【虚構推理】雪女がかわいいと人気!「雪女のジレンマ」「雪女を斬る」は何巻・何話?

虚構推理は城平京によるミステリー小説であり、後に漫画化やアニメ化される人気作品です。単行本のシリーズ累計発行部数は400万部を突破し、第12回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞しました。この記事では、かわいいと人気の虚構推理に登場する雪女を特集します。これから、雪女のかわいい魅力を考察するとともに、初登場の「雪女のジレンマ」や再登場の「雪女を斬る」が原作の何巻・何話なのか、またその内容についてもネタバレ解説していきます。

【虚構推理】雪女がかわいいと人気!「雪女のジレンマ」「雪女を斬る」は何巻・何話?のイメージ

目次

  1. 虚構推理の雪女とは?
  2. 虚構推理の雪女がかわいいと人気!魅力を紹介
  3. 虚構推理の雪女の登場シーンは何巻何話
  4. 虚構推理の雪女の登場回をネタバレ
  5. 虚構推理の雪女の姉や昌幸との関係
  6. 虚構推理の雪女に関する感想や評価
  7. 虚構推理の雪女まとめ

虚構推理の雪女とは?

虚構推理の作品情報

日本の昔話には、雪女という妖怪が登場します。美しくて怖いというイメージの雪女ですが、虚構推理に現れる雪女はとても純真でかわいいというのです。虚構推理の雪女とはどのようなキャラをしているのでしょうか?この記事では虚構推理の雪女を特集していきますが、雪女の話題に入る前に、まずは虚構推理の基本情報からお届けします。最初に作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと進みます。

虚構推理の概要

概要のイメージ

虚構推理は、日本の小説家・城平京によるミステリー小説です。単行本は2011年講談社にて刊行され、現在5巻を数えるまでになっています。シリーズとしての累計発行部数は、2021年1月時点で400万部を突破しています。2012年に第12回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞したほか、原書房の2012年版本格ミステリ・ベスト10では4位にランクインしています。

また、虚構推理は片瀬茶柴の作画により漫画化され、講談社の 少年マガジンRや月刊少年マガジンにて掲載されました。さらに、テレビアニメも制作されており、2023年1月からはSeason2(第2期)がTOKYO MXやBS日テレほかにて放送されています。

虚構推理のあらすじ

あらすじのイメージ

怪異にまつわるトラブル解決に取り組む大学生・岩永琴子のもとに相談が寄せられます。地方都市・真倉坂市で鋼人七瀬という妖怪が暴れているため、何とかしてほしいというのです。現地入りした琴子は、早速調査を開始します。ちょうどその頃、琴子の恋人・桜川九郎は行方不明の従姉・六花の足取りを追って同市を訪れていました。琴子は九郎と合流し地元警察の警官・弓原紗季の応援を仰いだ上で、怪異退治に着手します。

雪女とは?

ここからは、メインテーマである虚構推理の雪女の話題に入っていきます。最初は雪女の基本情報について解説します。

雪女というと日本の昔話に登場する美しくクールで怖いというイメージを持っている方が多いですが、本作虚構推理の雪女はお茶目でかわいい女の子です。彼女の魅力については後述しますが、顔がきれいでスタイルもよく純真な心を持っているため、男性ファンも多いです。虚構推理の雪女は、これまでの雪女に関する世間一般のイメージを覆すことになるかも知れません。

雪女の年齢

江戸時代のイメージ(徳川家康)

虚構推理の雪女の年齢ですが、正確なところはわかっていません。江戸時代から生きているとのことですから、少なくとも150歳以上ということになるでしょう。また、雪女の世界での時間の感覚は、人間界のそれとは大きく異なります。今が何月何日かもわからず、3日前に何をしていたかと聞かれても答えることができません。物忘れが激しいわけではなく、時間の観念があまりないようです。

虚構推理|月刊少年マガジン・少年マガジンR 公式サイト

虚構推理の雪女がかわいいと人気!魅力を紹介

かわいい魅力①見た目

ここからは、かわいいと大人気の虚構推理の雪女について、その魅力を具体的に紹介していきます。日本の昔話に出てくる雪女は妖怪の一種であり、美人だけど冷たく怖い存在になっています。

しかし、本作虚構推理の雪女は、色白の肌や大きな瞳は雪女のイメージ通りなのですが、愛嬌があり見た目がかわいいのです。雪の結晶をあしらった着物の帯留めや髪のホワイトのインナーカラーもおしゃれにキメています。

かわいい魅力②話し方

雪女の魅力の2つ目は、少し古臭い話し方です。見た目は若い女性なのですが、話し方は彼女が生まれたとされる江戸時代の武士を思わせます。

あなたではなく「おぬし」と言ったり、語尾には「であろう」とか「おるぞ」という時代劇に出てくるような言葉を付けたりします。見た目と話し方のギャップが、虚構推理に出てくる雪女の魅力の1つになっています。

