【虫かぶり姫】ジャンの死亡説を調査!正体や裏切りの理由も考察

作者・由唯によるライトノベル「虫かぶり姫」のジャンの死亡説について考察します。虫かぶり姫のジャンは、ドレスや宝石に興味がなく、本が大好きな「本の虫」と呼ばれるエリアーナの従者です。いつもエリアーナの側に仕え、見守っているジャンですが、実はジャンの正体は「王家の影」のメンバー?と言われています。ここでは、ジャンの死亡説と共に、ジャンの正体に迫ります。また、ジャンが裏切りをしたということで、その理由や経緯について考察していきます。

【虫かぶり姫】ジャンの死亡説を調査!正体や裏切りの理由も考察のイメージ

目次

  1. 虫かぶり姫のジャンとは?
  2. 虫かぶり姫のジャンの死亡説や正体
  3. 虫かぶり姫のジャンの裏切りの理由
  4. 虫かぶり姫のジャンのアニメ声優
  5. 虫かぶり姫のジャンに関する感想や評価
  6. 虫かぶり姫のジャンの死亡説まとめ

虫かぶり姫のジャンとは?

虫かぶり姫の作品情報

虫かぶり姫は「小説家になろう」で連載されていたライトノベルで、作者は由唯、連載期間は2015年9月~2022年1月まででした。虫かぶり姫は2016年から一迅社のアイリスNEOから書籍版が刊行され、2022年10月に第7巻まで刊行されています。また、虫かぶり姫は2018年から喜久田ゆい・作画によるコミカライズ版が「コミックZERO-SUM」にて連載中で、コミックは2022年10月で第7巻まで発売中です。

虫かぶり姫はアニメ化されており、2022年10月6日からAT-X他で放送中です。虫かぶり姫のアニメーション制作はマッドハウス、監督は岩崎太郎、声優キャストは、主人公のエリアーナは上田麗奈、クリストファーは木村良平が演じています。

虫かぶり姫の概要

虫かぶり姫はドレスや宝石を身に付けるよりも本を読むことが大好きな「本の虫」だった侯爵令嬢の物語です。虫かぶり姫は2020年に「BookLive!」の上半期3位にランクイン、年間5位にランクインしました。虫かぶり姫は「BOOKウォッチ」のバレンタイン特集で恋愛マンガ5選に選ばれたこともあります。虫かぶり姫は、2021年に電子版を含む累計発行部数が200万部を超える作品となっています。

虫かぶり姫のあらすじ

虫かぶり姫の主人公・侯爵令嬢エリアーナ・ベルンシュタインはドレスや宝石に興味がなく、本が大好きで、「虫かぶり姫」と呼ばれています。ある日、エリアーナは王国のクリストファー王太子に、婚約したら王宮図書室の本を自由に読ませてあげると言われ、婚約します。婚約後、読書の日々に幸せを感じていたエリアーナですが、令嬢・アイリーンとクリストファーが仲良く話しているのを見て嫉妬し、彼に恋していることに気づきます。

ジャンのプロフィール

虫かぶり姫のジャンは、クリストファー王太子の妃となったエリアーナが子どもの頃から仕えてきた従者です。エリアーナのことは「お嬢」と読んでいます。ジャンは常にエリアーナの側に仕えており、どんな時でもエリアーナを守る優秀な従者です。時にはエリアーナのボケに対してツッコミを入れるなど、主従関係ですが、とても良い関係を築いています。

TVアニメ「虫かぶり姫」公式サイト

虫かぶり姫のジャンの死亡説や正体

本のイメージ画像

ここまで、虫かぶり姫の作品情報やあらすじを紹介し、虫かぶり姫のジャンのプロフィールを紹介しました。ここからは、虫かぶり姫のジャンが死亡した?と言われている死亡説についてと、ジャンの正体について考察していきます。虫かぶり姫のジャンは何故、死亡したと言われたのでしょうか?その理由についてと、エリアーナの忠実な従者であるジャンの正体とは?について見ていきます。

ジャンの死亡説の理由

虫かぶり姫のジャンが死亡した?という死亡説がありますが、ジャンは死亡していません。ここでは、虫かぶり姫のジャンの死亡説が何故出たのか?その理由について見ていきます。ジャンの死亡説が出るまでの経緯を見ていくと、サウズリンド王国で「灰色の悪夢」という恐ろしい感染症が蔓延しました。エリアーナは治療方法や治療薬を得るために、昔、この感染症が流行した地域を訪れます。

十字架と本

エリアーナは「ヒューリアの壺」という、「灰色の悪夢」を研究した本を見つけることができたのですが、何者かに襲われます。この時の騒動でジャン自身も重傷を負っています。ジャンは動くことができないほどの重傷ですが、エリアーナが王宮に無事に入るために協力するなど、エリアーナの護衛としての任務を果たします。

それでは、何故ジャンは死亡した?という説が出たのでしょうか?それは、マルドゥラ国のアーヴィン第五王子と従者のレイの会話内容でした。アーヴィン王子と従者のレイが、ジャンが墓の下から見守っている、などと冗談で言ったことが、ジャンの死亡説の理由です。その後、アーヴィンたちの会話を聞いたジャンは「勝手に人を殺すな」と抗議しています。

