【キングダム】上和龍(じょうかりゅう)は実在した?岳雷を倒した強さは本物?

キングダムに登場する上和龍(じょうかりゅう)は史実で実在したのかについてと、上和龍の強さについて考察していきます。上和龍は趙の将軍で、戦場に登場したのは秦と趙の戦い「宜安(ぎあん)の戦い」でした。この上和龍が実在の人物かどうかについてみていきます。また「宜安の戦い」で上和龍は秦の岳雷と対戦したということで、その戦いの様子などを紹介し、上和龍の強さについて考察します。

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目次

  1. 上和龍とは?
  2. 上和龍は実在した?史実を考察
  3. 上和龍が岳雷を倒した強さは本物?
  4. 上和龍に関する感想や評価
  5. 上和龍まとめ

上和龍とは?

キングダムの作品情報

キングダムは、原泰久によって2006年から週刊ヤングジャンプで連載中の漫画で、コミックは2023年1月に最新刊67巻が発売されます。累計発行部数は2022年9月に9200万部を超えました。テレビアニメ第1期は2012年から2013年にかけて全38話が放送され、2022年には第4期がNHK総合で全26話が放送されました。第5期放送については、2024年1月から放送予定となっています。

キングダムの概要

キングダムは紀元前770年から紀元前221年まで、約500年という長きにわたって続いた中国春秋戦国時代を舞台に、初めて中国統一を成し遂げた秦の始皇帝と大将軍李信の生涯を描いた物語です。2013年に「手塚治虫文化賞」のマンガ大賞を獲得したキングダムは、2019年4月に山﨑賢人主演による実写映画が公開され、2022年7月には実写第2弾として「キングダム2遥かなる大地へ」が公開されました。

キングダムのあらすじ

キングダムの主人公の信は、秦国の小さな村で下僕として働きながら「天下の大将軍」を夢見る少年でした。ある日、信の下僕仲間の漂が、秦国の王位争いに巻き込まれて死亡します。共に大将軍を夢見た漂が瀕死の状態で遺した言葉の通り、信は夢を叶えるために秦王嬴政に仕えることになりました。その日から信は、嬴政の側で激しい戦いの日々を送ることになります。

上和龍のプロフィール

キングダムの上和龍(じょうかりゅう)は趙の将軍で、趙の青歌(せいか)にある青歌城の城主である司馬尚(しばしょう)の側近の一人です。武器として矛を使用しています。外見の特徴としては、左眼のまぶたから下にかけて2本の傷があります。狼孟軍のジ・アガ将軍が「青歌一の剛将」と称賛されていることに張り合い、自分こそ青歌で一番の剛将であると称しています。

上和龍の初登場は漫画65巻の702話「驚くべきもの」です。秦と趙の戦い「平陽・武城攻略戦」で、扈輒(こちょう)軍が桓騎軍に討たれ、捕虜になった兵士10万人が桓騎に処刑された際、李牧が開いた会議のシーンに登場しています。上和龍の戦場での初登場は、趙の北部で秦と戦った「宜安(ぎあん)の戦い」でした。ここで上和龍は飛信隊と激突します。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

上和龍は実在した?史実を考察

古い本のイメージ画像

古代中国の春秋戦国時代が舞台のキングダムは、歴史書の「史記」に登場する実在の人物が多数登場しています。ここからは、キングダムの上和龍は史実で実在した人物?について考察していきます。

キングダムのキャラは史実で実在する人物が多い

キングダムは中華統一という偉業を成した秦の始皇帝を支えた李信将軍を主人公に、史実を基にして描かれている物語です。キングダムの作者の原泰久は、司馬遷が編纂した歴史書「史記」の中の「秦始皇本記」を参照して、キングダムのキャラクターとして登場させているということです。

キングダムに登場するキャラクターの中で、史実で実在した人物を紹介します。中華統一を果たした嬴政(秦の始皇帝)、信(李信将軍)、秦の武将である王騎、桓騎、騰、麃公、王翦、王賁、蒙武、蒙恬など、そして、性別は不明ですが、羌瘣、楊端和は史実で実在しているということです。他にも、キングダムで嬴政の側近として活躍する昌文君、丞相の呂不韋も史実で秦の政治家として実在します。

また、趙の将軍李牧は「史記」の「廉頗藺相如列伝」で名将として実在しています。他にも多数の実在した人物がキングダムには登場しています。それでは、今記事で紹介する上和龍は史実で実在しているのでしょうか?次は、キングダムに登場する上和龍が史実で実在している?について見ていきます。

上和龍は史実で実在していない?

