【テニスの王子様(テニプリ)】不二裕太は不二周助の弟!強さ・能力や必殺技は?

『テニスの王子様(テニプリ)』は、中学校のテニス部員たちが全国を目指して競い合う漫画です。テニスの王子様(テニプリ)に登場する不二裕太は、メインキャラである不二周助の弟です。本記事では不二裕太がどういったキャラかを調査し、強さや必殺技、アニメでの声優について詳しくまとめていきます。不二周助や観月はじめなど、他キャラとの関係も解説しているため、ぜひ参考にしてください。

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目次

  1. テニプリの不二裕太は不二周助の弟
  2. テニプリの不二裕太の強さ・能力や必殺技
  3. テニプリの不二裕太と他キャラの関係
  4. テニプリの不二裕太の登場シーンや名言
  5. テニプリの不二裕太の声優
  6. テニプリの不二裕太に関する感想や評価
  7. テニプリの不二裕太まとめ

テニプリの不二裕太は不二周助の弟

テニプリ(テニスの王子様)に登場する不二裕太は、青春学園テニス部のレギュラーである不二周助の弟です。不二周助とは歳がひとつしか違わず、優秀な兄と何かと比べられることにうんざりしています。テニプリの作中では兄へのコンプレックスを利用されるなど、不遇なキャラとして描かれています。

本記事では、不二周助の弟である不二裕太に焦点を当て、彼の人物像や登場シーン、アニメ版の声優などをまとめていきます。まずは、テニプリの基本的な情報や、不二裕太のプロフィールについて解説します。兄である不二周助との関係も説明しているため、しっかりとチェックしておきましょう。

テニスの王子様(テニプリ)の作品情報

テニスの王子様(テニプリ)の概要

テニプリの略称で知られているテニスの王子様は、1998年に集英社の週刊少年ジャンプに読み切りが掲載されました。1999年から正式に連載が始まり、その後約9年間に渡って連載されます。2009年からはジャンプスクエアに移行し、テニプリの続編となる『新テニスの王子様』の連載が始まりました。新テニスの王子様は、現在でも連載が続いています。

テニプリは中学校のテニス部を舞台にした漫画で、キャラたちが団体戦で全国優勝を目指す物語です。テニスの解説や説明が作中に入っているため、テニスを知らない人でも楽しめるようになっています。テニプリは2001年にテレビアニメ化され、2005年まで放送が続きました。途中で原作に追いついてしまったため、アニメオリジナルのストーリーも多く入っています。

テレビアニメの続編は、OVAとして制作されました。その後も映画やOVAの制作は続き、2022年には新テニスの王子様がテレビアニメとなりました。テニプリはミュージカルにもなり、これまでに幾度となく上映されています。テニプリのミュージカルは「テニミュ」の愛称で知られており、若手俳優の登竜門としても有名です。

テニスの王子様(テニプリ)のあらすじ

テニプリ(テニスの王子様)の主人公は、中学1年生の越前リョーマです。天才テニス少年の越前リョーマは、アメリカのジュニア大会で4連続優勝という経歴を持っていました。帰国して青春学園中等部に入学した越前リョーマは、1年生にしてテニス部のレギュラーとなります。越前リョーマは仲間たちとともに団体戦で勝ち上がり、青学の全国制覇を目指すのでした。

不二裕太のプロフィール

テニプリ(テニスの王子様)の不二裕太は2月18日生まれのO型で、聖ルドルフ学院中学校の2年生です。聖ルドルフ学院テニス部のエースとして活躍しており、次期部長候補でもあります。テニプリでの初登場時は身長170cm、体重56kgでしたが、新テニスの王子様で身長172cm、体重57kgにまで成長しました。ケーキなどの甘いものが好物で、冷蔵庫には常にスイーツを常備しています。

不二裕太と不二周助の関係

テニプリ(テニスの王子様)の不二裕太は、青春学園テニス部の不二周助の弟です。不二裕太もはじめは兄と同じく、青学に在籍していました。ただ、天才と名高い不二周助と比べられることが嫌で、テニス部には入っていませんでした。校外のテニスクラブに通っていた際に聖ルドルフの観月はじめからスカウトされ、転校することを決意します。

不二裕太は兄への劣等感から不二周助を嫌っていましたが、不二周助は弟である不二裕太をいつも気にかけていました。不二周助を追い抜くことを目標にテニスに励んでいた不二裕太ですが、自分が兄に固執しすぎていることに気づくようになります。不二裕太の兄に対するこだわりが消えたことで、2人の仲は徐々に改善していきました。

