【スパイ教室】鳳のメンバーと死亡理由は？強さ・特技やチームの目的も一挙に紹介

スパイ教室のスパイチーム「鳳」のメンバーは、灯のメンバーと1カ月の交流を通じて心を通わせていました。そのため、ファンの間では鳳の人気が高く、今後の活躍に注目されていました。しかし、最終的に鳳は壊滅してしまいます。そこで、ここからは鳳メンバーの能力や強さ・特技を一覧形式で紹介しつつ、死亡キャラや死亡理由、目的、灯との関係を解説していきます。

• 漫画タイトル：スパイ教室
• ジャンル：スパイファンタジー
• 原作・キャラクター原案：竹町(原作)、トマリ(キャラクター原案)
• 作画：せうかなめ
• 掲載誌：月刊コミックアライブ(KADOKAWA)
• 発表期間：2020年5月27日～2022年4月27日
• 巻数：全3巻
• アニメ情報：竹町(原作)、川口敬一郎(監督)、猪爪慎一(シリーズ構成)、feel.(アニメーション制作)、AT-Xほか(放送局)、2023年1月5日～(放送期間)

それではまず、スパイ教室の作品情報から見ていきましょう。スパイ教室は竹町先生によるライトノベルです。ファンタジア文庫(KADOKAWA)にて、2020年1月から2023年3月までに単行本12巻が刊行されています。メディアミックスとしては、1巻のコミカライズ版が月刊コミックアライブで連載され、単行本も全3巻で発売中です。また、2023年1月からはAT-Xほかにてテレビアニメが放送されました。

ここではスパイ教室のあらすじを簡単にまとめていきます。歴史上最大規模とされる世界大戦の終結後、ディン共和国のスパイであるクラウスは、スパイチーム「灯」を創設しました。このスパイチームはプロのスパイですら失敗した成功率1割未満の超高難易度の任務「不可能任務」を専門にしています。しかし、なぜかクラウスはスパイ養成学校で落ちこぼれとみなされた少女たちばかりをメンバーに選出し…

鳳はディン共和国のスパイ養成学校の卒業試験上位者6人から編成されたスパイチームです。メンバーは合計で7人所属しています。スパイ養成学校の落ちこぼれたちのスパイチーム「灯」とは対照的なエリート集団で、灯の創設者であるクラウスもその実力を高く評価していました。しかし、鳳メンバーはほぼ死亡してしまったため、スパイチームは事実上解散しています。

ディン共和国のスパイ養成学校卒業試験上位者6人から編成されたエリート集団「鳳」ですが、ファンの間では死亡した鳳メンバーに注目されているようです。鳳のメンバーはスパイ養成学校卒業試験上位者で構成されているだけあり、かなりの実力者が揃っています。実際に灯との対決では勝利を収めていました。そのような鳳メンバーがなぜ死亡したのか？ここからは鳳の死亡キャラと死亡理由を見ていきましょう。

前述したように鳳メンバーはほぼ死亡しています。鳳メンバーで生き残ったのはランだけです。最後の任務は、かつてガルガド帝国のスパイチーム「蛇」の策略によって壊滅した「焔」のメンバーであるゲルデの死の真相を探ることでした。しかし、ある者によって始末されてしまいます。

まずスパイチーム「鳳」には、飛禽(ひきん)のヴィンド、翔破(しょうは)のビックス、羽琴(はこと)のファルマ、鼓翼(こよく)のキュール、凱風(がいふう)のクノー、浮雲(うきぐも)のランなど、合計で7人のメンバーが所属していました。その鳳メンバーの死亡理由は次のとおりです。

• ヴィンド：大量の切り傷を受けて死亡
• ビックス：ファルマを銃撃から庇って死亡
• ファルマ：銃殺されて死亡
• キュール：首筋を刃物で切り裂かれて死亡
• クノー：下半身を吹き飛ばされて死亡

