【テニスの王子様】平等院鳳凰の強さ・実力と技は？名シーンや声優も紹介

『テニスの王子様』の続編である『新テニスの王子様』は、U-17W杯日本代表の活躍が描かれています。このU-17W杯日本代表には、平等院鳳凰というキャラクターが選手として所属しています。『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰とは、｢お頭｣と呼ばれているキャラクターであり、｢Genius10｣の№1に数えられています。｢Genius10｣の№1である平等院鳳凰は、圧倒的な強さを持っており、ドイツ代表のボルクに勝利しています。

しかし、平等院鳳凰は容姿が非常に老けており、高校生に全く見えません。そのため、平等院鳳凰は『テニスの王子様』ファンにネタキャラとして扱われています。本記事では、『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰について、技の強さや名セリフ、アニメの声優などを紹介していきます。まずは、平等院鳳凰が登場する『テニスの王子様』の作品情報とストーリーのあらすじについて、簡単にまとめたので紹介していきます。

平等院鳳凰が登場する『テニスの王子様』とは、許斐剛（このみたけし）が描く｢週刊少年ジャンプ｣の漫画作品です。『テニスの王子様』は中学校のテニス部をテーマにしたテニス漫画であり、主人公の越前リョーマの活躍や成長が描かれています。元々、『テニスの王子様』は｢週刊少年ジャンプ｣の1999年32号で連載が始まりました。その後、『テニスの王子様』は2008年に最終回を迎え、合計42巻の単行本で完結しています。

しかし、『テニスの王子様』は終わっておらず、2009年から『新テニスの王子様』という続編が｢ジャンプスクエア｣で連載されています。『テニスの王子様』は他のテニス漫画と違い、人間離れしたテニスの技や命懸けのような戦いが多数描かれています。これが人気を呼び、『テニスの王子様』の累計発行部数は6000万部を突破しています。この人気から、本作はテレビアニメ化やミュージカル化などのメディア展開が行われています。

『テニスの王子様』の主人公である越前リョーマは、天才テニス少年であり、アメリカのJr大会で4連続優勝を飾っていました。ある日、天才テニス少年の越前リョーマは日本に帰国します。日本に帰国した越前リョーマは、｢青春学園中等部｣に入学しました。｢青春学園中等部｣とは、テニスの名門校であり、全国制覇を掲げていました。そして、越前リョーマはテニス部に入り、世界最強のテニスプレイヤーへと成長していくのでした。

本記事で、技の強さや名セリフ、アニメの声優などを紹介する平等院鳳凰（びょうどういんほうおう）とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターの1人です。『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰は、U-17W杯日本代表の1軍のメンバーであり、長い金髪と額の傷を隠した白のバンダナが特徴となっています。平等院鳳凰の誕生日と年齢は7月4日生まれの17歳の高校生であり、身長と体重は189cmの74kgだと判明しています。

また、平等院鳳凰のテニスラケットは｢HEAD YouTek Graphene Speed Pro 18/20｣だと分かっており、利き腕とプレイスタイルは右のオールラウンダーとなっています。平等院鳳凰は髭を生やした見た目から、高校生に見えず、ネタキャラ扱いされています。しかし、平等院鳳凰はテニスの強さが作中最強クラスであり、U-17W杯日本代表の№1に選ばれています。そのため、平等院鳳凰は周囲から慕われ、｢お頭｣と呼ばれています。

『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰は高校1年生の頃、U-17日本代表合宿で鬼十次郎に敗北します。その後、崖の上送りになった平等院鳳凰は、鬼十次郎を倒すため、猛特訓で圧倒的な強さを手に入れました。しかし、平等院鳳凰はU-17W杯フランス大会で、デューク渡邉の妹を庇い、背中に大きな傷を負ってしまいます。この傷が原因で、平等院鳳凰はデューク渡邉に敗北し、｢義｣の心を重んじない冷血漢になってしまいました。

その後、平等院鳳凰は『新テニスの王子様』の第50話で韓国から日本に帰国し、中学生を含めた日本代表の総入れ替え戦を行います。その日の夜、平等院鳳凰は｢光る球｣を放ち、越前リョーマと徳川カズヤを襲います。この時、徳川カズヤは平等院鳳凰の｢光る球｣が直撃し、腹部にダメージを負ってしまいました。翌日、平等院鳳凰は徳川カズヤと総入れ替え戦で対峙します。当初、徳川カズヤは平等院鳳凰と互角の戦いを繰り広げます。

