【後宮の烏】衛青(えいせい)は高峻の側近の宦官!寿雪との関係やモデルは?

後宮の烏に登場した衛青/えいせいのモデルと過去を紹介していきます。後宮の奥深くの夜明宮で暮らす寿雪の悲しい物語が描かれている後宮の烏。本記事では、後宮の烏の作品概要とあらすじや、高峻の宦官を務める衛青のプロフィールをまとめていきます。また、衛青が経験した壮絶な過去の情報や、モデルとなった人物の情報もネタバレしながら紹介していきます。その他には、衛青と寿雪の関係もまとめていきます。

【後宮の烏】衛青(えいせい)は高峻の側近の宦官!寿雪との関係やモデルは?のイメージ

目次

  1. 後宮の烏の衛青(えいせい)は高峻の側近の宦官
  2. 後宮の烏の衛青と寿雪の関係やモデル
  3. 後宮の烏の衛青のアニメ声優
  4. 後宮の烏の衛青に関する感想や評価
  5. 後宮の烏の衛青まとめ

後宮の烏の衛青(えいせい)は高峻の側近の宦官

本記事では、「後宮の烏」に登場した衛青/えいせいのモデルや過去を紹介していきます。衛青は高峻の宦官で登場したキャラクターですが、物語途中に寿雪との意外な繋がりが明らかになっています。アニメで衛青を演じている声優のプロフィールもまとめていきます。

後宮の烏の作品情報

後宮の烏の概要

衛青/えいせいのモデルや過去を知る前に、まずは後宮の烏の基本情報を紹介していきます。後宮の烏は2018年から2022年まで刊行されていた小説が原作で、全7巻で完結しています。2022年の10月から12月にはアニメが放送されており、アニメでは「銀魂」「放浪息子」「ハチミツとクローバー」などの作品に携わっている「宮脇千鶴」が監督を務めています。

後宮の烏のあらすじ

後宮の烏の「烏妃」は、「妃でありながら帝の夜伽をしない存在」です。烏妃の寿雪は夜明宮で人と関わらない生活を送っていましたが、帝の高峻と出会ったことで運命が大きく変化していきます。また、寿雪は「烏妃と帝が関わると国が滅びる」と教えられていたため、自分が取るべき行動に悩むことになります。

衛青(えいせい)のプロフィール

後宮の烏の衛青は、高峻の宦官を務めているキャラクターです。整った容姿と黒髪が特徴的で、宦官の中では高い地位に就いています。部下の温螢に寿雪の護衛を命じていますが、本当の目的は「寿雪の監視」であることが判明しました。

衛青と高峻の関係

後宮の烏の高峻は、「霄/しょうの国」の帝です。冷静沈着で穏やかな性格をしており、手先が器用なため木彫りを得意にしています。高峻が帝になるまでは皇太后が強い権力を持っており、高峻が10歳の時に母親は皇太后に殺されています。また、高峻は13歳の時に腐太子になりましたが、謀反を起こして皇太后を処刑し、本編が始まった時に帝になりました。

衛青は高峻の側近の宦官で、基本的には衛青が高峻の身の回りの世話をしています。衛青は「高峻と寿雪が会うのは良くない」と考えていますが、高峻には逆らうことができないため、黙って高峻に付き従っています。また、高峻の傍から離れることができないため、部下の温螢に寿雪を監視させています。

TVアニメ「後宮の烏」公式サイト

後宮の烏の衛青と寿雪の関係やモデル

ここからは、後宮の烏に登場した衛青/えいせいのモデルや過去をネタバレしながら紹介していきます。衛青は寿雪の謎解きに協力していますが、本当は別の思惑を抱えていることが判明しています。衛青と寿雪の意外な関係性もネタバレしながらまとめていきます。

衛青と寿雪の関係

関係①衛青は寿雪と高峻が近づくのを嫌がる

烏妃は「帝の夜伽をしない妃」のため、烏妃と帝は関りを持つ必要がありません。ですが、高峻は寿雪に興味を抱き、度々夜明宮を訪れているため、衛青は高峻が必要のない行動を取っていることを良く思っていません。また、国にとって烏妃は良い存在ではないため、衛青は寿雪と高峻が会うことを嫌がっています。

寿雪は様々な事件を解決していますが、同時にトラブルメーカーにもなっているため、衛青は「高峻に危険を及ぼす寿雪が許せない」と考えています。また、高峻は寿雪に心を開いてほしいと考えているため、大切に扱われている寿雪が羨ましいと考えるようになります。作中では、衛青と寿雪が度々口喧嘩をしていますが、口が立つ寿雪が衛青に言い負かされています。

木のブロックにクエスチョンマークが描かれている画像

烏妃は他の妃とは違う存在ですが、妃であることに変わりはないため、宦官が烏妃に逆らうことは許されません。ですが、衛青は寿雪に平然と暴言を吐いているため、寿雪をかなり嫌っていることが分かります。また、寿雪は温螢を信頼していますが、温螢は衛青の命令で寿雪を監視しているため、あまり良い関係ではないことが分かります。