仲が改善したことで、不二裕太は不二周助の実力を素直に認められるようになったようです。不二裕太は不二周助が出場する全国大会に姿を現し、「やっぱりアニキはすごい」と素直に称賛していました。これまでは鬱屈した思いから兄を越えようとしていた不二裕太ですが、兄へのコンプレックスを乗り越えたことで真っ直ぐに兄を目標とすることができるようになりました。

新テニスの王子様 公式ウェブサイト

テニプリの不二裕太の強さ・能力や必殺技

テニプリ(テニスの王子様)で天才と呼ばれている不二周助は、テニスにおいては人並み外れた実力や能力を持っています。しかし、弟の不二裕太に関しては、どの程度の強さかいまいちわからない人も多いのではないでしょうか?ここでは、テニプリの不二裕太の強さや能力、試合で使用したことがある必殺技について解説します。

不二裕太のテニスの実力や強さ

テニプリ(テニスの王子様)の不二裕太の能力値は、スピード3、パワー3、スタミナ2、メンタル2、テクニック3となっています。兄の不二周助と対戦した際は、0-7と惨敗しています。これらのことからも、特別に強い選手ではないといえるでしょう。しかし、観月はじめの教えを受けてテクニックの必要な必殺技を完成させたように、ある程度のテニスのセンスや実力は持ち合わせていると推察できます。

不二裕太は「左殺し」と呼ばれる選手

目立った強さはない不二裕太ですが、左利き相手との対戦では16連勝という成績を残しています。不二裕太は観月はじめから対左利きの特訓を受け、左利き相手に特化した強さを身につけることに成功しました。左利きの相手には負けなしの不二裕太は、いつしか「左殺し」の異名を持つようになりました。左利きの越前リョーマには負けてしまいましたが、他の左利きの選手からすれば十分驚異となる存在だといえるでしょう。

不二裕太の必殺技

テニプリ(テニスの王子様)で不二裕太が使った必殺技は、ツイストスピンショットと超(スーパー)ライジングの2つです。これらは一体どのような技か、具体的に見ていきましょう。また、テニプリの続編である新テニスの王子様で不二裕太が使った、新たな必殺技であるWツイストスピンについても説明します。

必殺技①ツイストスピンショット

テニプリの不二裕太は、観月はじめからツイストスピンショットという必殺技を教わります。ツイストスピンショットは、ボールに強烈なトップスピンをかけたショットのことです。この技を使うことで打球は急角度で跳ね返り、相手はボールを返球しにくくなります。ただ、この技を使うためには無理な体勢でショットを打つ必要があり、まだ骨格も出来上がっていない中学生にはかなり負担がかかってしまいます。

必殺技②超(スーパー)ライジング

テニプリ(テニスの王子様)の不二裕太は、もともとライジングショットを得意としていました。そのライジングショットを進化させた技が、この超(スーパー)ライジングです。ライジングショットとは、バウンドした相手のボールが頂点に達する前に打つことです。

こうすることで相手側にボールが早く戻り、なおかつ勢いの強いボールを返すことができます。不二裕太は返球しにくい越前リョーマのツイストサーブも、楽々とライジングショットで返していました。このプレーにより、不二裕太のライジングショットは超(スーパー)ライジングと呼ばれるようになります。

必殺技③Wツイストスピン

テニプリの不二裕太が使うWツイストスピンは、ツイストスピンショットの改良版ともいえる技です。ツイストスピンショットは片手でボールを打つ技ですが、Wツイストスピンは両手を使ってボールを打ちます。両手を使うことで、体にかかる負担を最小限に抑えられるようになりました。ツイストスピンショットの効果はそのままに、欠点だけを補った必殺技です。

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テニプリの不二裕太と他キャラの関係

不二裕太と観月はじめの関係

テニプリ(テニスの王子様)の観月はじめは、不二裕太と関係の深いキャラです。観月はじめは聖ルドルフ学院テニス部の補強のため、不二裕太を勧誘しました。観月はじめは勝利のためには手段を選ばないところがあり、体への負担を承知の上で不二裕太にツイストスピンショットを教えました。ただ、不二裕太は自分の居場所を作ってくれた恩人として、観月はじめのことを尊敬し慕っています。

不二裕太と越前リョーマの関係

テニプリ(テニスの王子様)の主人公である越前リョーマは、都大会で不二裕太と対戦します。不二裕太は越前リョーマとの試合のおかげで、自分がいかに兄に固執しているか気づくことができました。不二裕太は越前リョーマとの試合で初めて観月はじめの指示に逆らい、自分のやりたいようにプレーすることができたのです。試合自体には負けてしまった不二裕太ですが、試合後の顔は非常にすっきりとしていました。

