【テニスの王子様】カルピンは越前リョーマのかわいい飼い猫！鳴き声が「ほぁら」？

当記事では「テニスの王子様（テニプリ）」でかわいいと人気の越前リョーマの飼い猫、カルピンについてみていきます。そして、カルピンのプロフィールや鳴き声、モデルや登場シーンを紹介し、他のキャラとの関係もネタバレでみていきます。さらに、カルピンのアニメ声優を務める中川玲さんについても紹介していきます。まず、ここでは「テニスの王子様」の作品情報をみていきます。

「テニスの王子様（テニプリ）」は中学の男子テニス部を題材にした、許斐剛先生によるスポーツ漫画です。集英社の人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」にて1999年～2008年に連載され、コミックは全42巻が発売されています。その後、2009年からは続編にあたる「新テニスの王子様」の連載が、同社の月刊漫画雑誌「ジャンプスクエア」にて始まりました。現在も連載中の同作は38巻（2023年3月時点）まで既刊です。

そして「テニスの王子様」のテレビアニメは2001年10月～2005年3月にかけて、テレビ東京系列で放送されていました。また「新テニスの王子様」のテレビアニメも2012年1月～3月に同局で放送され、2022年7月～9月には「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP」も同局で放送されていました。

さらに、テニプリは劇場版アニメ化や実写映画化、OVA化やゲーム化など様々なメディア展開がされています。特にミュージカル「テニスの王子様」はテニミュと呼ばれて親しまれています。

主人公の越前リョーマは米国で行われたテニスのジュニア大会にて、4連覇した実力者です。その後、リョーマは帰国し、テニスの強豪校として有名な青春学園の中等部に入学しました。全国制覇を目指す同校のテニス部に入部したリョーマは早速、レギュラー入りを果たします。テニスの天才であるリョーマがライバルとの対戦や、仲間との交流を経ながら成長していく物語です。

「テニスの王子様（テニプリ）」でかわいいと人気を集めるカルピンは、主人公である越前リョーマの家で飼われている2歳のオス猫です。その誕生日は3月10日、体重は4.5㎏、ふわふわですべすべなダブルコートの体毛に青い瞳が特徴的な猫で、種類はヒマラヤン、得意技は後ろ足から繰り出されるネコキックとなっています。

さらに、お気に入りの寝床は縁側の座布団やリョーマのベッドの上で、趣味はリョーマと遊んだり、散歩に行ったりすることです。また、好きなおもちゃはねこじゃらしとテニスボールで、好物は猫用のスナック、苦手なものはシャンプーとなっています。

ここまで「テニスの王子様」の作品情報や、カルピンのプロフィールを紹介してきました。次に、テニプリのカルピンのかわいいと評判の鳴き声や越前リョーマがカルピンに向けて歌ったキャラソンをみていき、カルピンのモデルや登場シーンをネタバレで紹介していきます。

「テニスの王子様」の主人公である越前リョーマの愛猫、カルピンは「ほぁら」という独特な鳴き声で知られています。その猫とは思えないような独特な鳴き声も、カルピンのかわいい魅力だと言われています。

「テニスの王子様」では様々なキャラたちによる、キャラクターソングが発表されています。その中でも、越前リョーマがカルピンに向けて歌った、キャラクターソングが「キミが待つ家まであと6分」です。

その楽曲はリョーマがいつもカルピンのことを考えており、カルピンの自由気ままな性格に翻弄される様子や、リョーマのカルピンへの素直な気持ちなどがよく表れていると言われています。また、楽曲内にはカルピンの鳴き声も収録されており、リョーマのカルピンへの愛情がよく伝わる楽曲だと人気を博しています。

「テニスの王子様」のカルピンのモデルは、原作者の許斐剛先生の愛猫だと言われています。許斐剛先生はカルピンと同じヒマラヤンという種類の猫を飼っていたそうです。そして、その猫の名前は「カルミルク」で「カル」という愛称で呼んでいたそうです。作中でも越前リョーマがカルピンのことを「カル」と呼ぶシーンが描かれています。

