【モブサイコ100】サイコヘルメット教とは？エクボの目的や最後をネタバレ

「モブサイコ100」とは、ONE原作の漫画です。テレビアニメ化されるほどの大ヒットを記録し、ストーリーは完結していますが、アニメ版3期が2022年放映されたことで、改めて新規ファンを獲得しました。モブサイコ100の中で、最も読者に衝撃を与えたのがサイコヘルメット教でした。この記事では、サイコヘルメット教について特集します。サイコヘルメット教の集いや、教祖の正体、エクボの目的や最後などをネタバレ紹介します。

モブサイコ100は、WEBコミック配信サイトの裏サンデーと、コミックアプリのマンガワンに連載されていた作品です。コミックスは全16巻で、累計発行部数は120万部を突破しました。モブサイコ100の原作者は、ONEです。ONEは、WEBコミックサイトをメインに活躍している漫画家で、「ワンパンマン」や「魔界のオッサン」を大ヒットさせました。モブサイコ100は、テレビアニメ化とテレビドラマされています。

モブサイコ100の主人公は、影山茂夫という中学2年生です。彼は、モブというあだ名で呼ばれており、超能力者を有していました。ところが、モブは人間社会で生きていくのに、特別な能力は不要と考えていて、平凡な暮らしをして注目もされていません。超能力を使わないモブは、勉強もスポーツも不得手で、対人コミュニケーション力も薄い人間でした。そのような状況の彼は、ある日自分を変えるために肉体改造部に入部するのです。

モブサイコ100において、ファンを最も驚かせたと評されているのが、サイコヘルメット教でした。この章では、サイコヘルメット教について、ネタバレ紹介します。教祖の正体、サイコヘルメット教の集いについてなど、4項目に分けて取り上げていきます。

モブサイコ100において、モブと鈴木統一郎の激闘の後、調味市に巨大なブロッコリーが現れました。すると、人々はそれを神の象徴（神樹）として崇め奉るようになったのです。その様子を見たエクボが、モブを教祖に仕立て上げて作ったのが、サイコヘルメット教でした。しかしながら、モブは宗教の教祖になることには全く関心がなかったので、教祖不在のまま、サイコヘルメット教は不自然な拡大を遂げていくことになるのです。

サイコヘルメット教の集いについてネタバレしますと、教祖不在の状態で信者を増やし続けるサイコヘルメット教の信者たちの集まりでした。サイコヘルメット教の集いを行うことで、宗教に関心のない人たちにも興味を持たせて、信者を増やしていくというものです。サイコヘルメット教の集いが、同教の神秘性を高めて、しまいには勝手に信者が増えていく構造が出来上がりました。モブの周りでも、信者が増えていくことになります。

サイコヘルメット教が、信者数50万人を超えるほどの巨大な宗教団体になった理由には、サイコヘルメット教の集いの存在がありました。また、神樹の存在も大きかったとのことです。神樹の正体は、モブのポケットに入っていたブロッコリーの種でした。それが、モブの超能力と共鳴したことで、巨大なブロッコリーに成長します。神樹は、奇跡として人々の心にインパクトを与えたようで、宗教拡大の重要な要素になりました。

モブサイコ100における、サイコヘルメット教の信者が洗脳されていた理由については、ストーリー内で完全に明かされていません。但し、信者を洗脳させる手段として神樹を用いていたことが、示唆されていました。人々に神樹を崇めさせて洗脳し、そのエネルギーを集めるというものです。サイコヘルメット教は、既に50万人を超える信者を抱えていましたが、ゆくゆくは全国規模から、全国制覇を目指していたと推察されました。

ONE原作の大ヒット漫画モブサイコ100に登場するサイコヘルメット教は、エクボと密接な関係があるとされています。エクボが主導して誕生した宗教だったのです。エクボの目的とは、何だったのでしょうか？この章では、サイコヘルメットの正体、エクボの目的、サイコヘルメット教の最後などを、ネタバレを交えて紹介していきます。

人気漫画モブサイコ100に登場するサイコヘルメットの正体は、巨大ブロッコリーが自我を持った姿であることが明らかになりました。サイコヘルメット教の信者たちの思いがエネルギーになるとことは、先述しました。神樹としてエネルギーを得た巨大ブロッコリーは、サイコヘルメットの姿になって、エクボと対峙するまでになったのです。神樹とエクボが戦うという意外な展開に、衝撃を受けたファンが多かったとのことでした。

モブサイコ100に登場するエクボは、上級の悪霊ですが、常に「万物の頂点に立ちたい」という歪んだ野望を持っていました。かつては人間に取り憑いて宗教団体「（笑）」を設立していたのですが、これはモブによって壊滅させられています。その後もエクボの野望は変わることがなく、巨大なブロッコリーが出現した時に、これを利用して宗教団体を興し、神の立場になりたいと考えました。そして、その野望は急速に拡大します。

モブサイコ100のエクボは、サイコヘルメット教を使って強大な力を手に入れました。しかし、エクボの企みを良しとしないモブが現れて、二人は対決することになります。エクボとモブは激闘を繰り広げますが、その過程でモブは、エクボに感謝の意を伝えました。エクボは、「僕を信頼してくれたのはエクボだった。ありがとう」というモブの言葉を聞いて、自分は神になるのではなく友達がほしかっただけなのだと、気づかされたのです。

改心したエクボでしたが、意外な敵が現れました。それは、神樹となった巨大なブロッコリーです。サイコヘルメットとしての自我を持った神樹は、エクボがサイコヘルメット教の教祖になるという野望を引っ込めた時に、自分が教祖になるべく正体を現したのです。神樹は、モブを眠らせて彼の膨大なエネルギーを奪おうとしました。そこにエクボが割って入りました。遂に、エクボと神樹の一騎打ちが始まります。

モブは、目を覚ましますが、衰弱していて危険な状態でした。エクボは、体力のないモブを巻き込まないために、モブを洗脳して一人で家に帰したのです。モブが無事に帰ったことを見届けたエクボは、神樹に向かって特攻しました。神樹の中に取り込まれた状況を活用したことで、自爆したのです。そして、エクボと神樹は消滅してしまいました。エクボは消息を絶ちましたが、モブはエクボの帰還を待ち続けているのです。

この章では、モブサイコ100に登場するサイコヘルメット教に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。サイコヘルメット教は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、モブサイコ100の大ファンだと思われる方のツイートです。原作漫画とテレビアニメ版を両方見ており、サイコヘルメット教のエピソードが、大好きだとつぶやいています。

こちらは、アニメファンだと思われる方のツイートです。モブサイコ100のテレビアニメ版を観て、サイコヘルメット教の教祖の正体を、エクボの偽装ではないかと推察していました。

こちらは、モブサイコ100のテレビアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。サイコヘルメット教と、そこに関わるモブの精神面での苦しみが伝わって凄いという感想を持っています。

この記事では、モブサイコ100に登場するサイコヘルメット教を特集してきました。同エピソードは、モブサイコ100の中でも人気が高いとのことです。サイコヘルメット教に注目しながら、モブサイコ100を見てください。