スパイファミリーの黒幕は誰?ガーデンの店長やフランキーなどラスボス候補を考察

「スパイファミリー」は、少年ジャンプ+最大のヒット作として有名な漫画です。2022年12月現在、テレビアニメ版第2クールが好評放映中で、多くの新規ファンを獲得しました。同作品において、最大の謎といわれているのが黒幕の存在です。そもそもファンの間では、黒幕がいるのかどうかも議論になりました。この記事では、スパイファミリーの黒幕の正体を考察します。ガーデンの店長説やフランキー説など、誰がラスボス候補なのかも含めて紹介していきます。

スパイファミリーの黒幕は誰?ガーデンの店長やフランキーなどラスボス候補を考察のイメージ

目次

  1. スパイファミリーとは?
  2. スパイファミリーの黒幕は誰?
  3. スパイファミリーのキャラの正体
  4. スパイファミリーのアーニャの謎や伏線を考察
  5. スパイファミリーのその他の謎や伏線を考察
  6. スパイファミリーの黒幕に関する感想や評価
  7. スパイファミリーの黒幕まとめ

スパイファミリーとは?

「スパイファミリー」とは、今最も人気と注目を集めている漫画です。原作漫画の記録的な大ヒットを受けて、テレビアニメ版も制作されました。スパイファミリーは、ホームコメディものでありながら、謎と伏線が多く散りばめられた作品でもあります。この記事では、同作品の黒幕の正体について特集します。フランキーや店長など、誰が黒幕候補を考察していきながら、スパイファミリーのキャラクターの魅力を探ります。

スパイファミリー(SPY×FAMILY)の概要

スパイファミリー(SPY× FAMILY)は、少年ジャンプ+にて2019年より連載スタートし、2022年12月現在連載中です。同作品は、少年ジャンプ+における閲覧数とコメント数、そしてコミックスの発行部数の最高記録を更新しました。原作者は、「TESTA」や「月華美刃」で知られる遠藤達哉です。同作品のコミックスは10巻まで刊行中で、累計発行部数は2500万部を突破しました。また、公式ファンブックも発売されています。

原作漫画が少年ジャンプ+史上空前のヒット作であるスパイファミリーは、2022年にテレビアニメ化されました。分割2クール形式で、1クール目が4月から6月まで、2クール目は2022年12月現在放送中です。1クール目は円盤化され、動画配信サービスでも視聴可能です。テレビアニメ版も大ヒットしたことで、積極的なメディアミックスが展開されています。2022年9月には、ミュージカル化がアナウンスされファンを喜ばせました。

スパイファミリー(SPY×FAMILY)のあらすじ

スパイファミリーの舞台は、鉄のカーテンによって分けられた東国と西国が存在する世界です。西国から東国へと派遣された黄昏は、屈指の凄腕スパイでした。彼の目的は、東国の政治家であるドノバン・デズモンドと接触することです。そのために、デズモンドの息子ダミアンが通うイーデン校へ潜入するべく偽装家族を作るというミッションが課せられました。その「オペレーション梟(ストリクス)」完遂に向けて、黄昏が動き出します。

『SPY×FAMILY』コミックス一覧|少年ジャンプ公式サイト

スパイファミリーの黒幕は誰?

人形のシルエットとクエスチョンマーク イメージ画像

スパイファミリーにおいて、多くのファンの関心事になっているとされているのが、黒幕の存在と誰がその正体なのかという点です。同作品は、ホームコメディでありながらスパイアクションの要素も色濃く、多くの謎と伏線が提示されているといわれています。この章では、スパイファミリーの誰が黒幕なのかについて、ドノバン・デズモンド説や、フランキー・フランクリン説、店長説などを考察していきます。

黒幕候補①フランキー

スパイファミリーの黒幕が誰かという謎について、正体候補として挙げられるキャラクターに、フランキー・フランクリンがいます。フランキーはアフロっぽい髪型と、赤いフレームのメガネが特徴の青年です。東国に住んでいるフランキーですが、表向きはタバコ屋を営んでいます。しかし、その正体はロイド・フォージャーを名乗る黄昏の協力者でした。フランキーは情報屋をしており、黄昏に情報提供や書類偽造を行っているのです。

