【ぼっちざろっく！】ダムの実写映像シーンとは？聖地や映像協力の元ネタも紹介

こちらの記事では、2022年に放送されたアニメ『ぼっちざろっく！』に登場する、ダムの実写映像シーンの情報を紹介していきます。ぼっちざろっく！のアニメの、どこにダムの実写シーンが登場したのか知りたい人は『ぼっちざろっく！のダムの実写映像シーン』を参考にしてみてください。

『ぼっちざろっく！のダムの聖地や映像協力の元ネタ』では、ぼっちざろっく！のアニメで使用されたダムの実写シーンの元ネタである聖地や、動画の映像協力者について紹介しています。まずは、下記の項目でぼっちざろっく！の作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、作品情報をおさらいしたい人は目を通してみてください。

ぼっちざろっく！は、4コマ漫画雑誌・まんがタイムきららMAXにて連載中の音楽ジャンル漫画作品です。作者ははまじあき先生で、2018年に連載が開始されてから、2023年3月現在まで同雑誌の人気作品として注目されています。ぼっちざろっく！の漫画は現在までに5巻まで単行本が刊行されており、2019年には『次にくるマンガ大賞』のコミックス部門で8位を獲得しています。

ぼっちざろっく！は、後藤ひとりという陰キャでコミュ障の少女が主人公として登場します。後藤ひとりは、成り行きでガールズバンドに加入することになり、バンド活動を通して成長していきます。ガールズバンド作品というと、漫画やアニメ好きの人であれば、『けいおん』を思い起こす人も多いのではないでしょうか？

ぼっちざろっく！とけいおんは、どちらともガールズバンドをテーマにした作品ですが、両作品を見たことのある人からは「ぼっちざろっく！はライブハウス中心の物語のため、違った良さがある」と評価されています。また、ぼっちざろっく！の作中には、実在するアーティストを元ネタとした設定などが多く、音楽好きの人からも人気の作品となっています。2022年にはアニメ化もされ、今後益々の人気が見込まれている作品です。

陰キャでコミュ障の少女・後藤ひとりは、中学を卒業するまで1人も友達ができないでいました。しかし、趣味のギターを背負って学校に行った日の放課後、ひとりは公園で見知らぬ少女に話しかけられます。ひとりがギターを弾けると知ったことで、彼女は「自分のバンドのメンバーとしてライブに出演してほしい」とお願いしました。コミュ障で断ることができなかったひとりは、言われるがままにライブに出演することになります。

ぼっちざろっく！のアニメには、いたるところに実写映像や実写写真が使用されています。そのうちの1つに、巨大なダムから水が放水されているシーンがあります。こちらの項目では、そのダムの放水シーンがアニメの何話の何秒頃に使用されているのかを紹介します。アニメに登場した、ダムの実写シーンについての詳細が気になっている人は、チェックしてみてください。

ダムの実写映像が使用されているのは、ぼっちざろっく！のアニメ第5話「飛べない魚」の回です。この回では、後藤ひとりが所属しているガールズバンド・結束バンドが、STARRYというライブハウスのライブ出演をかけて演奏するシーンがあります。そのシーンの終了後、ひとりは緊張とプレッシャーからの解放によって、吐き気をもよおしてしまいます。

ダムの実写映像が使用されたのは、ひとりが吐き気を我慢できずに立ち去ったこのシーンです。アニメの再生時間では、18分27秒頃のシーンとなっています。ぼっちが口元を抑えて走り出した後、「しばらくお待ちください」という文字と共に、『埼玉県の滝沢ダム』『富山県の黒部ダム』『岩手県の湯田ダム』『長野県の味噌川ダム』の、4つのダムの実写映像が流れました。

ぼっちざろっく！のアニメ5話で壮大なダムの映像が流れ、そのシュールさがアニメの視聴者たちの笑いを誘いました。また、ぼっちざろっく！のアニメには、もう一箇所ダムの実写映像が使用されていることも判明しています。そのシーンは、アニメ最終回「君に朝が降る」に登場します。文化祭のライブで、父親から借りていた愛用のギターが壊れてしまったひとりは、「新しく自分のギターを買ってみてはどうか？」と、助言されます。

その言葉と同時に父親が取り出した大金を見て、ひとりは「怪しい仕事で得たお金なのでは？」と動揺を見せます。しかし、父親は「ひとりの動画収入で得たお金だ」と弁明し、ひとりにその大金を渡しました。そして、ひとりが解説していた動画サイトのチャンネルを、家族たちがこっそり応援していたことを伝えます。

それと同時に、ひとりが自分のチャンネル内に書き込んでいた虚言について「虚言がどんどん過激になっていくのは見ていて悲しかった」とも暴露しました。家族に自分の黒歴史を見られていたことを知ったひとりは、その羞恥心から思わず心の中で吐瀉します。ダムの実写映像は、そのシーンの背景に使用されています。このシーンは13分4秒頃に一瞬だけ映っているので、気になる人はチェックしてみてください。

「シュールな映像が面白い」と話題になった、アニメぼっちざろっく！のダムの映像ですが、このダムの元ネタとなる聖地はどこなのでしょうか？また、映像協力者が誰なのか気になっている人もいるのではないでしょうか？こちらの項目では、ダムの映像の聖地と、映像協力者を紹介します。アニメの5話と、最終回をそれぞれ分けて紹介しているので、気になるものからチェックしてみてください。

ぼっちざろっく！のアニメ5話では、『滝沢ダム』『黒部ダム』『湯田ダム』『味噌川ダム』という4つのダムの映像が映し出されていました。このダムは日本国内に実在するダムが元ネタとなっており、滝沢ダムは埼玉県、黒部ダムは富山県、湯田ダムは岩手県、味噌川ダムは長野県に所在しています。詳しい場所は下記に記載しているので、こちらの映像の元ネタとなっているダムの聖地巡礼をしたいという人は、参考にしてみてください。

