【ようこそ実力至上主義の教室へ】長谷部波瑠加の復讐の理由は？過去や綾小路との関係は？

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』に登場する長谷部波瑠加は、かわいい容姿と大きな胸で高い人気を博しています。しかし、長谷部波瑠加は満場一致特別試験で佐倉愛里を失い、綾小路清隆と敵対することになりました。本記事では、長谷部波瑠加について、復讐の理由や胸の過去などを紹介していきます。まずは、『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』がどのような内容の作品なのかについて、簡単に見ていきましょう。

長谷部波瑠加が登場する『ようこそ実力至上主義の教室へ』とは、衣笠彰梧（文）とトモセシュンサク（イラスト）が描くライトノベル作品です。『ようこそ実力至上主義の教室へ』は｢高度育成高等学校｣という高校を舞台に、実力の頂点を巡る戦いを描いた学園サスペンス作品であり、『よう実』と略されて呼ばれています。元々、『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』は2015年の5月25日に、｢MF文庫J｣で書籍化されました。

2015年に書籍化された『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』は、2017年の7月から9月までアニメが放送され、2019年に1年生編が完結しました。その後、『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』は2年生編がスタートし、2023年1月現在までに23巻の書籍が刊行されています。『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』はアニメ化によって一躍人気を博し、750万部を越えるシリーズ累計発行部数を記録しています。

進学率と就職率が100％の｢高度育成高等学校｣は、実力至上主義の学校であり、個人とクラスの成績が尊重されていました。そのため、実力最底辺のDクラスは、｢高度育成高等学校｣で人権がありませんでした。主人公の綾小路清隆は｢高度育成高等学校｣に入学するものの、問題児ばかり集まる最底辺のDクラスへ配属されます。しかし、綾小路清隆はAクラスを目指す堀北鈴音と手を結び、隠された実力を発揮することになるのでした。

本記事で、復讐の理由や胸の過去などを紹介する長谷部波瑠加（はせべはるか）とは、『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』に登場するキャラクターです。『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』に登場する長谷部波瑠加は、Dクラスに所属している女子生徒であり、大きな胸と水色のロングヘアーが特徴となっています。長谷部波瑠加の誕生日は11月5日生まれだと分かっており、総合成績はC（49点）を記録しています。

長谷部波瑠加は大きな胸とかわいい容姿が原因で、悲しい過去を抱えており、人との付き合いが苦手です。そのため、長谷部波瑠加は人の好き嫌いがはっきりしており、基本1人で行動しています。しかし、長谷部波瑠加は友達思いで心優しい性格の持ち主であり、数少ない友達の佐倉愛里を心から大切にしています。また、長谷部波瑠加は自分が認めた相手をあだ名で呼ぶ癖があり、主人公の綾小路清隆を｢きよぽん｣と呼んでいます。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』に登場する長谷部波瑠加は当初、とある悲しい過去からクラスのグループに所属していませんでした。そのため、長谷部波瑠加は序盤の登場シーンが少なく、全く目立たないキャラクターとなっていました。しかし、長谷部波瑠加は『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の第6巻で、メインの回が描かれました。6巻の作中で、Dクラスは｢ペーパーシャッフル試験｣という試験に挑みます。

Dクラスは｢ペーパーシャッフル試験｣で高得点を取るため、グループごとに勉強会を行いました。この時、長谷部波瑠加は綾小路清隆や佐倉愛里、幸村輝彦といった面々と勉強します。その後、長谷部波瑠加は綾小路清隆や幸村輝彦を認め、彼らと友達同士になります。そして、長谷部波瑠加はグループ作りを提案し、｢綾小路グループ｣が結成されました。しかし、｢綾小路グループ｣は｢満場一致特別試験｣が原因で、崩壊してしまいました。

上述で紹介した通り、長谷部波瑠加は胸に関わる過去から、男性に対して良い感情を持っていません。そのため、長谷部波瑠加はどのグループにも所属せず、1人で学生生活を過ごしていました。しかし、長谷部波瑠加は恋バナが大好きであり、恋愛に強い興味を持っています。ただ、長谷部波瑠加は恋愛への理想が高く、平田洋介以上の男子にしか興味がありません。この理想の高さから、長谷部波瑠加は男子と交際した経験がありません。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の2年生編で、｢高度育成高等学校｣は｢満場一致特別試験｣という特別試験を行います。｢満場一致特別試験｣とは、クラス全員で満場一致を目指し、ポイントを得るという簡単な試験です。ただ、｢満場一致特別試験｣には、誰か1人を退学させて100ポイントを得る問題があり、過去に茶柱佐枝にトラウマを残しました。作中で、Dクラス以外のクラスは、退学者選出の問題に｢反対｣で一致します。

