。選手を引退した現在は指導者として、後進の育成に尽力しています。また、片桐夏向の師匠という設定から、拓海が本編に登場する日も近いでしょう。以下では、「MFゴースト」の藤原拓海に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

頭文字Dの主人公であり、「MFゴースト」への登場が期待されていた藤原拓海。作中では、転落事故と選手引退という事実が判明し、読者に衝撃を与えました。ネタバレ紹介したように、拓海は存命ですが、一部では事故が原因で死亡したとの噂も出回りました。これからの活躍が期待された中で選手の道を絶たれた拓海。ショックのあまり、続きを読めていないとの感想が見られます。

「MFゴースト」で語られた拓海のその後は衝撃的な内容でしたが、指導者としてラリーに関わっています。拓海のその後を知り、胸が熱くなったとの感想も寄せられています。また、拓海の結婚が言及されたことも、読者を驚かせる事実となりました。頭文字Dの主人公でありながら、波乱の人生を送ってきた拓海。ネットで死亡説も噂された一方、今後の展開によっては「MFゴースト」に登場するとも予想されています。

MFGの実況アナウンスで語られた拓海の近況。死亡してもおかしくない大事故に見舞われた悲運は、読者にも衝撃を与えました。ショックのあまり、続きを読むのが辛いと感じるファンもいるでしょう。一方、あらすじネタバレのように、現在は指導者となっています。天才ドライバー・夏向を育てた拓海。いまだ本編への本格登場はありませんが、拓海の現在の姿や夏向とのやり取りを見てみたいとの声も多く見られます。

藤原拓海といえば、豆腐配達で毎日通っていた秋名山は外せません。拓海の公道最速伝説を生み出すきっかけとなった峠道で、豪快なダウンヒルが見る者を圧倒しました。「MFゴースト」では、本格登場のない拓海ですが、秋名山を走ってほしいとの声も寄せられています。秋名山は藤原文太のホームコースでもあります。ネタバレ解説のように、文太は群馬の頂点に立つ1人であり、「MFゴースト」へ登場する伏線とも捉えられます。

あらすじネタバレのように、拓海はWRC参戦目前に事故に遭い、選手生命を絶たれました。しかし、プロドライバーとしてWRCで活躍する拓海も見たかったとの意見も寄せられています。「MFゴースト」では、拓海の弟子が主人公を務め、新公道伝説に挑む若きレーサーの奮闘が注目されています。一方で、続編ではプロになった拓海の物語を読みたかったとの感想も見られます。

夜の公道を舞台に、己のドラテクと速さを競い合う走り屋のバトルを描いた「頭文字D」。拓海の溝落としなど現実離れしたドラテクの登場も作品の見どころです。また、「MFゴースト」の主人公・片桐夏向も、指導者である拓海から様々な技を習得したと推測されます。拓海の弟子という関係から、夏向にも「溝落とし」を出してほしいとの声も寄せられています。

藤原拓海の「MFゴースト」への登場は、ファンにとっても待望の回となり、拓海の知られざる過去と近況が明かされました。また、拓海が好きなファンからは、名前が出てきただけで胸がときめいたとの感想も寄せており、藤原拓海の人気がうかがえるでしょう。事故を経て指導者となり、結婚したことが明かされた拓海。次は藤原拓海本人の登場が望まれています。

迫力あるカーアクションが人気を火をつけた「頭文字D」。その続編にあたる「MFゴースト」のアニメが2023年に放送予定となり、ファンの注目が高まっています。拓海の登場は、原漫画と同じく実況アナウンスで名前が登場すると予想されます。また、拓海の弟子として主人公を務める片桐夏向のレースの様子も、アニメではどのように表現されるのか、アニメが楽しみとの声も寄せられています。

「MFゴースト」の藤原拓海の近況のネタバレをはじめ、過去に起きた事故と死亡の噂、結婚などをネタバレ紹介しました。続編でも選手としての登場が期待された拓海。しかし、不慮の事故をきっかけに指導者になったことが明らかになりました。また、本編では、主人公の片桐夏向を育てた師匠として語られています。拓海の姿は扉絵のみでしたが、いつか本編に本格登場する日が待ち望まれています。