• 滝沢ダム…埼玉県秩父市大滝3021
• 黒部ダム…富山県中新川郡立山町芦峅寺
• 湯田ダム…岩手県和賀郡西和賀町
• 味噌川…長野県木曽郡木祖村小木曽

ぼっちざろっく！のアニメで流れた、上記のダムの映像協力者は、かみさとさんという方のようです。映像協力者のかみさとさんがYouTubeに投稿されているものを、映像協力としてアニメぼっちざろっく！に使用させてもらっているようです。また、『滝沢ダム』『湯田ダム』『味噌川ダム』の3つは上郷さんの映像協力となっていますが、『黒部ダム』のみ、画像素材サイトのPIXTAから借りているものとなっています。

ぼっちざろっく！のアニメ最終回で一瞬だけ登場したダム映像の元ネタは、『ダムの聖地や映像協力の元ネタ①アニメ5話』の項目で紹介した滝沢ダムの映像を使用しているようです。アニメ5話に登場し滝沢ダムの映像の上に、モザイクやキャラクターのレイヤーを重ねて、アレンジを加えているシーンとなっています。

ぼっちざろっく！のアニメに映像協力をしているかみさとさんは、他にも埼玉県にある下久保ダムや、群馬県に所在する八ツ場ダムなどもYouTubeに投稿されています。ぼっちざろっく！に登場したダムの映像の元ネタを確認したい人やダム好きの人は、YouTubeで「kmsto」と検索し、かみさとさんのチャンネルで確認してみてください。

ぼっちざろっく！の作中には、こちらの記事で紹介しているダム映像のように、実在する場所が多々使用されています。そのうちのひとつが、結束バンドが働いているライブハウス・STARRYです。STARRYは、作中で下北沢にあるライブハウスとして描かれています。STARRYという店舗は、実際の下北沢には存在しません。

しかし、STARRYとそっくりの外装と看板が飾られているライブハウスが存在します。そのライブハウスというのは、SHELTERです。SHELTERは下北沢の2丁目に所在しており、仙田商会仙田ビルという建物の地下1階にあります。ぼっちざろっく！の聖地巡りをしたい人は、こちらのライブハウスにも訪れてみてはいかがでしょうか？

ぼっちざろっく！に登場した聖地2つ目は、ひとりの師匠的存在である廣井きくりが所属するバンド・SICK HACKが拠点としている、新宿FOLTというライブハウスです。音楽好きの人の中には、この"新宿FOLT"という名前を聞いてピンときた人もいるのではないでしょうか？新宿FOLTは、新宿にある「新宿LOFT」というライブハウスをモデルにしています。

「LOFT」のスペルを入れ替え「FOLT」としているため、元ネタの聖地を特定しやすいと評判です。新宿LOFTは、名前の通り新宿に所在しているライブハウスで、西武新宿駅から徒歩10分もかからずに辿りつけます。場所は歌舞伎町1丁目にあるタテハナビルという建物の地下2階となっています。

ぼっちざろっく！に登場するライブハウスの聖地3つ目は、伊地知虹夏の姉でSTARRYの店長を務めている伊地知星歌が、大学時代にライブをしたRainyBarというライブハウスのモデルとなった聖地を紹介します。こちらのRainyBarというライブハウスは、ぼっちざろっく！のアニメ1期には登場していません。原作漫画では、単行本の第5巻に登場します。

RainyBarのモデルになったのは、下北沢にあるDaisyBarというライブハウスです。店名だけではなく、外観もよく似ています。DaisyBarは世田谷区北沢の二丁目にある、エルサント北沢という建物の地下1階に所在しています。下北沢駅からは徒歩3分程度で辿りつくことが出来るので、興味のある人は訪れてみてはいかがでしょうか？

ぼっちざろっく！のアニメを見た人の中には、こちらの方のように「実写シーンが好き」という感想を持つ人もいるようです。こちらの記事では、アニメの第5話と最終回に登場したダムのシーンについて紹介しました。作中では、他にも実写映像が使用されているシーンが度々登場しているので、探してみてはいかがでしょうか？

「ダムのシーンで地元のダムが流れた」という人の姿も見られています。第5話で、ひとりが吐瀉した際に流れたダムの映像には、『滝沢ダム』『黒部ダム』『湯田ダム』『味噌川ダム』の4つが映しだされていました。地元のダムが映ったことで、親近感を覚えたという視聴者もいたようです。

こちらの方は、ダムのシーンが思っていたよりも長くて面白かったという感想をあげられています。アニメ作品では、映せないような規制シーンではボートや花畑などの大自然の映像を流して、コメディ色を強調するという風習が根付いています。そのようなノリを取り入れたことも、アニメぼっちざろっく！が高評価される理由の1つとなっているようです。

以上、ぼっちざろっく！のアニメに登場したダムの実写映像シーンを紹介してきました。ぼっちざろっく！のアニメでダムの実写映像が使用されていたのは、第5話の「飛べない魚」と、最終回の「君に朝が降る」です。第5話では、緊張とプレッシャーから解放されたひとりが、思わず吐瀉してしまった際に流れました。

このシーンでは、『埼玉県の滝沢ダム』『富山県の黒部ダム』『岩手県の湯田ダム』『長野県の味噌川ダム』の4つのダムの実写映像が使用されています。また最終回では、第5話で使用された滝沢ダムの映像がリメイクして使われています。

上記のダム映像の提供元は、黒部ダムがPIXTA、その他がかみさとさんという方からの提供となっています。ぼっちざろっく！のアニメ1期は、ブルーレイディスクとDVDが全6巻で発売されています。生産限定版には、特典映像や特典CDが同封されているので、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか？