【サカモトデイズ】周(あまね)は殺し屋候補生!過去や父・四ツ村暁との関係は?

サカモトデイズの周の過去や父親との関係を詳しく解説します!サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)は、週刊少年ジャンプにて連載中のアクションコメディ漫画です。数々の漫画賞で上位にランクインしたほか、単行本の売上は250万部を超える大ヒットを記録しています。この記事では、謎に包まれた生い立ちを持つ少年・四ツ村周(あまね)を取り上げていきましょう。彼が激しく憎む父・暁の凶行の本当の理由やスラーとの関係にも鋭く切り込みます。

【サカモトデイズ】周(あまね)は殺し屋候補生!過去や父・四ツ村暁との関係は?のイメージ

目次

  1. サカモトデイズとは?
  2. サカモトデイズの周は殺し屋候補生
  3. サカモトデイズの周の過去や父・四ツ村暁との関係
  4. サカモトデイズの周はスラー一派への仲間入りを希望?今後は?
  5. サカモトデイズの周に関する感想や評価
  6. サカモトデイズの周まとめ

サカモトデイズとは?

SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)の概要

SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)は、日本の漫画家・鈴木祐斗による漫画作品です。集英社の「週刊少年ジャンプ」2020年51号にて連載が開始され、現在も連載中の作品です。併せて単行本がジャンプ・コミックスより刊行され、2023年2月現在10巻を数えるまでになっています。単行本の累計発行部数は、2023年1月時点で250万部を突破しています。

サカモトデイズの人気ぶりは、漫画賞受賞に顕著に表れています。連載開始1年後の2021年には、「次にくるマンガ大賞 2021」のコミックス部門で9位入賞し、特別賞U-NEXT賞を受賞しました。次いで翌2022年には、「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」にて6位に入賞しています。

SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)のあらすじ

あらすじのイメージ

平凡な中年男性・坂本太郎は、かつては裏社会で泣く子も黙る最強の殺し屋として知られた男でした。ところが、ある女性と運命の出会いをしたのをきっかけに、殺し屋家業からキッパリと足を洗います。その後その女性と結婚した坂本は、愛する妻との間に1人娘をもうけ、個人商店の主に納まります。しかし伝説の殺し屋としての腕は健在です。愛する家族を守るため、組織が送り込んできた刺客を銃弾の餌食にしてしまいました。

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サカモトデイズの周は殺し屋候補生

ここからは、この記事のメーンテーマであるSAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)の殺し屋候補生・周(あまね)の話題に入っていきます。父親の元ORDER・四ツ村暁(さとる)の方が有名で、彼の息子として語られることの多い周(あまね)ですが、彼はどのような人物なのでしょうか?この章では周のプロフィールや経歴、そして性格について詳しく解説します。

周(あまね)のプロフィール

SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)の周は、フルネームを四ツ村周(よつむら・あまね)といい、現在15歳のJCC生徒です。周は、元ORDERの四ツ村暁の息子として生を受けました。その後、紆余曲折を経て殺し屋になることを目指すようになり、JCCの門を叩いたのです。

サカモトデイズの周の外見上の特徴は鋭い目つきをしていることで、ぱっと見は整った顔立ちをした少年です。頭は良く成績も優秀で、JCCでの学業成績はトップクラスを維持しています。

また、周は4本の棍棒をつなぎ合わせた長大な四節棍(しせつこん)の使い手で、その腕前はプロ級と評価されています。四節棍とは、複数の棍棒を紐や鎖でつないだ武器である多節棍の一種で、中国武術などで使うものです。ちなみに、ブルース・リーのカンフー映画で有名になったヌンチャクも、この武器の仲間であり二節棍に分類されます。また、沖縄の古流武術には「七節棍」という複雑な形状をした武器が登場します。

周が暮らしているJCCの学生寮では、殺し屋業界の独占組織である殺連に批判的な学生が多く、周もまた殺連のことを「ひでー集まり」と呼んで批判しています。殺連批判に共感する周の考え方には、多感な幼少期に殺連の殺し屋だった父・暁が母親を殺害したという過去が大きく影響しています。

周の経歴

次に、SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)の周(あまね)の経歴を紹介します。まず、幼いころ母親が父親により殺害され、その現場を目撃するといった衝撃の過去を持っていました。その後7歳になった時、祖父に引き取られ、JCCで育てられることになります。JCC学内では成績優秀で、学年では常にトップの成績を上げています。

