【バビロン】曲世愛の正体・生い立ちと過去の被害者を考察！声優キャストは？

「かわいいけど怖い」といった声が多くあがっている曲世愛の正体などを詳しくネタバレしていく前に、まず最初に曲世愛が登場する「バビロン」の作品情報を簡単に紹介していきましょう。

• 作品名：バビロン
• 原作：野﨑まど（のざきまど）
• ジャンル：サスペンスアニメ
• 放送局：TOKYO MX他
• 放送期間：2019年10月〜2020年1月

バビロンは、2015年10月に講談社から発売された野﨑まどのサスペンス小説です。2015年10月に「バビロンⅠー女ー」、2016年7月に「バビロンⅡー死ー」、2017年11月に「バビロンⅢー終ー」が発売されました。面白いと人気を集めたバビロンは、2019年2月にコミック化され、2019年にアニメ化されているメディア展開作品です。

バビロンは、東京が一極集中をしないように、新域という第2の東京を新設した日本を舞台にした物語です。東京地検特捜部で検事として働く正崎善（せいざきぜん）は、製薬会社が不正をしたアグラス事件の捜査をすることに。新薬の報告書を作成した准教授は不審死を遂げ、曲世愛が関与していることに気付きます。捜査を続けていく中で、曲世愛に関するあらゆる不審な事件に巻き込まれていくサスペンスアニメです。

• 名前：曲世愛（まがせあい）
• 偽名：平松絵見子
• 生年月日：1996年6月6日
• 年齢：23歳
• 出身地：栃木県那須郡那須町3丁目12ーB
• 出身小学校：那須町立那須北小学校
• 出身中学校：那須町立那須北中学校
• 出身高校：那須県立那須高原高等学校

かわいいと話題を集めている曲世愛は、青みがかった黒のロングヘアをしたスタイルが良く、とても美人な女性です。曲世愛は、かわいい外見をしており、ミステリアスで妖艶な雰囲気をまとっています。「曲がった（歪んだ）愛を表現する女」といった設定のとても不気味な印象のキャラクターです。

曲世愛はかわいいといった声があがっていますが、悪女や悪人といった言葉がぴったりな性格をした女性です。曲世愛は、楽しみながら人を斧で切断して惨殺してしまう狂気的で、とても残忍なキャラクター。自分で悪人と理解しながら、悪いことにも意味があると考えており、相手を惨殺してしまうといった純粋な悪人です。謎が多く不気味な性格をしており、正体は？と話題を集めています。

かわいいと話題を集める曲世愛のプロフィールを簡単にネタバレしたところで、次に曲世愛の正体や能力、生い立ちなどについても深堀りしていきましょう。曲世愛は、中学生の時に同級生たちを魅了させて、精神状態を狂わせたことがある特異体質の持ち主です。そんな特異体質をもつ曲世愛の能力は、主に3つあると考察されています。

曲世愛の能力の1つ目が、「変装能力」です。曲世愛は、変装能力や演技力に優れており、別人になりきることができます。その能力は単純なものではなく、とてつもなく優れています。服装やメイクなどといった外見だけでなく、年齢や印象などの雰囲気も含めて、全て別人そのものになりきってしまいます。捜査員でも別人と認識するほどの腕前で、変装して無数の姿を使い分けることができる能力の持ち主です。

曲世愛の能力の2つ目が、「相手を自殺に追いやる能力」です。曲世愛は、自分と関わった人物はもちろん、すれ違っただけの人も自殺に追いやることが出来てしまいます。自分の手を汚すこと無く、相手を殺害することができるといった恐ろしい能力であり、多くの人物を自殺に追いやっています。正体不明の能力を、どうやって身に着けたのか？能力がどのような力によるものなのか？などは、解明されていません。

曲世愛の能力の3つ目が、「人の認識を変えさせる能力」です。曲世愛は、相手の意思や認識を簡単に変えさせてしまいます。例えば、具体的になにかを相手に命令することなく、今まで強く否定していた考えを肯定に導いてしまいます。2つ目の能力として紹介した相手を自殺に追い込むといった能力も、「相手の思考に入り込んで認識を変更させている」と考察されています。

こういった曲世愛の能力から、「曲世愛は、人の心理を巧みに操ることが出来るため、正体は心理術に長けた心理学者なのでは？」・「曲世愛の正体は一体何者？不気味すぎる能力は生まれつきなのか？」などと、正体や能力について考察するファンの声が多くあがっています。

曲世愛の特殊な能力を深堀りしたところで、曲世愛の過去や生い立ちについてもネタバレしていきましょう。曲世愛は、栃木県那須町の出身で、栃木県立の高校を卒業しています。そのため、高校までは東京ではなく、栃木県で過ごしていたことはほぼ確実です。

