【地獄楽】亜左桐馬（とうま）は天才剣士！山田浅ェ門になった目的は？

亜左桐馬（とうま）とは、「地獄楽」に登場するキャラクターです。彼は天才剣士とされており、性別不詳の美しい容姿から公式人気投票でもベスト10内に入る支持を集めていました。この記事では、地獄楽の亜左桐馬にスポットを当てていきます。桐馬のプロフィールや性別、兄である亜左弔兵衛との関係、桐馬は最後に死亡したのか、そして2023年4月に放映開始されるテレビアニメ版で桐馬役を演じる声優などを取り上げます。

「地獄楽」は、忍法を主体にしたバトル漫画です。仙薬を手に入れようとする人間たちと、人間を殺害している天仙たちとの戦いが軸になっていますが、双方に悲劇的なドラマがあり、「単なるバトル漫画ではない」と話題と注目を集めて、アニメ化されるまでに至りました。連載が終了している地獄楽は、アニメ版がヒットすれば更なる人気を獲得するとみられます。この章では、地獄楽の作品情報を紹介していきます。

地獄楽の原作者は、週刊少年チャンピオンの編集者をしていた経験のある賀来ゆうじです。同作品は、少年ジャンプ+にて、2018年1月22日から2021年1月25日まで連載されました。コミックスは全13巻で、累計発行部数は380万部を突破しています。また、連載中に「地獄楽 大原画展」が開催されて反響を巻き起こしました。連載終了と同時にテレビアニメ化が告知され、2023年4月にテレビ東京系で放映されることが決定しています。

地獄楽の主人公の画眉丸は、周囲から畏怖の念で見られている忍です。彼は仲間に裏切られ、投獄の上死罪となりますが、強靭な生命力で死亡することなく現在まで生きていました。画眉丸のもとへ派遣された山田浅エ門佐切は、彼に極楽浄土と呼ばれる島から仙薬を取ってくる計画を提案します。仙薬は飲むと不老不死になるとのことで、目的を果たせば無罪放免と今後永久に追われないことが約束されるのです。画眉丸は熟考しました。

地獄楽に登場する亜左桐馬（とうま）は、年齢や性別などのパーソナルデータが明らかにされていません。黒い長髪（後に切り落とす）と性別不詳の美しい容姿をしていることから、10代後半から20代前半ではないかと推察されます。桐馬には、兄弔兵衛がいます。暴走した弔兵衛に顔を傷つけられたことがあり、鼻のあたりに古傷がありました。この傷跡は、普段は見えませんが、感情が高ぶると浮かんでくるのです。

地獄楽の亜左桐馬は、その美しい顔立ちと長い黒髪から、「性別は女性ではないか？」と当初推察されていました。桐馬の性別は、早い段階で男性であることが明らかになっています。桐馬自身は、女性と間違われることを、ある程度受けとめている様子がありました。地獄楽のファンの間では、桐馬の人気が高いとのことで、TwitterなどのSNS上で、彼のファンアートを公開している人も多く見受けられます。

地獄楽の亜左桐馬は、兄に弔兵衛がいることがわかりました。弔兵衛は、桐馬とは対照的に金髪ショートカットに切れ長の眼、そして常時鼻のあたりに傷跡があるワイルドな風貌をしています。弔兵衛の年齢や誕生日も不明ですが、20代前半ではないかと推察されました。弔兵衛は、若くして伊予の賊王に上り詰めた傑物であり、戦闘力、分析力、人心掌握力に優れています。しかし、捕まってしまい、現在は死罪人になりました。

賀来ゆうじ原作の大ヒット忍法バトル漫画の地獄楽に登場する人間側キャラクターは、主に死罪人と山田浅エ門に分かれています。異なる立場に置かれた人間たちのドラマが、多くの読者の興味を惹き、やがて感動を巻き起こしました。その中でも、亜左桐馬（とうま）と弔兵衛の兄弟のドラマが、人気が高いとされています。この章では、地獄楽の性別が男の亜左桐馬が、山田浅エ門になった目的と、彼の実力についてネタバレ紹介します。