また、許斐剛先生は大の猫好きとして知られており、2014年のツイートから、4匹の愛猫がいることも明かされています。

次に「テニスの王子様」作中でカルピンの活躍が描かれた、エピソード「カルピンの大冒険」について原作漫画、テレビアニメをそれぞれみていきます。

原作コミック6巻収録の48話「カルピンの大冒険」では、カルピンが青春学園の周辺を大冒険し、青学テニス部のレギュラーメンバーと出会うストーリーが描かれています。都大会の前日、越前リョーマは父の南次郎が臨時で住職を務めている寺にある石垣で、壁打ち練習をしていました。その後ろでカルピンもテニスボールで遊んでいましたが、リョーマが練習に夢中になっている間にカルピンはどこかに行ってしまいます。

まず、カルピンは通りかかった公園で、海堂薫と遭遇します。動物好きな海堂は「チッチッ」と言って手招きしながら、カルピンを構います。しかし、カルピンは背を向けて歩き出しました。次にカルピンは河村隆の実家が経営する河村寿司を通りかかり、店の手伝いをしていた河村から「魚食べるか？」と声を掛けられますが、また背を向けて別の場所に移動するのでした。

次に、カルピンは不二周助の家の前を通りかかり、2階にいた不二に目撃されます。不二は姉に「ヒマラヤンの野良猫って見たことある？」と尋ねていました。その後、カルピンはスポーツ用品店の前で、テニスシューズを買おうとする菊丸英二を見かけます。お金が少し足りず、叫ぶ菊丸の大きな声にも、カルピンは一切動じることなく通り過ぎました。

次に、カルピンは病院の前を通りかかり、肘を診てもらう手塚国光と付き添いの大石秀一郎を見かけます。そして、最後にカルピンが遭遇したのが桃城武です。カルピンを見て、リョーマの飼い猫だと気づいた桃城は、カルピンをリョーマの家まで送り届けます。リョーマは桃城にお礼を言い、翌日の大会への意気込みを語り合いました。

次に、テレビアニメ27話「カルピンの大冒険」をみていきます。早起きした越前リョーマが朝食をとっていると、カルピンも起きてきます。カルピンは構ってほしそうに猫じゃらしをもってきて、リョーマのカバンの上に乗っていました。そうしているうちに遅刻しそうになったリョーマは、カバンの中に猫じゃらしが入ってしまっているとは知らず、慌てて家を飛び出します。

カルピンもリョーマについて行きますが、リョーマに「帰ったら遊んでやるから」と言われます。それでも、カルピンはこっそりとリョーマの学校についていきました。英語の小テストの最中、リョーマは校庭を歩くカルピンを見かけ、思わず立ち上がってしまいます。一方、3年生の教室では古文の授業を受ける不二周助が、窓の外にいるカルピンを目撃していました。

不二は隣の席に座る菊丸に「ヒマラヤンの野良猫って見たことある？」と尋ねますが、「なにそれ」と答える菊丸はその直後に先生に当てられてしまいます。放課後、ずっとカルピンのことを気にしていたリョーマは、自身のカバンの中に入っていた猫じゃらしを見つめていました。それから、カルピンを屋上で見たとの情報をもとに、急いで屋上に向かおうとするリョーマでしたが、桃城にそれは昼休みの情報だからと引き留められます。

そして、桃城から通学路を探すように助言を受け、彼の自転車の鍵を渡されたリョーマは急いで自転車に乗り、自宅に向かいます。しかし、カルピンはその頃、テニス部の部室に忍び込み、リョーマのカバンの上に置いてあった猫じゃらしを発見し、遊んでいました。

そこへ海堂薫がやって来て、猫じゃらしでカルピンと遊び始めます。その後、部活が終わって、部室で寝ていたカルピンを発見した桃城はカルピンを抱えて、リョーマの家に向かいます。無事に送り届けられたカルピンを見て、リョーマは安心した様子でやや目を潤ませていました。このように、テレビアニメで描かれた「カルピンの大冒険」は、原作漫画と少し内容が異なっています。

ここまで「テニスの王子様」の作品情報や、カルピンのプロフィールを紹介し、カルピンのかわいいと評判の鳴き声や、越前リョーマがカルピンに向けて歌ったキャラソンをみてきました。さらに、カルピンのモデルや登場シーンをネタバレで紹介してきました。次に、テニプリのカルピンと他のキャラとの関係を考察していきます。

