【機動戦士ガンダム 水星の魔女】クソスペわがまま女とは？チュチュの名セリフの意味は？

「クソスペわがまま女」と言ったチュチュとは、機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場するメインキャラクターです。機動戦士ガンダム 水星の魔女は、様々な名言が生み出されて話題となったアニメ作品です。ここで紹介していく「クソスペわがまま女」もその名言の一つで、登場時はトレンド入りまでして注目されました。ここでは、チュチュの「クソスペわがまま女」発言について、詳細をまとめていきます。

「クソスペわがまま女」というセリフを放ったチュチュが登場する機動戦士ガンダム 水星の魔女の作品概要を紹介します。機動戦士ガンダム 水星の魔女は、人気のロボットアニメシリーズ「機動戦士ガンダム」の最新作で、2022年10月2日から2023年1月8日まで放送されていた作品です。ガンダムシリーズ初となる女性主人公や、その他様々な斬新な設定・世界観が話題を呼んでいます。

主人公のスレッタ・マーキュリーは、母親の勧めでアスティカシア高等専門学園に編入します。スレッタはミオリネという少女と運命的な出会いをします。スレッタはミオリネの邪魔をしてしまったために、ミオリネの許婚のグエルと決闘することとなります。愛機エアリアルで圧勝したスレッタは、ミオリネの婚約者の立場とホルダーの称号を得ます。スレッタは波乱の学生生活で慣れないながらも奮闘していきます。

機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場し、「クソスペわがまま女」という発言で話題となったチュチュのプロフィールを紹介します。チュチュとは本名をチュアチュリー・パンランチという女性キャラクターで、主人公・スレッタやミオリネと同じアスティカシア高等専門学園に通う人物です。アスティカシア高等専門学園のパイロット科に所属しており、地球寮のアーシアンの1人です。

チュチュはアーシアンを差別するスペーシアンに敵対心を持っており、スペーシアン相手に素手での喧嘩をするほど、攻撃的で乱暴な性格をしているキャラクターです。ピンク色のシニヨンヘアが特徴で、お団子の部分が顔よりも大きい非常にインパクトの強い髪型をしています。

「クソスペわがまま女」という名言が登場したシーンや意味を紹介していきます。まず、チュチュが「クソスペわがまま女」と初めて言ったのは、機動戦士ガンダム 水星の魔女の8話でのことです。ミオリネは会社経営をするようになり、「株式会社ガンダム」の拠点を地球寮に設定しました。地球寮にはチュチュの他多数の生徒が在籍していましたが、ミオリネは突然会社の拠点を地球寮にすると伝え、生徒たちを社員に任命します。

チュチュからすればミオリネは大嫌いなスペーシアンであり、一方的に社員に任命されたことにも腹を立てます。ミオリネの独裁的とも取れるやり方に、一方的に役割を押し付けられてしまったチュチュは「あのクソスペわがまま女」とミオリネに文句を言ったのでした。この「クソスペわがまま女」はインパクトの強い発言としてトレンド入りを果たしています。

「クソスペわがまま女」は初登場したシーンのその後、チュチュがモビルスーツの試乗をしているシーンでも登場します。独裁的なスペーシアンのミオリネを良く思っていないチュチュでしたが、株式会社ガンダムの拠点が地球寮になることは、アーシアンの地位向上のためにもなります。地球寮全体でミオリネに従おうというムードになっていき、チュチュも渋々従うようになります。

ミオリネは独裁的なだけではない人物で、地球寮の意向も汲み取る姿勢を見せました。ミオリネの振る舞いを少し見直したチュチュでしたが、その後大量に仕事を押し付けられ、改めてミオリネに激怒する事となるのでした。

チュチュの「クソスペわがまま女」というセリフの意味を紹介していきます。「クソスペわがまま女」は「クソスペーシアン」と「わがまま女」を足した言葉だと考えられています。チュチュがミオリネにつけたあだ名と言える「クソスペわがまま女」ですが、ミオリネの独裁的な性格を言い表している言葉であり、チュチュの荒っぽい口の悪さも表れている言葉となっています。

「クソスペわがまま女」という言葉の「クソスペ」の部分は、「クソソペック」とも取れますが、ミオリネは非常に優秀な人物なので「クソソペック」の略称ではないと考察されています。ミオリネは勉学に優れた学生であり、会社の経営までもこなしてしまう人物です。チュチュも彼女の能力は知っており、「クソソペック」という意味で言ったのではないと考えられています。

「クソスペわがまま女」がトレンド入りを果たした機動戦士ガンダム 水星の魔女には、他にも様々な名言があります。その中の一つがミオリネが言った「ダブスタクソ親父」です。「ダブスタクソ親父」の「ダブスタ」とは、「ダブルスタンダード」の略です。「ダブルスタンダード」とは日本語に訳すと「二重基準」となる言葉で、「2つある価値基準を自分の都合が良いように使い分ける」という意味です。

ミオリネ自身も「クソスペわがまま女」と評されるほどワンマンな所がありますが、彼女の父親であるデリングも同じように独裁的なやり方をする人物です。ミオリネは父デリングに所有物のように扱われており、反感を持っています。独裁的な父に反抗し、「ダブスタクソ親父」と言い放ったミオリネですが、「クソスペわがまま女」と呼ばれるミオリネ自身はデリングに似ていると評されていました。

機動戦士ガンダム 水星の魔女にて、「クソスペわがまま女」という名言を残したチュチュの担当声優を紹介します。チュチュの声を担当している声優は、富田美憂です。富田美憂は埼玉県出身の女性声優で、歌手としても活動している人物です。2015年頃から声優として活動しており、2019年からは音楽活動も行っています。所属事務所はアミューズで、歌手としてはコロムビアに所属しています。

チュチュを演じている声優・富田美憂の出演作をいくつか紹介していきます。富田美憂の出演作は、ガヴリールドロップアウトのガヴリール、京都寺町三条のホームズの真城葵、放課後さいころ倶楽部の大野翠、異種族レビュアーズのクリムヴェール、戦闘員、派遣します!のキサラギ＝アリス、継母の連れ子が元カノだったの東頭いさななどがあります。

機動戦士ガンダム 水星の魔女の「クソスペわがまま女」に関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。「クソスペわがまま女」に関する感想では、「印象に残った」との感想がたくさん見られていました。「クソスペわがまま女」はパワーワードや名言として評価されています。

ミオリネが「クソスペわがまま女」と呼ばれたことについて、親子そろってあだ名がすごいといった感想も見られています。ミオリネがデリングに対して言った「ダブスタクソ親父」もインパクトのある名言として話題を集めています。

チュチュの「クソスペわがまま女」というセリフに対し、「ミオリネの本質を看破したセリフ」だとする意見もありました。ミオリネが「クソスペわがまま女」と呼ばれた理由はそのワンマンぶりであり、父親のデリングとよく似ていると評されています。

ここでは、機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場した「クソスペわがまま女」という名言についてまとめました。「クソスペわがまま女」はチュチュが発したセリフで、独裁的な振る舞いをするミオリネに対して言った言葉でした。「クソスペわがまま女」は「クソスペーシアンわがまま女」の略と考えられています。是非、機動戦士ガンダム 水星の魔女をチェックして、「クソスペわがまま女」や他の名言にも注目してみて下さい。