曲世愛の両親や祖父母などは、作中ではすでに全員他界しています。母親は事故死ですが、他の家族はどうやって亡くなったのかは明かされておらず、不明です。そのため、曲世愛の唯一の親族は、叔父の坂部のみです。曲世愛は小学生時代から特異体質が徐々に明らかになっていき、中学生時代には同級生たちを精神的に異常な状態に追い込んでいきました。曲世愛は、かわいいが幼少期から笑わない不思議な子だったそうです。

曲世愛が変装する理由については、作中で明らかになっていません。しかし、曲世愛の行動から「相手を確実に自殺に追い込むためではないか？」と考察されています。「相手に不審がられないように変装して油断させ、相手に近付くことで確実に自殺するように促していたのではないか？」と考察されています。

かわいいと話題を集めているバビロンのキャラの曲世愛は、「声優の演技力がすごい」といった声も多くあがっています。曲世愛のかわいい一面と、狂気性のある怖さを同時に演じきっており、「声優の演技力が怖さを倍増させている」といった感想が多いです。そんな演技力が話題を集めている曲世愛の声優についても、詳しく紹介していきましょう。

• 名前：ゆきのさつき
• 本名：井上由起（いのうえゆき）
• 旧芸名：雪乃五月（ゆきのさつき）、雪野五月（ゆきのさつき）
• 生年月日：1970年5月25日
• 出生地：京都府京都市
• 出身地：滋賀県大津市
• 職業：声優
• 事務所：フリー

アニメ「バビロン」で、曲世愛を演じた声優がゆきのさつきです。ゆきのさつきは、1992年「素晴らしき日々（少女C）」で声優デビュー。その後、1996年には「きこちゃんすまいる（二の宮きこ）」で声優として、レギュラーデビューを果たしています。

• アニメ「BLEACH 千年血戦篇」：四楓院夜一役
• アニメ「であいもん」：お鶴さん役
• アニメ「ひぐらしのなく頃に業/卒」：園崎魅音、園崎詩音役
• アニメ「フルメタル・パニック！Invisible Victory」：千鳥かなめ役
• アニメ「ストレンジ・プラス」：美羽役
• アニメ「〈物語〉シリーズ」：臥煙伊豆湖役
• アニメ「Free！」：天方美帆、橘真琴（小学生）役
• アニメ「ファイ・ブレイン 神のパズル」：アナ・グラム役
• アニメ「犬夜叉 完結編」：日暮かごめ役
• アニメ「テイルズ オブ ジ アビス」：妖獣のアリエッタ役

• 劇場アニメ「黄金の法 エル・カンターレの歴史観」：アリサ役
• 劇場アニメ「ちびケロ ケロボールの秘密!?」：ちびプルル役
• 劇場アニメ「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」：志村妙役
• 劇場アニメ「名探偵コナン 11人目のストライカー」：本浦知史役
• 劇場アニメ「たまこラブストーリー」：大路道子役
• 劇場アニメ「劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝」：切札舞役
• 劇場アニメ「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」：ナオ役
• 劇場アニメ「名探偵コナン から紅の恋歌」：大岡紅葉役
• 劇場アニメ「劇場版 夏目友人帳〜うつせみに結ぶ〜」：柊役

曲世愛が関係した自殺や過去の被害者についても、深堀りしていきましょう。曲世愛が自殺に追い込んだとされている1人目の人物が、「因幡信（いなばしん）」です。因幡信は、聖ラファエラ大学医科大学の教授兼麻酔科医です。また、アグラスの薬効の数値を虚偽したアグラス事件に関わったとされている男性医師でもあります。

因幡信は、アグラス事件の治験実地状況報告書の作成者だったため、捜査が行われることになります。因幡信の自宅に捜査員が訪れると、大音量のクラシック音楽が流れている部屋で死亡していました。因幡信は、全裸で椅子に座り、笑みを浮かべて亡くなっているというとても不気味な状態で発見されました。

因幡信の死因は自殺で、自身が開発した新薬の麻酔薬であるニュクスを全身麻酔機を用いて使用し、30時間程度をかけて死亡していました。この奇妙な自殺は、曲世愛と出会った直後におこっており、曲世愛が自殺に関係していると考察されています。

曲世愛が自殺に追い込んだ2人目の人物が、「文緒厚彦（ふみおあつひこ）」です。文緒厚彦は、東京地検特捜部の検察官である正崎善の部下の立ち会い事務官です。文緒厚彦は、軟派な雰囲気をまとった青年で、茶髪のウェーブがかったショートヘアをしています。チャラそうに見えますが、検察官を目指しており、実はとても真面目で正義感の強い男性です。

