【テニスの王子様】華村葵は城成湘南の美人コーチ！アニメの登場シーンは？

『テニスの王子様（テニプリ）』には、華村葵というキャラが登場します。華村葵は学生ではなく、城成湘南学園テニス部のコーチです。登場シーンが少ないため、どういったキャラか知らないという人もいるのではないでしょうか？本記事では、城成湘南の華村葵とはどのようなキャラか、詳しく説明していきます。まずは、テニスの王子様の作品情報と、華村葵の基本的なプロフィールを紹介します。

テニスの王子様（テニプリ）は、週刊少年ジャンプで約9年間に渡って連載されていた人気スポーツ漫画です。2008年に一度連載が終了しますが、2009年からジャンプスクエアで続編となる『新テニスの王子様』の連載が始まりました。テニスの王子様は2001年にアニメ化され、劇場版アニメやOVAの制作も続きました。また、2003年にはミュージカルも始まり、女性客を中心に人気を集めています。

アメリカで暮らしていた越前リョーマは、さまざまなジュニア大会で優勝を飾った天才テニス少年です。帰国後に青春学園中等部に入った越前リョーマは、テニス部に入部して周りに自分の実力を見せつけます。1年生にしてレギュラーとなった越前リョーマは、青学テニス部の全国制覇を目指して、ライバル校の選手たちに立ち向かっていくのでした。

テニスの王子様（テニプリ）の華村葵は、メガネをかけたスタイルの良い美女です。赤みがかった茶髪がゆるくウェーブして、肩あたりまで伸びています。口元にはホクロがあり、いつも白衣を着用しています。妖艶さが漂う女性で、大人の色っぽさを感じます。

テニスの王子様ではプロフィールが細かく設定されているキャラが多いですが、華村葵に関してはほとんどの情報が不明となっています。誕生日や年齢もわからず、はっきりしているのは城成湘南でテニス部のコーチをしているということだけです。ただ、見た目の若さを考えると、年齢は30代くらいではないかと推察できます。

テニスの王子様（テニプリ）の華村葵は、原作には登場しないアニオリのキャラです。華村葵が所属する城成湘南学園は、原作では名前だけ登場していました。関東大会の初戦で緑山中に負けたため、どういった選手や監督がいるかはわからずじまいでした。

しかし、アニメでは逆に緑山が敗北し、城成湘南が勝ち上がるというアニオリのストーリー展開となりました。城成湘南が勝ち上がったことで、華村葵を始めとしたアニオリキャラが多く登場するようになります。アニメで登場した城成湘南のメンバーは、華村葵以外もすべてアニオリのキャラです。

テニスの王子様（テニプリ）の華村葵はアニオリキャラであるため、見たい場合はアニメを視聴するしかありません。では、華村葵はアニメの何話に登場するのでしょうか？ここでは、アニオリキャラの華村葵の登場シーンや、アニメで見られた指導方法などを解説します。

テニスの王子様（テニプリ）の華村葵は、「コーディネーション理論」という方法で指導を行っています。コーディネーション理論は実際にスポーツ界などで使われている理論のことで、もともとはトップアスリート選手のために考案されました。「コーディネーション」は日本語に訳すと「調整力」となり、コーディネーション理論ではこの調整力を7つの能力に分けて考えます。

7つの能力とは、連結能力・リズム能力・バランス能力・定位能力・反応能力・変換能力・識別能力のことです。能力を細かく分けて考えることで、運動をするときの捉え方も変わってきます。例えばテニスでうまくショットが入らなかった場合、正確なフォームで何回もショットの練習をさせるという方法が取られがちです。

しかし、コーディネーション理論での練習は、「目はしっかりと距離感を把握できているか」「指作の感覚はしっかりとラケットを感じ取れているか」といった細かいことまで考えていきます。こうした考え方をすることで、その人に合ったバリエーションに富んだ練習を行うことができるようになるのです。

華村葵は、部長の梶本貴久に関しては、体重と筋肉のコントロールに着目して指導を行っていました。また、田中洋平と田中浩平の兄弟には、動体視力と聴力の良さに目をつけてダブルスを組ませています。このように、コーディネーション理論を使い、生徒1人1人が自分に適したプレーができるように指導しているのです。

