【地獄楽】謎の少女メイの正体と天仙様との関係をネタバレ！最後は死亡した？

メイとは、賀来ゆうじ原作の大ヒット忍法漫画である地獄楽に登場するキャラクターです。メイは当初、普通の少女だと思われていましたが、ストーリーの進展とともに正体が明らかにされ、ファンに衝撃を与えました。この記事では、地獄楽のメイについて取り上げていきます。メイの正体や村、天仙との関係、メイの最後や死亡、そしてメイの復活などを、ネタバレを含めながら紹介していくことで、彼女の魅力に迫っていきます。

地獄楽は、原作者である賀来ゆうじの、美麗でありながらグロテスクな要素もある描線で紡がれるストーリーで人気を獲得した漫画です。また、「明るい部分と悲劇的なエピソードのバランスが絶妙だ」と好評を博しました。2023年4月には、テレビアニメ版の放映が控えており、今後もファンを増やし続けるだろうとされています。この章では、地獄楽の概要と、簡単なあらすじを紹介していきます。

地獄楽は、集英社が運営するWEB漫画配信サイト少年ジャンプ+にて、2018年から2021年まで連載された漫画です。ジャンルとしては、時代漫画や忍法バトル漫画に分類され、ファンタジーやホラーの要素も組み込まれていました。地獄楽のコミックスは全13巻で、累計発行部数は380万部を突破しています。原作者の賀来ゆうじは、タレントのつるの剛士のいとことして知られ、地獄楽で人気漫画家の仲間入りを果たしました。

地獄楽の主人公である画眉丸は、最強の忍として周囲から畏怖の念で見られています。ところが、投獄されて現在では死罪人として死亡を控えていました。ある日、彼は山田浅エ門佐切から、ある提案を持ちかけられます。極楽浄土の噂がある島から、不老不死の仙薬を持ちかえれば、無罪放免になるというのです。最後に愛妻の結と会いたいと思っていた画眉丸は、佐切の提案に乗って、他の死罪人たちとともに旅へ出発しました。

テレビアニメ版の放映が予定されている地獄楽に登場するメイは、ピンク色の髪をショートボブのような髪型にしているのが印象的な美少女です。メイの年齢や誕生日などのパーソナルデータは、明らかにされていません。メイは、17話で本格的に登場しており、コミックスの3巻で見ることができます。画眉丸一行が訪れた村に住んでいたとみられ、その時に少女とは思えない数々の行動を取っていて、只者ではない正体が示唆されました。

賀来ゆうじ原作の傑作時代劇バトル漫画の地獄楽に登場するメイは、ファンの間で「かわいい」と称されている人気キャラクターの一人です。ストーリーが進展していくことで、徐々にメイの正体が明らかにされました。果たして、メイとは何者だったのでしょうか？この章では、地獄楽のメイの正体をネタバレ紹介します。また、併せてメイと天仙との関係や、メイが房中術でどのような目に遭っていたのかについても取り上げていきます。

メイの正体は、最初の天仙の一人です。地獄楽における天仙とは、徐福によって作り出された人造人間のことであり、徐福の氣と植物が掛け合わされた産物でした。天仙は雌雄同体の存在で、一人で陰陽を用いて氣（タオ）を増強することができます。人間の姿でいる時は、丹田が弱点であることが明らかにされました。また、天仙は、鬼戸解という現象を起こすと、人間と植物が混ざったような化け物となり、超能力を発揮します。

メイは、徐福によって蓮（リエン）とともに生み出された天仙で、タオは水でした。最古参の天仙であることから、位は高かったと推察されていますが、陰のタオしか持たない劣等種だと判明しています。そのことが原因で、男性の姿になれません。タオを高める行為もできませんでした。

メイは、天仙様と同格の存在だったことが明らかにされています。本来なら、人間を養分とする存在でした。天仙様7人の中でトップにいるリエンと時を同じくして生まれたメイでしたが、リエンが外丹法の研究のために人間を殺害し続けていくことを憂慮していながら、止めることができずにいたのです。その結果、メイはリエンから疎んじられて、制裁で自らの能力の大半を失ってしまいました。

能力の大部分を失ったメイは、その後道士たちの房中術の相手を強いられました。房中術とは、性行為のことです。陽と陰のタオを持つ者がまぐわい、それぞれのタオを循環させることで質を高めて、不死を目指す内丹法を指しています。メイについては、陰のタオしか持っておらず、そのタオが特上であることから、房中術の相手としてうってつけであり、毎日房中術を強制的に行わされていたのでした。

メイは、日に日に悪い方向に変わっていくリエンを見続けることと、房中術の相手をさせられることに耐えかねて、ついに蓬莱から逃げ出しました。逃亡後のメイは、木人に拾われて村で密かに暮らしていましたが、村を訪れた画眉丸一行と出会ったことで、心境に変化が出ました。メイは、出来損ないの天仙であると現実逃避していた自分を顧みて、「普通の暮らしがしたい」と考えて画眉丸一行とともに行動するようになります。

2023年4月より、テレビアニメ版の放映が予定されている傑作忍法漫画の地獄楽は、ハードなストーリー展開で、多くのファンを惹きつけました。最後に死亡したキャラクターも多数おり、その悲劇がストーリーを引きしめたとされています。それでは、メイは最後に死亡したのでしょうか？この章では、地獄丸のメイが最後に死亡したのかについて、ネタバレを交えながら、4項目に分けて取り上げていきます。