周は殺し屋になることを目指しており、殺連と敵対する組織・スラーへ入ることを強く望むようになりました。同組織のメンバーと接触し、やがて催眠術を得意とするクラブジャムにより組織に洗脳されることになります。殺連憎しの気持ちが暴走し、何としてでもスラーに入りたいと言って、JCCのセキュリティシステム破壊に手を貸します。

周の性格

サカモトデイズの周(あまね)は、不愛想でぶっきらぼうな態度を取ることの多い少年です。しかし、本来の性格は素直であり、純真な心を持っています。例えば自分が悪いことをしたと思えば素直に謝ることができますし、JCCの生徒たちから人気があり慕われています。

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サカモトデイズの周の過去や父・四ツ村暁との関係

ここからは、SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)の周(あまね)の過去や父親との関係を考察していきます。まず最初に、周の父親である四ツ村暁(よつむら・さとる)のプロフィールを紹介します。

暁は、無精髭を生やし頭にはチロリアンハットをかぶった40代くらいの男です。かつては殺連直属の殺し屋集団ORDERに所属する名うての殺し屋でしたが、今から8年前、殺連の幹部暗殺という重要任務に失敗し、組織に追われる身となります。

暁が殺しで使う武器は、先端に刃が付いた三節棍で、自分の意図したとおり自在に操ることができます。ORDERにいたころは、まだ組織への加入間もない神々廻を連れて行動を共にしていました。その後、ある事情から息子・周の見ている前で妻・慈乃を殺害します。

現在は、自分を追っている殺連を潰すことだけを目的に行動し、ORDERの現役殺し屋である南雲や神々廻、大佛を襲撃しますが失敗に終わります。しかし、ORDERの強者3人を相手にして無傷で逃げ切っていますから、現在でも殺しの腕は健在と言えるでしょう。

ネタバレ①周の父親・四ツ村暁は周の母親を殺害した

SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)の四ツ村暁に関するトピックスで最初に挙げなければならないのは、周の母親、つまり妻殺しの一件です。今を遡ること8年前、当時息子の周はまだ7歳でした。暁は周の目の前で母親を手にかけたのです。その後、組織の暗殺ミッションに失敗すると、組織からの追跡をかわすため地下に潜ります。

かつての暁は、愛妻家で子煩悩な良き夫、良き父親として皆に周知されていました。しかし、父が母を殺すという衝撃の現場を目撃した過去を持つ周は、ひたすら父を憎み成長します。父が凶行に及んだ理由など知る由もありません。

やがて周の父への憎しみはピークへと達し、今では父の殺害と殺連の壊滅だけを目的に生きていると言っても過言ではありません。ところが、かつてORDERで同僚だった坂本たちには、暁の凶行がどうしても解せません。何か裏があるのでは?と睨んでいました。

ネタバレ②周は母親の死後母方の祖父に引き取られる

サカモトデイズの周(あまね)は、母が殺害され犯人の父親も逃亡したことから孤児となってしまいます。周は、その後母方の祖父・廟堂(びょうどう)に引き取られることになります。廟堂は優しいおじいさんで、いつも周に暖かな眼差しを注いでくれました。

廟堂は、長年建物や備品を修繕する用務員としてJCCに勤務しており、JCCの生き字引と言われている存在です。また、彼にはもう1つ、「データバンク」というニックネームがあります。彼には超人的な記憶力があり、在校生・卒業生を問わずJCC全生徒の情報を記憶しています。

廟堂のこの能力は孫の周にも遺伝しており、周には瞬間記憶術の能力があります。サカモトデイズの作中では、周が相手の瞳に映った風景の隅々まで瞬間的に記憶してしまうシーンがあります。

ネタバレ③四ツ村暁が妻を殺した本当の理由

ORDERで四ツ村暁の同僚だった坂本が不審に思っていたように、暁による妻殺害には隠された裏の事情があるのでしょうか?もしあるとすれば、それはそのようなことなのでしょうか?