地獄楽は、仙薬探しの旅に出た死罪人と、彼らを監視する山田浅エ門との関係がストーリーの軸の一つになっている漫画です。亜左弔兵衛の監視人を務めているのは、誰あろう実弟の桐馬（とうま）でした。桐馬と弔兵衛の兄弟仲は非常に良く、桐馬は生き抜いていくために常に変化し続けていく弔兵衛のことを慕っています。一方の弔兵衛も、殺戮すら厭わない盗賊の頭領でありながら、桐馬に対しては無条件に愛情を注いでいました。

弔兵衛にとって桐馬は、たった一人の肉親でした。それ故に、死罪人に身をやつしても弟のことを思い遣っていたのです。そのことは、桐馬も同様です。桐馬は、死罪人になった兄を助けるために、山田浅エ門になりました。そして、桐馬は目的通り、仙薬探しに出た兄の監視人になることができたのです。仙薬探しの旅においては、桐馬と弔兵衛は常に行動をともにしており、その姿が多くのファンを感動させました。

地獄楽に登場する亜左桐馬は、兄の弔兵衛を助けるために山田浅エ門に入りました。山田浅エ門とは、地獄楽の世界における斬首を生業にした一門のことです。当主の名であり家名でもあることから、佐切や門下は皆この名を名乗っていました。山田浅エ門には位があり、当主も非世襲制です。ちなみに、実際の江戸時代にも、山田浅右衛門という御様御要職が存在し、地獄楽の山田浅エ門のモデルになりました。

亜左桐馬は、生まれながらにして高い剣のスキルを有していたとされています。その天才剣士ぶりは、光るものがあり、山田浅エ門入門一ヶ月にして代行許しになりました。これは、地獄楽の山田浅エ門の中でも異例のスピード出世とのことです。亜左桐馬の氣（タオ）は土であり、ストーリーが進んでいくとタオを活かした剣術を披露するようになりました。

しかし、仙薬探しの旅は、戦闘経験の少ない亜左桐馬が大活躍できるほど甘いものではありません。彼は、画眉丸一行の死罪人である民谷巌鉄斎から、「剣技が付け焼刃」であることと「兄の弔兵衛に頼り過ぎていること」を指摘されました。自分の弱点を見事に言い当てられてしまった桐馬は、自分の未熟さを受けとめて、頭を下げて巌鉄斎に教えを請います。そして、決意表明として長い黒髪を切りました。

少年ジャンプ+の看板作品の一つとされた時代劇バトル漫画の地獄楽は、死亡したキャラクターが多いことで知られています。ファン人気が高いキャラであっても、あっさりと死亡することから、非情なまでのストーリー展開に衝撃を受けた読者も多くいました。それでは性別不詳だった亜左桐馬（とうま）は、死亡したのでしょうか？この章では、地獄楽の桐馬の最後と、過去について二項目に分けてネタバレ紹介していきます。

地獄楽に登場する亜左桐馬（とうま）と兄の弔兵衛には、不幸な過去がありました。兄弟は、もともと赤稿藩の武家出身です。ところが、藩が幕府から改易されてしまい、亜左家も浪人暮らしを余儀なくされました。貧困生活に喘ぐ亜左家では、ほどなくして母親が病気を患い死亡します。さらに、父親が主君の仇討ちに参加した咎で刑死となり、兄弟二人が残されてしまいました。

桐馬と弔兵衛は、野盗の襲撃を受けて、売り飛ばされそうになります。しかしながら、弔兵衛が持ち前の適応力の高さと人心掌握力で、あっという間に盗賊の頭領の地位まで上り詰め、さらに盗賊団を大きくしていったことで、運命が変わりました。その後、兄弟の立場は死罪人と山田浅エ門とに分かれましたが、絆は消えることなく、お互いを気遣いながら画眉丸一行に加わることになるのです。