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テニプリの不二裕太の登場シーンや名言

テニプリ(テニスの王子様)の不二裕太は青学から転校してしまったため、作中での登場シーンもそれほど多くありません。しかし、都大会をはじめ、いくつか活躍するシーンもあります。ここでは、テニプリの不二裕太の登場シーンを振り返り、どのような活躍をしたかを解説します。また、不二裕太の記憶に残る名言も紹介します。

不二裕太の登場シーン

登場シーン①青春学園中等部に入学する

小学校を卒業した不二裕太は、青春学園中等部に入学します。青学には、すでに兄の不二周助が通っていました。天才テニスプレイヤーの不二周助は学校でも有名で、不二裕太は入学早々「不二周助の弟」として注目を集めます。周囲の人たちは、不二裕太もテニス部に入るものと思い込んでいました。


しかし、不二周助の弟としてしか見られないことに嫌気が差した不二裕太は、青学のテニス部には入りませんでした。不二裕太は不二周助の弟といわれないように、わざと遠く離れたテニスクラブに通って練習をするようになります。

登場シーン②聖ルドルフ学院に転入する

ある日、テニスクラブで練習をしていた不二裕太をスカウトしに、聖ルドルフ学院の観月はじめがやって来ます。観月はじめは不二裕太のことを「不二周助の弟」として見ず、彼自身の能力を認めてくれました。不二裕太は自分自身を見てくれた観月はじめについていくことを決意し、青学を去りました。

聖ルドルフに転入した不二裕太は、観月はじめから指導を受けます。観月はじめは不二裕太を対左利きに強いプレイヤーに育てるため、必殺技や戦い方を教えました。観月はじめの特訓のおかげで、不二裕太は左利き相手には負けなしの成績を誇るようになります。そして、聖ルドルフの左殺しといわれて恐れられるようになりました。

登場シーン③越前リョーマに敗北する

不二周助を倒すことを目標に練習に励んできた不二裕太は、都大会で青学と対戦することになります。兄との試合を望んでいた不二裕太でしたが、試合の相手は越前リョーマでした。不二裕太は、得意のライジングショットやツイストスピンショットで越前リョーマに立ち向かいます。

最初は不二裕太のツイストスピンショットを返せなかった越前リョーマでしたが、徐々に調整してボールを返せるようになっていきます。そして、不二裕太はついに必殺技を完全に攻略されてしまいました。越前リョーマは試合中にツイストスピンショットのリスクや、不二裕太が兄に固執しすぎだということを伝えます。

必殺技が通用しなくなり負けそうになった不二裕太に、観月はじめは越前リョーマの左眼を狙うように指示を出しました。しかし、越前リョーマに対して卑怯な手段を使いたくなかった不二裕太は、観月はじめの命令に初めて逆らいました。その後、越前リョーマとの試合に正々堂々と臨んだ不二裕太は、3-6で負けてしまいました。

登場シーン④ツイストスピンショットのリスクに気付く不二周助

越前リョーマは不二裕太との試合中、ツイストスピンショットのリスクに気づきました。そして、それは2人の試合を観戦していた不二周助も同じでした。不二周助は聖ルドルフの観月はじめに、体への負担を承知の上でツイストスピンショットを教えたのかと訊きます。それに対して観月はじめは、「バカ弟は操りやすかった」と挑発的な答えを返します。

その言葉を聞いた不二周助は怒りを爆発させ、観月はじめとの試合でわざと5ゲームを落としました。その後、観月はじめに1点も与えず、試合を7-5とひっくり返します。弟を道具のように扱う観月はじめに対し、不二周助は屈辱的な負けを味わわせることで制裁を与えたのでした。

登場シーン⑤周助とペアを組む

新テニスの王子様では、不二裕太はU-17の選抜メンバーに選ばれます。合宿でペアを組むように指示された不二裕太は、兄の不二周助とペアになりました。ダブルスマッチが行われると予想していた一同でしたが、そこで行われたのはペアを組んだ者同士のシングルスマッチでした。

不二裕太は不二周助との対戦で、体への負荷を軽減したWツイストスピンを披露しました。しかし、不二裕太の必殺技は、不二周助には通用しませんでした。不二裕太は不二周助相手に0-7で負けますが、テニスの実力は高く評価されます。敗北した不二裕太は合宿から追放され、負けた者たちと一緒に崖の上の特訓に参加することになりました。

不二裕太の名言

テニプリ(テニスの王子様)の不二裕太の登場シーンに続き、不二裕太の名言を紹介します。不二裕太の名言は、ファンの心に真っ直ぐ響く熱いセリフが多いです。不二裕太の名言を知っておくと、不二裕太の登場シーンもさらに楽しめること間違いなしです。名言の内容とともに、どういったシーンで使われるかも一緒にチェックしておきましょう。

不二裕太の名言①「俺は俺だ...」

俺は俺だ!!不二裕太だ!!