かわいい魅力③おいしいものが大好き

虚構推理の雪女は、おいしいものが大好きで食べるときの表情がとてもかわいいです。特に人間の食べ物が大好物なのですが、お金があまりないため十分に手に入りません。

そうした事情から、貴重な食糧であるカレーうどんやアツアツの天ぷらを口いっぱいに頬張ったり、ソフトクリームをなめている時には至福の表情を見せてくれます。

かわいい魅力④私服

家の中では純白の着物に帯留めもするなどイメージ通りの雪女ですが、たまに外出するときには洋服に着替えて人里を歩きます。ツインテールの髪型と水色のニットの私服姿の雪女は、人間のかわいい女の子にしか見えません。

室井昌幸と初めて会った時は、本来の雪女らしい着物姿でした。11年ぶりに山里で再会した時、雪女はかわいい私服を身にまとっていました。TPOに合わせて洋服を変えるところなど、雪女の女子力は侮れないといってよいでしょう。

かわいい魅力⑤気配りができる

雪女のかわいい魅力として、他人に対する気配りを挙げることができるでしょう。雪山で遭難した室井昌幸を救助した時には、彼が変に疑いを持たれないように「かまくら」で一晩休ませてから村に運んでいます。人間である正幸の立場に配慮した行動です。また、お金が必要な雪女でしたが、意識のない正幸からお金を全部取るのではなく半分残しておいてあげました。

岩永琴子が室井正幸の家を訪ねて来た時、お茶菓子を出す正幸に対し「もっといい茶菓子をお出ししろ」と言っています。他人に対して思いやりや気配りのできる雪女を、かわいいと思う人も多いことでしょう。

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虚構推理の雪女の登場シーンは何巻何話

雪女の初登場シーン「雪女のジレンマ」は何巻何話?

虚構推理で雪女が初登場するエピソードは、「雪女のジレンマ」です。11年前の冬、とある雪山で室井昌幸は友人だと思っていた隼人に、崖から谷底に突き落とされてしまいます。生死をさまよう昌幸の前に、白い幻影が現れます。その白い幻こそが雪女だったのです。

この「雪女のジレンマ」は、単行本の何巻何話なのでしょうか?虚構推理のエピソード「雪女のジレンマ」が原作漫画の何巻何話かというと、その答えは12巻30話になります。ちなみにこのエピソードは第13巻33話まで続きます。

雪女の再登場シーン「雪女を斬る」は何巻何話?

前項で雪女の初登場が原作漫画の何巻何話になるかを紹介しましたが、雪女はその後再登場するのでしょうか?また再登場するのなら、それは何巻何話になるのでしょうか?まず再登場するのか否かについて結論から言いますと、雪女は虚構推理に再登場します。そして、雪女が再登場するのが何巻何話かというと、答えは17巻の51話で「雪女を斬る」というエピソードになります。

再登場するといっても、「雪女を斬る」では雪女はあくまで脇役で、雪女の姉を中心に物語が展開していきます。ただし、再登場回でも雪女と昌幸の絡みは健在で、丁々発止のやり取りを交わす2人の姿を再び目にすることができます。

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虚構推理の雪女の登場回をネタバレ

ネタバレ①雪女のジレンマ

ここからは、虚構推理の雪女の登場回をネタバレ解説していきます。まず最初は「雪女のジレンマ」からです。雪女と正幸の出会いから2人が親密な間柄になるまでの経過、そして冤罪容疑のかかる昌幸のアリバイを証明できない雪女のジレンマが描かれています。

親友・隼人と雪山登山に出かけた室井昌幸は、後ろから隼人に突き落とされ谷底へ滑落してしまいます。雪女の助けで一命をとりとめる昌幸ですが、重度の人間不信に陥ります。その後も離婚や会社経営の失敗など不幸が続き、深く心に傷を負った昌幸は、雪女と出会った山のふもとに移住します。街中で雪女と再会した昌幸は、山でのお礼を兼ねて彼女を食事に招待します。やがて2人は親密な間柄になっていきました。

そんな折、昌幸の元妻が殺害されるという事件が発生します。ネタバレになりますが、犯行現場には「マサユ」と描かれた血のダイイングメッセージが残されていました。犯行時間帯に昌幸は雪女と買い物に出かけており、彼の足取りを追う警察はショッピングモールの防犯カメラの映像を入手します。そこには元妻そっくりの雪女と歩いている昌幸の姿が捉えられていました。

