【チェンソーマン】ゾンビの悪魔の能力とマキマとの関係は？終盤で再登場？

チェンソーマンのゾンビの悪魔とは、チェンソーマンのストーリーの序盤に登場する敵キャラクターで、主人公のデンジがマキマと出会い、公安のデビルハンターになって活躍するきっかけになった存在です。ストーリーのキーキャラクターと言えるゾンビの悪魔について詳しく紹介する前に、ゾンビの悪魔が登場するチェンソーマンの作品情報をまとめます。

チェンソーマンとは、2019年から週刊少年ジャンプにて連載を開始した少年漫画作品です。ダークな世界観と個性的なキャラクター、残酷で迫力満点の戦闘シーンなどが人気を呼びました。チェンソーマンは2021年に第一部「公安編」が完結を迎えており、第二部となる「学園編」は2022年7月から少年ジャンプ+にて連載されています。

チェンソーマンはこのマンガがすごい!2021のオトコ編で1位を獲得し第66回小学館漫画賞を受賞するなど、受賞歴も華々しく非常に評価の高い漫画作品です。チェンソーマンの原作漫画は、単行本12巻の合計累計発行部数が1800万部を突破する大ヒットを記録しています。2020年にはテレビアニメ化の情報も発表され、2022年10月から全12話が放送されています。

ゾンビの悪魔が登場するチェンソーマンのあらすじを紹介します。チェンソーマンの主人公デンジは、父親が残した多額の借金を返済する為、危険なデビルハンターの仕事をしていました。相棒の悪魔・ポチタとささやかな夢を語らいながら暮らすデンジでしたが、ある日雇い主のヤクザとゾンビの悪魔に襲撃されて死亡してしまいます。ポチタの力を得て蘇ったデンジは、公安のデビルハンターとして悪魔と戦っていきます。

チェンソーマンに登場するゾンビの悪魔とは、チェンソーマンの第1話から登場している序盤の敵キャラクターです。チェンソーマンは人間を襲う悪魔とデビルハンターとの戦いを描いた作品であり、様々な悪魔が登場しています。悪魔の力は恐れられるほど力が増す為、人々が恐れを抱く象徴のような悪魔が強大になっていきます。

チェンソーマンのゾンビの悪魔は人間の胴体のようでありながら、胸のあたりに顔がついていたり、脳みそや内臓が露出していたりと、非常にグロテスクな見た目をしている悪魔でした。民間のデビルハンターとしてお金を稼ぎ借金返済を目指すデンジの元に現れ、まだ実力が未熟なデンジを惨殺してしまいます。

チェンソーマンに登場する悪魔は、人間と契約している者もいます。デンジもチェンソーの悪魔であるポチタと契約して、チェンソーマンになる力を得ています。ゾンビの悪魔の契約者はデンジに仕事を回していたヤクザの男です。一見親切にデンジの面倒を見るような態度を取っていたヤクザの男でしたが、実際は命がけの危険な仕事を世間知らずのデンジに安値で請け負わせていた悪人でした。

ゾンビの悪魔の契約者となったヤクザの男は、悪魔と契約すれば悪魔の力を得られると思いゾンビの悪魔と契約しています。ゾンビの悪魔の力を得ることで、今よりも更に権力や富を築こうとしたのでした。しかし、ゾンビの悪魔と契約するという事は、契約者自身もゾンビになってしまうという事でした。その為、ヤクザの男はゾンビの悪魔の契約者となり、自身もゾンビ化して自我を失ってしまいます。

チェンソーマンに登場するゾンビの悪魔の能力や強さを紹介します。チェンソーマンの第1話に登場しているゾンビの悪魔の強さですが、1話時点でのデンジを瞬殺できる程度の強さではあります。ゾンビの悪魔は人間をゾンビに変える能力を持っており、ゾンビ化した人間に噛まれた人間もゾンビになってしまいます。

ホラー映画などでもよくあるゾンビの設定ですが、ゾンビの悪魔もその能力を使ってどんどんゾンビ兵を増やしていけるので、中々の強さを持つ悪魔です。1話で登場する敵にしては十分な強さのゾンビの悪魔でしたが、ポチタと契約してチェンソーマンになったデンジに倒されています。1話の時点でのデンジはまだ公安のデビルハンターとして訓練を受けていない為、まだ大したことはない強さでした。

