【ようこそ実力至上主義の教室へ】宝泉和臣の強さと正体は？龍園と敵対する理由は？

当記事では「ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）」の2年生編に登場する宝泉和臣について、その強さや正体を考察していきます。さらに、宝泉和臣が龍園翔と対立する理由や、主人公の綾小路清隆との関係についてもネタバレでみていきます。まず、ここでは「ようこそ実力至上主義の教室へ」の作品情報をみていきます。

「ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）」は2015年5月からKADOKAWAのMF文庫Jにて発売されている、原作者の衣笠彰梧さん、イラスト担当のトモセシュンサクさんによる人気ライトノベルです。1年生編は全14巻（本編11巻と短編集3巻）で、2年生編は現在9巻（2022年10月時点で本編8巻と短編集1巻）まで刊行されています。そして、シリーズ累計発行部数は750万部（2022年10月時点）を突破する人気作でもあります。

さらに、原作ライトノベルは2023年版「このライトノベルがすごい！」にて文庫版1位にも選出されており、コミカライズ化やテレビアニメ化も実現されています。特にテレビアニメは第1期（全12話）が2017年に放送され、第2期（全13話）が2022年に放送されていました。さらに、テレビアニメ第3期が2023年に放送予定です。

綾小路清隆が入学した名門校の高度育成高等学校では、特別試験で獲得したポイントをクラス単位で競い、それに応じてクラスランクが変動します。そして、最も成績の悪い生徒は退学となり、卒業する際に1番好成績の1クラスのみが進路を約束される制度となっていました。その完全実力主義の同校で問題児揃いのDクラスに入れられた綾小路清隆は、裏で真の実力を発揮しながらクラスメイトと協力し、あらゆる問題を解決していきます。

「ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）」の登場キャラ、宝泉和臣は高度育成高等学校の新入生で、2年生編から登場します。そして、宝泉和臣は1年Dクラスのリーダーでもあり、誕生日や学籍番号は不明です。また、宝泉和臣の学力はB+（76）、身体能力はB+（80）、機転思考力はD（32）、社会貢献性はE（12）で、総合ではC（55）となっています。

宝泉和臣の強さについて、1年Dクラスのリーダーである宝泉和臣は喧嘩の経験値がかなり高いようで、龍園翔と同様に恐怖と暴力によってクラスを率いています。

そして、他人をまったく信じておらず、協調することを嫌っている宝泉和臣は、七瀬翼以外の他のクラスメイトのことを見下しています。一方、クラスメイトの方でも宝泉和臣のことを良く思っていない者が多くいるようですが、彼への恐怖心から従っているようです。

宝泉和臣はその厳つい外見の通り、非常に横暴な性格をしています。そして、上級生に対しても上から目線で話しかけ、敬語は使いません。また、宝泉和臣はただ横暴なだけでなく、頭がキレて策略家な一面もあります。

「ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）」の宝泉和臣の強さや性格についてみてきました。次に、宝泉和臣の正体について、ホワイトルーム生疑惑や中学時代の過去についてネタバレで考察していきます。

「ようこそ実力至上主義の教室へ」ファンの間で、宝泉和臣のホワイトルーム生疑惑が浮上しています。しかし、もし宝泉和臣がホワイトルーム生だった場合、矛盾する点が多くあり、綾小路清隆は初めて彼に会ったときから、彼がホワイトルーム生ではないことに気づいていたようです。そのため、宝泉和臣はホワイトルーム生ではないと考えられています。

宝泉和臣の地元は、不良の溜まり場として有名なエリアと言われています。そして、宝泉和臣はその地元で一番の喧嘩自慢として恐れられており、龍園翔と並び称される番長格として有名だったそうです。特に、タイマンでは負けたことがないと言われ、2歳上の先輩を病院送りにしたこともあるそうです。そのように、喧嘩が強く、地元では有名な不良だったので、同じ地元出身の三宅明人も宝泉和臣のことを知っていました。

「ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）」の宝泉和臣と龍園翔との関係について、宝泉和臣が龍園翔と敵対する理由をネタバレで考察していきます。

