【虫かぶり姫】アーヴィン・オランザがかっこいい！正体・目的やイケメンな魅力も紹介

『虫かぶり姫』のアーヴィン・オランザは、物語の途中から登場するキャラです。新たなイケメンキャラの登場に、ファンの間からは喜びの声が上がっていました。アーヴィンは意味ありげなセリフとともに登場し、しばらくは正体や目的が謎のままでした。本記事では、アーヴィンの正体や目的だけでなく、かっこいい魅力などを徹底解説します。まずは虫かぶり姫の作品情報や、アーヴィンの基本情報を見ていきましょう。

虫かぶり姫は、投稿小説サイトの「小説家になろう」で連載されていたライトノベルです。Web版の小説は2015年9月に連載が始まり、2022年1月で一度完結しています。2016年には書籍版が作られ、アイリスNEOから刊行されました。原作者は由唯さんで、書籍版のイラストは椎名咲月さんが担当しています。2018年10月には喜久田ゆいさんによる漫画版の連載が始まり、2022年10月からはテレビアニメも放送されました。

侯爵令嬢のエリアーナ・ベルンシュタインは、宝石やドレスよりも本が好きな変わり者です。「虫かぶり姫」と呼ばれていたエリアーナは、サウズリンド王国の王子であるクリストファーから求婚されます。形式的な婚約だと思っていたエリアーナでしたが、クリストファーは昔からエリアーナのことが好きだったのです。いつしかエリアーナもクリストファーを愛するようになり、2人は困難を乗り越えて結ばれるのでした。

虫かぶり姫のアーヴィン・オランザは、すらっとした体型のイケメン男性です。やや癖のある黒髪と、意志の強そうなキリッとした黒い瞳が特徴です。エリアーナのことを気にかける、謎の青年として登場します。

虫かぶり姫のアーヴィン・オランザは、漫画では3巻の終わりで登場します。アニメで登場するのは、第6回の「狩猟祭と孤独な公務」でのことです。アーヴィンは登場するなりエリアーナの名を口にしたため、その正体に注目が集まっていました。その後、エイデル領での狩猟祭に登場しますが、ここではまだエリアーナに接触しません。

アーヴィンがエリアーナと初めて言葉を交わしたのは、狩猟祭が終わった後の舞踏会でのことです。このときエリアーナは、ヘイドン辺境伯からきつい言葉をかけられて落ち込んでいました。そこに声をかけたのが、エリアーナの様子を伺っていたアーヴィンです。アーヴィンの自分を蔑むような態度と口ぶりに、エリアーナは不快感を示します。2人の初対面は、お世辞にも印象の良いものではありませんでした。

アーヴィン・オランザは何の前触れもなく登場したため、その正体や目的が気になった人も多いでしょう。アーヴィンの正体は、マルドゥラという国の王子です。マルドゥラ国は、エリアナが暮らすサウズリンド王国の隣国です。マルドゥとサウズリンドは仲が悪く、国境付近では小競り合いが続いていました。

アーヴィンは王子という立場にありながら、敵国ともいえるサウズリンドに単身乗り込んできていたのです。アーヴィンの母親はサウズリンド王国の公爵令嬢であったため、その伝手をたどって狩猟祭に参加することができました。アーヴィンは第5王子であるため、比較的自由に行動できたのだろうと推察できます。

虫かぶり姫のアーヴィン・オランザは、長く続いた紛争を終わらせてサウズリンド王国と友好関係になりたいと考えていました。その目的のために、サウズリンド王国の様子を探りに来ていたのです。また、アーヴィンにはもうひとつ、サウズリンドに来た目的がありました。それは、サウズリンドの王子の婚約者であるエリアーナに近づき、彼女の人となりを見極めるためです。

エリアーナは以前、飢饉で苦しむマルドゥラに援助を申し出たことがありました。そして、エリアーナの食糧援助対策により、マルドゥラとサウズリンド間の戦争は回避されました。この事実を知ったアーヴィンはエリアーナに興味を持ち、彼女に会ってみようと考えたのです。

虫かぶり姫のアーヴィン・オランザの母親は、シルヴィアという名前です。シルヴィアの生家は、かつてのエイデル領の領主でもあったスレイド公爵家のひとり娘です。シルヴィアは心からエイデル領を愛していましたが、父親の謀反により謀反人の娘という烙印を押されてしまいます。

