よう実のアニメが原作改変で炎上!1期・2期で批判されたシーンはどこ?

こちらの記事では、『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』のアニメの改変や炎上について紹介しています。よう実のアニメの感想がなぜ炎上しているのか、その理由を知りたい人は、こちらの記事に目を通してみてください。また、記事内ではアニメの1期・2期のどこが改変されているのかについて、理由をいくつか紹介しています。「原作小説を読んだけれど、アニメを見ようか迷っている」という人も、こちらの記事を参考にしてみてください。

よう実のアニメが原作改変で炎上!1期・2期で批判されたシーンはどこ?のイメージ

目次

  1. よう実とは?
  2. よう実のアニメ1期が原作改変が炎上した理由や改変シーン
  3. よう実のアニメ2期が原作改変が炎上した理由や改変シーン
  4. よう実のアニメの人気の理由
  5. よう実のアニメに関する感想や評価
  6. よう実のアニメの原作改変の炎上まとめ

よう実とは?

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)の概要

  • 著者:衣笠彰梧
  • イラスト:トモセシュンサク
  • 出版社:KADOKAWA
  • レーベル:MF文庫J
  • 発刊開始:2015年5月25日~刊行中(2023年1月現在)
  • 巻数:1年生編 全14巻、2年生編 9巻(2023年1月現在)
  • アニメ放送期間:2017年7月12日~2017年9月27日(第1期)、2022年7月4日~2022年9月26日(第2期)
  • アニメ話数:全12話(第1期)、全13話(第2期)

『ようこそ実力至上主義の教室へ』は、ライトノベル小説家の衣笠彰梧先生が、出版社KADOKAWAが発刊しているライトノベル作品です。読者からは「よう実」の愛称で親しまれており、ライトノベルのガイドブックとして知られている『このライトノベルがすごい!』では、2023年に文庫部門第1位を獲得する人気作品となっています。

また、シリーズ累計発行部数が2022年10月時点において750万部を突破しており、今後も人気が続くライトノベルとして注目を集めています。ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)は本編のコミカライズ版が出ているほか、スピンオフ漫画の『ようこそ実力至上主義の教室へ √堀北』も制作されています。2017年からはテレビアニメも放送され、2023年にはアニメ第3期が放送予定となっています。

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のあらすじ

進学校・東京都高度育成高等学校に入学した綾小路清隆は、1年Dクラスのメンバーとして学園生活を送ることになります。しかし、Dクラスの面々は進学校の生徒とは思えない素行をする者ばかりでした。学校から配給される現金同様のポイントや、サボり、居眠りなどを看過する学校の好待遇に多くの生徒は甘んじていました。しかし、綾小路の隣の席の堀北鈴音は、そのシステムに違和感を覚えます。

TVアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』公式サイト

よう実のアニメ1期が原作改変が炎上した理由や改変シーン

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)は、原作小説が『このライトノベルがすごい!』で毎年上位を獲得する人気作品として話題となっています。2017年からはアニメ化もされ、さらに多くのライトノベル・アニメファンの注目を集めました。しかし、放送されたようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメを見た原作ファンからは「ひどい」「原作の内容が改変されすぎ」と酷評され、炎上してしまいました。

そこで、こちらの記事では、なぜようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメが炎上してしまったのかを調査しました。まずは、ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメ第1話がどのように改変されたのかについても紹介していきます。アニメ版がなぜ炎上しているのか気になっている原作ファンは、こちらの項目からチェックしてみてください。

よう実のアニメ1期が原作改変した理由はなぜ?

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメは、現在第3期の歩放送も決定している人気作品となっています。しかし、原作ファンの人からは「アニメは内容が改変されすぎていてひどい」という不満の声があがっており、ネット上で炎上騒ぎとなりました。原作が人気のある作品であれば、「原作の内容をアニメ化すればいいのではないか?」と思う人も多いのではないでしょうか?

