【リゼロ】ミゼルダはイケメン好きなシュドラクの民の族長！強さや活躍シーンを紹介

リゼロのミゼルダは、バドハイム密林で何百年と暮らしてきたシュドラクの民の族長です。強大な武力と覇気を持っており、スバルとアベルと、盟約を交わすことになります。本記事では、ミゼラルの性格や強さ、活躍シーンなどを解説していきます。ミゼルダの勇敢な生き様がわかるため、興味のある人はぜひチェックしてみてください。

リゼロは「Re:ゼロから始める異世界生活」の略称で、長月達平さんによる日本のライトノベル作品です。2012年4月より「小説家になろう」にて、連載がスタートしました。本編のイラストは、大塚真一郎さんが担当しています。

2021年12月の時点で、全世界シリーズ累計発行部数は、電子版を含めて1100万部を突破しました。また、「SUGOI JAPAN Award 2017」にて、アニメとラノベの2部門で1位を獲得しています。テレビアニメ化もされており、2023年1月の時点で第2期まで放送されています。

リゼロの主人公ナツキ・スバルは高校生ですが、学校にも行かず引きこもり状態でした。無気力な毎日を過ごしており、ゲームばかりしています。ある夜、コンビニで買い物をした帰りに、突如として異世界に召喚されます。スバルは異世界で「死に戻り」という、死んだら時間が戻る能力を獲得していました。スバルはその能力を活かして、最悪の未来を変えるために、次々に降りかかる大きな試練を乗り越えていきます。

リゼロに登場するミゼルダはシュドラクの民の族長であり、タリッタの姉です。シュドラクの民とは、神聖ヴォラキア帝国にあるバドハイム密林の周辺に住む、女性種族のことをいいます。広大な森の中で、実力を高めるために腕を磨く狩猟民族です。

彼女は鍛えられた逞しい体つきで、褐色の肌には民族特有のペイントが施されています。また、目力の強い緑色の瞳が特徴です。黒髪の先端の部分を赤色に染めており、個性的なヘアスタイルをしています。無類の面食いでアベルが好みのようですが、スバルにもアピールをしています。

リゼロのシュドラクの民は戦闘民族のため、それぞれの民が圧倒的な強さと能力を持っています。その中でも族長であるミゼルダは、群を抜いた強さを持つ人物です。自ら好んで戦闘する姿が見られる一方で、他者が懸命に戦う姿にも興奮する戦闘狂の一面もあります。

血命の儀ではスバルとアベルが、ボロボロになりながらエルギーナと戦いました。二人が奮闘している姿を見て、彼女は「いいぞ！面白いぞ！」と興奮しているシーンもあります。

リゼロのミゼルダは強さだけでなく、指揮能力にも優れています。人数の少ないシュドラクの民を率いて、ヴォラキア帝国軍の陣地を攻撃し、見事に制圧しました。また、レムとルイを無傷で救出することにも成功しており、彼女の指揮能力を発揮できた戦いとなります。彼女はシュドラクの民に慕われており、アラキア戦のあと族長を退く際は、多くの人が悲しみ無念さを表していました。

血命の儀とは、昔から伝わるシュドラクの習わしの一つで、成人の儀のようなものです。スバルとアベルは、シュドラクの民たちと対等に接することができる通過儀礼として、血命の儀を受けることになります。二人はエルギーナを相手に、ほぼ瀕死状態になりながら戦いました。ミゼルダは必死に奮闘するスバルとアベルを見て、非常に興奮します。結果はアベルたちが勝利を収め、彼女は二人の望みを受け入れました。

リゼロのミゼルダはスバルの望みを聞いたあと、アベルと共にヴォラキア帝国軍の陣地を襲撃する作戦を立てます。そして、シュドラクの民を率いて襲撃しました。事前情報を収集していたため、詳細に陣容を把握することができ、陣地を壊滅することに成功します。しかも、シュドラクの民に一切の被害をもたらさずに済んだのです。スバルの願いだったレムとルイの救出を、見事に実現させました。

リゼロの登場人物であるアベルの正体は「ヴィンセント・ヴォラキア」で、神聖ヴォラキア帝国第77代皇帝となります。ヴィンセントは皇帝の座を追われており、再び玉座に復活するまでは、「ヴィンセント・アベルクス（アベル）」と名乗る様子です。

そのことを知ったミゼルダは、シュドラクの民の族長としてヴィンセントに忠誠を誓いました。血命の儀を乗り越えたスバルに対しても、仲間として受け入れています。しかし、優先順位はヴィンセントのほうが上のようです。スバルが彼との意見と衝突した際は、ヴィンセント側につくと明言していました。

城郭都市グァラルの無血開城を計画したスバルたちは、都市庁舎の制圧に成功しました。合図を受けたミゼラルも、シュドラクの民を率いて都市庁舎へ向かいます。しかし、九神将の「弐」アラキアが、想定外に乱入してきました。彼女はアベルを守るために奮闘し、大怪我をします。

レムの治癒魔法を使って一命を取り留めましたが、右足の膝から下を失いました。ミゼルダはシュドラクの民の族長を退くことになり、妹のタリッタにその座を譲ります。

リゼロのミゼルダは面食いでイケメンには目がなく、ヴィンセントやフロップの前ではメロメロになってしまいます。フロップは血命の儀を受けてないにもかかわらず、イケメンだったためシュドラクの民の里へ歓迎されました。ミゼルダのイケメンびいきの様子を見て、タリッタも呆れていました。

族長を妹のタリッタに譲ると宣言した際、ミゼルダの表情は毅然としていました。目力の強さや覇気はいつも通りで、最後まで逞しい女性であることがわかります。シュドラクの民たちは喪失感や無念さを示しており、クーナやホーリィも沈んだ表情をしていました。

妹のタリッタは、自分に族長は務まらないと必死に訴えますが、姉の説得により最後は受け入れます。ミゼルダは戦線離脱はしたものの、今後もタリッタを激励し、温かく見守ってくれることでしょう。

リゼロのミゼルダは面白いキャラクターだったため、負傷離脱するという実感が湧かないという感想が多くあります。また、「イケメンを眺めていたら、足が生えてきた」と言って復活してほしいと願うファンもいました。彼女が登場すると、物語全体が明るくなった印象を受けるという声もあり、リゼロの人気キャラクターであることが伺えます。

リゼロのミゼルダが、族長を退くと宣言したときの表情が印象的でした。毅然とした姿の中にも、もう重荷を背負わなくて良いため、安らかな顔になったように見えたという感想が上がっています。また、族長を退くときの表情を見ると、悲しくなるという声もありました。右足の膝下は失ってしまったけれど、生きていてくれて良かったという感想もあります。全身焼かれて動けるなら、元気なほうだと思いたいというファンもいました。

リゼロのスバルとアベルの共闘のシーンで、ミゼルダが興奮した気持ちがよくわかったという感想がありました。ミゼルダのファンは多く、サバサバしていて少し抜けてるところが可愛いという声も上がっています。面白いのにカッコいいキャラが最高という感想もありました。

リゼロのミゼルダは、シュドラクの民の族長です。スバルとアベルがシュドラクに連行されてきた際は、二人に血命の儀を受けさせることを決定しました。族長なだけに強さも群を抜いており、指揮能力も高いです。

イケメンを目の前にすると、メロメロになってしまう可愛い一面も持っています。アラキア戦で右足の膝から下を失ってしまい、戦線離脱となりました。その後、妹のタリッタに族長に座を譲ります。波乱万丈なミゼルダの人生にも、ぜひ注目してみてください。