ジャンの正体

虫かぶり姫のジャンはプロフィールでも紹介した通り、エリアーナが子どもの頃から仕えている従者です。しかし、ただの従者ではなく、ジャンの正体はサウズリンド王国が抱えている秘密部隊「王家の影」のメンバーです。「王家の影」とは、遥か昔から王家の秘密部隊として諜報活動や暗殺なども行う、王家を守るために影で暗躍する組織です。

悩む男性のシルエット

子どもの頃、エリアーナに恋をしたクリストファー王太子が「王家の影」のメンバーであるジャンを、エリアーナの護衛として仕えさせたのではないかと言われています。「王家の影」のメンバーとしてエリアーナを守ることが任務のジャンですが、実はジャンの正体はエリアーナの暗殺命令を受けている敵だということが判明。エリアーナが研究書「ヒューリアの壺」を手に入れたとき、エリアーナを襲撃したのがジャンだったのでした。

王家を守り、支えることが任務の「王家の影」のメンバーでありながら、ジャンの正体は王太子の妃であるエリアーナの命を奪おうとする裏切り者でした。ジャンの正体については、虫かぶり姫の原作小説版の5巻から6巻で描かれた「婚約者陰謀編」で明らかになりました。次は、虫かぶり姫のジャンの裏切りが分かるエピソードと裏切りの理由について見ていきます。

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虫かぶり姫のジャンの裏切りの理由

虫かぶり姫のジャンの正体が、王家が抱える秘密部隊「王家の影」のメンバーでありながら、エリアーナの命を狙う裏切り者だということが分かりました。長い間、エリアーナの護衛を務めてきたジャンはエリアーナを裏切り、その結果、自ら重傷を負ってしまいました。虫かぶり姫のジャンの正体は実は裏切り者だったということで、ここでは、虫かぶり姫のジャンの裏切りとその理由について見ていきます。

ジャンはエリアーナを裏切る

虫かぶり姫の「王家の影」のメンバーとしてエリアーナの護衛を務めているはずのジャンがエリアーナを裏切った経緯を見ていきます。王国を襲った恐ろしい感染症「灰色の悪夢」の治療方法や治療薬を求めて、エリアーナがラルシェル地方に出向いたときのことです。護衛として付き添っていたジャンは、エリアーナが襲撃されたとき、彼女をかばって重傷を負ったのですが、実はエリアーナを襲撃したのはジャン自身でした。

西洋の本

この時の経緯について見ていくと、エリアーナは「灰色の悪夢」の研究をしていたファーネス博士の著書「ヒューリアの壺」の存在を知ります。この本は「灰色の悪夢」を治す薬について書かれており、へスター先生が所有していました。エリアーナはへスター先生に「ヒューリアの壺」を譲ってもらうことができたのですが、ジャンがこの本を盗み出します。エリアーナに付き従っていたアランが気づき、ジャンを止めようとします。

しかし、ジャンはアランに傷を負わせ、そしてエリアーナの目の前で「ヒューリアの壺」を燃やしてしまいました。さらに、ジャンはエリア―ナを襲撃します。短剣を持って襲いかかるジャンの異様な雰囲気にエリアーナは激しく動揺します。ジャンのエリアーナへの襲撃は失敗に終わったのですが、火事によって天井の梁が落下してきたことで、それをきっかけにジャンはその場から逃走しました。

ジャンが裏切った理由

西洋の城と雪景色

虫かぶり姫の「王家の影」のメンバーであるジャンはエリアーナを護衛するため、ずっと側に仕えていました。しかし、ジャンはエリアーナの命を奪おうとしました。ジャンは何故、エリアーナを裏切ったのでしょうか?その理由について見ていきます。

考察①「王家の影」の上司の命令

教会の祭壇

ジャンがエリアーナを裏切った理由について見ていくと、ジャンが所属する「王家の影」の上司、ディレク・オーフェン神官長がエリアーナ暗殺の命令を出したということです。オーフェン神官長は「王家の影」の長で、クリストファー王太子の教育の責任者でした。「王宮の三賢者」とも呼ばれるオーフェン神官長ですが、青年時代はエリアーナの実家であるベルンシュタイン侯爵家の優秀さに自信を失ったことがあります。

ベルンシュタイン侯爵家は「サウズリンドの頭脳」と呼ばれるほど、昔から高い頭脳を持つ一族です。ベルンシュタイン家が王に仕える時代は大いに繁栄すると言われてきました。そんなベルンシュタイン家に対してオーフェン神官長はコンプレックスを抱いてきました。オーフェン神官長は、自らが教育したクリストファー王太子にベルンシュタイン家のエリアーナが嫁ぐことで、ベルンシュタイン家に王国が牛耳られることを危惧します。

そこで、エリアーナの暗殺命令を部下のジャンに下したのでした。オーフェン神官長は、さらに、王妃の兄で、娘のファーミアをクリストファー王太子の妃にという野望を持つオーディン公爵を操ります。オーフェン神官長は「灰色の悪夢」を国王に感染させようとする計画があること、エリアーナが「ヒューリアの壺」を手に入れようとしていることなどをオーディン公爵に話します。

娘のファーミアを王太子妃にする野望を抱くオーディン公爵は、その計画を知って早速行動を開始します。エリアーナの暗殺を狙い、ファーミアには「灰色の悪夢」に苦しむ患者をいたわる聖母だという噂を王都中に広めます。また、ファーミアをクリストファー王太子の目に留まるよう、側に居させるなどの作戦を決行します。しかし、これらの計画はすべて失敗しています。

考察②オーディン公爵と関係はある?