しかし、前日の腹部のダメージで徳川カズヤが倒れ、平等院鳳凰は勝利を飾りました。その後、平等院鳳凰は大石秀一郎と共に世界大会の抽選会に出席します。この時、大石秀一郎が対戦相手に前大会優勝国のドイツを引き、平等院鳳凰は現在の実力を試せることに喜びました。そして、平等院鳳凰はS1としてドイツ戦に参戦し、ボルクと戦います。ボルクとは、U-17W杯ドイツ代表のプロ選手であり、世界最強の強さを持っていました。

当初、平等院鳳凰は世界最強のボルクに圧倒されます。しかし、平等院鳳凰は精神的ショックを用い、｢阿頼耶識｣という技を会得しました。｢阿頼耶識｣の技により、平等院鳳凰はボルクと互角に渡り合います。すると、ボルクの技である｢螺旋の洗礼｣が｢無限の竜巻｣に進化し、平等院鳳凰はまたしても追い詰められてしまいます。しかし、平等院鳳凰は限界を超えた強さとチームの絆で無意識にボールを返し、世界最強のボルクを破りました。

『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰は、鬼十次郎に敗北した後、鬼十次郎打倒を目指して特訓を始めます。この特訓により、平等院鳳凰は高校生と思えない最強の強さを手に入れました。また、平等院鳳凰は武者修行のため、中学時代から世界各国を渡り歩いています。この武者修行で、平等院鳳凰は世界各国をイメージした技を習得しました。そのため、平等院鳳凰は日本最強の選手であり、｢Genius10｣の№1に君臨しています。

上述で紹介した通り、『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰は過去の武者修行から、世界各国をイメージした技を持っています。その技は｢世界の技｣と呼ばれ、どれも強力なものばかりとなっています。この世界各国をイメージした技に加え、平等院鳳凰は様々な技を『テニスの王子様』の作中で披露しています。ここからは、『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰の技について、一覧で紹介していきます。

最初に紹介する平等院鳳凰の技は、｢光る球（デストラクション）｣です。｢光る球（デストラクション）｣とは、ラケットのスーパースイートスポット（SSS）で放つ技であり、打つと球が光るのが特徴となっています。この｢光る球（デストラクション）｣の光は非常に眩しく、観客が目を晦ましてしまいます。｢光る球（デストラクション）｣の威力はコンクリートの壁を破壊するほどであり、越前リョーガが｢内臓に来る｣と評しています。

２つ目に紹介する平等院鳳凰の技は、｢羆落とし｣です。｢羆落とし｣とは、遠心力で相手のスマッシュをダイレクトに返す技であり、不二周助の持ち技として知られています。不二周助の持ち技である｢羆落とし｣は、トリプルカウンター（三種の返し球）の1つに数えられており、スマッシュ後の敵が反応出来ない強力なカウンター技となっています。平等院鳳凰は技の名前を出さず、作中のボルク戦で普通に｢羆落とし｣を使用していました。

3つ目に紹介する平等院鳳凰の技は、｢阿頼耶識｣です。｢阿頼耶識｣とは、無限の攻撃法を一瞬で同時に導き出す能力であり、亜久津仁の｢無没識｣の進化系として知られています。『テニスの王子様』のボルク戦で、平等院鳳凰は自ら精神的ショックを与えます。これにより、平等院鳳凰は｢阿頼耶識｣を会得しました。そして、「阿頼耶識」を会得した平等院鳳凰は、史上最強の選手に進化し、プロのボルクと互角以上の戦いを繰り広げました。

最初に紹介する平等院鳳凰の名セリフは、越前リョーマと徳川カズヤに発したセリフです。『テニスの王子様』の作中で、平等院鳳凰は上記の名セリフを呟き、練習中の越前リョーマと徳川カズヤに突然｢光る球｣を放ちます。この時、徳川カズヤが｢光る球｣の直撃を受け、平等院鳳凰は残酷なキャラクターとして知られるようになりました。しかし、上記のセリフはテニス漫画とかけ離れており、ネタセリフとして扱われています。