灯がミ―タリオでの任務を終えて三か月後、スパイ教室の単行本5巻に鳳は登場しました。鳳は灯と対決しており、結果的に鳳が勝利を収めています。灯は養成機関で落ちこぼれというレッテルを貼られた少女たちで構成されているスパイチームですが、決して弱くはありません。では、そのような灯に勝利した鳳はどの程度の強さを誇るのか？ここからは鳳メンバーの強さや能力・特技を一覧形式で紹介していきます。

スパイ教室に登場した鳳メンバーのヴィンドは、灯メンバーにスパイとしての技術を伝えた貴重な存在です。コードネームは飛禽。「咬み抉る時間たれ」を合言葉に、スパイ養成学校卒業試験で1位の成績を収めるほどの強さと能力を発揮します。

海軍情報部で諜報活動をおこなっていた際、フェンド連邦で炮烙のゲルデに声を掛けられたのをきっかけにゲルデの足さばきを習得しました。戦闘ではゲルデの足捌きとバネのような跳躍力、特技であるナイフ術を用いて戦います。

スパイ教室に登場した鳳メンバーのファルマは、ボサボサに伸びた髪に眠そうな瞳で怠惰な雰囲気を纏ったスパイです。コードネームは羽琴。「腐れ堕ちる時間にするよぉ？」を合言葉に、特技の「接待」の能力を発動します。スパイ養成学校卒業試験では5位の成績を収めていますが、本来の強さは2位か3位だったとも言われていました。人の感情を操る技術や演技力、射撃技術に長けています。

スパイ教室に登場した鳳メンバーのビックスは、細身の体からは考えられないくらいの怪力の持ち主です。コードネームは翔破。「浮かれ砕く時間ですよ♪」を合言葉に、スパイ養成学校卒業試験で2位の成績を収めるほどの強さと能力を発揮します。ビックスは体に警棒やレンガなどの武器を隠し持つのが得意です。戦闘ではその詐術と特技の怪力を用いて戦います。

スパイ教室に登場した鳳メンバーのキュールは、ポニーテールの髪型に大きな眼鏡をかけているのが特徴の女性スパイです。コードネームは鼓翼。「誉れ驕る時間にするから」を合言葉に、特技の「地獄耳」を発揮します。この特技は名前の通り地獄耳のような人並外れた聴力で、盗撮や状況把握をする能力です。スパイ養成学校卒業試験で4位の成績を収めるほどの強さを持ち、鳳の個性的なメンバーのまとめ役として活躍しています。

スパイ教室に登場した鳳メンバーのクノーは、白い仮面をつけているのが特徴の男性スパイです。コードネームは凱風。「吠え忍ぶ、時間……」を合言葉に能力を発動します。

片手で人の頭を握りつぶすほどの力と正確な射撃能力を持ち、スパイ養成学校卒業試験で6位の成績を収めるほどの強さを誇ります。アネットが純血に近い「姦邪なる血族(人類を滅亡させる異分子と言われる邪悪な存在)」であることを見破り、自分にも血族の血が流れているという謎の言葉を残していました。

スパイ教室に登場した鳳メンバーのランは、臙脂色の髪にハッキリした鼻立ちが特徴の女性スパイです。コードネームは浮雲。「産み囚われる時間でござる」を合言葉に能力を発動します。特技は「捕縛」です。戦闘ではその特技と詐術の「隠密」を組み合わせ、紐を使い相手をいつの間にか捕らえています。偶然が重なりスパイ養成学校卒業試験で3位の成績を収めたと言われていました。

スパイ教室の鳳は全員が特技を活かすために相手の目を欺く技「詐術」を身につけています。灯メンバーのヴィンドについては、クラウスが将来は最強のスパイになると期待していました。灯はそのような鳳と対決しています。では、ここから鳳の目的や灯との勝負の結果、灯との関係を見ていきましょう。

鳳の目的はクラウスを新たなリーダーに据えることです。そもそも鳳にはリーダーがおらず、本来なら成績優秀者であるヴィンドがリーダーになるものだと思われますが、彼はなりませんでした。