では、ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメは、なぜ人気作品である原作の内容を改変することになったのでしょうか?理由としては、「1期に詰め込む内容を短くするため」「放送規制への配慮」「制作陣の理解度の低さ」などが考えられます。多くのアニメは1話約20分という短い構成となっています。その時間の中にまとまった内容を詰め込むには、原作で登場したシーンをカットする必要が出てきます。

そのため、ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)に限らず、多くのアニメ作品では、アニメが原作よりも薄い内容になってしまう現象が多々みられています。しかし、それだけでアニメ版が炎上することはあまりありません。こちらの作品が炎上してしまったのは、尺の問題で原作シーンをカットしたことだけではなく、原作の設定を根本から変える内容になってしまったことだと考えられます。

なぜ原作の内容に支障がでるほどの改変が起こったのかというと、その理由は制作陣の作品への理解度の低さが原因ではないかと予想されます。下記の『原作改変シーン』の5つの項目でも紹介しているように、ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメでは、ヒロインポジションのキャラクターが変更されています。また、ストーリーに奥行きを持たせるために重要となる時系列も、なぜか改変されています。

このように、ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)では、尺だけではなく、物語の主軸となるあらゆる要素が改変されています。このことから、アニメ制作陣が作品の重要な伏線を理解できておらず、視聴者の目を惹く演出に重点をおいてしまった可能性が高いのではないかと考えられます。

原作改変シーン①綾小路の声が棒読み

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメ1期で、視聴者から「原作の内容が改変されている」といわれている要素の1つが"綾小路のキャラ"です。綾小路は物語が進んでいくことで、様々な体験をして現在の冷静なキャラになっていきます。そのため、学園に入学した当初は、もっと感情を表現する普通の少年でした。ところが、アニメ版ではなぜか初めから冷静な性格のキャラクターとして描かれてしまっています。

その冷静なキャラクター性を表現するためか、アニメ版の声は棒読みの印象を持たれてしまっています。この棒読みの演技によって、綾小路のキャラクターの印象がさらに原作と変わってしまい、ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)の原作を知っている人からは「キャラクターの改変がひどい」と言われてしまっているようです。

原作改変シーン②7話がプール回

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメ1期が炎上した一番の原因ともいえるのが、7話のプール回の内容です。この回の改変は特に苦言されており、話の重要ポジションのキャラクターがなぜか変更されています。

この回は、主人公の綾小路と原作のヒロインポジションである軽井沢の距離を縮める、物語の中でも特に重要な回となっています。軽井沢は腹に傷痕があり、それが原因でプールが嫌いという設定となっています。そのようなトラウマがある軽井沢を、綾小路がプールに落とすことで、2人の関係が動き出すという物語の分岐点ともいえる回です。

そのような重要なシーンとなっている7話のプール回ですが、なぜかアニメでは綾小路に落とされる人物が堀北に改変されてしまっています。そのため、原作小説からのファンからは「なぜ堀北が落とされるの?」「今後のストーリーに支障がでるのでは?」と酷評されており、SNSの感想が炎上しました。

原作改変シーン③軽井沢恵のキャラの扱い方

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメ1期で、特に設定が変わっていたキャラクターの1人が軽井沢恵です。軽井沢は原作小説の中ではヒロインポジションにあるキャラクターで、綾小路と様々な掛け合いを見せます。しかし、アニメの1期では本来軽井沢がとるはずの行動を、なぜか堀北が行っています。

そのため、アニメ1期での軽井沢はヒロインというよりも、ただのクラスの賑やかなギャルというポジションに落ち着いてしまっています。本来であれば、上記で紹介した項目『原作改変シーン②7話がプール回』で、軽井沢と綾小路の距離が縮まります。しかし、プール回で軽井沢のポジションに堀北が割り当てられていたため、今後軽井沢が原作通りのヒロインポジションに収まるのかは微妙となってしまいました。

このように、アニメ1期の作中で物語における重要なシーンが改変されていたことで、ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)が原作と同じ結末となるのかは、雲行きが怪しくなっています。場合によっては、アニメ版のヒロインは軽井沢ではなく堀北となってしまう可能性もあるでしょう。

原作改変シーン④1クラスの人数

こちらも、ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)の原作小説の読者を困惑させた炎上要素です。原作小説では1クラスの人数が40人となっており、学年全体では160人在籍している設定となっています。しかし、アニメ1期では、1クラスの人数が25名となっていました。また、クラスによっては23人であったりと、さらに人数が減っています。

こちらの作品では、クラス対抗の特別試験があったりと、モブキャラクターの人数が重要となってくる展開が登場します。そのため、クラスの人数が原作と違うことで、物語の盛り上がりに欠けてしまうといったデメリットが発生する可能性があります。また、1クラスの人数が偶数から奇数になっていることで、今後の展開に支障をきたすことがあるかもしれません。

原作改変シーン⑤時系列

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメを見た原作ファンの炎上コメントを見てみると、時系列について触れている人もいるようです。『原作改変シーン②7話がプール回』でも紹介したアニメ第7話のプール回は、原作では無人島の試験の後の物語です。時期でいうと、夏休みの話となっています。そのような背景から、このプール回は原作ストーリーでは箸休めとしての特別回の役割も担っています。

