【勇者パーティーを追放されたビーストテイマー】主人公レインの能力は？カナデとの関係は？

小説家になろうに原作が連載されている「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」のレインは、本作の主人公です。なろう作品の主人公らしくチートといえる強力な能力の持ち主ですが、その能力を持っているのには理由があります。この記事では、その理由やレインの正体、ヒロインのカナデとの関係性などを紹介します。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」は小説家になろうに2018年6月から連載されていて、現在も小説家になろうで連載中です。2019年からはKラノベブックスでライトノベル版が刊行され、ネット漫画サイト「マンガUP!」で漫画版が連載スタートしています。「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」というなろう作品らしい長いタイトルということもあり、ファンの間では「ビステマ」の愛称で親しまれています。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」の主人公のレインは、勇者パーティーから追放されました。その理由は、勇者パーティーのメンバーに役立たず扱いされたためです。レイン自身も自己評価が低く、その評価を受け入れて離脱し、冒険者として再スタートしました。冒険者となったレインは、森の中で襲われている猫耳の少女カナデと出会い救出します。この猫耳の少女の正体は、最強種の猫霊族です。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」の主人公のレインの種族は人間で、職業はタイトルにあるとおりビーストテイマーです。しかし、一般的なビーストテイマーは動物1体と契約するのがやっとですが、レインは当たり前のように複数の動物と契約することができます。その理由はレインの出生の秘密や正体に由来しますが、それについてはのちの項で詳しく紹介します。

また、レインの年齢は作中でははっきりと触れられていませんが、レインの言動や出生の正体の理由などから16歳から20歳程度だとされています。出身地はビーストテイマーの里と呼ばれているラウドネアで、幼いころからビーストテイマーとして修業をしていました。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」の主人公のレインの性格は温厚で、自分を裏切った勇者パーティーの仲間が相手であっても非情になり切れません。しかし、仲間思いのレインは大切な仲間が傷つけられそうになると、普段の温厚な様子とは裏腹な怒りを見せ、勇者相手でも容赦なく殴り飛ばす一面があります。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」のレインの能力や装備について詳しく紹介していきます。レインの特殊な能力は、その出生や正体などが大きく影響しています。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」の主人公であるレインの故郷は、ビーストテイマーの里と呼ばれているラウドネアです。ラウドネアは南大陸にある小さな村で、ビーストテイマーたちが集まっているという特殊な村でした。レイン自身はただの小さな村だと思っていましたが、この村とレインには大きな秘密がありました。それはレインの正体に関係することです。

レインの正体をネタバレすると、勇者の血筋の分家の出身でした。そのためレインを追放したアリオスと同じく、レインにも勇者としての「限界突破」の力があることが判明しました。レインがチート級の能力をもっているのは、この勇者の血筋を持っている正体が大きな理由の1つです。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」の主人公であるレインは、ビーストテイマーとして幼いころから英才教育を受けていました。レインの故郷ではビーストテイマーだけではなく、昆虫を使役するインセクトテイマーなどさまざまなテイマーがいて、レインはビーストテイマー以外のテイマーとしての教育も受けています。

英才教育を受けたレインはビーストテイマーなのにインセクトテイマーなどの能力を身に着けていますが、それが当たり前だと思っています。そのため、ほかのビーストテイマーは自分と同じようにさまざまなテイマーの能力を行使できると勘違いしていて、自分をただのビーストテイマーだと卑下している部分があります。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」の主人公のレインが12歳のときに悲劇が起きます。それは、故郷が魔物たちに襲われて壊滅したことです。その日レインは両親が忙しかったため1人で村から離れて訓練をしていました。村に帰ろうとしたときに異変を感じて急ぎ村へと帰ったレインが見たものは、壊滅した村の様子でした。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」の主人公のレインが村での惨劇に見舞われたとき、レインは異変を感じて駆け付けた冒険者に保護されました。その後、住み込み宿でなんとか生活しているときに出会ったのが勇者パーティーです。勇者パーティーは都合のいい手ごまを探していて、目を付けたのがレインでした。

レインは故郷の村の惨劇を防ぐために勇者パーティーに参加しました。しかし、勇者パーティーにとってレインはあくまでも都合のいい駒でしかありませんでした。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」の主人公のレインの装備として有名なものが2つあります。その1つ目がナルカミです。ナルカミはレインが構想をして、ドワーフの鍛冶師であるガンツに作ってもらったミスリル製の籠手で、指だしグローブのような形状をしています。ただのグローブではなく、毒針やワイヤーを射出するといったギミックが仕込まれている武器です。

レインのもう1つの武器であるカムイもまた、ドワーフのガンツに作ってもらった武器です。レイン専用のミスリル製の短剣であるカムイは、重量・切れ味ともにレインが思い描く最高の武器とされています。また、最強種の子と手を繋ぐことで力をチャージし、とんでもない威力の攻撃を放つことも可能な、まさにレイン専用と言える武器です。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」の主人公のレインの能力や強さについて紹介していきます。レインの能力の「契約」は、ビーストテイマーとして動物を使役するためにする儀式です。レインは契約をするときに、自身の親指を噛み、流れる血液で魔法陣を描き呪文を唱えて契約します。契約は一方的なものではなく、相手の同意が必要という点が特徴的です。