大聖堂の内部

オーフェン神官長の思惑に乗せられ、自ら様々な作戦を考えたオーディン公爵。一方、ジャンはオーフェン神官長の命令でエリアーナ暗殺を実行しようとします。両者はエリアーナの命を狙う者同士ですが、ジャンとオーディン公爵との間に直接の関係はないということです。

ジャンは最終的にエリアーナを守る

虫かぶり姫のジャンは「王家の影」のメンバーでありながら、その長であるオーフェン神官長の命令でエリアーナを暗殺しようとした裏切り者でした。「ヒューリアの壺」を燃やしたジャンはエリアーナを短剣で襲いますが、失敗します。そこでジャンの同僚のヴァトーがエリアーナを襲撃。その瞬間、ジャンがエリアーナをかばい、ヴァトーの剣で刺されてしまいました。

何故、ジャンは命令に背いたのでしょうか?ジャンは、エリアーナがまだ子どもの頃からずっと近くで見守ってきました。本が大好きで、毎日毎日本を読んでばかりのエリアーナですが、人に対する気配り、優しさも持ち合わせた少女でした。そんなエリアーナは、いつしかジャンにとって掛けがえのない存在になっていたのでは?と考えられています。心優しい本の虫、そんなエリアーナを殺すことなどできないと思ったということです。

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虫かぶり姫のジャンのアニメ声優

ここまで、虫かぶり姫のジャンの死亡説についてと、ジャンの正体と裏切り者になった理由について見てきました。ここからは、虫かぶり姫のアニメ版でジャンを演じる声優・矢代拓について紹介します。

八代拓のプロフィール

虫かぶり姫のジャンの声優・八代拓(やしろたく)は1993年1月6日生まれ、血液型B型、岩手県出身、「ヴィムス」に所属する声優です。「日本ナレーション演技研究所」出身です。2013年から声優活動を開始し、デビュー作品は「銀の匙 Silver Spoon」、初主演作品は2016年の「タイガーマスクW」のタイガーマスク(東ナオト)役です。「声優アワード」の新人男優賞を2018年に獲得しました。

八代拓の主な出演作品や演じたキャラ

虫かぶり姫のジャンの声優・八代拓の主な出演作は「アイカツスターズ!」結城すばる、「アイドルマスター SideM 理由あってMini!」柏木翼、「あひるの空」安原真一、「炎炎ノ消防隊」ヴァルカン・ジョゼフ、「ダーウィンズゲーム」リュージ、「遊☆戯☆王SEVENS」上城龍久(ルーク)、「聖女の魔力は万能です」ジュード、「魔法使い黎明期」クドー、「アオアシ」冨樫慶司、「異世界迷宮でハーレムを」加賀道夫。

虫かぶり姫のジャンに関する感想や評価

虫かぶり姫のジャンについて、ジャンがとても好きだということと、続きが楽しみという感想です。虫かぶり姫のアニメ版は2022年10月6日からAT-X他で放送中です。

虫かぶり姫のジャンについて、ジャンはエリアーナの従者として常に側に仕えています。普段の「ゆるゆるな態度」なジャンが、エリアーナに危険を回避する方法を教えている姿が好きだという感想です。虫かぶり姫の漫画・5巻で、ジャンは暴れ馬をうまく落ち着かせたり、賊に襲われたエリアーナを守るなどの活躍を見せています。

虫かぶり姫の小説版の5巻から6巻で描かれている「婚約者陰謀編」で、ジャンがただの従者ではないことが分かるシーンが描かれています。ジャンの正体は、王家を支えるために諜報活動や暗殺を手掛ける組織「王家の影」のメンバーで、何でもできて凄いという感想です。

虫かぶり姫のジャンの死亡説まとめ

いかがでしたか?虫かぶり姫のジャンの死亡説、正体、裏切りの理由について見てきました。ジャンの正体は「王家の影」のメンバーで、しかもその長であるオーフェン神官長からエリアーナの暗殺を命令されていました。ジャンはエリアーナに刃を向けますが、結局エリアーナを殺すことはできず、エリアーナをかばって重傷を負いました。

虫かぶり姫のジャンの死亡説はアーヴィン王子と従者のレイの会話によって出たものでしたが、ジャンは死亡しておらず、生きていることが分かっています。たとえ、暗殺を命令されてもエリアーナの命を奪うことができなかったジャンでした。虫かぶり姫のジャンについての感想でもジャンが好きだという声が寄せられていました。これからも、ジャンの活躍に注目して、虫かぶり姫をお楽しみください。

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