しかし、Dクラスは櫛田桔梗の裏切りで、退学者を選ぶことになってしまいました。当初、綾小路清隆は裏切りの証拠を集め、櫛田桔梗を退学させようとします。しかし、堀北鈴音が櫛田桔梗の退学を反対し、綾小路清隆は実力最下位の佐倉愛里を選びます。そして、綾小路清隆の提案にクラスメイトが賛成し、佐倉愛里は退学することになりました。親友の佐倉愛里を失った長谷部波瑠加は怒り、綾小路清隆や堀北鈴音を恨み始めました。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の｢満場一致特別試験｣で、綾小路清隆は当初、櫛田桔梗の退学を望んでいました。しかし、堀北鈴音は櫛田桔梗の実力を評価し、綾小路清隆の提案に反対します。綾小路清隆は堀北鈴音の反対を受け入れ、櫛田桔梗の退学を取り消しました。そして、綾小路清隆は櫛田桔梗の代わりに、OAA最下位の佐倉愛里を退学させました。そのため、長谷部波瑠加は綾小路清隆と堀北鈴音を強く恨んでいます。

｢満場一致特別試験｣で佐倉愛里が退学したことにより、長谷部波瑠加はかけがえのない親友を失ってしまいました。そのため、長谷部波瑠加は心に大きな傷を負い、体調不良で一週間も｢高度育成高等学校｣を休んでしまいました。その後、長谷部波瑠加は三宅明人の助けを受け、休学状態から復学しました。そして、学校に登校した長谷部波瑠加は綾小路清隆と堀北鈴音に復讐を宣言し、Dクラスが内部から崩壊していくのでした。

綾小路清隆と堀北鈴音に復讐を誓った長谷部波瑠加は、三宅明人に協力を求めます。この時、三宅明人は長谷部波瑠加に恋をしていました。そのため、三宅明人は体育祭の後、長谷部波瑠加に協力します。協力した長谷部波瑠加と三宅明人は文化祭終了後、自ら退学しようとします。もし、2人が退学すると、クラスポイントは大きな痛手を受けます。長谷部波瑠加は復讐相手のAクラス昇格を阻止するため、自主退学を選んだのでした。

上述で紹介した通り、長谷部波瑠加は三宅明人と退学し、佐倉愛里を見捨てた綾小路清隆と堀北鈴音に復讐しようとします。しかし、長谷部波瑠加は綾小路清隆に自主退学を止められ、佐倉愛里が文化祭で着ようとしていたメイド服を渡されました。また、長谷部波瑠加は佐倉愛里がアイドルを目指して頑張っていることを知ります。さらに、長谷部波瑠加は佐倉愛里がSNSに書いたメッセージを目にします。

このSNSのメッセージには、苦しさに負けないで欲しいといった長谷部波瑠加への想いが書かれていました。佐倉愛里の頑張りやメッセージを見た長谷部波瑠加は、自主退学を諦め、学校に残ることを決めます。これにより、Aクラスを目指す綾小路清隆と堀北鈴音は、無事窮地を脱することが出来ました。しかし、長谷部波瑠加は綾小路清隆を一切許していません。そのため、長谷部波瑠加は未だ、綾小路清隆と決別状態が続いています。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』に登場する佐倉愛里は在学中、｢雫｣としてネット限定でアイドル活動を行っていました。そのため、佐倉愛里は｢高度育成高等学校｣を退学になった後、芸能界を本気で目指し始めます。そして、佐倉愛里はオーディションに合格し、SNSでフォロワーが1000人を記録するほどのアイドルに成長しました。この佐倉愛里の前向きな活動で、長谷部波瑠加の傷付いた心は癒されることになりました。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』に登場する長谷部波瑠加は、佐倉愛里並に胸が大きく、作中トップクラスの巨乳キャラとなっています。この大きな胸から、長谷部波瑠加は過去に、男子から卑猥な視線を向けられていました。また、女子からも胸の大きさを同情され、長谷部波瑠加は周囲の視線にトラウマを抱えてしまいました。この胸に関する過去から、長谷部波瑠加は人付き合いを止め、1人で過ごすようになりました。