なぜならヴィンドを拾ってスパイの道に導いてくれた焔のメンバー・ゲルドへの恩返しをしようと考えていたからです。ヴィンドは命の恩人とも言えるゲルドからクラウスのこと頼まれていました。ちなみにもともと鳳にはアーディというボスがいましたが、彼は民間人の子供を庇い銃弾に打たれ死亡しています。

鳳メンバーには「ヴィンドが焔のメンバー・ゲルダから『クラ坊を手伝ってほしい』と依頼されていた」、「クラウスを新しいボスにしたかった」などといった事情がありました。そこで、鳳メンバーは陽炎バレスに半分居候するような状態で灯メンバーと一カ月をともに過ごしています。

その頃に鳳メンバーは灯メンバーとの間でクラウスをめぐって競争をおこないました。灯メンバーは己の特技をより生かすための詐術の習得に勤しみ、個々の実力を引き上げて鳳との勝負に臨みましたが、最終的に灯は敗北します。

灯メンバーとの勝負に勝った鳳メンバーは、クラウスをボスに据える権利を得ました。しかし、鳳メンバーはこれを放棄しています。なぜ放棄したのかというと、おそらくクラウスと灯メンバーの絆をはっきりと感じ取ったからでしょう。その絆を奪うことはでいないと考え、クラウスをリーダーに据えるのをやめたのだと考えられます。そして、クラウスが鳳の新しいボスにヴィンドを推薦したことにより、クラウスが鳳のボスとなりました。

ここまでスパイ教室の凰メンバーの死亡理由や目的、灯との関係を解説しつつ、凰メンバーの能力や強さ・特技を一覧形式で紹介してきました。では、最後に凰に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。どうやらネット上では、死亡した凰メンバーや凰と灯の対決、ヴィンドの強さに関する声があがっているようです。

こちらではスパイ教室に登場した鳳メンバーに関する声があがっています。どうやらこの方は、ラン以外の凰メンバーが死亡したことにショックを受けているようです。凰には個性的かつ魅力的なメンバーが揃っているため、きっとこの方と同じように好きだった方は多いかもしれません。果たして凰メンバーの中で唯一生き残ったランはどうなるのか？今後もランの動向に注目しておきましょう。

こちらではスパイ教室に登場した鳳と灯の対決に関する声があがっています。どうやらこの方は、凰と灯の対決を「激熱だった」と高く評価されているようです。また、凰メンバーのほとんどが死亡したことに驚きの声もあがっています。まだスパイ教室の単行本5巻を読んでいない方は、単行本5巻を読んで凰と灯の対決シーンをチェックしてみるとよいでしょう。

こちらではスパイ教室に登場した鳳メンバーのヴィンドに関する声があがっています。どうやらこの方は、凰メンバーのヴィンドの強さを「強すぎる」と高評価されているようです。さすがスパイ養成学校卒業試験で1位の成績を収めただけあり、ヴィンドは圧倒的な強さを誇ります。これを機にスパイ教室の単行本5巻を読み、ヴィンドの強さをチェックしてみるとよいでしょう。

本記事ではスパイ教室に登場した鳳のメンバーと死亡理由、強さ・特技やチームの目的も一挙に紹介してきました。鳳メンバーはスパイチーム「蛇」のメンバーの手によって、ラン以外全員が死亡してしまいました。

実力を出せぬまま命を落としていることから、蛇の行動は鳳の情報を徹底的に探った上で行動を読み取り、襲撃する日を予定していたことがうかがえます。対する鳳は蛇に奇襲を仕掛けられるとは全く思ってなかった様子です。結果的にラン以外全員が死亡していますが、ランが無事に逃亡できたのはおそらく彼女が隠密行動に長けていたからだと考えられます。

鳳と灯はお互いへの理解とリスペクトを深め、一枚の壁に全員が不死鳥(灯＋鳳のイメージ)の寄せ書きをするほどの絆が生まれていたため、ファンの中には鳳が壊滅したことにショックを受ける方もいました。回想の形でしか鳳メンバーの活躍を見ることができませんが、現在も生き残り行方不明となっている鳳メンバーのランが今後活躍すると考えられるため、ランの活躍に注目しておきましょう。