【SSSS.DYNAZENON（ダイナゼノン）】シズムの正体を考察！怪獣の声が聞こえる？

『SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)』には、「怪獣はもっと自由であるべき」という個人的な思想を持つ、怪獣優生思想のメンバーであるシズムが登場しています。ここからは謎に包まれたシズムの正体に迫りましょう。それではまず、ダイナゼノンの作品情報から紹介していきます。

『SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)』は、TRIGGER制作による特撮ロボットアニメです。アニメ制作は2018年12月に放送されていたアニメ『SSSS.GRIDMAN』の好評に基づき、続編が企画されたことに端を発しています。TOKYO MXほかにて2021年4月2日から6月18日にかけて放送され、放送終了後もメディアミックスがおこなわれました。劇場アニメ『グリッドマン ユニバース』への参加が予定されているようです。

ここではダイナゼノンのあらすじを簡単にまとめていきます。本作の主人公は東京都アヤナシ市のフジヨキ台に暮らす高校生の麻中蓬です。ある日、蓬は河川敷で倒れていたガウマという青年を助けます。恩人としてガウマに慕われるようになった蓬は、クラスメイトの南夢芽に水門に呼び出されたのをきっかけに、巨大ロボット・ダイナゼノンを呼び出して街を破壊する巨大な怪獣に対処するガウマの姿を目撃しました。

ダイナゼノンに登場するシズムは、褐色肌と金髪が特徴的な少年です。身長159cm、体重46㎏と小柄な体型をしています。太い濃い灰色1本のラインが衣装の腕章に入っています。「怪獣はもっと自由であるべき」という個人的な思想を持ち、怪獣が必要とする世の中を志向していました。

それでは早速、ダイナゼノンのシズムの正体に迫りましょう。ここではシズムの能力や伏線を考察していき、彼の正体に迫ります。

シズムには怪獣の声を聞く能力があります。怪獣の声については、ガウマから人類の敵と断じられる怪獣使いの集団「怪獣優生思想」のメンバーであるジュウガが明言していました。また、他のメンバーも知っているようです。

シズムの正体は、帽子の帽章の形がカーンデジファーの頭部に似ていることから「カーンデジファーかその関係者」ではないかと予想されます。ちなみにカーンデジファーは『グリッドマン』に登場する次元犯罪者です。カーンデジファーには、弟の侵略者「ネオカーンデジファー」もあります。

シズムの正体に関する伏線の一つに、「睡眠や食事など生活に必要な生活風景の描写が見られない」というのがあります。他の怪獣優生思想のメンバーが作中で眠る描写があったのに対し、シズムのみそういったシーンがありませんでした。シズム本人が「本当の怪獣使いは寝たりしない」と言っていた点も伏線を強調しているのではないかと考えられます。

この伏線から考察されるのは、シズムが人間以上の何か超越した存在であるということです。しかし、ダイナゼノンのアニメ1話から最終話全て含め、シズムが超常的な存在である描写はありませんでした。しかし、シズムが他の怪獣優生思想のメンバーと全く同じ存在であるのかと言うとそうではありません。

なぜなら、シズムが蓬と夢芽の情動などを元に怪獣の核であるバロックパールを体内に宿して怪獣を育てていたからです。他の怪獣優生思想のメンバーとは異なり、睡眠を必要としないのは怪獣を宿していたことにより、睡眠などの生活に必要な営みから解放されたのだと考えられます。また、怪獣に近い存在であったからこそ、怪獣の声が聞こえる能力を得たのではないでしょうか？

ネット上ではシズムのセリフをきっかけに、情動を抱くと怪獣使いとしての能力が失われるのではないかと考える方がいました。では、シズムは作中でどのようなセリフを放ったのか？ここからはシズムの名言や名セリフを見ていきましょう。

シズムは『SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)』のアニメ第4話「このときめきって、なに？」にて、「怪獣を育てるのは…」に続く名言を放ちました。この名言からは、前作『SSSS.GRIDMAN』の登場キャラであるアカネの怪獣に対する美学に関健した思想がうかがえます。

シズムは『SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)』のアニメ第6話「この切なさって、なに？」にて、「世界を変えるために…」に続く名言を放ちました。この名言は怪獣ブルバインと接触したシズムが、ムジナにオニジャを手助けするよう頼み込んだ際に放っており、オニジャでは制御できなかったブルバインの制御に成功するきっかけを生んでいます。

シズムは『SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)』のアニメ第11話「果たせぬ願いって、なに？」にて、「怪獣はどこまでも…」に続く名言を放ちました。シズムの体内で育てられていたカギュラが放った名言で、ラスボスとして登場しています。

それでは最後にダイナゼノンのシズムの声を演じたアニメ声優を紹介していきます。ここではアニメ声優のプロフィール情報をはじめ、主な出演作品や演じたキャラ情報を見ていきましょう。

アニメ版『SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)』に登場するシズムの声を務めたのは、芸能事務所「劇団ひまわり」所属の声優・内山昂輝(うちやまこうき)さんです。声優、俳優として活動中の内山昂輝さんは、代表作である『キングダムハーツ』シリーズのロクサス役で注目を集めています。内山さんは自身について「明朗快活なタイプではない」と語っていますが、2022年12月現在は明るい少年役を演じる機会が増えています。

• 2008年～：ソウルイーター(ソウル＝イーター 役)
• 2010年～：屍鬼(結城夏野 役)
• 2011年～：君と僕。(浅羽悠太 役)
• 2012年～：絶園のテンペスト(滝川吉野 役)
• 2013年～：RDG レッドデータガール(相楽深行 役)
• 2014年～：デュエル・マスターズ VS(切札勝舞/ミスターマッチ 役)
• 2014年～：ニセコイ(一条楽 役)
• 2014年～：ハイキュー!!(月島蛍 役)

• 2015年～：六花の勇者(ゴルドフ 役)
• 2016年～：僕のヒーローアカデミア(死柄木弔 役)
• 2017年～：Fate/Apocrypha(シロウ・コトミネ/天草四郎時貞 役)
• 2017年～：魔法使いの嫁(ルツ/ユリシィ 役)
• 2018年～：Free!-Dive to the Future-(桐嶋郁弥 役)
• 2019年～：彼方のアストラ(ウルガー・ツヴァイク 役)
• 2020年～：呪術廻戦(狗巻棘 役)
• 2021年～：すばらしきこのせかい The Animation(ネク/桜庭音操 役)

『SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)』に登場するシズムの正体に関する声があがっています。どうやらこの方は、シズムの正体が気になっているようです。アニメ第10話を視聴した時に述べられた感想となっているため、アニメ10話時点ではシズムの正体が掴めない状況であることがうかがえます。

『SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)』に登場するシズムの能力に関する声があがっています。どうやらこの方は、シズムのセリフに注目しているようです。シズムは蓬と夢芽の情動に興味を示していますが、その情動が怪獣使いとしての能力と関係しているのではないかと考えられています。シズムの能力に興味のある方は、シズムのセリフに注目してみてはいかがでしょうか？

『SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)』の伏線に関する声があがっています。どうやらこの方は、シズムのOPのシーンが伏線だったということに驚いているようです。その伏線はアニメ11話にて回収されているので、興味のある方はぜひ伏線となったOPのシーンと回収シーンに注目してみてください。

本記事では『SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)』に登場するシズムの正体や怪獣の声が聞こえる能力を考察してきました。ダイナゼノンを視聴する際は、本記事のまとめを参考にしていただければ幸いです。