2つ目に紹介する平等院鳳凰の名セリフは、日本代表総入れ替え戦で発したセリフです。『テニスの王子様』の日本代表総入れ替え戦で、徳川カズヤは平等院鳳凰と戦います。この時、徳川カズヤは平等院鳳凰に負わされた傷が原因で、敗北してしまいました。その後、平等院鳳凰は鬼十次郎の怒りを買った際、上記のセリフを発しました。上記の名セリフは、平等院鳳凰がどれだけ｢勝ち｣に拘っているか分かるセリフとなっています。

『テニスの王子様』のアニメで、平等院鳳凰を演じた声優は、日本の男性声優である安元洋貴です。平等院鳳凰を演じた安元洋貴とは、1977年の3月16日に山口県で生まれた男性声優であり、声優事務所の｢シグマ・セブン｣に所属しながら活動しています。元々、安元洋貴は姉の提案を受け、役者として活動していました。しかし、安元洋貴は給料面で悩み、『ルパン三世』で次元大介を演じた小林清志の影響を受け、声優を志しました。

声優を志した安元洋貴は、声優養成所で演技を学び、映画の日本語吹き替えで声優デビューしました。その後、安元洋貴は2004年にアニメ『ロックマンエグゼ』のカーネルを演じ、本格的に声優活動を始めます。そして、安元洋貴は2014年にアニメ『鬼灯の冷徹』の鬼灯役で初主演を飾り、大ブレイクすることになりました。2023年3月現在、安元洋貴は持ち前の超重低音ボイスを活かし、ナレーターとしても大活躍しています。

• 2004年のアニメ『BLEACHシリーズ』：茶渡泰虎役
• 2004年のアニメ『デュエル・マスターズ』：不亞ザキラ役
• 2009年のアニメ『フェアリーテイルシリーズ』：エルフマン・ストラウス役
• 2010年のアニメ『ぬらりひょんの孫』：青田坊役
• 2012年のアニメ『ソードアート・オンラインシリーズ』：エギル役
• 2013年のアニメ『弱虫ペダルシリーズ』：金城真護役
• 2014年のアニメ『鬼灯の冷徹シリーズ』：鬼灯役

• 2015年のアニメ『ワンパンマン』：キング役
• 2016年のアニメ『ドリフターズ』：土方歳三役
• 2018年のアニメ『ハイスコアガール』：ガイルさん役
• 2019年のアニメ『ヴィンランド・サガ』：ビョルン役
• 2020年のアニメ『憂国のモリアーティ』：マイクロフト・ホームズ役
• 2021年のアニメ『僕のヒーローアカデミア』：五代目・万縄大悟郎役
• 2022年のアニメ『賢者の弟子を名乗る賢者』：アスバル役

『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰には、平等院鳳凰がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰は、勝利だけを見据える残酷なキャラクターです。しかし、平等院鳳凰は｢義｣を捨てておらず、仲間を激励するかっこいい姿を度々見せています。また、平等院鳳凰は容姿や名前もかっこよく、『テニスの王子様』で高い人気を博しています。

『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰には、平等院鳳凰の見た目に笑う感想も多く寄せられていました。『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰は、高校3年生のキャラクターです。しかし、平等院鳳凰は髭を生やした怖い見た目をしており、とても高校生に見えません。この見た目から、平等院鳳凰は『テニスの王子様』ファンに度々ネタキャラ扱いされています。

『テニスの王子様』に登場する平等院鳳凰には、平等院鳳凰が強すぎるといった感想も多く寄せられていました。平等院鳳凰は武者修行と努力で様々な技を会得し、U-17W杯日本代表の№1に選ばれています。その強さは作中最強クラスであり、世界最強の無敗プロ・ボルクを破っています。この強さは、平等院鳳凰が人気を博す理由の1つとなっています。

本記事では、平等院鳳凰について、技の強さや名セリフ、アニメの声優などを紹介しました。確かに、平等院鳳凰は見た目やセリフから、ネット上でネタキャラ扱いされています。しかし、平等院鳳凰は作中最強のキャラであり、ボルクに初めての敗北を与えています。また、性格もかっこよく、平等院鳳凰は多数のファンに愛され続けています。そのため、平等院鳳凰はU-17W杯日本代表の№1に恥じないキャラといえるでしょう。