また、一定以上の能力の持ち主と契約することでその種族の力の一部が契約した者のものになります。そのため、最強種と契約することでレイン自身が強化されていきました。

仮契約はその名前の通り、契約の簡易版です。短時間の使役しかできないというデメリットがありますが、契約の儀式を必要としません。

同化はビーストテイマーが持つ能力で、使役した動物に意識を移して自分の身体の一部のようにその動物を動かすことができる能力です。鳥と同化することで空から周囲を確認するといった使用方法があります。しかし、便利な同化の能力ですがデメリットがあります。それは同化中は自身の本体がこん睡状態になることです。

ブーストはビーストテイマーの独自の魔法ですが、タニアはすでに失われた技術であると作中で語っています。そのため現在ではレインしか使えないとされている能力です。ブーストは「種本来の力を増幅させる効果」がある強化魔法で、仲間だけではなく自身に使用することもできます。

マルチ・ブーストは先ほど紹介したブーストから派生した技です。マルチ・ブーストでは2人同時に強化することが可能になります。

身体強化はカナデと契約することでレインが身につけた能力です。契約の項で紹介したとおり、レインは強力な相手と契約することで自信の能力を強化することができます。身体強化の能力は、正体が猫霊族のカナデと契約したことで身に付けました。

状態異常完全無効化は毒や麻痺といったものだけではなく、対象に死を与える能力すら無効化する能力です。この能力を身に着けた理由は、精霊族のルナと契約したことです。

レインは人間離れをした魔力量があります。その理由は正体が竜族のタニアと契約したためです。作中でタニアは、カナデの次にレインと契約をした最強種です。

連続詠唱は、その名前のとおり魔法を同時に使用することができる能力です。この能力は正体が精霊族のソラと契約することで身に付けました。

魔眼はレインがにらんだ相手に対して麻痺や魅了といった特殊な状態異常をかけることができる能力です。この能力を身に着けた理由は、正体が鬼族のリファと契約したためです。ちなみにリファはアニメ1期ではまだ登場していないキャラクターとなっています。

あらゆる物質を材料を必要とせずに創造することが出来るようになる能力が物質創造です。物質創造は正体が神族のニーナと契約することで身に付けました。

重力操作は名前のとおり重力に干渉して操作することが可能になる能力です。この能力はレインが購入した家に住み着いていた幽霊のティナと契約することで身に付けました。

ここからは「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」の主人公のレインの魔法について紹介します。ファイヤーボールは初球魔法の1つで、もともとはスライム1匹を倒す程度のものでした。しかし、タニアと契約したことで異常な威力のファイヤーボールを使えるようになっています。

ファイヤーボール・マルチショットは連続詠唱の能力を使い、複数のファイヤーボールを同時に使用する魔法です。

クリエイトはニーナと契約することで身に着けた物質創造の能力を得て使用することができるようになりました。頭の中に思い描いた物質を、魔力を消費する事で創造することができる魔法となっています。

ヒールはファイヤーボールと同じく初級魔法の1つです。しかし、タニアと契約したことによりレインのヒールは上級魔法なみの能力になっていて、大きな怪我を即座に治療する描写が作中にあります。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」のメインヒロインのカナデは、レインがはじめて契約をした最強種です。猫霊族のカナデは身体能力が極限まで強化された種族のため、戦闘力がかなり高いですが魔法が使えない、魔法に弱いといった弱点があります。カナデの年齢ははっきりと描写されていませんが、レインの見立てでは15歳程度です。

明るく人懐っこい性格をしていて、パーティーの中ではムードメーカー的な役割を果たします。また、食べることが好きで、とくに魚が大好物です。

レインが勇者パーティーから追放され冒険者として行動をはじめたころにレインとカナデは出会いました。魔物たちに襲われているカナデを発見したレインが、彼女を救おうとしたことがきっかけです。最強種のカナデが魔物に襲われて抵抗できなかったのは、しばらく飲まず食わずで極限までお腹がすいていたためです。このときカナデは最後の力を振り絞り魔物を撃退し、レインから食料をもらいました。

そしてカナデはレインにとってはじめて契約をする最強種となります。しかしレインはカナデを契約相手としてではなく、対等な仲間として扱っています。これはカナデだけではなくほかの契約相手の最強種たちも同様です。また、一緒に旅をしているうちのレインとカナデはおたがいに異性として意識するようになっていきます。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」でレイン役を演じた声優は千葉翔也さんです。千葉翔也さんは子役出身で、子役時代の2004年に「カレーの国のコバ〜ル」のコバ〜ル役を演じました。2015年ころから本格的に声優として活動をはじめ、「ようこそ実力至上主義の教室へ」の綾小路清隆役などメインキャラクターを演じています。

• 月がきれい 安曇小太郎
• ようこそ実力至上主義の教室へ 綾小路清隆
• 色づく世界の明日から 葵唯翔
• パリピ孔明 KABE太人
• 勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う レイン・シュラウド

小説家になろう原作の作品のなかには、なろう系の主人公が不快といった感想がありがちです。しかし、「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」のレインは、なろう系の主人公なのにいいキャラクターで好きという感想がありました。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」はキャラクターが魅力的や、ヒロインがかわいいといった感想がたくさんありました。

「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」を視聴したファンのなかには、「はやく2期が来てほしい」という感想を抱く方がかなりいました。

小説家になろう原作のアニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」の主人公であるレインの能力などについて紹介しました。レインはかわいいヒロインたちと契約することで、どんどん強化されていきます。そんなレインに注目をして、「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー」を視聴してみてはいかがでしょうか？