文緒厚彦は、上司の正崎と共にアグラス事件の捜査を行っていました。捜査をしていくうちに、10代後半だと思われる若い女性にたどり着きます。文緒厚彦は、女性の住居を突き止めて、正体を探るために接触します。しかし、その直後に首吊り自殺をして、死亡しました。この若い女性の正体は、曲世愛であり、曲世愛が自殺に追いやったことが後に明らかになっています。

曲世愛がアニメ「バビロン」の中で3番目に自殺に追い込んだ人たちが、「新域庁舎の屋上から飛び降りた64人」です。バビロンのアニメ3話で、政治家の齋開化（いつきかいか）が、「死の価値を許す時代・死を許す時代」と宣言し、自殺法を国民にアピールします。

その後、すぐに64人もの人々が、次々と新域庁舎から飛び降りて自殺してしまいました。齋開化の宣言後の24時間の間に死亡した人は、237人にまで上りました。237人の全ての人々が曲世愛に関わったかどうかは、明らかになっていません。しかし、新域庁舎から飛び降りた64人の人々は、曲世愛がすれ違った人物だったことは、判明しています。

曲世愛がアニメ「バビロン」の中で4番目に自殺に追い込んだ人物が、「奥田」です。奥田こと奥田椋成（おくだりょうせい）も、文緒と同じく正崎の部下で、検察事務官を務めている男性です。奥田は、平松絵見子と名乗る謎の美女を正崎が尋問をした際に、取調室で記録係を担っていました。正崎が席を外した際に、奥田は平松絵見子と二人きりになっています。

二人っきりになるとすぐに奥田は放心状態になり、平松絵見子を逃してしまいました。平松絵見子を逃した後に奥田は、新域庁舎から飛び降り自殺をしています。実は、平松絵見子の正体は曲世愛であり、奥田の自殺にも関わっていたことが後に判明しています。

曲世愛がアニメ「バビロン」の中で5番目に自殺に追い込んだ人物が、「筒井警部補」です。筒井警部補こと筒井三郎（つついさぶろう）は、第六強行犯捜査係の警部補です。筒井警部補は、齋開化が関わっているであろう事件を捜査する特別捜査班に配属されました。本部係の検事である正崎の命令で、曲世愛の過去を捜査していきます。

筒井警部補は、曲世愛の家族構成や、曲世愛が通っていた中学で起こった事件などを捜査していく中で、曲世愛と接触してしまいます。その後、曲世愛にスマホを奪われた後に、自ら道路に飛び出して車に轢かれて死亡します。筒井警部補もまた、笑みを浮かべながら自殺するといった不審な死を遂げています。

曲世愛がアニメ「バビロン」の中で6番目に自殺に追い込んだ人物が、「九字院」です。九字院こと九字院偲（くじいんしのぶ）は、紫の長髪を後ろでまとめたヘアスタイルをした多摩東中央警察署に勤務する警部補です。九字院は飄逸な性格をした人物ですが、頭脳明晰なキレ者。正崎と仲がよく、因幡の自殺事件を捜査しており、その後特別捜査班のメンバーになっています。

特別捜査班として曲世愛について捜査していく中で、曲世愛の人を自殺に追いやる能力に気付いていきます。能力に取り込まれて自殺をしないように、対策をしながら捜査をしていました。しかし、曲世愛の能力に抗うことが出来ず、最終的に拳銃で頭を撃って自殺してしまいます。

曲世愛がアニメ「バビロン」の中で7番目に自殺に追い込んだ人物が、「寅尾太隈」です。寅尾太隈は、あごひげを生やした大柄で強面の警視庁捜査一課の管理官です。寅尾太隈も特別捜査班のメンバーとして、齋開化拉致計画に参加していました。しかし、計画が失敗してしまい、曲世愛に話しかけられたことがきっかけになり、経路警備や護衛班と一緒に集団自殺をしています。

曲世愛がアニメ「バビロン」の中で8番目に自殺に追い込んだ相手が、「齋開化逮捕に関係する21人の捜査員」です。齋開化拉致計画に参加していた捜査員たちが、自ら頭に発砲する事件が発生しました。この事件は集団自殺として処理されましたが、この事件が起こる前に、亡くなった捜査員たちの前を、曲世愛が通り過ぎたことが明らかになりました。

曲世愛が関わったその他の被害者が、「曲世愛と同じ中学校の7人の男子生徒」です。中学生の曲世愛が話した7人の男子生徒が不安障害を患ってしまい、「曲世愛に侵された」と発言する事件が起こりました。中学生時代に起こったこの事件は証拠が全く出ず、曲世愛は逮捕されませんでした。現代のように自殺に追い込んではいませんが、中学生時代からこういった恐ろしい能力を身に着けていたことがわかっています。