テニプリ(テニスの王子様)の不二裕太は、周りから「不二周助の弟」と呼ばれることを心底嫌がっていました。都大会の試合でも観客から不二周助の弟だと噂され、怒りを覚えます。そして、「俺は俺だ」と心の中で叫び、越前リョーマとの試合に向かいました。自分本来の姿を見てほしいという、不二裕太の強い気持ちが表れた名言です。

不二裕太の名言②「越前とは真正面から...」

越前とは真正面からぶつからせて下さい

越前リョーマとの試合で必殺技を封じ込まれた不二裕太に、観月はじめは越前リョーマの左眼を狙うように言います。しかし、越前リョーマによって兄への固執から解放された不二裕太は、彼に対して卑怯な手を使いたくありませんでした。そこで、この名言を口にして、観月はじめの指示を拒否したのです。ずっと観月はじめの指示に従っていた不二裕太が、初めて自分の意志でテニスを行った瞬間でした。

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テニプリの不二裕太の声優

アニメのテニプリ(テニスの王子様)では、不二裕太の声を声優の富田真さんが担当しています。冨田真さん演じる不二裕太の声にはかわいさがあり、本当の中学男子のようだと評判です。冨田真さんは出演したアニメもそれほど多くないため、どういった声優か知らない人もいるでしょう。ここでは、不二裕太役の冨田真さんのプロフィールと、主な出演作品や担当キャラを紹介します。

冨田真のプロフィール

声優の冨田真さんは、1974年9月21日生まれのA型です。身長は168cm、出身地は群馬県です。以前はブリングアップやケッケコーポレーション、劇団アルターエゴ、怪傑パンダーズなどに所属していました。1990年代から、俳優や声優として活動しています。現在ではワークショップの講師や、朗読劇の演出なども手がけています。趣味はサッカーとゲームで、PC版のDead by Daylightにハマっているようです。

冨田真の主な出演作品や演じたキャラ

声優の冨田真さんは、『ホイッスル!』の真田一馬、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の名蜘蛛コージ、『GUNSLINGER GIRL』のルーイなどを担当してきました。他にも、『吟遊黙示録マイネリーベ』のヘルマンや『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』の万丈目正司、『スクールランブル 二学期』の吉田山次郎などを演じています。

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テニプリの不二裕太に関する感想や評価

テニプリ(テニスの王子様)の不二周助はイケメンでテニスが強く、作品の中でも人気が高いキャラです。このような完璧な兄といつも比べられてしまう不二裕太には、「かわいそう」と同情する声が集まっていました。不二裕太が作中で「不二弟」と呼ばれることに対して、「心が痛い」とコメントしている人もいました。

テニプリ(テニスの王子様)の不二周助は、試合中に次々と新技を編み出してしまうような天才プレイヤーです。しかし、不二裕太にはそういった才能はなく、努力によってテニスの腕前を上げてきました。不二裕太の努力家なところが好きだというファンは多く、不二裕太を応援するコメントが多く上がっていました。

テニプリ(テニスの王子様)の不二裕太に関しては、声優に関する感想も寄せられています。不二裕太の声優の解釈が100点満点というコメントや、不二裕太の声が最高というコメントが見られました。不二裕太の声を聞いてから、声優の冨田真さんのファンになったという人もいました。

テニプリ(テニスの王子様)の不二兄弟は、不二裕太のコンプレックスのせいで関係がこじれていました。2人の仲を心配するファンは多く、兄弟が仲直りした後は「仲直りできて良かった」というコメントが上がっていました。また、2人が仲直りしたことにより、不二裕太が自分のテニスを楽しめることを喜ぶ声もありました。

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テニプリの不二裕太まとめ

テニプリ(テニスの王子様)の不二裕太の能力や登場シーン、アニメの声優などをまとめました。不二裕太は青学から聖ルドルフ学院に転校し、兄の不二周助を越えようと必死に努力していました。しかし、兄へ固執していた気持ちから解放され、徐々に仲の良い兄弟へ戻っていきます。

不二裕太は兄への執着から逃れられたことで、兄の強さも素直に認められるようになりました。本来のテニスを取り戻すことができた不二裕太は、ようやく本当のテニス人生を歩き出せるようになったのです。伸び伸びとテニスができるようになった不二裕太の、今後の活躍に期待しましょう。

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