フランキーは、表面上はおちゃらけたキャラクターで、アーニャから「もじゃもじゃ」と呼ばれて親しまれています。また、発明品を作っては、黄昏(ロイド)に「ガラクタ」とバカにされています。しかし、発明品の正体がオーバースペックものだったり、情報屋としてのスキルが尋常ではないことから、フランキーがこの作品の黒幕ではないかと推察するファンが多いのです。今後のフランキーの動向が、大いに注目を集めています。

黒幕候補②店長

黒幕の正体が誰なのかについて、候補として挙がっている二人目のキャラは店長です。店長とは、「いばら姫」の異名を持つ、ヨル・フォージャーが所属する暗殺組織ガーデンのボスです。店長は、褐色の肌と白系の長髪が特徴の痩身男性ですが、ガーデンのボス以外のプロフィールが一切明らかにされていません。また、「店長」という呼び名も、ガーデン内での習慣的なものであり、正体を探る手掛かりにすらなっていない状況です。

ファンの間では、店長がスパイファミリーの黒幕ではないかという意見を持つ人が多いといわれています。正体が誰なのかわからないミステリアスな部分や、それでいて東国の歴史をつぶさに見てきた経歴を有しているのがその理由です。また、ヨルの武術の師匠的存在であることも、店長の強さを窺わせています。店長が動き出すことイコール、ガーデンの動きでもあり、国を揺るがしかねない力があるので黒幕正体候補の一人です。

黒幕候補③ドノバン・デズモンド

スパイファミリーの黒幕の正体が誰なのかについて、その候補に挙がる人物にドノバン・デズモンドがいます。ドノバンは、東国の国家統一党総裁にして元首相という政治家です。政財界に多大な影響力を持っており、その思想は東西の平和を脅かすとして、西国では危険人物と認識されました。非常に用心深い人物でありながら、息子ダミアンの通うイーデン校の懇親会には必ず出席します。とはいえ、決して子煩悩ではありません。

ドノバンは、店長ほど謎に包まれていませんが、フランキーのように頻繁に登場するキャラクターでもありません。何よりも、黄昏(ロイド)の接触目標人物であることで、彼が誰よりも黒幕の正体に近いのではないかと推察するファンが多いとのことです。また、仮に彼が黒幕出なかったとしても、「オペレーション梟」に関わる重要人物であることに変わりはなく、何らかの形でロイドの前に立ちはだかるだろうといわれています。

黒幕候補④国家保安局のボス

スパイファミリーの黒幕の正体が誰なのか、考察対象になっている最後のキャラクターは、国家保安局のボスです。国家保安局とは、東国の防諜機関で秘密警察的な役割を担っています。主な目的は、東国内の治安維持であり、西国のスパイ狩りや市民を監視している描写がありました。ボスが登場したことがありますが、名前はおろか顔も不明であり、この章で紹介した黒幕候補者の中では最も謎に包まれています。

国家保安局のボスが黒幕の正体だといわれる理由は、全く正体不明の存在だからです。それでいてある程度の権力や攻撃力を有しているので、国家保安局が中心となってクーデターを起こすのではないかという考察が出ました。また、国家保安局が絡むと、ロイドの命が危険に晒される可能性が高くなることから、ストーリーを盛り上げる上で黒幕設定されるのではという意見も見られます。黒幕の存在と正体は、最大の謎であり伏線なのです。

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スパイファミリーのキャラの正体

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遠藤達也原作のホームコメディ漫画スパイファミリーは、黒幕が誰なのか想像する楽しみがあると評されています。また、黒幕候補の店長やフランキーなどの他に、メインキャラクターにも正体や秘密があります。メインキャラの秘密が、作品に彩りを添えて大ヒット作品となりました。この章では、スパイファミリーのメインキャラの正体を探っていきます。

考察①アーニャの正体

スパイファミリーの中で断トツの一番人気キャラクターは、アーニャ・フォージャーです。アーニャは、ロイドを名乗る黄昏が「オペレーション梟」の完遂のために、孤児院から養女として引き取られました。ピンク色の髪と、つぶらな瞳、そして豊かな表情や舌足らずな言葉遣いなど、かわいい要素が詰まった少女です。また、ドジな一面もあり、彼女の行動が自分自身やフォージャーのトラブルの原因となることもしばしばでした。

アーニャ・フォージャーの正体は、被検体007です。プロジェクト「アップル」によって実験の対象になっていた少女であり、テレパシー能力を持っています。実験対象としてお勉強ばかりやらされる生活に嫌気がさして、逃亡し、孤児院や里親を転々としている時にロイドに出会いました。かりそめの家族でありながらも、ロイドとヨルを、「ちち」と「はは」と呼んで慕い、家族関係維持のために能力を使って奮闘するのです。