曲世愛が関わったその他の被害者の2人目が、「曲世愛の叔父」です。曲世愛の叔父の坂部蔵主（さかべくらうず）は、京都で診療所を営んでいる精神科医です。坂部は、曲世愛の中学生時代に、被害を受けた男子中学生と、曲世愛の精神診断を行っています。曲世愛を診断した直後、坂部は欲情してしまい、曲世愛の担当医になります。そして、かわいい曲世愛に会うために、通院させていたことが明らかになっています。

曲世愛が自分の手を汚さずに、自殺に追い込んだ被害者を紹介しましたが、バビロンの中で曲世愛は殺人も犯しています。曲世愛が自分の手を汚した相手が、瀬黒陽麻（せくろひあさ）でした。瀬黒陽麻は、クールな性格で、優秀な23歳の女性検察事務官です。

正崎の部下として特別捜査班に配属されていましたが、捜査途中で曲世愛に拉致されてしまいました。その後、意識のある状態のまま拘束され、斧で手足を切り落とされて、殺害されています。また、曲世愛は殺害する様子を、正崎にWEBカメラ越しに見せています。正崎に語りかけて笑いながら、正崎の部下を殺害するという狂気的な姿をみせつけています。

曲世愛が変装能力を使って、演じた女性についてもネタバレしていきましょう。曲世愛が演じた女性の1人目が、「因幡の家に出入りしていた曲世愛」です。因幡の家に出入りしている時は、正体がわからない謎の美女として登場しています。この時の曲世愛は、巨乳でスタイルの良い美人でした。真っ赤で、大人っぽく妖艶な雰囲気を身にまとった女性を演じています。

曲世愛が演じた女性の2人目が、「地島普造とホテルに入った謎の女」です。地島普造とホテルに入った人物は、10代後半に見える若い女性でした。セミロングのヘアをした女の子で、少女っぽい儚げさも持ち合わせた雰囲気をしています。因幡家に出入りしていた妖艶で大人っぽいタイプとは正反対のような雰囲気の女性を、曲世愛は演じています。

曲世愛が演じた女性の3人目が、「平松絵見子」です。平松絵見子（ひらまつえみこ）は、自明党幹事長の野丸が接待に使っていた女性です。平松絵見子は、黒のロングヘアをハーフアップにしており、落ち着いた雰囲気をまとった大人な雰囲気の女性です。

曲世愛が演じた女性の4人目が、「齋開化の妻」です。齋開化の妻は、黒のショートヘアをした清楚な雰囲気を身にまとった女性です。今までとは全く違った印象で、捜査員を騙していますが、正体は曲世愛だと明らかになっています。

バビロンの曲世愛は、「曲世愛は、見た目がかわいいので、余計にぞっとする」・「曲世愛の笑顔がかわいいけど、怖い」といった声が多くあがっています。中でも、「笑顔の表情だけを見ているととてもかわいいのに、斧振り回して殺人を犯しているとか怖すぎる」といった感想が多く、「瀬黒陽麻の殺害シーンがトラウマになった」といった声もあがっています。

バビロンの曲世愛は、「とにかく怖い」といった声が多くあがっています。原作小説から恐ろしいといった声があがっていましたが、「アニメの曲世愛が原作よりも怖い」といった声が多く、曲世愛を演じた声優にも注目が集まっています。「曲世愛を演じた声優の演技力が凄すぎる」・「キャラのイメージと声優がぴったりで、より恐怖を感じる」といった声が多いです。

バビロンの曲世愛はとにかく怖いキャラクターとして注目されていますが、アニメを見た人からは「定期的に曲世愛が怖いと思ってしまう」とトラウマになってしまったといった声もあがっています。また、「今までみた狂気的なキャラクターの中でも、曲世愛の怖さや狂気性は異常」といった声が多く、狂気的で怖いキャラクターと認識されています。

バビロンの曲世愛は、「笑顔の裏側が、とにかく怖い」といった声があがっています。曲世愛を演じた声優の演技力にも注目が集まっており、「曲世愛が怖くて見たくないけど、リアルな演技でストーリーに引き込まれてしまう」といったファンの声も。「曲世愛みたいな人物がリアルにいるのではないか？と思えてしまうところが怖い」といった感想もあがる話題性のあるキャラクターです。

バビロンの曲世愛は、相手を自殺に簡単に追い込んでしまうといった能力を持つキャラクターです。ミステリアスな部分が多く「かわいいけど狂気的で、とにかく怖い」といった感想が多くあがっています。曲世愛が自殺に追い込んだ人物や、能力・正体、曲世愛を演じた声優などを見て気になった方は、一度「バビロン」を見てみてはいかがでしょうか？