アオアシはスラムダンクのサッカー版漫画？似てると言われる理由やオマージュシーンを紹介

パクリ疑惑や似てるという意見を知る前に、まずは「アオアシ」の基本情報を紹介していきます。アオアシは2015年から連載されている漫画で、2023年4月時点でコミック31巻が刊行されています。2022年の4月から9月にはアニメが放送されており、「ヤマノススメ」「神のみぞ知るセカイ」などの作品に携わっている「さとう陽」が監督を務めています。

アオアシの主人公は「青井葦人」です。青井葦人は天才を自称しているサッカー少年で、中学校の部活ではフォワードで活躍していました。また、福田達也に見出されたことでユースに入りましたが、フォワードでは通用しないと言われたため、生き残るためにディフェンダーへの転向を決めます。アオアシはスポ根漫画のため、熱くて泣けるという意見が挙がっています。

ここからは、アオアシにスラムダンクのパクリ疑惑が浮上した理由を考察していきます。アオアシは累計発行部数1700万部を突破している大ヒット漫画ですが、スラムダンクに対するパクリ疑惑が浮上しているようです。アオアシのオマージュシーンも紹介していきます。

アオアシはスラムダンクと作風が似ていることでパクリ疑惑が浮上しています。ですが、両作品には違う面白さがあるため、アオアシは累計発行部数1700万部を超える大ヒット漫画になったようです。また、ユースチームと部活という違いもあるため、似ているようでまったく違うという意見も挙がっています。

スラムダンクは累計発行部数1億7000万部を突破している大ヒット漫画で、1990年から1996年まで連載されていました。続きが描ける状況で惜しまれながら完結したため、読者は「続きを読みたい」という想いを抱いてたことが予想できます。そのため、アオアシはスラムダンクのような熱さがあることで、大ヒットしたといわれています。

スラムダンクの主人公の桜木花道は、赤毛のリーゼントという不良でした。ですが、バスケットボールに魅了され、自分のミスで試合に敗れた時に坊主にしています。アオアシのキャラクターも「赤毛のリーゼントから坊主」という変化を見せているため、このシーンがスラムダンクのオマージュといわれています。

アオアシの作者の小林有吾は、「経済的な貧困や社会格差によりサッカーを続けることが困難な子供と家族を支える」という「アオアシ奨励金」を設立しています。スラムダンクの作者の井上雄彦も「スラムダンク奨学金」を設立しているため、小林有吾は井上雄彦から影響を受けていることが分かります。

パクリ疑惑やオマージュシーンを知った後は、アオアシとスラムダンクの共通点を紹介していきます。アオアシとスラムダンクには、様々な共通点があるため、作風が似てるという意見が挙がっています。選手や指導者の共通点をネタバレしながらまとめていきます。

アオアシの主人公は青井葦人です。青井葦人は「天才」を自称しており、点取り屋のフォワードで活躍を夢見ていました。ですが、自分の得点能力では上に上がれないことが分かったため、俯瞰能力を活かしたディフェンダーで活躍していきます。ユースの中では未熟な存在のため、成長速度がスラムダンクの桜木花道に似ているといわれています。

スラムダンクの主人公は桜木花道です。桜木花道は地元で有名な不良でしたが、赤木晴子に好意を抱いたことで部活に入り、バスケットボールの面白さに魅了されていきます。調子に乗った時に「天才ですから！」と発言しているため、青井葦人と桜木花道には「天才」の共通点があります。

福田達也はユースチームの監督で、物語が始まる前には日本代表のメンバーでした。スペイン1部でプレーする天才として知られていましたが、大怪我を負ったことで引退に追い込まれています。地元の愛媛に帰省した時に青井葦人と出会い、青井葦人の才能を見い出してユースチームに誘いました。

スラムダンクの安西光義は、バスケットボール部の監督です。温厚で口数が少ない性格をしていますが、物語が始まる前には「白髪鬼」と呼ばれ恐れられていました。教え子のプレーに興奮する様子を見せているため、安西光義と福田達也には「教え子の成長を楽しんでいる」という共通点があります。

アオアシの栗林晴久は、ユースチームのメンバーです。高校2年生でトップチームに召集された才能を持っており、「エスペリオンユースの最高傑作」と呼ばれています。特別な能力を持つ青井葦人に注目しており、「プロになることがゴールではない」と教えてくれた青井葦人に感謝しています。

スラムダンクの仙道彰は、陵南高校バスケットボール部の部員です。全ての面で高い能力を持つ天才で、流川楓とのライバル関係が描かれています。仙道彰と栗林晴久は見た目が似ており、周囲が認める天才という共通点があります。

アオアシの義経健太は、ユースチームのメンバーです。優れた得点能力を持つため、前年度のリーグ得点王になっています。物語途中に怪我で離脱していますが、復帰後にトップチームに昇格しました。試合では頼れるキャプテンですが、普段は変わった語尾を使う変人の顔を見せています。

スラムダンクの沢北栄治は、山王工業高校バスケットボール部の部員です。驚異的な身体能力とテクニックを持っており、高校バスケットボール界ナンバー1の選手として注目されています。沢北栄治と義経健太は見た目が似ており、得点能力に優れるという共通点があります。また、沢北栄治は精神面のムラが欠点ですが、義経健太はキャプテンとして頼られているため、チーム内での立場に違いがあります。

アオアシの大友栄作は、ユースチームのメンバーです。小柄で俗な性格をしており、イケメンを目の敵にしています。試合では味方をサポートするいぶし銀の活躍を見せており、キャプテン向きの強いメンタルが評価されています。

スラムダンクの宮城リョータは、湘北高校バスケットボール部の部員です。小学生時代からポイントガードを務めており、全国区の選手を抜き去るスピードを持っています。「チームを鼓舞する」「女性が好き」という共通点があるため、宮城リョータと大友栄作は性格が似ているといわれています。

パクリ疑惑やオマージュシーンを知った後は、アオアシとスラムダンクに関する感想をまとめていきます。アオアシとスラムダンクは大ヒット漫画のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように、アオアシとスラムダンクには様々な共通点があるため、読者から「アオアシとスラムダンクは似てる」という感想が挙がっています。また、「スラムダンクのような熱さがある漫画が読めて嬉しい」という感想も挙がっています。

アオアシとブルーロックは累計発行部数1000万部を突破しているため、近年のサッカー漫画ではライバル関係にあります。アオアシはスラムダンクとの共通点が多いですが、ブルーロックは黒子のバスケとの共通点が多いため、「アオアシとブルーロックの関係が面白い」という感想が挙がっています。

アオアシにはパクリ疑惑が浮上していますが、「ストーリーや設定が違う」「それぞれの面白さが違う」という感想が挙がっています。また、「スラムダンクのファンの作者が、面白い漫画を生み出したことが凄い」という感想も挙がっています。

本記事では、アオアシのパクリ疑惑やスラムダンクとの共通点を考察していきました。アオアシはスラムダンクと作風が似ていますが、独特な熱さと面白さがあるという意見が挙がっています。また、スラムダンクのオマージュシーンが面白いといわれているため、肯定的な意見の方が多いことが分かります。アオアシを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。