【リゼロ】ベルステツ・フォンダルフォンは帝国の宰相!反乱を起こした理由は?

ベルステツ・フォンダルフォンは、「Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)」に登場するヴォラキア帝国の宰相です。当記事ではリゼロのベルステツが皇帝ヴィンセントに対して反乱を起こした理由や裏切りの目的を考察し、黒幕説や九神将との関係をネタバレしていきます。さらに、ベルステツの登場回や活躍を紹介し、ベルステツの強さや能力、ラミアとの関係についても考察していきます。

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目次

  1. ベルステツ・フォンダルフォンはヴォラキア帝国の宰相
  2. ベルステツ・フォンダルフォンが反乱を起こした理由や黒幕
  3. ベルステツ・フォンダルフォンの登場回と活躍
  4. ベルステツ・フォンダルフォンの強さやラミアとの関係
  5. ベルステツ・フォンダルフォンに関する感想や評価
  6. ベルステツ・フォンダルフォンまとめ

ベルステツ・フォンダルフォンはヴォラキア帝国の宰相

リゼロの作品情報

当記事では、リゼロに登場するヴァルキア帝国の宰相、ベルステツ・フォンダルフォンが反乱を起こした理由や裏切りの目的、黒幕説や九神将との関係などをネタバレで考察していきます。さらに、ベルステツの登場回や活躍を紹介し、その強さや能力、ラミアとの関係なども考察していきます。まず、ここではリゼロの作品情報をみていきます。

リゼロの概要

「Re:ゼロから始める異世界生活(略称:リゼロ)」は2012年から「小説家になろう」で連載されている、転生モノのダークファンタジーを描いたライトノベル作品です。原作者は長月達平先生、本編のイラスト担当は大塚真一郎さんで、2014年1月からKADOKAWAのMF文庫Jにて刊行されています。

また、単行本は本編32巻、短編集8巻、外伝5巻の全45巻(2022年12月時点)まで既刊です。そして、全世界でのシリーズ累計発行部数は1100万部(2021年12月時点)を突破しており、2014年からはKADOKAWAの月刊コミックアライブなどでコミカライズ版も連載されています。

さらにリゼロのテレビアニメは、第1期全25話が2016年4月4日から9月19日までの期間にテレビ東京などで放送されていました。そして、第2期全25話は前半クールが2020年7月8日から9月30日までの期間に、後半クールが2021年1月6日から3月24日までの期間にそれぞれAT-Xなどで放送されていました。

また、リゼロはテレビアニメ化だけでなく、プチアニメ化やOVA化、ゲーム化やイベントとのコラボなど、様々なメディア展開がされている大人気作品となっています。

リゼロのあらすじ

17歳の少年ナツキ・スバルは深夜、コンビニからの帰り道で突然、異世界へと召喚されます。戸惑う中、更なる試練に襲われるナツキでしたが、サテラに救われ、恩返しのつもりで彼女が奪われた徽章探しに協力します。しかし、その途中で襲われ、スバルは絶命しました。そして、ふと気が付いたスバルは自身が「死に戻り」というタイムリープ能力を備えていることを知り、それからその能力を繰り返しながら異世界で奮闘していきます。

ベルステツ・フォンダルフォンのプロフィール

「Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)」に登場するベルステツ・フォンダルフォンは、神聖ヴォラキア帝国の宰相を務める高齢の男性です。九神将のチシャと共に皇帝であるヴィンセントを補佐しており、文官のトップにして皇帝のヴィンセントに次ぐ権力者の地位にあります。

TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト

ベルステツ・フォンダルフォンが反乱を起こした理由や黒幕

次に、リゼロのベルステツ・フォンダルフォンの反乱や裏切りの目的をネタバレで考察し、黒幕説や九神将との関係ついてもみていきます。

ベルステツ・フォンダルフォンの反乱や裏切りの目的

まず、ベルステツ・フォンダルフォンの反乱や裏切りの目的について考察していきます。ホルストイ上級伯ことグラムダート・ホルストイは、ヴォラキア帝国に伝わる秘伝の飛龍繰りを差し出し、ルグニカ王国に亡命しました。その後、ベルステツはホルストイ上級伯の偽の首をヴィンセントに献上しました。

そのことから、ホルストイ上級伯の亡命はベルステツが陰で糸を引いていました。彼の狙いはヴィンセントを裏切り、ルグニカ王国の力を借りて、現在のヴァルキア帝国を滅ぼすことだったと考察されています。そして、ベルステツが現在のヴォラキア帝国を滅ぼそうとする目的として、単に現状の帝政を変えたいからだと考えられることもできるでしょう。しかし、ベルステツがかつて仕えていたラミアは帝国主義や争いを肯定していました。

彼の教え子であるラミアがそのような考え方のため、ベルステツ自身が選定の儀をはじめとした実力至上主義の、現在のヴォラキア帝国の在り方を否定する考えを持っているはずがないと考えられています。

そのため、ベルステツが国内で反乱などを起こし、現在のヴォラキア帝国を滅ぼそうとした目的は、絶対的な忠誠を誓ったものでしょう。また、孫娘のように大切に育ててきたラミアの命を奪われたことに対する、ヴィンセントへの復讐だと推察されています。

ベルステツ・フォンダルフォンは7章の黒幕だった?