画眉丸一行は、リエンの乗る船を追いかける決断をしました。リエンの正体が徐福の妻で、その目的が徐福の復活であり、そのために全ての人間を丹に変えようとすることを知ったからです。しかし、船底に瓦礫が埋まっているなど使い物にならない船ばかりが残っていました。一刻も早くリエンの暴挙を制止したい画眉丸たちは、朽ちた丸太を削って舟にして渡航しようと考えていたのです。それは彼らにとって、最後の手段でした。

リエンの船に追いつかないと、人間が滅んでしまう絶望の未来が待ち構えている中で、メイが動きました。メイは、鬼戸解をして、5枚の羽を持つ巨大な羽虫に変貌しました。それは、メイの最終形態だったのです。そして、羽を駆使して強風を巻き起こしました。その結果、船底の瓦礫が吹き飛ばされていき、瞬時に船を出せる状況が生まれます。メイは、これまで目を背けてきた天仙としての自分と向き合い、行動に出ました。

先述しましたが、メイは陰のタオしか持っていません。つまり、自分自身で消費したタオを補給することができないのです。メイの最終形態による行動は、文字通り命懸けのものでした。画眉丸一行を船に乗せることに成功したメイでしたが、幻術を用いて画眉丸と佐切に感謝の意を伝え、彼らを見送ると、人間の姿に戻ります。そして、画眉丸一行、徐福、リエンにそれぞれ謝罪して、最後は花のように散っていきました。

鬼戸解を使用して最後に死亡したかに見えたメイですが、実は死亡していません。彼女の生存が明らかされたのは、最終回である127話でした。コミックス13巻に収録されています。一度は死亡したような状況となったメイは、天仙7人で唯一の生き残りである桂花（グイファ）によって復活させられました。そして、画眉丸一行と再会を果たしています。このメイの復活シーンに感動したファンが多かったとのことです。

地獄楽の最終回では、メイが復活したその後、グイファの手伝いをしていることが示唆されています。また、メイはグイファとともに、天仙を復活させようとしていることも窺えました。グイファが、桃花（タオファ）と菊花（ジュファ）が発芽していて、予定よりも早い成長であると発言していたからです。また、リエンをはじめとする残りの天仙たちを蘇らせようと考えているようでした。

リエンと牡丹（ムーダン）、朱槿（ヂュジン）、そして蘭（ラン）はまだ発芽していないようですが、このような流れからいずれは復活するものとみられました。天仙の完全復活には、1000年の時間を要するとされており、画眉丸たちは亡くなっています。「スピンオフ漫画などで天仙の復活を見たい」というファンが多いとのことです。

少年ジャンプ+にて連載されていた大人気忍法バトル漫画の地獄楽は、「細部まで丁寧に作り込まれたストーリーが面白い」と高評価されています。登場人物の中で、「かわいい」と人気が高いメイについても、彼女が暮らした村などディティールが描かれました。また、メイは天仙において特殊な存在でもあります。この章では、地獄楽のメイの村について、メイに能力などを紹介していきます。

メイが住んでいた村とは、極楽浄土の島の中にある「ほうじょう」という村です。島は中心部が天仙たちが住む「ほうらい」で、そのすぐ外がほうじょうの村、一番外側が「えいしゅう」で構成されていました。ほうらいを逃げ出したメイは、木人に拾われて長くほうじょうの村に身を隠していたのです。木人の話では、かつては人間が多く住んでいた村でしたが、村人全てが樹木化してしまったことで、荒廃していきました。

地獄楽に登場するメイは、最初の天仙の一人です。タオの属性は、水であることが判明しました。地獄楽におけるタオとは、この世の万物に内在する力であり、生命と同義とされています。メイたち天仙は、1000年もの間、タオを操る修行を続けていました。その結果、タオを衝撃波のように飛ばして攻撃したり、タオをオーラのように身体にまとわせて防御することができます。また、メイは鬼戸解で巨大な羽虫に変身しました。

徐福の手で生み出された天仙たちは、雌雄同体であり、陰陽のタオを使って増強したり補給することができます。ところが、メイだけは陰のタオのみ有していたことで、男性の姿になれません。また、自分でタオの増強と補給もできないのです。メイは、自分が出来損ないであることに悩み、やがて天仙の自分を否定するまでになってしまいました。画眉丸一行と出会ったことで、メイは精神的に生まれ変わることができたのです。

地獄楽のメイについてネタバレをしますと、メイはもともと成人女性の姿をしていました。タオが満タンの状態だと少女の姿であり、タオを消費すると元の姿に戻るという状態で暮らしています。最終回で、グイファと一緒にいたメイは、成人女性の姿に戻っていました。メイがなぜそのような状態であったのかについては、明かされずにストーリーが終了しています。

この章では、地獄楽に登場するメイに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。メイは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、賀来ゆうじ作品の大ファンだと思われる方のツイートです。地獄楽を読んで、メイのことをかわいいと評しており、賀来ゆうじの描く幼女キャラクターは一様にかわいいと高評価していました。

こちらは、地獄楽をリアルタイムで読んでいたと思われる方のツイートです。地獄楽について、グロテスク描写が多い作品と評しており、それでいてメイをはじめとする女性キャラクター陣がとてもかわいいという感想を持っています。

こちらは、俳優の高橋健介のファンだと思われる方のツイートです。高橋健介が出演した地獄楽の舞台版の情報を見ており、メイ役を演じた子役がかわいいとつぶやいていました。

この記事では、地獄楽に登場するメイについて特集してきました。メイは、2023年4月より放映開始されるテレビアニメ版にも登場する可能性が、極めて高いキャラクターです。メイに注目しながら、地獄楽を見てください。