考察②ロイドの正体

スパイファミリーの主人公は、ロイド・フォージャーこと黄昏です。ロイドは西国のスパイで、「オペレーション梟」を実行するべく東国に潜入しました。東国での彼は、ロイド・フォージャーという偽名を用いて、精神科医として暮らしています。任務のために偽装家族が必要となった彼は、アーニャを養女にしました。その後、イーデン校の面接で妻の存在が不可欠となったことで、ヨル・ブライアを偽の妻として迎え入れたのです。

ロイドの正体が、西国のスパイ黄昏であることは先述の通りです。彼がスパイになった背景には、戦災孤児だった過去がありました。ロイドは、自分のような子供を生み出さない社会を作るべくスパイになったのです。東国での彼は、フランキーを情報屋にして諜報活動を行っています。アーニャとヨルに振り回されることもありますが、何とか任務をこなしており、疑似家族関係も波があれど良好な状態です。

考察③ヨルの正体

スパイファミリーのヒロインキャラクターが、ヨル・ブライアです。ヨルは東国の女性で、普段はバーリント市役所の事務職員として働いています。身内や年齢を問わず敬語で話すほど、礼儀に優れた人物像が描かれました。ヨルの好きなものはリンゴで、嫌いなものは虫です。妙齢の女性が独り身であると様々な面で不利だと考えて、妻役を捜していたロイドと利害関係が一致したことから、偽装結婚してヨル・フォージャーになりました。

ヨルの正体は、殺し屋です。東国の暗殺組織ガーデンに所属しており、「いばら姫」の通り名があります。ヨルはガーデンの店長から支持を受けて、対象者を殺害します。スティレットを武器にして、正面から相手に襲い掛かる暗殺スタイルを取り、多くの対象者を殺害してきました。また、店長からありとあらゆる殺害術を教わったことで、武術にも長けており、単純な戦闘能力では男性のロイドを凌ぐほどの強さを誇っています。

考察④ユーリの正体

ユーリ・ブライアは、ヨルの実弟で20歳の青年です。美人の姉によく似たイケメンで、ロン毛気味のヘアスタイルが似合っていると評されました。東国の外務省所属の外交官として、多忙な毎日を送っています。両親がおらず、ヨルの手で育てられてエリートコースを歩みました。そのため、強度のシスコンであり、姉のことになると自制を失ってしまうほどです。フォージャー家を度々訪れており、アーニャから「おじ」と呼ばれています。

ユーリの正体は、国家保安局の少尉です。保安局の指令で黄昏を追っていますが、黄昏の正体が誰かまではつきとめておらず、ロイドが黄昏とは知りません。その一方で、ロイドはユーリを一目見ただけで保安局の人間だと見破りました。ユーリは自分が保安局少尉であることを、最愛の姉であるヨルにも隠しています。しかし、ヨルがガーデンの殺し屋であることも知りません。彼が、フォージャー家の裏を知った時が注目されています。

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スパイファミリーのアーニャの謎や伏線を考察

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スパイファミリーの中で、圧倒的なファン人気を獲得しているキャラクターはアーニャです。アーニャの一挙手一投足に注目が集まっていて、彼女に魅了されているファンが日増しに増えました。アーニャは、メインキャラクターの中でも、特に謎が多いと評されているのですが、この章ではアーニャの謎や伏線を三項目に分けて考察していきます。

考察①アーニャの能力の謎

スパイファミリーに登場するアーニャの能力は、人の心を読むことができるテレパシーです。他人が考えていることの映像や心の声を、察知することができます。この能力は人間だけではなく、動物に対しても有効で、後にペットになる犬のボンド・フォージャーの考えていることもわかっていました。しかしながら、自分の自由意思で能力をコントロールすることができないという欠点があり、一度に多人数の心が流れ込むこともあります。

このことが原因で気疲れしてしまうため、アーニャは人混みを苦手にしています。また、新月の日になると能力が使えなくなる欠点もありました。アーニャが何故このような能力を身につけたか、誰から教わったのかは謎であり、今後の伏線回収が期待されています。

考察②アーニャの両親の謎

アーニャは、孤児院や里親を転々としていたことが描かれました。しかし、彼女の実の両親については、2022年12月時点で全く不明の状態です。よって、アーニャの両親が誰で今も健在なのか、何故別れ別れになったのかなど、過去についても多くの謎が残っています。アーニャの実の両親はテレパシー能力に関係していると推察するファンも多く、彼女の過去も含めて何らかの形で発表してほしいと願う人も多数いるといわれています。

