【無職転生】ボレアス家の人物を紹介！フィットア転移事件のその後は？

『無職転生』のヒロインであるエリスは、ボレアス家の令嬢です。エリスの家庭教師を務める際、ルーデウスはボレアス家の人々にお世話になっていました。そこで、ここからはボレアス家の人物・キャラを一覧形式で紹介していきます。また、ボレアス家の人々が死亡する原因となったフィットア領転移事件のその後を解説するため併せてチェックしてみてください。

『無職転生』は理不尽な孫の手によるライトノベルです。小説投稿サイト「小説家になろう」にてオンライン小説として連載されていた無職転生は、MFブックスにて2014年1月より書籍化されたのち、2022年11月までに単行本26巻が刊行されています。なろう系の代名詞と呼ばれている作品で、漫画版がコミックスラッパにて2014年6月号より連載されました。

本記事で紹介するボレアス家のキャラは、無職転生の少年期編(書籍2巻-6巻)にて初登場しました。初登場のきっかけとなったのは、本作の主人公であるルーデウス・グレイラットがボレアス・グレイラット家の令嬢であるエリス・ボレアス・グレイラットの家庭教師になったことです。ルーデウスは苛烈なエリスに苦戦しつつも家庭教師の仕事を懸命にこなしていきます。

ボレアス家は四大地方領主と呼ばれる4つの家の1つです。四大地方領主にはボレアス家のほかに、ノトス家(ルーデウスの父パウロが生まれた家)、エルロス家、ゼビュロス家の3つがあります。四大地方領主は中央大陸西部全土を支配する世界一の大国「アスラ王国」の王都の四方を守護する上級貴族の家系で、ボレアス家はフィットア領を統治しています。

それでは早速、無職転生に登場するボレアス家の人物・キャラを一覧形式で見ていきましょう。一覧では本作のヒロインであるエリス・ボレアス・グレイラットをはじめとする5人のキャラクターを紹介しています。

1人目に紹介するボレアス家のキャラは、エリス・ボレアス・グレイラットです。ウェーブのかかった真紅の髪が特徴的なボレアス家の令嬢ですが、「狂犬」と称されるほどの凶暴な性格をしています。父親のフィリップは、エリスが暴力事件を繰り返して貴族学校を退学になったことを踏まえ、貴族としては生きていけないと考えて将来は冒険者にでもするしかないと考えていました。

2人目に紹介するボレアス家のキャラは、サウロス・ボレアス・グレイラットです。フィットア領の領主。ボレアス家の当主であり、エリスの祖父でもあります。厳格かつ苛烈な性格をしており、鉄拳制裁も辞さないことで貴族各位からも恐れられていますが、孫娘のエリスに関しては甘やかしてしまうところがありました。ノトス家の前当主との仲は良好で、前当主の孫であるルーデウスのことを我が子のように自慢しています。

3人目に紹介するボレアス家のキャラは、フィリップ・ボレアス・グレイラットです。フィットア領城塞都市ロアの町長。エリスの父親であり、パウロ・グレイラットの縦兄弟です。落ち着いた性格をしていますが、兄ジェイムズとボレアス・グレイラット家の次期当主の座を争って対立するなど政治的手腕に長けた腹黒い面もあります。パウロに対する評価は低いですが、仲は良いようです。

4人目に紹介するボレアス家のキャラは、ヒルダ・ボレアス・グレイラットです。エリスの母親。ボレアス・グレイラット家の伝統によって息子2人が養子として取り上げられて以来情緒不安定な状態で、よくフィリップからなだめられていました。当初はエリスの家庭教師としてボレアス家にやってきたルーデウスが館にいるのが気に入らず嫌っていましたが、ルーデウスの家族事情を知って自分の息子にしようとしています。

5人目に紹介するボレアス家のキャラは、ジェイムズ・ボレアス・グレイラットです。ボレアス・グレイラット家の次期当主。跡目争いにおいてフィリップに勝利して次期当主の座を手に入れています。フィットア領転移事件では行方不明となったサウロスに代わって領主になっていますが、風聞を気にする柔和見的な性格ゆえに被災者の捜索や保護に関して何もできていませんでした。

エリスの両親である父フィリップと母ヒルダは転移先で死亡しています。紛争地帯に転移した二人は、そこで身分を証明できなかったためにスパイだと疑われて殺害されました。ギレーヌは同じ紛争地帯に転移していたため、仇討ちと遺体の埋葬がされています。その後ルーデウスとエリスによって、アスラ王国にあるサウロスの墓に埋葬しなおされることとなりました。

エリスの祖父でありボレアス家の当主でもあるサウロスは、フィットア領転移事件後も生き残っていました。転移先から帰還しボレアス家の全財産をフィットア領復興に使おうとしますが、ボレアス家の財産を復興に使われてはならないと考えたジェイムズによって阻止されてしまいます。

ジェイムズはアスラ王国上級大臣であり、第一王子派筆頭貴族であるダリウスに手を回し、転移事件の責任を取るという名目でサウロスを処刑に追い込んだのです。その後サウロスが死亡したことにより、ジェイムズがボレアス家の当主となっています。

エリスはフィットア領転移事件でルーデウスとともに魔大陸に飛ばされています。その後、そこで出会ったルイジェルドに魔族の戦闘法を教わりながらフィットア領を目指しました。

フィットア領に帰還後はルーデウスと結ばれるも、今のルーデウスに自分はふさわしくないという考えのもと、ギレーヌとともに剣の聖地へ修行に出ることにしています。そして、ルーデウスへの想いを糧にして剣の腕を磨き、最終的には剣王にまで上り詰めました。

1人目に紹介するボレアス家の執事は、アルフォンスです。白髪に髭を蓄えているのが特徴。フィットア領転移事件では、自分の財産を使って難民キャンプを設営し、パウロとともにフィットア領捜索団を組織しています。フィットア領の復興のため、エリスを妾にしてダリウスに差し出し第一王子派に取り入ろうとするピレモンの申し出を受けたため、ルーデウスとエリスが一緒になることを提案するギレーヌと口論になっていました。

2人目に紹介するボレアス家の執事は、トーマスです。汚職まみれの権力欲と色欲の権化という典型的な悪徳貴族であるダリウス・シルバ・ガニウスと繋がりを持ち、金に目がくらんでエリスを2人のならず者に誘拐させ、ダリウスに売ろうとしていました。しかし、エリスと一緒にいたルーデウスにより逃げられた上に、ギレーヌにならず者も殺されて失敗してしまいます。＾

『無職転生』に登場するボレアス家の家庭の事情に関する声があがっています。どうやらこの方は、ボレアス家の家庭の事情が複雑だと感じたようです。気になる方はボレアス家の家族関係について調査してみると良いかもしれません。

『無職転生』に登場するボレアス家の人物・キャラに関する声があがっています。どうやらボレアス家の人物が全員死亡し母親とシルフィが行方不明となったことで、「今までの人間関係が全てクルクルパー」と言われていることから、ボレアス家の人物・キャラはルーデウスと深く関わっている存在だと捉えられているようです。

『無職転生』に登場するボレアス家のサウロスとフィリップ、ヒルダに関する声があがっています。どうやらこの方はサウロス、フィリップ、ヒルダの3人を高く評価しているようです。果たして3人のどこに魅力を感じられたのでしょうか？これを機にサウロスとフィリップ、そしてヒルダの3人の魅力に迫ってみると良いかもしれません。

本記事では『無職転生』に登場するボレアス家のキャラを紹介し、フィットア転移事件のその後を解説してきました。無職転生を視聴される際は、本記事のまとめを参考にしていただければ幸いです。