1話時点でのデビルハンターとしてまだ未熟な強さのデンジに倒されてしまったゾンビの悪魔は、チェンソーマン作中に登場する数々の強敵の悪魔と比較すると、そこまで脅威ではない強さの敵キャラクターでした。ゾンビ一人ひとりの強さは大したことはないゾンビの悪魔でしたが、ゾンビをどんどん増やして数に勝る作戦でデンジとも戦っていました。

チェンソーマンに登場するゾンビの悪魔とマキマとの関係や、終盤で再登場するシーンについて紹介します。チェンソーマンの1話の時点で登場し、チェンソーマンの力を得たデンジと戦ったゾンビの悪魔は、ストーリー序盤で登場してすぐに退場してしまう敵キャラクターでした。ゾンビの悪魔は1話で倒されているので、その後チェンソーマンのストーリーにはほとんど関わってきません。

1話で退場したゾンビの悪魔は、その後チェンソーマン90話にて再登場しています。チェンソーマン90話にてマキマの力で復活して再登場したゾンビの悪魔は、ゾンビを大量に引き連れてデンジの相棒・パワーと交戦しています。チェンソーマンの90話ではデンジは完全なチェンソーマンになってマキマと戦います。チェンソーマンは非常に強力な悪魔で、マキマが追い求めてきた存在でした。

マキマは様々な悪魔を支配しており、マキマに支配されていた天使の悪魔の力によって、チェンソーマンは倒されてしまいます。絶体絶命のピンチに陥ったデンジでしたが、ポチタがパワーに血を飲ませパワーが復活します。血の悪魔であるパワーは復活を果たした後、マキマ相手に猛攻を仕掛けます。マキマは好調のパワーに対抗するべく、ゾンビの悪魔を引き連れて攻撃を仕掛けます。

チェンソーマン90話で再登場を果たしたゾンビの悪魔は、マキマに連れられる形で現れました。マキマは支配の悪魔で様々な悪魔を従えています。ゾンビの悪魔も他の悪魔と同様にマキマから支配されていました。チェンソーマン1話では、ゾンビの悪魔に襲われて殺されてしまったデンジが、ポチタから心臓を貰って復活しチェンソーマンになっています。その後、ちょうど良いタイミングで公安デビルハンターであるマキマが登場します。

ゾンビの悪魔が実はマキマに支配されていたという関係性と、デンジがチェンソーマンになってすぐにマキマがやってきた事から考えると、チェンソーマン1話の時点ですでにマキマが手を回していた事実が分かります。マキマはチェンソーマンに執着しており、チェンソーマンを手に入れる為に暗躍していました。他の悪魔たちを支配して手駒にしているマキマにとって、ゾンビの悪魔も目的を遂行するための道具の一つだったのです。

チェンソーマン90話で再登場したゾンビの悪魔は、1話の時点ですでにマキマによって支配されてチェンソーマンを手に入れる手段の一つとして使われていました。マキマの目的はチェンソーマンを手に入れる事であり、1話の時点ではデンジと一緒にいるポチタを捕まえようとしていたと考察されています。この場合、ゾンビの悪魔にデンジを殺させてポチタを手に入れるのが目的だったと分かります。

しかしその後、ポチタはデンジに心臓を与え、デンジの一部になってしまいます。マキマは底が知れないキャラクターであり、ゾンビの悪魔との戦いで瀕死となったデンジとポチタが契約を交わし、デンジがポチタの心臓を貰ってチェンソーマンになる所まで予測していたとの考察もあります。どちらにしても、結果的にマキマはチェンソーマンの力を獲得したデンジを自らの元へ引き込むことに成功します。

ゾンビの悪魔はチェンソーマンの1話で登場しました。デンジは父親が残した多額の借金を返済する為、ヤクザの男から仕事を斡旋されて民間のデビルハンターとして仕事をしていました。ある時ヤクザから呼び出されたデンジは、ゾンビの悪魔と契約したヤクザとその仲間の大量のゾンビに襲われます。ゾンビの悪魔はデビルハンターに何らかの恨みを持っている様子で、「デビルハンターの死」を望んでいると語ります。

