2020年09月28日公開
2020年09月28日更新
【キングダム】岳雷は飛信隊・黒飛麃の指揮官!経歴や人物像を考察
キングダムに登場する岳雷というキャラクターをご存知でしょうか?飛信隊に所属する岳雷とは、主人公の信が将軍となり黒飛麃の指揮官に任命した人物です。また黒飛麃の指揮官となった岳雷は、飛信隊に所属する以前から秦国軍で戦ってきた実力者です。今回は飛信隊・黒飛麃の指揮官である岳雷に注目しました。これまで秦国のために命を懸けて戦ってきた岳雷について、経歴と人物像を考察していきます。
岳雷とは飛信隊・黒飛麃の指揮官
今回は飛信隊・黒飛麃の指揮官である岳雷に注目しました。岳雷とは古傷だらけの顔の渋いキャラクターで、秦国のために命を懸けて戦ってきた実力者です。あまり多くを語りませんが熱い想いを胸に秘めており、飛信隊では黒飛麃の指揮官に任命されました。そんな岳雷の経歴や人物像について掘り下げていきます。
キングダムの作品情報
飛信隊・黒飛麃の指揮官である岳雷について掘り下げいく前に、まずはキングダムの作品情報を紹介します。キングダムは春秋戦国時代を描いた青年漫画が原作で、2006年から集英社の週刊ヤングジャンプで連載されています。キングダムの舞台である春秋戦国時代とは、中国史の紀元前770年から紀元前221年の戦乱の世を指しています。
キングダムは中国の史実を基にしていますが、曖昧な部分は作者の原泰久のオリジナル要素で補填されています。読者を引き込むような衝撃のストーリー展開や、インパクトを与えるダイナミックな作画で多くのファンを魅了しています。第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞にも選ばれており、2020年9月時点で累計発行部数は6,800万部を超えています。
キングダムの概要
作者である原泰久は大学院に在学中に、別冊ヤングマガジンで漫画家デビューを果たしました。卒業後は富士通九州システムエンジニアリングに勤務していましたが3年で退職し、漫画家になる夢を追っていました。そして2006年に連載を掴んだキングダムは徐々に人気を集め、2012年にNHK BSプレミアムでアニメ化されました。
2013年にはアニメ2期が放送され、2018年のコミック50巻の記念時には実写映画化が発表されました。山﨑賢人や長澤まさみなどの豪華キャストによるキングダムの実写映画は、第43回日本アカデミー賞や第62回ブルーリボン賞を受賞して話題となりました。2020年にはNHK総合で、ファン待望のアニメ3期が放送されています。
キングダムのあらすじ
戦争孤児で下僕だった主人公の信は、天下の大将軍に強い憧れを抱いていました。ある日幼馴染の漂が秦国の大臣である昌文君から身請けされますが、致命傷を負った状態で信が暮らす村へと戻ってきました。その後漂が遺した手紙が示す場所へと向かった信は、漂とそっくりな秦国の第31代目大王の政と出会います。漂が影武者として命を落とした事実に激昂しますが、自分の夢と漂の想いを背負って乱世の戦いへと身を投じます。
岳雷(がくらい)のプロフィール
古傷だらけの顔の渋いキャラクターの岳雷とは、主人公の信が率いる飛信隊で黒飛麃の指揮官を務めている老将です。武器に矛を使っており、これまで数々の敵を沈めてきました。老将ながら若者にも負けぬパワフルさは健在で、我呂と共に飛麃を率いて盛り立てています。
岳雷の経歴
飛信隊・黒飛麃の指揮官である岳雷について掘り下げていく前に、まずはキングダムの作品情報と岳雷の簡単なプロフィールを説明しました。続いては飛信隊・黒飛麃の指揮官である岳雷の経歴を紹介します。飛信隊で千人将として活躍している岳雷は、元々はどこの軍の出身だったのでしょうか?
経歴①麃公軍所属だった
黒飛麃の指揮官に任命された岳雷は、元々は飛信隊の所属ではありませんでした。合従軍の戦い以前は、麃公軍の古参老将として活躍していました。しかし麃公が趙軍の龐煖と李牧に敗北してしまい、残された古参老将の岳雷は決死隊として散ろうと考えていました。
経歴②飛信隊に移籍
死を覚悟していた岳雷でしたが、秦王の嬴政の言葉に心を動かされます。秦王の嬴政から与えられた麃公の生き様を後世に伝える役目は、岳雷や麃公軍の生きる原動力になります。そして我呂を含む元麃公兵の500人と共に岳雷は、主人公の信が率いている飛信隊に移籍しました。
経歴③飛麃を2つに分けることに
主人公の信が率いている飛信隊に入った岳雷は、元麃公兵時代の経験を活かして戦います。特に乱戦を得意としていた岳雷のために、乱戦特化兵の飛麃を組織します。そして趙軍との激戦の末に主人公の信が将軍となり、飛麃は岳雷の黒飛麃と我呂の赤飛麃の2つに分けられました。
岳雷の人物像やかっこいい魅力
キングダムの作品情報と飛信隊・黒飛麃の指揮官である岳雷の経歴を説明しました。続いては飛信隊で千人将として活躍している岳雷について、かっこいい魅力を紹介していきます。古傷だらけの顔の渋いキャラクターの岳雷とは、どんな性格の人物なのでしょうか?