リゼロのEX4「最優紀行」で描かれた「流血の帝国外交」から、「紅蓮の残影」までのべルステツの一連の行動から、彼は「リゼロ」7章の黒幕だったのでは?と疑われています。実際、リゼロの7章「狼の国」にて、べルステツの裏切りが明確となりました。

王選開始から1年と数カ月が過ぎた頃、べルステツは白蜘蛛のチシャ・ゴールドと、星詠みのウビルクを仲間にし、再び謀反を起こします。そして、今度こそヴィンセントを皇帝の座から引きずり下ろすことに成功しました。その後、ヴィンセントを討ち取るべく、チシャをヴィンセントに仕立て上げて出陣させ、その内乱にスバルも巻き込まれることとなります。

ベルステツ・フォンダルフォンと九神将の関係

「リゼロ」7章でヴィンセントに対して謀反を起こし、ベルステツの裏切りが判明します。しかし、九神将である白蜘蛛のチシャ・ゴールドと、星詠みのウビルクを仲間に引き入れています。7年前の選定の儀にて、ヴィンセントはすでに九神将のセシルス・セグムントとチシャを従えていました。

そのため、もしヴィンセントが皇帝の座を降ろされたとしても、チシャは彼についていくと予想されていましたが、その通りにはならなかったようです。また、九神将の中にはプリシラの従者だったアラキラもいるため、彼女の動向も注目されています。

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ベルステツ・フォンダルフォンの登場回と活躍

ここまで、リゼロのベルステツ・フォンダルフォンの反乱や裏切りの目的をネタバレで考察し、黒幕説や九神将との関係ついてもみてきました。次に、リゼロのべルステツの登場回を紹介し、その活躍をネタバレしていきます。

活躍①外伝「紅蓮の残影」

まず、ベルステツの外伝「紅蓮の残影」での登場回と活躍をみていきます。非情に優れた謀略家であるベルステツは、ラミアが幼い頃から彼女の卓越した智謀の才を見出しました。そして、自身の謀略の全てを教え、彼女を稀代の謀略家に育て上げました。ラミアを皇帝にするため、ベルステツも選定の儀に出席するラミアの作戦参謀として参加し、ラミアと一緒にバルトロイに謀略を仕掛けました。

その後、長年準備していた謀略が成功し、開始直前にヴィンセント包囲網が完成します。こうして、複数の皇帝候補によってヴィンセントを襲撃する準備が整いました。しかし、その戦いではヴィンセントとプリシラ・バーリエル(本名:プリスカ・ベネディクト)の謀略の方が一枚上手でした。ラミア陣営は一気に形勢逆転され、包囲網は崩されます。

そして、窮地に陥ったラミアを守るため、ベルステツは殿(しんがり)を務めてラミアを逃がし、自身は残って陣地防衛に尽力します。しかし、その行動さえもヴィンセントとプリシラに読まれていました。結果、ラミアは直接プリシラに襲撃され、命を落としました。一方で、べルステツは生き残りました。

活躍②外伝「狼の国ZERO」

次に、ベルステツの外伝「狼の国ZERO」での登場回と活躍をみていきます。ヴィンセント包囲網が失敗に終わり、ヴィンセントがヴァルキア帝国の第77代皇帝の座に就くと、ヴァルキア帝国の国内各地で同時多発的な反乱が発生します。そこで、帝国側は反乱が発生した地域に九神将を派遣し、事態の収拾を図ることとしました。

しかし、そのことで、ヴォラキア皇帝の居城である水晶宮の警備が手薄になります。そこを狙って白雪公ガオラン・ペイシットが水晶宮に奇襲を仕掛け、一か八かの大勝負に出ました。しかし、べルステツの計略によって、白雪公の奇襲は完全に防ぎ切られてしまいました。

べルステツはその反乱を制圧した功績により、ヴィンセントの信頼を獲得し、文官のトップであるヴァルキア帝国の宰相にまで上り詰めました。しかし、ラミアを失ったべルステツは表向きは宰相としてヴィンセントの補佐をしながらも、心の中では彼への復讐心を燃やしていました。そして、密かにヴィンセントの破滅を画策し始めます。