また、アーニャの実の両親が登場した際、ロイドとヨルとの疑似家族関係がどうなっていくのかも懸念されています。実の親子関係と、偽の家族関係のドラマが描かれるだろうと注目されているとのことです。

考察③アーニャの出身地

スパイファミリーのメインキャラクターの中で、唯一出身地がはっきりしていないのがアーニャでした。ロイドは西国出身で、ヨルは東国の人間であることが判明していますが、アーニャについてはどちらの国出身か現時点では不明です。原作漫画の42話において、アーニャが古語に精通しているエピソードが描かれました。このことで、アーニャの出身地の謎が一部明らかになり、逆に一層複雑になったと両極端な意見が出たのです。

スパイファミリー内での古語の位置付けが不明なので、推察の域を出ませんが、アーニャは東国でも西国出身でもなく、古語を母国語とした別の国出身ではないかといわれることになります。出身地も含めたアーニャの謎が明かされることが期待されるのです。

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スパイファミリーのその他の謎や伏線を考察

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ホームコメディでありながら、スパイアクションの要素も満載な漫画スパイファミリーは、登場人物・キャラクターの他にも謎や伏線があると評されています。また、それらの謎は、今後のストーリー展開に重要な影響を及ぼすとも推察されました。この章では、同作品のその他の謎について考察していきます。

考察①WISE

スパイファミリーのストーリーの中で、ロイドこと黄昏が所属している諜報機関がWISE(西国情報局対東課)です。WISEのシンボルマークは目を模したもので、東国を監視しているという意味が込められていました。ロイド以外のWISEメンバーには、女性ハンドラーで彼の上司であるシルヴィア・シャーウッドがいます。「鋼鉄の処女」という異名を持つシルヴィアは、普段は在東西国大使館の外交官をしています。

また、夜帷ことフィオナ・フロストは、ロイドの後輩スパイです。ロイドのことを愛するあまりにヨルを憎んでおり、隙あらば疑似家族の妻の座を奪わんと行動しました。フランキーがWISEの一員なのかは、現時点では不明です。

考察②ガーデン

スパイファミリーに登場するガーデンは、東国の暗殺機関です。ボスに店長を擁しているガーデンには、ヨルの他にマシュー・マクマホンという暗殺者がいます。普段は市役所の部長職に就いているマシューは、高い戦闘能力を有しており、ヨルのことを表裏両面でサポートする役割をしていることが描かれました。ガーデンにこの二人以外の暗殺者がいるのかについては不明です。また、国家保安局との関係性もはっきりしていません。

考察③プロジェクト「アップル」

プロジェクト「アップル」とは、スパイファミリーのストーリーの途中で現れた計画です。その内容は、IQの高い動物を生み出すための研究でした。軍事目的で東国政府が行っていたものですが、その途上で政権が崩壊したことで研究そのものが頓挫の憂き目に遭ったのです。しかしながら、研究機関の解散後に被検体となった動物たちが裏で取引されて、テロ行為などに悪用されてしまいました。

プロジェクト「アップル」の被検動物は犬が多く、一部の犬はWISEに引き取られて調査の対象になりました。また、被検体008のボンドはフォージャー家のペットになっています。

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スパイファミリーの黒幕に関する感想や評価

この章では、スパイファミリーの黒幕に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。黒幕は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、スパイファミリーの大ファンだと思われる方のツイートです。スパイファミリーの黒幕が、ダミアン・デズモンドで、ロイドとヨルと失ったアーニャと戦ってほしいというストーリー展開をつぶやきました。

同じく、スパイファミリーの大ファンだと思われる方のツイートです。2022年4月時点で、スパイファミリーには黒幕や、ラスボス的存在が登場していないと考察しています。

こちらも、スパイファミリーの大ファンだと思われる方のツイートです。スパイファミリーのラストについて、フォージャー家がラスボスと戦った後で、真の家族になるという展開は避けてほしいとつぶやいています。

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スパイファミリーの黒幕まとめ

まとめ イメージ画像

この記事では、スパイファミリーの黒幕について考察しました。同作品は、これからストーリーが盛り上がっていき、更に人気を博すだろうといわれています。是非、この機会にスパイファミリーをお楽しみください。

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