【後宮の烏】烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)の正体は女神?烏妃との関係は?

後宮の烏ファンから注目を集めている烏漣娘娘について掘り下げていきます。後宮の烏の烏漣娘娘とは人間の頭部と鳥類の胴体が融合した異形の姿のキャラクターで、夜と万物の生命を司っている存在だと言われています。烏漣娘娘は後宮の烏のキーパーソンであり、当代烏妃の柳寿雪とも深い関係にあります。この記事では後宮の烏の歴史を紐解き、烏妃の過去や烏漣娘娘の正体について考察していきます。

【後宮の烏】烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)の正体は女神?烏妃との関係は?のイメージ

目次

  1. 寿雪とは?
  2. 烏漣娘娘の正体は女神?歴史を考察
  3. 烏漣娘娘と烏妃との関係を考察
  4. 烏漣娘娘に関する感想や評価
  5. 烏漣娘娘まとめ

寿雪とは?

アニメ2期の制作が期待されている後宮の烏には、柳寿雪という見目麗しいキャラクターが登場します。後宮の烏は中華風の世界観のファンタジー作品で、主人公の柳寿雪と皇帝の夏高峻の出会いによってストーリーが大きく動き出します。陰のある柳寿雪の美しさに、多くのファンが魅了されていました。しかし後宮の烏には柳寿雪以外にも、早々にファンから注目を集めたキャラクターが存在します。

後宮の烏のオープニングにも登場している烏漣娘娘は、人間の頭部に鳥類の胴体という異形の姿をしていました。後宮の烏のストーリーが進むにつれて、主人公の柳寿雪に深く関わりがあることが明らかになっていきます。この記事では烏漣娘娘とはどんなキャラクターなのか、正体や過去に迫っていきます。

後宮の烏の作品情報

異形の姿をしている烏漣娘娘とは何者なのか掘り下げていく前に、まずは後宮の烏の作品情報を紹介します。後宮の烏はオレンジ文庫のファンタジー部門の発展に貢献した作品です。2022年8月時点には累計発行部数120万部を超える結果を残し、集英社のファンタジー人気に先鞭をつけました。

後宮の烏の概要

後宮の烏はCobalt短編小説新人賞やロマン大賞の受賞経験のある小説家の白川紺子の作品が原作で、2018年から2022年にかけて集英社のオレンジ文庫から刊行されていました。小説のイラストは、マーガレットコミックスで連載経験のある香魚子が担当しています。またメディアミックスとして2022年にアニメが放送されて、更に注目を集めるようになりました。

後宮の烏のあらすじ

後宮の奥深くには烏妃と呼ばれる特別な女性が暮らしていましたが、外部との接触が少なかったため人々の間では老婆や少女など統一性の無い噂が広まっていました。烏妃には特別な力が備わっており、呪殺や探し物など多種多様な依頼を引き受けていました。当代帝の夏高峻も当代烏妃の柳寿雪を頼ろうと訪問しますが、2人の出会いは歴史を覆す事態を招いてしまいます。

寿雪のプロフィール

柳寿雪は後宮の烏の主人公の女性キャラクターで、後宮の奥深くにある夜明宮で生活しています。妃という立場ではあるものの、夜伽の責務は課せられていません。母方が前王朝の欒一族出身で、古代の杼王朝の血も受け継いでいる稀有な存在です。元々は欒一族由来の銀髪をしていますが、現王朝から身分を隠すために黒髪に染めています。

現王朝にとって都合の悪い存在ではありますが、帝の夏高峻と親しい仲になっていきます。2人の間には友情とも恋愛とも言えない特別な感情が芽生えていき、夏高峻は柳寿雪が抱えている問題を解決したいと考えるようになります。また夏高峻に仕えている宦官の1人である衛青とは、異母兄妹の間柄です。

TVアニメ「後宮の烏」公式サイト

烏漣娘娘の正体は女神?歴史を考察

異形の姿をしている烏漣娘娘とは何者なのか掘り下げていく前に、まずは後宮の烏の作品情報と柳寿雪の簡単なプロフィールを紹介しました。続いては後宮の烏の歴史を紐解いていき、烏漣娘娘の正体に迫っていきます。人間の頭部と鳥類の胴体を融合した姿の烏漣娘娘が、後宮の烏の世界の女神であるというのは本当なのでしょうか?

烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)の正体は女神?

烏漣娘娘は美形の女性の顔に白色の鶏冠のような物が生えており、猪のような胴体と大トカゲのような脚部が特徴の異形の姿をしています。また飛行可能な黒色の大きな翼も、不気味さを増している要因の1つです。烏漣娘娘は化け物じみた恐ろしい見た目をしていますが、人間からは夜と万物の生命を司っている女神だと言われています。ただし特殊な力は持っていますが、全ての事柄に対応出来る訳ではありません。

烏漣娘娘と烏妃の過去や歴史を解説

人間界で女神として定義付けられている烏漣娘娘を掘り下げるためには、後宮の烏の世界の歴史を紐解いていく必要があります。また烏妃とは個人の名前ではなく、与えられた役職であり古代から続いています。果たして烏漣娘娘と烏妃の関係は、いつ頃から続いているのでしょうか?