また、ゾンビの悪魔は「契約者もゾンビになる」という事実はヤクザに話していない様子で、力を求めて自らと契約したヤクザを「めっちゃバカ」だと嘲笑っていました。チェンソーマンに登場する悪魔の中には、利害関係の一致から人間に友好的な悪魔もいますが、ゾンビの悪魔は人間を馬鹿にしておりあまり友好的ではない悪魔だと分かります。

チェンソーマン1話にて、ゾンビの悪魔はデンジを強襲しバラバラにして殺してしまいます。デンジはポチタと共に殺され、そのまま遺棄されそうになりますが、ポチタの心臓を貰って復活します。復活してチェンソーマンとなったデンジは強力なチェンソーの刃で大量のゾンビを切り刻んでいきます。突然復活して暴れるデンジに驚いていたゾンビの悪魔は、最期にはチェンソーで真っ二つにされて死亡します。

チェンソーマンは衝撃的な展開が話題となった作品で、細かな伏線が散りばめられている点も評価されています。チェンソーマン1話で退場し90話で再登場したゾンビの悪魔に関わる伏線を考察します。チェンソーマン1話ではゾンビの悪魔と交戦しボロボロになったデンジの元にマキマが現れ、デンジを抱きしめるシーンが描かれます。この時、マキマは初対面のデンジを抱きしめて優しくしてくれます。

表情は微笑みをたたえておりとても優しい人物のように描写されています。しかし、マキマの真の目的を知った上でこのシーンを見ると、長年求めてきたチェンソーマンをやっと手に入れられる喜びの表情だと分かります。

チェンソーマン1話に登場した伏線は、マキマがデンジに示した選択肢もあります。マキマによって公安のデビルハンターに誘われたデンジは、マキマから「人として飼われる」もしくは「悪魔として殺される」という2択を示されています。1話の時点ではチェンソーマンになってしまい他に行く当てのないデンジに対し、公安のデビルハンターになるように誘っているシーンに見えます。

このシーンもマキマの目的を知った上で見ることで、序盤の伏線だったのだと分かります。マキマは最初からチェンソーマンを手に入れる事しか考えておらず、チェンソーマンを支配するかチェンソーマンを復活させるかの2択だったと理解できます。

チェンソーマン1話では、ゾンビの悪魔が言った何気ないと思われたセリフにも、ストーリーの根幹に関わる伏線が隠されています。ゾンビの悪魔は「食い殺せば死ぬ」という内容のセリフを放っていますが、これはチェンソーマンの最終盤でデンジがマキマを倒すために「マキマを食べる」という選択をすることの伏線でした。

チェンソーマンに登場するゾンビの悪魔に関しての感想や評価を紹介します。ゾンビの悪魔に関しての感想では、チェンソーマンとの激闘のシーンがかっこいいという感想が挙がっていました。ゾンビの悪魔はチェンソーマンになったデンジが初めて戦う相手であり、チェンソーマンの強さを象徴する激しい戦闘シーンが描かれて好評となりました。

チェンソーマンのゾンビの悪魔に関しては、再登場したシーンが印象深かったという感想も見られました。チェンソーマンは細かい伏線が隠された緻密な作品ですが、過去に登場したキャラクターが終盤に登場する展開も注目されていました。

チェンソーマンのゾンビの悪魔に関しては、1話の時点で発していた「食い殺せば死ぬ」というセリフが伏線だった事に驚いたという感想がたくさん見られています。チェンソーマンのラストではデンジがマキマを食べて倒すという衝撃的な展開が描かれますが、1話のゾンビの悪魔のセリフから、すでに決まっていたラストだったと分かります。

チェンソーマンに登場するゾンビの悪魔に関しての情報をまとめています。チェンソーマン1話に登場したゾンビの悪魔は、デンジに仕事を与えていたヤクザと契約した悪魔で、1話で倒された後90話で再登場しています。ゾンビの悪魔は実はマキマに支配されていた悪魔で細かな伏線を残した存在でもありました。是非、チェンソーマンをチェックして、序盤の敵・ゾンビの悪魔の登場シーンに注目してみて下さい。