かっこいい魅力①男らしい性格
飛信隊・黒飛麃の指揮官である岳雷は、多くを語らない寡黙なキャラクターです。しかしその胸の内には熱い想いを秘めており、戦では勇猛果敢に攻め込みます。また義理深い性格をしており、麃公軍時代に救ってくれた蒼源への恩義を蒼仁と蒼淡に伝えていました。
かっこいい魅力②麃公将軍への忠義
秦国の大将軍だった麃公は、冷酷ですが判断能力に優れた偉大な人物でした。そんな麃公の下で長年戦ってきた岳雷は、趙軍の龐煖と李牧に敗戦後も忠義を尽くしていました。秦王の嬴政から与えられた役目を全うするかのように、しばしば麃公の生き様について語っています。
岳雷が飛信隊に入った理由や信との関係
キングダムの作品情報と飛信隊・黒飛麃の指揮官である岳雷の経歴や人物像を説明しました。続いては飛信隊で千人将として活躍している岳雷について、飛信隊に入った理由や信との関係を紹介していきます。長年麃公に忠義を尽くしてきた岳雷は、どうして飛信隊に入ったのでしょうか?
岳雷が飛信隊に入った理由
長年麃公に忠義を尽くしてきた岳雷は、主人公の信に対して飛信隊に入った理由を語っていました。多くを語らない寡黙なキャラクターの岳雷は、飛信隊に入ったことに大した理由はないと言っています。しかし同時に生前の麃公の様子も語っていることから、麃公が気に掛けていた信に対して興味があったのだと考えられます。
岳雷は信が嫌い?関係を紹介
麃公軍から飛信隊に移籍した岳雷は、主人公の信を嫌っている兵も多いと語っています。岳雷によるとその理由は、信と話す麃公が楽しそうにしていたので嫉妬しているということでした。岳雷自身が嫌いかどうかは触れていませんでしたが信本人に直接伝えるぐらいなので、多少嫉妬はあったとしても興味の方が上回っていると考えられます。
岳雷に関する感想や評価
キングダムの作品情報と飛信隊・黒飛麃の指揮官である岳雷の経歴や人物像を説明してきました。それでは最後に、キングダムの岳雷に関する世間からの感想や評価を紹介します。古傷だらけの顔の渋いキャラクターである岳雷に対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?
そいや岳雷のダンナが老将に入ってる事に驚いたわ!
— ふゆの@早く旅行したひ (@huyunog) September 21, 2020
そんな年齢??なんだ??
岳雷が入るなら騰も入ってもよさそうなのに、違ったのね…#キングダム #キングダム老将祭
こちらは飛信隊・黒飛麃の指揮官である岳雷が老将に含まれていたことに驚いている感想ツイートです。古傷だらけの顔が渋い岳雷も、他のキングダムのキャラクター同様に詳しい年齢は明らかとなっていません。岳雷は麃公軍の中でも古参の設定ですが、若者にも負けない強さで老将の印象は無かったようです。
キングダム新刊、読んでない人もいると思うから詳細を伏せるけど、岳雷のダンナと我呂ちゃんが芋焼酎みたいな扱いでとてもよかったです。赤霧島・黒霧島的な。
— みなみ (@tomo_ahm) September 20, 2020
こちらは元麃公軍の出身である老将の岳雷に対する扱いを喜んでいる感想ツイートです。2020年9月18日に発売されたキングダムのコミック59巻では、主人公の信が遂に将軍まで登り詰めました。そして飛信隊の飛麃は2つに分けられ、岳雷と我呂が指揮官に任命されました。この展開に、多くのキングダムファンが歓喜しました。
めちゃくちゃわかる!!
— キングダム研究所@将軍 (@kingdom_labo) August 10, 2020
先週号でも岳雷ピンチ迎えてたし、死ぬフラグかもですよね笑
こちらは元麃公軍の出身である老将の岳雷のピンチを話題にしている感想ツイートです。これまで主人公の信を支えていた飛信隊のメンバーは、戦いの犠牲となり何人も死亡しています。黒飛麃の指揮官となった岳雷も、今後の激戦で死亡する可能性は十分考えられます。
岳雷まとめ
飛信隊・黒飛麃の指揮官である岳雷の経歴や人物像を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?中国史をダイナミックに描いているキングダムには、岳雷以外にも魅力的なキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、キングダムをご覧になってみてはいかがでしょうか?