考察①歴史書が2冊存在する

後宮の烏の世界には、古代からの情報を記したとされる歴史書が存在します。雙通典と呼ばれている歴史書は2冊あり、それぞれ帝の烏妃が代々受け継いでいました。しかしながら2冊のうち1冊は偽りの情報であり、真実は一方にしか書かれていませんでした。

考察②夏の王が冬の王を殺害する

後宮の烏の世界では国を治めていくために、夏の王と冬の王という重役が存在します。夏の王の別名は男王で、政治を行う役割を血族の男子が受け継いでいます。また冬の王の別名は巫女王で、烏漣娘娘の力を賜った少女が祭祀を司っています。2人の王の存在により500年の平和な時代が続いていましたが、恋愛のもつれが原因で夏の王が冬の王を殺害してしまいました。

考察③香薔を味方につけた欒夕

夏の王が冬の王を殺害して以来、王朝が長続きしない時代が続いていました。しかしながら欒夕と香薔という男女が、夏の王と冬の王の新たな形を作り上げます。軍を率いていた欒夕は奴隷少女の香薔を救い出し、それぞれ夏の王と冬の王に即位しました。

考察④烏妃が誕生する

欒夕は過去の王の失敗を繰り返さないように、冬の王である香薔の実権を剝奪して烏妃という位を与えました。欒夕を愛していた香薔は条件を受け入れて、夜明宮で烏漣娘娘の守りを全うしていました。そして欒夕は夏の王と冬の王という存在を消し去り、烏妃は烏漣娘娘の守り人という偽りを歴史書に記しました。そして真実の歴史書は代々烏妃で受け継がれた物のみとなり、当代では主人公の柳寿雪が所有しています。

烏漣娘娘と烏妃との関係を考察

異形の姿をしている烏漣娘娘とは何者なのか、まずは後宮の烏の歴史を紐解いて女神と言われている正体について掘り下げました。続いては後宮の烏の当代の様子に注目し、主人公の柳寿雪と烏漣娘娘の関係に迫っていきます。人間の頭部と鳥類の胴体を融合した姿の烏漣娘娘が、見目麗しい柳寿雪と一心同体というのは本当なのでしょうか?

考察①烏妃と烏漣娘娘は一体になった?

かつては冬の王と呼ばれていた烏妃は、烏漣娘娘から力を賜っている人間でした。しかしながら烏漣娘娘は鼇の神との戦いで傷付き、半身が海底深くに沈んでしまいました。残った半身も弱り切っていたため初代烏妃の香薔の同意を得て、烏妃と烏漣娘娘は一体となりました。

考察②新月の夜に苦しみを味わう理由

烏妃と一体となった烏漣娘娘は、自身の体を諦めた訳ではありませんでした。烏漣娘娘は新月の夜を迎える度に烏漣娘娘は、人間の頭部と鳥類の胴体という異形の姿で半身を探そうと飛び回っていました。烏漣娘娘の新月の捜索は代々受け継がれており、歴代の烏妃が四肢を引き裂かれるような激痛に苦んだ末に短命でこの世を去っています。

考察③烏妃が後宮から出られない理由

代々烏妃が後宮から出られないのは、烏漣娘娘が原因ではありません。初代烏妃である香薔は欒夕への愛の表現として、烏漣娘娘を利用しました。香薔は自らの9本の指を使って結界を張り、烏妃の体の中に鳥漣娘娘を閉じ込めようとしました。そのため烏漣娘娘と一体となった烏妃は後宮から出られないという呪いを背負っており、当代烏妃の柳寿雪にも受け継がれています。

烏漣娘娘に関する感想や評価

異形の姿をしている烏漣娘娘とは何者なのか、女神と言われている正体や主人公の柳寿雪との関係から掘り下げてきました。それでは最後に、後宮の烏の烏漣娘娘に関する世間からの感想や評価を紹介します。人間の頭部と鳥類の胴体を融合した姿の烏漣娘娘に対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらは後宮の烏の烏漣娘娘のキャラクターデザインに対する感想ツイートです。人間の頭部と鳥類の胴体を融合した異形の姿に、多くの後宮の烏ファンが驚愕していました。主人公の柳寿雪の見目麗しさに対して、同化している烏漣娘娘の化物じみた容姿は不評でした。

こちらは後宮の烏の烏漣娘娘を別作品のキャラクターに例えている感想ツイートです。こちらのツイートでは後宮の烏の烏漣娘娘を、ジブリ映画の千と千尋の神隠しに登場する湯婆婆に似ていると表現しています。烏漣娘娘は美少女キャラクターの柳寿雪が変化した姿ではありますが、見た目の恐ろしさから年齢不詳の老婆設定の湯婆婆を連想したファンが続出しました。

こちらは後宮の烏のオープニングやエンディングに対する感想ツイートです。烏漣娘娘の容姿はファンから不評ではありましたが、インパクトが大きかったこともあり注目される存在になりました。また烏漣娘娘を取り込んだ烏妃の過去を描いたストーリーは、後宮の烏ファンの間で話題になっていました。

烏漣娘娘まとめ

異形の姿をしている烏漣娘娘とは何者なのか、女神と言われている正体や主人公の柳寿雪との関係から掘り下げてきました。後宮の烏は烏漣娘娘などのキャラクター設定だけでなく、中華風の世界観やストーリー性が高く評価されている作品です。この機会にぜひ、後宮の烏を見てみてください。

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