虫かぶり姫の感想・評判は面白い？面白くない？作品の魅力を徹底解説

『虫かぶり姫』は、「小説家になろう」に掲載されていたWeb小説がもとになっている作品です。Web版の小説はすでに終わっていますが、どこかで続きを書きたいと作者の由唯さんは語っています。現在では書籍版の小説とコミカライズ版も刊行され、2022年にはアニメの放送も行われました。

本好きな侯爵令嬢のエリアーナは、ある日クリストファー王子から婚約者になってほしいと言われます。名ばかりの婚約者だと思っていたエリアーナでしたが、いつしか本当にクリストファーを好きになってしまいました。実はクリストファーもエリアーナのことが昔から好きで、2人は正式な婚約者となります。エリアーナは本から得た知識を活かし、クリストファーの婚約者として国に貢献するのでした。

虫かぶり姫は原作の小説だけでなく、漫画やアニメも人気がある作品です。しかし、中には面白くないという感想を上げる人もいます。ここでは、虫かぶり姫の面白い魅力だけでなく、面白くないといわれてしまう理由についても紹介します。

虫かぶり姫は漫画やアニメから入った人もいるでしょうが、原作は小説です。そのため、物語がしっかりと作り込まれているという特徴があります。クリストファーとエリアーナは早い段階で両思いになりますが、なかなか結婚には至りません。結婚へとたどり着く前にさまざまな困難があり、読んでいる人の心をドキドキさせてくれます。

虫かぶり姫の魅力のひとつに、作画の美麗さがあります。細部まで丁寧に描かれたドレスや背景は、思わず目を見張ってしまうほどです。美しい作画のおかげで、登場人物たちも非常に魅力的になっています。

最近の漫画やアニメは、主人公が転生したり悪役令嬢だったりする作品が多いです。しかし、虫かぶり姫は王道のラブロマンスで、数十年前の少女漫画を彷彿とさせる作品です。中世ヨーロッパ風の世界観が、この王道ラブロマンスのストーリーにピッタリとハマっています。虫かぶり姫は素敵な世界観のおかげで、さらに魅力的な作品に仕上がっています。

虫かぶり姫の主人公は、侯爵令嬢のエリアーナです。エリアーナはふわふわした金髪が可愛らしい女の子で、女性目線で見ても非常に魅力的なキャラです。エリアーナは見た目だけでなく、天然ともいえる性格やクリストファーとのやり取りもかわいいと評判です。

虫かぶり姫は面白い魅力がたっぷり詰まっている作品ですが、つまらないというレビューや感想も見られます。では、なぜ虫かぶり姫はつまらないといわれてしまうのでしょうか？虫かぶり姫は、序盤でエリアーナのライバル的キャラであるアイリーンが登場します。アイリーンはエリアーナを排除しようとする悪女で、このアイリーンの断罪シーンが序盤で最も盛り上がるところです。

しかし、あまりにも早くアイリーンが退場したことで、その後の展開がやや盛り上がりに欠けてしまいました。また、主人公2人の想いが通じ合うのも早かったため、それ以降はひたすら2人がイチャイチャする展開が続きます。恋愛要素が強すぎるところも、人によってはつまらないと感じてしまうようです。他にもストーリーが面白くないというレビューや、悪役が小物すぎるというレビューもありました。

虫かぶり姫の主人公であるエリアーナ・ベルンシュタインを演じたのは、上田麗奈さんです。上田麗奈さんは1994年1月17日生まれの声優で、富山県富山市出身です。2016年にランティスからアーティストデビューをし、現在では歌手としても活躍しています。絵が得意で、水彩画やボールペンがを趣味や特技として上げています。

これまでに出演した作品や担当キャラは、『アイカツスターズ！』の白銀リリィや『ポケットモンスター サン＆ムーン』のマオ、『フルーツバスケット』の草摩杞紗などです。上田麗奈さんの声は可愛いと評判で、エリアーナの声にぴったりだという感想が多く上がっていました。

虫かぶり姫のクリストファー・セルカーク・アッシェラルドは、まさに「王子様」といった雰囲気のイケメンキャラです。このかっこいいクリストファーを演じたのは、木村良平さんです。木村良平さんの生年月日は1984年7月30日で、出身地は東京都です。2009年に『東のエデン」　の滝沢朗役でテレビアニメの初主演を務め、2012年には第6回声優アワードで助演男優賞を受賞しています。

木村良平さんがこれまでに出演した代表作や担当キャラには、『月刊少女野崎くん』の若松博隆、『境界のRINNE』の十文字翼、『マクロスΔ』のキース・エアロ・ウィンダミアなどがあります。優しく癒やされるような木村良平さんの声には、多くの視聴者が魅了されたようです。クリストファーの声優が木村良平さんだと発表されたときは、ファンから喜びの声が上がっていました。

虫かぶり姫のアレクセイ・シュトラッサーは、クールな雰囲気が人気な侯爵令息です。アレクセイを担当したのは、劇団ひまわり所属の内山昂輝さんです。内山昂輝さんは1990年8月16日生まれのA型で、埼玉県出身の声優です。2011年に第5回声優アワード新人男優賞を受賞し、2015年には東京アニメアワード2015にてアニメオブザイヤー声優賞を受賞しました。