それでもシルヴィアはエイデル領が戦火に巻き込まれないようにと、父親の謀反を密告して領を守ろうとしていました。シルビアは謀反人の娘ということで、この事実は伏せられます。シルヴィアの功績は誰からも知られることなく、彼女はひっそりと領地を去ります。シルヴィアは恋仲だったマルドゥラ王子のもとへ嫁ぎ、二度と故郷の地を踏むことはなかったのです。

虫かぶり姫のアーヴィン・オランザは、思ったことをズバッと言うストレートな性格をしています。遠慮がない話し方をするため、繊細なエリアーナにとっては戸惑うこともあります。しかし、その分裏表がなく、愛情表現もストレートです。真っ直ぐな愛の言葉には、エリアーナでなくともドキドキしてしまうことでしょう。

虫かぶり姫のアーヴィン・オランザは、見た目がかっこいいだけではありません。運動神経が良いところも、かっこいい魅力のひとつです。虫かぶり姫の作中では、狩猟祭でエリアーナが落馬しかけるシーンがあります。エリアーナの窮地を救ったのは、運動神経抜群なアーヴィンでした。エリアーナを助けたアーヴィンには、周りの令嬢から熱い視線が注がれていました。

初対面では良い印象がなかったアーヴィンも、正体がわかってからはエリアーナの良き友達となりました。また、アーヴィンはエリアーナの芯の強いところに惹かれ、友達以上の感情も持つようになります。アーヴィンはエリアーナの友達であると同時に、クリストファーのライバル的存在ともなりました。三角関係のような彼らの関係は、ファンにときめきとドキドキを与えてくれました。

虫かぶり姫でアーヴィン・オランザの声を担当したのは、阿座上洋平さんです。阿座上洋平さんの低音イケメンボイスには、多くの視聴者が虜になりました。声優の阿座上洋平さんとはどのような人か、詳しいプロフィールを解説します。これまでに出演した作品や担当キャラも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

阿座上洋平さんは1991年8月7日生まれで、群馬県出身です。青二プロダクションに所属しており、以前は細野洋平の芸名を使っていました。学生時代は多くの部活動を経験しており、中学時代は水泳部とバスケ部を掛け持ちしていました。高校時代は中学時代と同じバスケ部と、演劇部に所属していました。趣味はカラオケや音楽鑑賞、映画鑑賞などです。

声優の阿座上洋平さんは、脇役を演じることが多く、ひとつの作品で多くのキャラを演じてきました。しかし、『クロムクロ』の青馬剣之介時貞役で初主演を果たしてから、主要キャラでの出演も増えます。阿座上洋平さんが主要キャラを演じた作品は、神山誠十郎役の『新サクラ大戦 the Animation』、田中歩役の『それでも歩は寄せてくる』、グエル・ジェターク役の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』などです。

虫かぶり姫のアーヴィン・オランザに対しては、声が素敵だという感想が多く寄せられていました。阿座上洋平さんの低音ボイスはアーヴィンにぴったりで、ファンが聴いても納得の声だったようです。イメージ通りのアーヴィンの声に、興奮するファンの様子が見て取れます。

虫かぶり姫にはイケメンキャラが大勢いますが、その他のキャラに負けないくらいアーヴィン・オランザもかこいいと評判です。アーヴィンのかっこよさを堪能できるように、乙女ゲームにしてほしいというコメントも見られました。

虫かぶり姫の原作を見ていない人にとっては、アーヴィンが何か企んでいるのではないかとドキドキしたようです。アーヴィンの正体がわかって、いい人だったとほっとしたようなコメントが多く上がっていました。逆に、初めからアーヴィンはいい人だと信じていた人や、裏がなくて少しがっかりしてしまった人もいるようです。

虫かぶり姫のアーヴィン・オランザの正体や目的、かっこいい魅力やアニメの声優についてまとめました。虫かぶり姫のアーヴィンは、圧倒的なイケメンキャラであるクリストファーにも負けないほどの人気キャラです。アーヴィンはクリストファーとエリアーナの間に割って入り、物語に良いスパイスを与えてくれました。虫かぶり姫の原作や漫画、アニメで、ぜひアーヴィンのかっこよさを確認してみてください。