【バビロン】アニメがひどいと言われる理由は?最終回・最後が原作改変で不評?

テレビアニメ作品「バビロン」は、「ひどい」という評価を受けることが多い作品とのことです。野﨑まど原作の同名小説をアニメ化した作品ですが、最終回と最後を改変したことに対しても、「面白くない」や「つまらない」、そして「ひどい」という感想が見受けられました。この記事では、バビロンのテレビアニメ版がひどいといわれる理由を特集します。また、バビロンのアニメ版2期制作の可能性についても、併せて考察していきます。

【バビロン】アニメがひどいと言われる理由は?最終回・最後が原作改変で不評?のイメージ

目次

  1. バビロンとは?
  2. バビロンのアニメがひどいと言われる理由
  3. バビロンのアニメ2期はある?先延ばしの理由は?
  4. バビロンのアニメに関する感想や評価
  5. バビロンのアニメがひどいと言われる理由まとめ

バビロンとは?

「バビロン」は、野﨑まど原作の小説をアニメ化した作品ですが、「ひどい」や「面白くない」という感想と評価が多いといわれています。特に、テレビアニメ版にて最終回と最後が原作と改変された点が、ひどいと評されました。この記事では、バビロンのアニメがひどいといわれる理由について、考察していきます。また、バビロンのアニメ2期の制作の可能性についても取り上げていくため、バビロンを観る際の参考にしてください。

バビロンの概要

バビロンの原作小説は、野﨑まどによって執筆されており、2015年から2017年にかけて3巻刊行されました。野﨑まどは、麻布大学獣医学部を卒業後に、「[映]アムリタ」で第16回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞して小説家デビューしています。アニメ作品の脚本担当が多いことで知られており、「タイタン」や「メフィスト」のノベライズ版を発表して、高い評価を獲得しました。

バビロンは、原作小説がヒットしたことで、メディアミックスとしてテレビアニメ化とコミカライズが行われています。バビロンのテレビアニメ版は、2019年10月から2020年1月まで、TOKYO MKなどで全12話が放映されました。全話収録のBlu-ray BOXが発売されている他に、Amazon prime videoなど複数の動画配信サービスにて有料で視聴可能です。また、瀧下信英作画のコミカライズ版は、コミックス全2巻が刊行されました。 

バビロンのあらすじ

バビロンの舞台は、現代の日本の東京です。第1章「一滴の毒」では、東京は一極集中緩和のために、西部に「新域」が新設されていました。新域の実態は、政令指定都市を上回る権限を持たされた第2の東京的立ち位置です。新域では、新法の試験運用という実験が行われていました。新域の誕生時期と同じ頃、日本スピリという製薬会社が、複数の大学宛てに新薬の虚偽報告書作成を依頼するという「アグラス事件」が起きています。

TVアニメ「バビロン」公式サイト

バビロンのアニメがひどいと言われる理由

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野﨑まど原作の人気小説をテレビアニメ化したバビロンは、多数の視聴者から「ひどい」という感想と評価を受けたとのことです。特に、原作小説ファンの落胆は凄まじかったとされており、最終回と最後の改変については、「本当にひどい」といわれました。この章では、バビロンのテレビアニメ版がひどいといわれる理由について、4項目に分けて考察していきます。アニメ版の最終回と最後は、ネタバレも交えて紹介します。

理由①自殺法の具体的な中身が不明

バビロンのテレビアニメ版がつまらないと評価される理由の一つに、「自殺法の中身が不明だ」というものがあります。自殺法とは、個人が自殺できることを肯定したひどい法律のことで、バビロンのストーリー展開において重要な役割を果たすべきものとされています。ストーリー内では、30歳の若さで新域長となった齋開花が、自殺法を世間にアピールすることで、社会全体を巻き込んでいき、曲世愛とも重要な関りを持っていました。

ところが、バビロンのアニメ版を最後まで視聴しても、自殺法の詳細は一切明かされていません。積極的に自殺を肯定するというひどい法律であるにも拘わらず、その内容が提示されないことでフラストレーションが溜まった視聴者が、多かったとのことです。自殺法の謎が解き明かされないことは、視聴者がカタルシスを得らてないこととイコールであり、「ひどい」や「面白くない」という感想につながったものとみられています。