馬に乗る武将のイメージ画像

キングダムの上和龍は、趙の司馬尚(しばしょう)が率いる青歌軍の将軍として登場しています。しかし、「史記」の中で上和龍の名前を見つけることはできないようです。そのため、上和龍が史実で実在しているかどうかについては、不明だということです。趙の武将の中では、李牧、司馬尚、廉頗、藺相如などは「史記」に登場しており、実在しているということです。

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上和龍が岳雷を倒した強さは本物?

ここからは、キングダムの上和龍の強さについて考察していきます。上和龍は秦と趙の戦い「宜安(ぎあん)の戦い」に登場し、秦の岳雷と対戦しています。ちなみに「宜安の戦い」は史実では「肥下(ひか)の戦い」として記述されています。ここでは、上和龍と岳雷の戦いを紹介し、上和龍の強さについて考察します。

上和龍は岳雷を倒した?

キングダム65巻の703話では、秦が趙の北部に位置する宜安(ぎあん)を攻略する準備が始まりました。昌平君によって戦略が練られ、秦は宜安へ大軍を送り込むことになりました。対する趙は、宜安に到達した秦の14万軍を、その倍以上となるの31万の大軍で迎えることになりました。そして、719話「錐型の陣」で上和龍は同僚の楽影(がくしょう)と共に、秦の飛信隊と楽華軍の連合軍の前に立ちはだかります。

「大錐型の陣」を敷いた飛信隊と楽華軍の連合軍に対して趙の楽影は、自軍にも同じ錐型の陣を敷きます。同じ陣型となった両軍は激しくぶつかり合い、秦も趙もどちらも多くの戦死者を出すことが予想されました。そこで、飛信隊から岳雷が飛麃隊を率いて飛び出しました。飛麃隊の我呂は岳雷を心配し、前に出すぎないよう声を掛けますが、岳雷は構わず前へ前へと進んでいきます。

群衆の中から勢いよく飛び出してきた、岳雷の前に立ちはだかったのが上和龍でした。上和龍は向かってくる岳雷に矛を向けると、岳雷の左の肩から斜めに振り下ろしました。この一振りで岳雷は死亡しました。岳雷の死に衝撃を受けた飛信隊は、言葉もありません。そのような飛信隊の様子を見た上和龍は、「そう気に病むな、どうせ1人残らずここで死ぬのだからな」という言葉を掛けました。

上和龍の強さはどれくらい?

岳雷は飛信隊の千人将で、黒飛麃(くろひひょう)隊の指揮官です。飛麃隊は元麃公軍のメンバーで構成されており、飛信隊に合流し、特に乱戦に特化した隊として活躍します。そのような飛麃隊の指揮官として力を発揮していた岳雷を、上和龍は一振りで斬り殺してしまいました。上和龍の強さとはどれほどのものなのでしょうか?上和龍は自分のことを「青歌一の剛将」と称しており、自分の武力にかなり自信を持っているようです。

一方、岳雷も頑強な肉体を持ち、乱戦特化の勇猛な飛麃隊の指揮官です。このような岳雷が上和龍に立ち向かった結果、倒されてしまっています。岳雷は同僚の我呂の忠告を無視して上和龍に向かっており、冷静さを欠いていたという説もあります。しかし、たとえ岳雷が冷静でも、一撃で倒した上和龍の強さが勝っていたと考えられています。

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上和龍に関する感想や評価

上和龍の強さについて、凄いという感想です。今記事でも上和龍の強さについて紹介しました。「宜安の戦い」に登場した上和龍は、武器である矛で岳雷を一撃で倒してしまいました。岳雷も勇猛で名を馳せた元麃公軍の兵士で、頑強な武将でした。その岳雷を倒したということで、上和龍の強さは岳雷を上回っていたということでした。

上和龍がかっこいいということと、強いところが好きだという感想です。こちらの方も岳雷を一撃で倒した上和龍が強く、そのような強い武将が好きだということです。

こちらの方は、上和龍の容姿に関する感想です。上和龍の目が作中で一番きれいだということです。上和龍は、左目のまぶたから下に向かって2本の傷跡が見られ、特徴の一つとなっています。

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上和龍まとめ

キングダムの上和龍が史実で実在する?と、強さについて考察してきました。上和龍は「史記」に登場しておらず、実在していないようです。上和龍の強さについての考察では岳雷との対戦を紹介しました。勇猛で知られ、乱戦特化の黒飛麃の指揮官である岳雷と対戦し、岳雷を矛の一撃で倒していることから、上和龍の強さは岳雷より勝っているということでした。ここまで、上和龍が実在する?と、強さについての考察でした。

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