【頭文字D】藤原拓海のエンジンブローの原因は？須藤京一・乾信司戦をネタバレ

藤原拓海とは、大ヒット自動車バトル漫画「頭文字D（イニシャルD）」の主人公です。彼は、天才的なドライヴィングテクニックの持ち主でありながら、愛車のスプリンタートレノAE86型（ハチロク）をエンジンブローさせたことがありました。この記事では、頭文字Dの藤原拓海のエンジンブローにスポットを当てていきます。エンジンブローを起こしてしまった原因や、エンジンブローシーンがコミックス何巻収録かなどを紹介します。

頭文字D（イニシャルD）は、公道での自動車レースを主体に描いた漫画です。特にバトルシーンの迫力とかっこ良さに、人気が集中しました。また、登場キャラクターたちの人間ドラマが、ストーリーに厚みを与えているとされており、現在でも新規ファンが増え続けているとのことです。この章では、頭文字Dの作品情報として、概要とあらすじを紹介していくことで、同作品の魅力に迫っていきます。

頭文字D（イニシャルD）は、週刊ヤングマガジンにて、1995年から2013年まで連載されました。単行本は、全48巻にまとめられており、電子書籍版もあるので手軽に読むことができます。同作品の原作者は、自動車漫画界の重鎮として有名なしげの秀一で、2017年より頭文字Dの続編的作品「MFゴースト」の連載を開始しました。また、頭文字Dは、テレビアニメ版や実写映画版などのメディアミックスが、積極的に行われています。

頭文字D（イニシャルD）は、公道における自動車レースを描いた漫画です。主人公の藤原拓海を中心にした走り屋たちが、様々な場所でバトルを繰り広げていました。藤原拓海は、当初ライバル関係にあった高橋涼介が提唱する「プロジェクトD」に参加していき、さらに公道レースにのめり込んでいきます。ちなみに、頭文字Dの「D」は、「ドリフト」を意味しており、ドリフトがこの作品の重要な要素であることが、示唆されました。

頭文字D（イニシャルD）の主人公は、藤原拓海です。藤原拓海は、実家の藤原とうふ店を手伝っている真面目な高校生ですが、秋名山をホームにして走り屋をしていました。藤原拓海の身長と体重は、174cmと58kgで、誕生日は明らかにされていません。藤原拓海の見た目は、黒髪ショートヘアの優しそうな少年です。藤原拓海の性格は、天然ボケの一面がありますが、情に厚く仲間思いで、自分のことよりも仲間を貶されると激高します。

頭文字D（イニシャルD）の藤原拓海の愛車は、「トヨタ スプリンタートレノ GT-APEX 3ドア AE86型」です。物語内では「86（ハチロク）」と呼ばれており、藤原拓海自身も「秋名のハチロク」の異名を持っていました。藤原拓海の86のボディカラーは、ハイテックツートン（ホワイト/ブラック）です。このモデルは、「パンダトレノ」の通称でも知られており、同作品の影響で実際の中高車市場でパンダトレノの価格が高騰しました。

長らく週刊ヤングマガジンの看板作品の一つだった自動車バトル漫画頭文字D（イニシャルD）は、藤原拓海のドライバーとしての高いスキルを堪能できる作品です。しかし、そのような藤原拓海も、作品内で愛車の86（ハチロク）が二度エンジンブローを起こして、ファンを大いに驚かせました。この章では、頭文字Dにおいて二度起きた藤原拓海のエンジンブローシーンについて、原因などネタバレを含めながら紹介していきます。

頭文字Dにおける藤原拓海の初のエンジンブローシーンは、須藤京一とのレース中に起きました。須藤京一とは、三菱ランサーエボリューションのワンメイクチームである、エンペラーのチームリーダーです。角刈りの金髪に白いバンダナが外見上の特徴である須藤京一は、徹底した合理主義者であり、走りにおいても基本を重要視する職人のような人物でした。また、周囲から「鉄人」と称されており、仲間の信頼も厚いです。