理由②急すぎる物語の展開

バビロンのテレビアニメ版については、「物語の展開が急過ぎて、ひどい出来になっている」という意見や評価も見受けられるとのことです。特に、1話と2話でクライムサスペンスとミステリーを描いたのに、3話で自殺法をテーマにした社会派の作品に切り替わった展開について、「ひどい」という声が多く上がりました。しかしながら、バビロンの急な展開はこれで終わりません。

バビロンのアニメ版は、4話から6話にかけて刑事の捜査による謎解きものの様相を呈していたのですが、7話で、「それまで提示されていた謎と伏線が、全てファンタジーだった」と描かれたことで、視聴者の「ひどい」という不満が頂点に達したといわれています。ついには、「ひどい」や「ストーリー崩壊」、そして「つまらない」という感想が一般化してしまいました。

理由③伏線を回収しきれていない

バビロンのテレビアニメ版には、「伏線が回収し切れていないことはひどい」という感想を持たれているとのことです。アニメ版7話のどんでん返しも「ひどい」といわれましたが、伏線を張りっぱなしでストーリーが終わってしまったことについて、多くの視聴者が不満を持ちました。伏線が張りっぱなしになってしまった要因には、「アニメ2期制作が絡んでいる」と推察されています。

理由④原作改変している最終回・最後

多くの視聴者が、バビロンのテレビアニメ版を、「一番ひどい」と評した店が最終回と最後でした。原作小説では、アレクサンダー・W・ウッド米国大統領が正崎善の前でビルの屋上から飛び降りて死亡しています。また、正崎善が曲世愛に銃を向けた時に、撃てずに床に倒れてしまいました。曲世愛の「人を自殺に追いやる能力」が起きた様子が窺えますが、正崎善の生死については不明です。

テレビアニメ版の最終回では、正崎善がウッド大統領を銃殺したところでストーリーが最後を迎えています。おそらく、2期を想定してのアニメオリジナル最終回だと思われますが、主に原作ファンの間で「あの改変はひどい」や「原作小説の余韻を台無しにしていてひどい」という感想が見受けられました。原作ファンとアニメファンの両方の不興を買ってしまったことが、バビロンのアニメがひどいといわれる最たる理由とのことです。

バビロンのアニメ2期はある?先延ばしの理由は?

虫眼鏡 イメージ画像

「ひどい」という感想や評価が多いといわれるテレビアニメ版バビロンですが、2期の制作と放映を待ち望んでいるファンが多いとのことです。アニメ版の最後が衝撃的だったこと、そして伏線が回収されていないものが多いことから、「2期でストーリーをしっかりと完結してほしい」という意見が見られました。この章では、バビロンのテレビアニメ版の、2期制作の可能性について考察していきます。

バビロンのアニメ2期はある?

バビロンのテレビアニメ版の2期制作については、2023年2月現在公式発表されていない状況です。しかし、「何かしらの続編制作の可能性があるのではないか」と推察するファンもいました。その理由は、テレビアニメ版1期の終わりが中途半端に受け止められたからです。ただし、テレビアニメ版の終了から3年が経過していることもあり、2期制作の可能性は段々と低くなっていると推察されています。

バビロンのアニメ2期が先延ばしの理由

バビロンのテレビアニメ版2期の制作が先延ばしになっているとみられる理由は、原作小説の進捗があるとされています。バビロンの原作小説は、2017年に3巻が刊行されて以降、新刊が出ていません。原作小説を無視してオリジナルエピソードのみで2期を構成することは、困難だと推察されており、2期制作可能性の低さが窺えました。今後のテレビアニメ版2期制作の展開が注目されています。

バビロンのアニメに関する感想や評価

この章では、バビロンのテレビアニメ版に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。バビロンのアニメ版は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、バビロンのテレビアニメ版を最後まで観た方のツイートです。最終回を観て、原作小説に続きがあるようなので、ラストを改変せざるを得なかったのだろうけれども、それでもひどいという感想を持っています。

こちらは、バビロンのテレビアニメ版をリアルタイムで観ていた方のツイートです。アニメ版の7話を観て、ひどい吐き気に襲われてしまったことと、曲世愛の言葉と態度が全て受け付けなかったとつぶやいていました。

こちらは、バビロンのテレビアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。全然ひどいということはなく、ダークホース的な存在のアニメで、とても面白いとつぶやいていました。

バビロンのアニメがひどいと言われる理由まとめ

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この記事では、バビロンのテレビアニメ版がひどいといわれる理由について考察してきました。一方で、バビロンのアニメを「面白い」というファンも多いので、是非一度同作品を観てください。

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