ちなみに、亜左家の没落の元ネタは、元禄年間に起きた「赤穂事件」だとされています。亜左家の主君のモデルが、浅野長矩であり、弔兵衛と桐馬の父親が赤穂義士四十七士の中の誰かではないかと考察されました。この件と山田浅エ門のように、フィクションの中に実際の江戸時代の事件や世相を盛り込んでいる点が、地獄楽のストーリーに説得力を持たせる理由だといわれています。

地獄楽のストーリーは、クライマックスになると大きな変化が訪れています。極楽浄土と呼ばれる島へ到着した画眉丸一行は、仙薬を守り人間を殺害する天仙たちと死闘を繰り広げました。そして、遂に彼らは仙薬を手中にするのです。桐馬も花化が酷かった弔兵衛も死亡しません。しかしながら、死罪人の中で無罪放免になるのは、一人だけでした。画眉丸たちは協議の末に、世間に名の通っていた巌鉄斎を無罪放免にすると決めたのです。

画眉丸たちは、名前や里を捨てて生きていくことになります。弔兵衛と桐馬兄弟は、日本を捨てて当時イギリス領だった香港へ渡りました。香港での二人は、「双龍兄弟」と呼ばれる大ギャングになっており、裏社会で恐れられる存在です。弔兵衛と桐馬は、イギリス占領軍、清朝密使、香港黒社会が跋扈する国内を、さらなる混沌へと導いていきました。このように、亜左兄弟は最後まで死亡していません。

賀来ゆうじ原作の大ヒット忍法漫画の地獄楽は、2023年4月よりファン待望のテレビアニメ版の放映が予定されています。アニメ版では、人気と実力を兼ね備えた声優陣がキャスティングされており、ファンの関心を集めていました。アニメ版で、性別不詳だった亜左桐馬（とうま）役を演じるのは、小野賢章です。この章では、小野賢章について特集していきます。

地獄楽のテレビアニメ版で、亜左桐馬役の声優キャスト小野賢章は、1989年10月5日に、福岡県で生まれました。血液型はA型で、アニモプロデュースに所属しています。彼は、2020年に声優の花澤香菜と結婚しました。小野賢章は、TwitterとInstagramを開設していて、情報発信ツールとして活用しています。小野賢章の趣味は、ギターとゲームで、特技が体操とバスケットボール、そして大阪弁であることを明かしました。

• 黒子のバスケ：黒子テツヤ役
• 文豪ストレイドッグスシリーズ：芥川龍之介役
• アイドリッシュセブン：七瀬陸役
• シャドーハウス：クリストファーとアンソニー役
• SPY×FAMILY：ユーリ・ブライア役
• ハリー・ポッターシリーズ：ハリー・ポッター役（ダニエル・ラドクリフの吹き替え）

小野賢章は、4歳で子役デビューしました。小学4年生の時にオーディションに合格し、劇団四季ミュージカル「ライオン・キング」のヤングシンバ役に大抜擢されています。また、ハリー・ポッターシリーズの主人公ハリー・ポッターの吹き替えを演じて以降は、俳優と声優活動を両立して高評価されました。小野賢章の主な出演作品と、演じたキャラクターは、上記の通りです。

この章では、地獄楽に登場する亜左桐馬（とうま）に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。地獄楽の桐馬は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、漫画ファンであり、地獄楽のファンでもあると思われる方のツイートです。地獄楽を読んで、亜左桐馬のことが好きになり、兄弟キャラクターで弟の方を好きになるのは珍しいと自己分析していました。

こちらは、地獄楽の大ファンだと思われる方のツイートです。地獄楽の登場キャラクター中では、亜左桐馬と弔兵衛兄弟が好きとのことで、桐馬についてはユニセックスなところがかわいいとつぶやいていました。

こちらは、地獄楽の漫画をリアルタイムで読んでいた方のツイートです。地獄楽の30話を読んで、それまで女性だと思っていた亜左桐馬が、実は男性であることを知ってとても驚いたという感想を持っています。

この記事では、地獄楽に登場する亜左桐馬（とうま）について特集してきました。桐馬は、テレビアニメ版が放映開始されることで、さらなる人気を得るだろうと推察されています。是非一度、地獄楽を読んで、桐馬の魅力に触れてください。