須藤京一とのレース時の藤原拓海は、プライベートで問題を抱えていました。彼が想いを寄せる茂木なつきが、援助交際をしているという密告を受けていたのです。須藤京一は、そのような状況である藤原拓海を、赤城山で迎え打ちました。レースは、須藤京一のカウンターアタックで、彼が優位に立ちます。藤原拓海も追いかけますが、彼の苛立ちが原因で86がエンジンブローを起こしてしまい、自身初の敗戦となりました。

頭文字Dの主人公である藤原拓海が、愛車の86（ハチロク）で二度目のエンジンブローを起こしたのは、乾信司戦でした。乾信司は、同作品における藤原拓海の最後のバトル相手として知られています。乾信司は、神奈川県の走り屋集団の中で三大勢力の一つであるサイドワインダーのメンバーであり、家庭環境や性格、そして穏やかそうな見た目に藤原拓海との共通点がありました。

乾信司の愛車も年式こそ別ですが、藤原拓海と同じスプリンタートレノAE86でした。ハチロク同士によるラストバトルに、多くのファンが興奮したとされています。お互いに抜きつ抜かれつを繰り返したバトルは、クライマックスで藤原拓海が、ブラインドアタックで乾信司を抜きました。しかし、ここで藤原拓海のハチロクがエンジンブローを起こしてしまい、彼はクラッチを切ったまま走り切ってゴールしています。

藤原拓海の二度目のエンジンブローの原因は、一度目とは違う原因であることが判明しています。彼の86は、エンジンが11000回転以上回らないように、父親の文太が調整していました。さらに最終戦では、プロジェクトDのメカニックが9000回転まで抑えていたのです。しかしながら、何らかの原因で回るはずのない12000回転まで回ったことで、エンジンブローを起こしてしまいました。

しげの秀一原作の傑作公道レース漫画頭文字Dは、藤原拓海をはじめとする高いスキルを持ったドライバーたちのテクニックを楽しむことができる作品です。また、彼らの敗北シーンやアクシデントも同作品のみどころとして注目されました。それでは、藤原拓海のエンジンブローは、単行本の何巻で見られるのでしょうか？この章では、藤原拓海のエンジンブローの単行本収録巻と、エンジン載せ替え前後の86の馬力について取り上げます。

頭文字Dの主人公である藤原拓海が初めてエンジンブローを起こしたシーンは、単行本の10巻に収録されています。また、テレビアニメ版では、Second Stageで放映されました。二度目のエンジンブローは、単行本48巻収録です。テレビアニメ版は、Final Stageにて放映されました。テレビアニメ版は、円盤や動画配信サービスで観ることが可能です。

藤原拓海のスプリンタートレノAE86型に搭載されているエンジンのスペックについては、詳細が明らかにされていません。エンジン載せ替え前の馬力は、150馬力だと推察されています。一度目のエンジンブロー後に乗せ換えたエンジンの馬力は、240馬力だと高橋涼介が語っていました

この章では、頭文字Dの藤原拓海のエンジンブローに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。彼のエンジンブローは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、頭文字Dの原作漫画を読んでいた方のツイートです。藤原拓海の86のエンジンブロー後に、読むのを止めていたとのことで、その後に読み返していたらハマり始めたとつぶやいていました。

こちらは、頭文字Dの大ファンだと思われる方のツイートです。頭文字Dのテレビアニメ版について、藤原拓海の86のエンジンブローシーンを何度も観て、泣いてしまったとつぶやいています。

こちらは、頭文字Dの原作漫画とテレビアニメ版両方のファンだと思われる方のツイートです。アニメ版の頭文字Dのエンジンブローシーンで号泣したとのことです。

この記事では、頭文字D（イニシャルD）の藤原拓海の愛車スプリンタートレノAE86型のエンジンブローシーンについて特集しました。同作品屈指の名シーンとされるエンジンブローに注目しながら、頭文字Dを見てください。