関係②衛青と寿雪は異母兄妹

衛青と寿雪は相容れない関係でしたが、物語途中に「異母兄妹」であることが判明しました。2人の父親は絵に描いたようなろくでなしで、あちこちで女性と関係を持っていたようです。寿雪の母親は妓女をしていましたが、捨てられたことで寿雪を1人で育てており、最終的には一族を危険視していた当時の帝に殺されています。

衛青は寿雪を嫌っているため、寿雪に優しい言葉を掛けることはありませんでした。ですが、原作小説の3巻で異母兄妹であることが判明し、その時から衛青が寿雪を気遣うようになりました。衛青は辛い過去を経験しているため、妹の存在を知って嬉しかったのかもしれません。

関係③衛青と寿雪の過去や幼少期

衛青は「遊里」で生まれ、故郷で屈辱を味わった後に宦官になりました。また、宦官になってからも酷い生活を送っていましたが、傷だらけで泣いていた時に幼い高峻と出会い、この時から高峻を支える存在になりました。そのため、衛青は高峻を強く慕っていますが、時には高峻に意見する兄弟のような関係になっています。

母親を失った寿雪は下女として売られてしまい、ろくに食べ物を与えてもらえない酷い生活を送っていました。その時に金鳥の矢が屋根に刺さり、新しい烏妃に選ばれた寿雪は夜明宮に移り住むことになりました。本編では高峻と出会っていますが、「自分は他者と関わってはいけない」という想いに悩まされています。

衛青のモデルや元ネタ

後宮の烏の衛青は、「内常侍」という役職に就いています。内常侍は宦官の中の高位の役職で、古代中国の官職・中常侍がモデルと予想されています。中常侍は皇帝の傍に仕えていたため、宦官の中では絶大な権力を持っていたようです。

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後宮の烏の衛青のアニメ声優

モデルや過去を知った後は、後宮の烏のアニメで衛青/えいせいを演じている声優を紹介していきます。後宮の烏は声優が豪華と言われているため、衛青の声も人気声優が担当しているようです。声優のプロフィールや経歴をまとめていきます。

八代拓のプロフィール

後宮の烏のアニメで衛青を演じたのは、声優の八代拓です。八代拓は岩手県出身で、2013年から声優活動を行っています。生年月日は1993年1月6日で、所属事務所は「ヴィムス」です。学生時代に見ていたアニメが声優に興味を抱いたきっかけで、大学生時代に養成所にも通っていたようです。

八代拓の主な出演作品や演じたキャラ

声優の八代拓は、アニメ「ドメスティックな彼女」で「藤井夏生」というキャラクターを演じています。藤井夏生は本作の主人公で、作家を目指している学生です。新任教師の橘陽菜に恋心を抱いており、物語途中にプロポーズしました。藤井夏生が登場した本作は、2014年から2020年まで連載されていた漫画が原作で、2019年にアニメが放送されていました。

声優の八代拓は、「ガンダムビルドダイバーズ」「あひるの空」「異世界迷宮でハーレムを」「虫かぶり姫」などの作品でもキャラクターの声を演じています。デビューして3年ほどは端役を演じており、2016年に放送された「タイガーマスクW」で主人公に抜擢されました。プライベートではスポーツ観戦を趣味にしており、同業者の内田雄馬と仲が良いようです。

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後宮の烏の衛青に関する感想や評価

机の上にミニチュアが立っている画像

モデルや過去を知った後は、後宮の烏の衛青/えいせいに関する感想をまとめていきます。後宮の烏は累計発行部数120万部を突破している人気作品のため、読者と視聴者から様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した衛青の過去や、人間関係に関する感想をまとめていきます。

感想:衛青の過去が泣ける!

本記事で紹介したように、後宮の烏の衛青は壮絶な過去を経験しているため、読者と視聴者から「衛青の過去が泣ける」という感想が挙がっています。また、当初は嫌われ役でしたが、物語途中に寿雪との関係が変化しているため、「寿雪に対する優しさが泣ける」という感想も挙がっています。

感想:後宮の烏の衛青は可愛い!

衛青は高峻に振り回されているため、読者と視聴者から「不憫な衛青が可愛い」という感想が挙がっています。また、整った容姿を持つイケメンキャラクターのため、「衛青はかっこいい」という感想も挙がっているようです。

感想:アニメ2期を見たい!

後宮の烏は2022年にアニメが放送されていましたが、アニメ1期では「衛青と寿雪の本当の関係」が描かれていません。そのため、アニメ視聴者から「アニメ2期を制作してほしい」「原作の最後までアニメ化してほしい」という感想が挙がっています。

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後宮の烏の衛青まとめ

木のブロックにまとめの文字が書かれている画像

本記事では、後宮の烏に登場した衛青のモデルや過去を紹介していきました。衛青は寿雪に懐疑心を抱く嫌われ役でしたが、物語途中に関係性が大きく変化しているようです。衛青が登場した後宮の烏を読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。

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