しかし、アニメでは無人島の試験が始まる前の出来事として描かれています。そのため、夏休みではないのにプールに行ったり、無人島の試験での流れを汲まない内容となっています。そのような時系列の矛盾によって、本来のようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のストーリーの面白さが損なわれ、「なぜ無人島の前にプール回を入れた?」「無理矢理お色気回を入れたような構成」という炎上の原因となっています。

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よう実のアニメ2期が原作改変が炎上した理由や改変シーン

2期の船上の優待者試験での名前の改変

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)は、アニメ1期と同じように、アニメ2期でも炎上する要素がいくつかありました。その1つが"船上の優待者試験での名前の改変"です。アニメ2期では、第1話から第3話までが船上での優待者試験の物語となっています。

原作小説では、この船上試験で参加者を12のグループに振り分け、それぞれのグループを干支になぞらえた名前にしています。しかし、ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメ2期では、干支に関するものから太陽系の名前に改変されていました。

これはアニメ2期の前に放送された1期のアニメで、1クラスの在籍人数が改変されていたことが原因となっていると予想されます。原作通りであれば1クラスの人数は40人ですが、アニメ1期ではクラスの人数が25人に改変されていました。そのため、2期の船上試験のグループ名を変更せざるをえなくなったと考えられます。

2期の作画崩壊もひどい?

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメ2期が「ひどい」と視聴者にいわれている理由は、ストーリーだけではなく、作画も原因となっているようです。アニメ2期を見た視聴者の感想では、「作画崩壊がひどい」という声がいくつもあがっています。特に第2話は酷評となっています。キャラクターがずっと同じ表情であったり、顔の形がおかしいという意見が多く見られています。

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よう実のアニメの人気の理由

人気の理由①頭脳戦

原作小説を読んでいる読者からは酷評となっているようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメですが、アニメから入った視聴者からは「面白い」と好評となっています。その理由の1つは、スリルある頭脳戦です。こちらの作品は、負けたら退学というデスゲームストーリーとなっているため、緊張感のある展開が好きなアニメファンに高く評価されています。

人気の理由②キャラの死亡があまりない

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメが人気となっている理由2つ目は、登場キャラクターがあまり死亡しないという点です。デスゲームものの作品では、ゲームに負けたら即死亡という展開が多い傾向にあります。しかし、こちらの作品では「負けても最悪の結末が退学」という形式をとっています。そのため、退場したキャラクターでもその後再登場する可能性を残しており、安心してストーリーを見ることができます。

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よう実のアニメに関する感想や評価

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)は、原作小説がライトノベルのガイドブック・このライトノベルがすごい!で高評価をうけている人気作品です。しかし、アニメは「原作と全然違う」「カットシーンが多すぎ」という感想が多く、低評価をうけることも多いようです。こちらの方も「軽井沢の扱いがひどい」という感想をあげられています。

こちらの方は、ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメを見てから原作小説に手をつけたとコメントされています。こちらの作品は原作小説が特に人気となっているので、アニメを見て微妙だと感じた人は、原作小説やコミカライズ版を手に取ってみてはいかがでしょうか?

原作の読者からは「ひどい」「つまらない」という低評価が多いようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメですが、こちらの方は逆に「アニメの方が面白かった」という感想を投稿されています。アニメと原作小説では、キャラクターの性格や物語の設定に若干の違いがあります。そのため、アニメから見た人は原作小説に違和感を覚えることもあるようです。

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よう実のアニメの原作改変の炎上まとめ

以上、ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)のアニメが炎上している理由について紹介してきました。こちらの作品が炎上している理由には、「キャラクターの性格が原作と違う」「重要シーンの登場キャラクターが変更されている」「細かい設定や名称が改変されている」「作画崩壊がひどい」といったものがありました。特にアニメ1期の第7話に対しての酷評意見が多く見られています。

こちらの回では、ヒロインポジションのキャラクターと主人公が親密になるための重要なシーンが登場します。しかし、そちらのシーンでは。ヒロインポジションに別のキャラクターが割り当てられています。このことから、アニメの今後の展開に支障をきたす可能性があり、原作ファンの人からは不安の声があがっていました。

ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)は2023年に第3期が放送予定となっているので、アニメの続きが気になる人は公式サイトをチェックしてみてください。また、こちらの作品はコミカライズ版も登場しているので、そちらも手に取ってみてはいかがでしょうか?

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