活躍③EX「流血の帝国外交」

次に、ベルステツのEX「流血の帝国外交」での登場回と活躍をみていきます。ベルステツはルグニカ王国の王族が滅亡し、ルグニカ王国の使節団がヴァルキア帝国を訪問するタイミングを狙って、ヴィンセントに揺さぶりをかけようと画策していました。そこで、ベルステツはホルストイ上級伯を利用して、ヴィンセントの暗殺を企てましたが、反乱は失敗に終わります。

ベルステツはその反乱に自身が関与している証拠を全く残していませんでした。ルグニカ王国に亡命したホルストイ上級伯に罪を着せる形で、ホルストイ上級伯の偽の首をヴィンセントに献上し、難を逃れました。

また、この頃からべルステツはヴィンセントがヴォラキア皇帝の証である「陽剣ヴォラキア」を出すことができないのではないかという疑惑を持ち始めます。そして、べルステツは執拗にヴィンセントに「陽剣ヴォラキア」を出すように催促するようになりました。

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ベルステツ・フォンダルフォンの強さやラミアとの関係

ここまで、リゼロのベルステツ・フォンダルフォンの反乱や裏切りの目的をネタバレで考察し、黒幕説や九神将との関係ついてもみてきました。さらに、べルステツの登場回を紹介し、その活躍をネタバレでみてきました。次に、リゼロのべルステツの強さや能力を考察し、ラミアとの関係をみていきます。

ベルステツ・フォンダルフォンの強さや能力

ベルステツは権力闘争の激しいヴァルキア帝国にて、皇帝の次に権力のある地位である宰相まで上り詰めたほどの非常に優れた謀略家です。ラミアの参謀をしていたときには、数年かけて謀略の準備をし、選定の儀が始まる直前にヴィンセント包囲網を整えて、ヴィンセントを追い詰めたこともありました。

そして、リゼロ本編の7章ではベルステツが裏切り、起こした謀反によって、ヴィンセントは皇帝の座を追われました。ベルステツの謀略は、稀代の名君と謳われるヴィンセントでさえも凌駕したことがうかがえます。

ベルステツ・フォンダルフォンとラミアの関係

「リゼロ」に登場するラミア・ゴドウィンとは、神聖ヴォラキア帝国の皇族の1人です。選定の儀の有力候補の1人として、ヴィンセントやプリシラと争いました。べルステツはラミアに絶対的な忠誠を誓った彼女の従者で、彼女の作戦参謀でもあります。そして、彼にとってラミアは孫娘のように大切な存在で、ラミアは幼い頃から謀略家であるべルステツの教えを受けて育ちました。

その結果、ラミア自身も「稀代の謀略家」や「不世出の傑物」と謳われるほどの謀略家に成長し、選定の儀でも、ラミアは自身の謀略の能力を存分に発揮しました。しかし、ヴィンセントとプリシラの謀略に敗れ、ラミアは最終的に命を落としました。大切に育ててきたラミアを失ったべルステツは、皇帝となったヴィンセントに対して復讐心を持つようになります。

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ベルステツ・フォンダルフォンに関する感想や評価

リゼロのベルステツが戦場に出るのかどうかが気になるという感想で、もし出るのなら、相手はラミアを襲撃した因縁のあるプリシラなのではないかという予想となっています。

ベルステツがヴィンセントの逃亡を許したのは本意ではないかったとの描写から、ベルステツが玉座の仕掛けを知らなかった可能性があると考えられています。

チシャとウビルクと共に反乱を起こしたベルステツですが、彼が玉座の仕掛けを知らなかったことなどから、チシャがベルステツを裏切る説などが浮上しています。

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ベルステツ・フォンダルフォンまとめ

人気ライトノベルのリゼロに登場するヴォラキア帝国の宰相、ベルステツ・フォンダルフォンについて、反乱を起こした理由や裏切りの目的、黒幕説や九神将との関係を考察してきました。さらに、ベルステツの登場回と活躍をネタバレで紹介し、その強さと能力やラミアとの関係をみてきました。

ベルステツは元々ラミアの参謀でしたが、ラミアの死後、手柄を挙げてヴィンセントに宰相にまで取り立てられ孫のように大切に育ててきたラミアの命を奪われた恨みから、ヴィンセントへの復讐の機会をうかがっていたこと。九神将と結託して反乱を起こし、ヴィンセントを皇帝の座から引きずり下ろしたことなどが分かりました。今後も、ベルステツの活躍に注目していきましょう!

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