上述で紹介した通り、長谷部波瑠加は自身の胸の過去から、人付き合いが苦手です。この過去以外に、長谷部波瑠加は秘密を抱えていることが分かっています。作中で、長谷部波瑠加は家庭を明かそうとせず、家庭環境の話を流しています。これについて、櫛田桔梗は長谷部波瑠加が重い過去を抱えていると作中内で言及しています。そのため、長谷部波瑠加は2023年1月現在、家庭環境に問題を抱えていると考えられています。

長谷部波瑠加は佐倉愛里の頑張りで立ち直るものの、綾小路清隆と決別状態にあります。そのため、長谷部波瑠加と綾小路清隆の今後の関係は、多数のファンに注目されています。上述で紹介した長谷部波瑠加の秘密は、八神拓也が知っています。八神拓也とは、｢ホワイトルーム｣の人間であり、綾小路清隆を敵対視しています。このことから、長谷部波瑠加は今後、八神拓也に利用され、綾小路清隆の大きな障害になると考えられます。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』のアニメで、長谷部波瑠加を演じた声優は、日本の女性声優である巽悠衣子（たつみゆいこ）です。長谷部波瑠加を演じた巽悠衣子とは、1987年の9月17日に大阪府で生まれた女性声優であり、2023年1月現在｢アイムエンタープライズ｣に所属しながら活動しています。元々、巽悠衣子は姉と一緒に声優を志し、｢日本ナレーション演技研究所｣で演技を学びました。

演技を学んだ巽悠衣子は、2008年にOVA『kiss×sis』で住之江りこを演じ、声優デビューを飾りました。そして、巽悠衣子は『聖痕のクェイサーⅡ』や『リトルバスターズ！』などのアニメで主要キャラを演じ、声優としてブレイクすることになりました。2023年1月現在、巽悠衣子は結婚や子供の出産で出演作品が減ったものの、アニメ界の第一線で活躍し続けています。

• 2011年のアニメ『聖痕のクェイサーⅡ』：皐月あやめ役
• 2012年のアニメ『リトルバスターズ！』：西園美魚役
• 2014年のアニメ『魔法科高校の劣等生シリーズ』：北山雫役
• 2019年のアニメ『臨死！！江古田ちゃん』：第3話の江古田ちゃん役
• 2023年のアニメ『神達に拾われた男2』：ミヤビ役
• 2008年のOVA『kiss×sis』：住之江りこ役
• 2021年のゲーム『ウマ娘シリーズ』：ヒシアマゾン役

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』に登場する長谷部波瑠加には、長谷部波瑠加がかわいいといった感想が多く寄せられていました。確かに、長谷部波瑠加は登場シーンがDクラスの中で多くありません。しかし、長谷部波瑠加は容姿が非常に整っており、美少女キャラの1人に数えられています。この整った容姿から、長谷部波瑠加は『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』で高い人気を博しています。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』に登場する長谷部波瑠加には、長谷部波瑠加の胸に注目する感想も多く寄せられていました。長谷部波瑠加はアイドルの佐倉愛里に並ぶほど、胸が大きい巨乳キャラです。この大きな胸は、長谷部波瑠加が人気を博す理由の1つとなっています。しかし、長谷部波瑠加は大きな胸が原因で、過去にトラウマを抱えてしまいました。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』に登場する長谷部波瑠加には、｢満場一致特別試験｣の長谷部波瑠加と佐倉愛里が辛いといった感想も多く寄せられていました。長谷部波瑠加にとって、佐倉愛里は大切な親友でした。しかし、佐倉愛里が｢満場一致特別試験｣で退学になり、長谷部波瑠加は親友を失ってしまいました。この｢満場一致特別試験｣は、本作で特に辛いエピソードとなっています。

本記事では、長谷部波瑠加について、復讐の理由や胸の過去などを紹介しました。長谷部波瑠加は｢満場一致特別試験｣で佐倉愛里と別れ、心に大きな傷を負ったものの、前向きな佐倉愛里を見て立ち直りました。しかし、長谷部波瑠加は綾小路清隆と決別状態が続いており、秘密も未だ明かされていません。そのため、『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』は今後、長谷部波瑠加のメインエピソードが描かれることになるでしょう。