華村葵の指導方法は評判が良く、生徒たちからの信頼も厚いようです。ただ、生徒の能力重視の指導であり、精神面などはあまり考慮していません。また、負けが見えてしまった試合をあっさりと捨てるなど、指導者として足りない部分も多くあります。

テニスの王子様（テニプリ）の華村葵は自分の指導方法に自信を持っており、自分が育てた教え子たちを「作品」と呼んでいます。生徒たちを作品と呼ぶことに関しては、竜崎スミレを始め、編集者の井上守や芝砂織からも批判を受けていました。ただ、華村葵も、「作品」という呼び方が周囲に不快に思われることは承知しているようです。それでもあえて「作品」という呼び方を変えないところに、華村葵の信念や強い意思を感じます。

アニオリキャラの華村葵が登場したのは、テニスの王子様（テニプリ）のアニメ76話でのことです。この回は、華村葵が監督を務める城成湘南学園と、主人公の越前リョーマが所属する青春学園の試合が描かれました。華村葵は取材に訪れた井上守と芝砂織を相手に、城成湘南の最新設備や自身の指導方法について得意気に語ります。

また、試合の前には越前リョーマに目をつけ、スカウトにも行っています。しかし、越前リョーマにはきっぱりと拒否されてしまいました。スカウトを断られた華村葵でしたが、越前リョーマのことは気に入ったようです。また、越前リョーマに断られた後は、桃城武のことをスカウトしていました。青学との試合自体は、城成湘南の負けで終わりました。

テニスの王子様（テニプリ）のアニメで華村葵を演じたのは、声優の山像かおりさんです。ややハスキーな色っぽい声は、華村葵のキャラにぴったりとはまっていました。では、華村葵役を担当した山像かおりさんとはどのような声優でしょうか。ここでは、アニオリキャラの華村葵を演じた山像かおりさんのプロフィールと、主な出演作品や担当キャラを紹介します。

山像かおりさんは、1963年2月27日生まれの声優です。血液型はAB型、出身地は大阪府枚方市です。もともとは女優として活躍しており、文学座で芝居に専念していました。アメリカのテレビドラマの『ER救急救命室』で吹き替えを行ったのをきっかけに、声優としての活動も始めます。

また、「秋之桜子」名義で脚本を作成するようになり、2010年に第16回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞しました。2013年には、シアターグリーンBIGTREETHEATER賞も受賞しています。2017年に文学座を退団し、フクダ＆Co.の所属となりました。

山像かおりさんがこれまでに出演したアニメと担当キャラは、『東京アンダーグランド』のハンナ、『妖怪人間ベム（第2作）』のベラ、『RAINBOW-二舎六房の七人-』のリリィなどです。山像かおりさんはアニメよりも海外映画の吹き替え版に多く出演しており、『アナとオットー』のアナ、『真夏の出来事』のナタリー、『私が愛したヘミングウェイ』のマーサ・ゲルホーンなどを担当しています。

テニスの王子様（テニプリ）の華村葵は、美しいだけでなくコーディネーション理論という指導方法を取り入れた優れた指導者です。美人で知的な華村葵に憧れる女性は多く、テニスの王子様の華村葵のような女性になりたいというコメントもありました。

テニスの王子様（テニプリ）の華村葵はアニオリキャラであるため、名前を聞いても誰だかわからないファンもいるようです。華村葵の名前で検索して、初めてアニオリキャラだと知ったという人もいました。逆にアニメからテニスの王子様を見始めた人は、華村葵がアニオリキャラだと知って驚いたようです。

テニスの王子様（テニプリ）の華村葵は、セクシーだと評判のキャラです。小学生の頃にアニメで華村葵を見て、衝撃を受けたという人もいました。また、セクシーな華村葵をもっと見たがっているファンも多く、登場シーンの少なさを嘆く声も上がっていました。

テニスの王子様（テニプリ）の華村葵は、原作では登場しないアニオリキャラです。アニメでも登場シーンが少ないため、記憶に残っていない人も少なくないでしょう。華村葵はテニスの王子様では珍しいセクシーなキャラで、他の登場人物とはまた違った魅力を楽しむことができます。ぜひアニメの城成湘南学園戦で、華村葵の登場シーンを再確認してみてください。