周の父親・暁は、当時の殺連会長の右腕として働いており、組織No.2のポジションに昇りつめていました。次期会長をめぐる権力闘争では最右翼と目されていた人物です。妻・慈乃をとは仲睦まじい夫婦関係を築いていましたが、ある時その妻の正体が発覚する事態になります。

殺連内部では、現会長の暗殺計画が実行に移されようとしていました。その計画はやがて暁の知るところとなります。すると妻の慈乃が動いたのです。彼女は、暗殺計画を阻止しようとする暁の前に立ちはだかりました。

実は、暁の妻・慈乃は、当時の会長の反対派が送り込んだ女性でした。四ツ村暁と結婚させ、子どもという弱点を作るためでした。慈乃は周を人質に取り、反会長派を潰す行動を止めるよう暁を脅迫します。暁は周を守るため、やむなく妻を殺害します。それは、慈乃が身動きすらできないほどの短時間での瞬殺でした。父の殺害場面だけを目撃した周は、母を殺害した父と彼の属していた殺連を憎むようになりました。

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サカモトデイズの周はスラー一派への仲間入りを希望?今後は?

周はスラー一派への仲間入りを希望している?

SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)の周が所属するJCC内の学生寮の多くは、殺し屋市場を独占する殺連のやり方に批判的です。周も彼らに同調する姿勢を見せますが、彼の場合はもっと個人的な理由で殺連を憎んでいます。元殺連の殺し屋だった父・暁を憎んでいることが根底にあります。

殺連壊滅を狙う周が目を付けたのが、殺連と対立するスラーという組織です。周はスラー一派の鹿島と接触し、スラー入りの道を探っていくことになります。

周の今後はどうなる?

サカモトデイズにおける周の今後ですが、まず周は殺連と父親への復讐を果たすため対立するスラー一派の鹿島に接近します。スラー入りを熱望する周に、鹿島はあるミッションを課します。それは、JCC内にあるデータバンクを破壊し、スラーに関する情報を抹消することでした。鹿島は、それが完了したら仲間に入れると約束します。

周は鹿島の指示に従い行動していきますが、次第にスラーのやり方に違和感を感じるようになります。何の罪もないJCC生徒に平気で危害を加えるのです。そのような中、周はキャロライナリーパーの妹・クラブジャムの能力で洗脳され、スラーのメンバーをJCC内に侵入させてしまいます。しかし、坂本太郎の協力もあり、スラー一味を撃退することに成功します。

その後の周ですが、殺連への復讐は一旦留保し、父・四ツ村暁の捜索に全力を注ぐことにします。JCCの学生寮を出ると、坂本太郎の店でお世話になることになりました。幼いころからすさんだ生活を余儀なくされてきた周ですが、ようやくホッと落ち着ける環境を手に入れたようです。坂本太郎が見守る中で、これからは最低限の社会常識を身に付けていくことになるでしょう。

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サカモトデイズの周に関する感想や評価

ここまで漫画サカモトデイズ(SAKAMOTO DAYS)の周(あまね)特集をお届けしてきましたが、最後に周に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する感想は、サカモトデイズの周のキャラが実に味わい深いと呟くツイートからです。強い意思を持っているのにクラブジャムの催眠にあっさりとかかってしまったり、大人に反発しているのに坂本を頼ったりするところがそう感じさせるようです。

続いて紹介するのは、父を憎み殺害をも考える周の中の良心の葛藤に目を向けたツイートからです。殺連壊滅を狙う自分の行動が愛する祖父の死を招くことに気づいた周は、葛藤の末坂本に救いを求めました。

最後に紹介するのは、殺し屋を目指す周たちJCCの生徒が素直なのを今っぽいと評価するツイートからです。平和な日本の今を象徴しているのでしょうか?

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サカモトデイズの周まとめ

ここまで「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)の周(あまね)は殺し屋候補生!」と題して、サカモトデイズに登場する四ツ村周の過去や父親・暁やスラーとの関係について考察してきました。

まとめのイメージ

サカモトデイズの周は、父親による母親の殺害現場を目撃するという辛い過去を持っています。7歳になった時に祖父に引き取られた周は、JCCで育つことになります。憎んでも憎み切れない父親と殺連に復讐を遂げるため殺し屋の道を選んだ周は、その後、殺連と敵対するスラーへの加入を画策します。

スラー一味の鹿島の要求を丸呑みした周は、JCCのセキュリティシステム破壊に手を貸します。しかし、スラーのやり方に違和感を覚え、坂本の協力を得た上で最終的には良心に従いスラー一味を撃退します。今後は坂本太郎のもとで、今まで縁のなかった社会常識など人間としての基本を学んでいくことでしょう。

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