警察は重要参考人として昌幸に任意同行を求め、取り調べを開始します。昌幸は帯同していた女性のことを聞かれますが、答えることができません。また、雪女も事実を証言したいのですが、それは叶いません。ジレンマに悶々とする雪女は、岩永琴子に助けを求めます。ネタバレしますと、琴子が調査すしたところ妖怪の中にこの事件を目撃した者が現れたのです。

ネタバレ②雪女を斬る

雪女の再登場シーンのある「雪女を斬る」は、原作漫画17巻51話から18巻60話までの10話からなる長編物語です。雪女の姉を中心に物語は進んでいきますが、もちろん雪女も活躍します。簡単なあらすじをネタバレありで解説します。

岩永琴子のもとに白倉静也という好男子が雪女のことで相談に訪れます。静也は、江戸時代より無偏流という剣術を代々伝承する家に生まれます。彼の祖先で無偏流の開祖・井上又右衛門は、50歳を超えた時に無偏流の3つの秘剣のうち実演・伝承不能な「しずり雪」の体得を目指して修行の旅に出ます。ところが、彼はその後消息不明となってしまいます。

数年後、又右衛門の後を継いだ息子の半兵衛もまた、修行の旅に出ます。彼は旅の道中しずり雪を会得しますが、後に雪女を斬ったことで会得できたと明かします。しかし、その後半兵衛もまた命を落としてしまいます。厠へ行くと言って稽古場から離れた後、庭先で血まみれになっていたのです。弟子が急いで駆け寄ると「ゆきおんな」という言葉を残して絶命しました。半兵衛の死後は養子の勇士郎が後を継ぎ、現代の静也に至ります。

半兵衛の死に不審を抱いた静也は、半兵衛が斬ったという雪女の存在が気にかかっています。琴子なら真実がわかるのではないかと思い、友人の伝手(つて)を頼って琴子のもとを訪ねたのです。結末をネタバレしますと、雪女(姉の方)が亡くなったことを妹から聞いた半兵衛が、絶望して自害したのです。半兵衛が深く雪女を愛していたことが判明しました。

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虚構推理の雪女の姉や昌幸との関係

雪女の姉

ここからは、「雪女を斬る」で活躍した雪女の姉や雪女と縁の深い室井昌幸について考察していきます。まず雪女の姉からですが、雪女同様に名前はわかりません。彼女は江戸時代に生きていました。ネタバレになりますが、何と人間の男性との間に息子をもうけていたのです。そして人間の夫が死亡すると、後を追うように消えていなくなったということです。

雪女と昌幸との関係

雪女と昌幸との関係は、今から11年前に遡ります。雪山で親友に突き落とされ死にかけたところを、それを偶然見ていた雪女が救います。雪女はおいしいものをたくさん食べるためにお金を必要としていました。瀕死の昌幸を助けてお金をもらおうと思ったのです。

しかし、お金のために助けた昌幸とは、その後深い愛情で結ばれるようになります。ネタバレしますと、「おひいさま」こと岩永琴子が昌幸を元妻殺害の真犯人と嘘の推理をしたとき、危険を顧みず現人神の琴子に反論します。神に逆らうほど昌幸に対する雪女の愛は一途で本物だったのです。

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虚構推理の雪女に関する感想や評価

ここまで虚構推理の雪女特集をお届けしてきましたが、最後に雪女に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、アニメに登場する雪女はなぜこんなにかわいいのかと不思議がるツイートからです。他にも漫画「地獄先生ぬ~べ~」に登場するゆきめなど、いずれもかわいい上に一途で天然系なのだそうです。

続いて紹介するのは「雪女のジレンマ」に関するツイートからです。昌幸の元妻が雪女に似ている理由を推理しています。雪山での事件の後、どうしても雪女のことが忘れられなかった昌幸は、彼女に似た女性を探し結婚したということです。

最後に紹介する感想・評価は、アニメ虚構推理・2期3話に関する感想です。健気でかわいい雪女と昌幸の信頼関係を見て、愛する相手とそうした関係が築けるのか自身の人生を振り返ったそうです。

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虚構推理の雪女まとめ

まとめのイメージ

ここまで「虚構推理の雪女がかわいいと人気!」と題して、雪女のかわいい魅力や雪女の初登場・再登場が何巻何話なのかなどについてネタバレ解説してきました。

虚構推理の雪女のかわいい魅力としては、見た目はもちろんのこと、話し方や私服のセンス、おいしいものが大好きなところ、そして気配りができるところが挙げられます。また、雪女の登場が何巻何話かという件ついては、初登場が12巻30話、そして再登場が17巻51話となります。ストーリーの流れをネタバレ解説しましたが、魅力的なシーンが他にもありますので原作本を手に取って読んでみてはいかがでしょうか?

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