内山昂輝さんは悪役やクールな役を演じることも多く、「氷の貴公子」と呼ばれているアレクセイも魅力たっぷりに演じていました。アレクセイ以外には、『ハイキュー!!』の月島蛍、『僕のヒーローアカデミア』の死柄木弔、『呪術廻戦』の狗巻棘などを担当しています。

虫かぶり姫のグレン・アイゼナッハは、明るい笑顔が素敵な赤髪の騎士です。グレンはかっこいいだけでなく、かわいいという感想も多く上がっています。魅力的なグレンを演じたのは、内田雄馬さんです。内田雄馬さんは1992年9月21日生まれのA型で、出身地は東京都です。以前はアイムエンタープライズに所属していましたが、2023年1月1日からインテンションの所属となりました。

内田雄馬さんは2017年に第11回声優アワード新人男優賞を受賞し、2019年には第13回声優アワード主演男優賞を受賞しました。内田雄馬さんはグレンだけでなく、これまでにも多くの人気キャラを演じてきました。主な出演作品と担当キャラは、『BANANA FISH』のアッシュ・リンクス、『呪術廻戦』の伏黒恵、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のムコーダ（向田剛志）などです。

虫かぶり姫のテオドール・ウォーレン・アッシェラルドは、クリストファーの叔父に当たる人物です。ファンからは「イケオジ」と評判のキャラで、大人の魅力にあふれています。虫かぶり姫でテオドールの声を担当したのは、羽多野渉さんです。羽多野渉さんは1982年3月13日のO型で、81プロデュースに所属しています。

羽多野渉さんは、NHKで放送されている『ニャンちゅう！宇宙！放送チュー！』の、ニャンちゅうの声を引き継ぐことでも話題となりました。これまでには、『ダイヤのA』の増子透や『黒子のバスケ』の実渕玲央、『アルスラーン戦記』のジャスワントなどを演じています。

虫かぶり姫のアラン・フェレーラは、まるで女の子のような外見の宮廷楽師です。かわいい顔にぴったりの愛嬌のある声に、アランの魅力が光っているという感想が上がっていました。佐藤元さんの生年月日は1997年3月22日で、出身地は神奈川県です。日本ナレーション演技研究所を卒業後、アイムエンタープライズに所属します。

2021年に『弱キャラ友崎くん』の友崎文也でテレビアニメ初主演を果たし、2022年には第16回声優アワードの新人男優賞を受賞しました。弱キャラ友崎くんで主役を演じてから、多くの主要キャラを担当しています。佐藤元さんの代表作と担当キャラは、『灼熱ガバディ』の畦道相馬、『境界戦機』の椎葉アモウ、『よふかしのうた』の夜守コウなどです。

虫かぶり姫が面白いという感想やレビュー、ひとつ目を紹介します。こちらのコメントを上げた人は、虫かぶり姫の少女漫画感が新鮮だという感想を抱いたようです。一昔前は恋愛メインの少女漫画は多かったですが、最近は恋愛にサスペンスやアクションなど、他の要素を絡めた作品が増えています。そのため、若い世代の人にとっては、恋愛要素が強い虫かぶり姫は新鮮だと感じるのでしょう。

虫かぶり姫のエリアーナは、本ばかり読んでいた世間知らずの女の子です。しかし、本で身につけた知識を武器に、国政にも関わっていきます。エリアーナが徐々に成長していく姿に、面白いという感想を抱く人もいました。

虫かぶり姫が面白いという感想の中には、主人公のエリアーナがかわいいというコメントが多く見られました。エリアーナの外見はもちろん、ほんわかとした雰囲気も人気です。エリアーナの声がかわいいという感想も多く、エリアーナの存在が虫かぶり姫の人気を押し上げていることがわかります。

虫かぶり姫は面白くないという感想やレビュー、ひとつ目を紹介します。虫かぶり姫は西洋風ロマンス漫画で、この世界観が好きだという人も大勢います。しかし、中にはこういった作風が合わず、つまらないという感想を抱く人もいました。

虫かぶり姫が面白くないという感想やレビューのふたつ目に、主人公のエリアーナが嫌いだというコメントを紹介します。エリアーナは天然系のほんわかとした女の子で、この性格が魅力のひとつでもあります。しかし、このエリアーナのキャラ設定が嫌いで、つまらないと感じる人もいるようです。

虫かぶり姫の漫画は面白いが、アニメはつまらないという感想もありました。虫かぶり姫はキャラの心情もしっかりと描いているため、登場人物が独白するシーンも多いです。漫画だと数コマで収まるシーンも、アニメだと間延びしたりテンポが悪くなることがあります。そういった理由で、アニメがつまらなく感じることもあるようです。

虫かぶり姫の感想や、アニメでの声優についてまとめました。虫かぶり姫は面白い魅力にあふれた作品ですが、中にはつまらないとう感想を抱く人もいます。ただ、面白いか面白くはないかはその人の好みによるもので、作品自体がつまらないというわけではありません。西洋風の王道ロマンスが好きな人は、きっと面白いと感じることでしょう。面白くないという感想だけで判断せず、ぜひ自分の目で確かめてみてください。