宝泉和臣と龍園翔は同じ中学校だったわけではないですが、同じ地元の出身で龍園翔も宝泉和臣と同様に、地元では有名な不良だったそうです。また、2人は中学時代には直接会ったことはなく、高校で初めて会いました。

ただ、当時の2人はそこそこ近いところにいたようで、地元でよく名前が挙がる互いのことを名前だけは聞いたことあったようです。そのため、高校で初めて会ったとき、2人はすぐにでも喧嘩になりそうな雰囲気となりましたが、後日決着をつけることを決めました。

サバイバル試験にて、ついに宝泉和臣と龍園翔の直接対決が実現しました。最初は圧倒的に喧嘩の経験値の高い宝泉和臣が優勢で、龍園翔は手も足も出ず、ボコボコにされてしまいました。しかし、宝泉和臣に勝てる見込みがないと最初から分かっていた龍園翔は、山田アルベルトと石崎大地を助っ人として呼んでおり、隙を見て加勢させます。

そして、3対1で分が悪くなった宝泉和臣は形勢逆転され、龍園翔にボコボコにされてしまいました。こうして、龍園翔に敗北した宝泉和臣はサバイバル試験をリタイアとなりました。

サバイバル試験で龍園翔に敗北した宝泉和臣は、綾小路清隆のみならず、龍園翔のことも敵とみなして新たなターゲットに決めます。一方、龍園翔も宝泉和臣のことを厄介な相手を敵に回したと判断し、彼との再戦を決意しました。

次に「ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）」の宝泉和臣と、主人公の綾小路清隆との関係をネタバレで考察していきます。

新入生の中でも、宝泉和臣たち一部の生徒には、ある特別試験が課されます。それは綾小路清隆を退学させることができれば、2000万のプライベートポイントをゲットできるというものでした。そこで、宝泉和臣は天沢一夏と手を組み、綾小路清隆を退学させようと画策します。

綾小路清隆を退学させるため、宝泉和臣が立てた計画は次の通りです。まず天沢一夏に指示して綾小路清隆にペティナイフを買わせます。そして、宝泉和臣はそれを使って自らを傷つけ、綾小路清隆に刺されたと主張し、物証と共に綾小路清隆を退学に追い込む予定でした。

しかし、彼の策略は綾小路清隆にあっさり見抜かれていました。そして、宝泉和臣が自分を傷つける前に、綾小路清隆自身が自らの手をナイフで傷つけたことで、宝泉和臣の計画は失敗に終わりました。この出来事によって、宝泉和臣は綾小路清隆のことを只者ではないと確信しました。

宝泉和臣は学力が高い方で、天沢一夏や龍園翔ほどではないものの、頭がキレるキャラであるという感想となっています。

宝泉和臣は態度が分かりやすく、けっこう好きなキャラであるという感想で、今後の綾小路清隆との関わりが楽しみだと期待する声となっています。

宝泉和臣は龍園翔や三宅明人などの生徒に存在を知られていたことから、刺客である可能性が最も低いキャラであるという考察となっています。

以上、人気ライトノベル「ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）」の2年生編から登場する、宝泉和臣の強さや正体について考察してきました。そして、宝泉和臣は龍園翔と同じ地元の出身で、彼と同じく地元で有名な不良であったこと。喧嘩の経験値がかなり高く、恐怖と暴力でDクラスを支配していること。ファンの間で疑惑が浮上したものの、ホワイトルーム生ではないと考えられていることなどが分かりました。

さらに、宝泉和臣が龍園翔と対立する理由や綾小路清隆との関係についてもネタバレでみてきました。そして、宝泉和臣と龍園翔は同じ地元出身で互いに名前だけは知っていたこと。サバイバル試験でついに直接対決になるも、龍園翔が仲間を呼んでいたため、3対1で宝泉和臣が敗北したこと。綾小路清隆を退学させようと画策したが、計画を見抜かれて失敗したことなどが分かりました。今後も宝泉和臣の活躍に注目していきましょう！