越前南次郎は越前リョーマの父親で、青学中等部のOBでもあります。元プロテニスプレイヤーで、現役時代には「サムライ南次郎」と呼ばれ、世界大会で37戦全勝したという驚異的な実績を残した人物です。現役引退後もその実力は健在で、リョーマは毎日のように父親に挑みますが、一度も勝てたことがありません。南次郎は現在は寺で臨時の住職をしており、よくカルピンをからかって遊んでは、ひっかかれています。

越前リョーマは青春学園の1年生にして、強豪校と名高い同校のテニス部のレギュラー選手です。幼い頃から父の南次郎によってテニスの英才教育を受け、中学のテニス界では全国区の知名度を誇ります。

また、リョーマはクールでストイックで、負けず嫌いな性格をしています。そして、口癖は「まだまだだね」で、やや生意気なところがありますが、愛猫のカルピンのことは溺愛しており、カルピンもリョーマのことが大好きです。そして、カルピンがリョーマのカバンの中に忍び込んで、全米オープンについて行ったこともあります。

海堂薫は青春学園の2年生で、テニス部のレギュラー選手です。頭のバンダナと鋭い目つきが特徴的なキャラで、短気でクールな性格をしていますが、実は礼儀正しく優しい一面があります。そして、プレイスタイルはカウンターパンチャー、得意技は横に曲がる打球「スネイク」で「マムシ」の異名を持つプレイヤーです。また、海堂は動物好きであり、テレビアニメ版ではカルピンと遊んでいるシーンが描かれています。

ここまで「テニスの王子様」の作品情報や、カルピンのプロフィールを紹介し、カルピンのかわいいと評判の鳴き声やキャラソンをみてきました。さらに、カルピンのモデルや登場シーンをネタバレで紹介し、カルピンと他のキャラとの関係を考察してきました。次に、テニプリのカルピンのアニメ声優を務めた、中川玲さんについて紹介していきます。

「テニスの王子様」でカルピンのアニメ声優を務めたのは、声優の中川玲さんです。中川玲さんのプロフィールをみていくと、誕生日は6月23日、出身地は静岡県御殿場市で「れいちゃん」などの愛称で親しまれています。また、所属事務所はオフィス・ビー、1990年代から声優として活動しています。次に、中川玲さんの主な出演作品や演じたキャラを紹介していきます。

テレビアニメ「テニスの王子様」加藤勝郎役、「まみむめ★もがちょ」わこちょ役、「少女革命ウテナ」苑田茎子役、「シュガシュガルーン」西谷始役、「遊☆戯☆王5D's」十六夜節子役、「人造昆虫カブトボーグ V×V」西山茂一役、ゲーム「遊☆戯☆王ファイブディーズ タッグフォース4」マー・ムー役、マーク・フリーダム役、マリア・アン役などです。

「テニスの王子様」に登場するカルピンが20年以上たった現在でも、ずっと変わらずに好きだという感想となっています。

「テニスの王子様」の登場キャラの中で、カルピンは好きなキャラのベスト100に入るキャラであると評価されています。

ネコの日で最初に思い出したのがカルピンだという感想で、カルピンと海堂薫との関係も高く評価されています。

以上、人気アニメ「テニスの王子様（テニプリ）」でかわいいと人気のカルピンについてみてきました。そして、カルピンは主人公である越前リョーマの飼い猫で、独特な「ほぁら」という鳴き声がかわいいと評判であることが分かりました。さらに、リョーマがカルピンに向けて歌ったキャラソンや、カルピンのモデルが原作者の許斐剛先生の愛猫であることを紹介し、カルピンの登場シーンもネタバレでみてきました。

さらに、カルピンと他のキャラとの関係を考察し、カルピンはリョーマに溺愛されており、リョーマの父親である越前南次郎にはよくからかわれていることが分かりました。また、テレビアニメ版ではよく遊んでくれる海堂薫にも懐いており、ファンからもかわいいと人気が高いことが分かりました。