【SSSS.DYNAZENON（ダイナゼノン）】ちせがかわいい！左腕のタトゥーの意味は？

ダイナゼノン（SSSS. DYNAZENON）に登場する飛鳥川ちせがかわいいと注目されています。本記事では、彼女がどのような人物であるのか徹底解説します。ちせに興味のある人は、ぜひチェックしてみてください。

「ダイナゼノン（SSSS. DYNAZENON）」は、円谷プロダクションとTRIGGERによって製作されたロボットアニメです。特撮番組「電光超人グリッドマン」を原作としており、2021年4～6月にTOKYO MXほかにて放送されました。本作の監督は雨宮哲さんで、脚本は長谷川圭一さんとなっています。前作のグリッドマンと同じくジュブナイル系作品として製作され、円谷ネタが物語の中に散りばめられているのも特徴です。

ある日、高校生の麻中蓬（あさなか よもぎ）は、怪獣使いを名乗るガウマという男に出会いました。ガウマは空腹のあまり行き倒れていたところを、蓬に救われたのです。次の日、ガウマが巨大ロボットのダイナゼノンを出現させ、怪獣と戦っている様子を、蓬は偶然にも目撃します。見事に怪獣を倒したガウマは、自分は5000年前に一度死んでおり、現代に蘇って来たという事実を明かしました。

ダイナゼノンのヒロインで、赤髪を三つ編みにしたかわいい少女です。チャームポイントは、口元の左側にあるホクロとなっています。また、いつも腋と太ももを大胆に露出した服を着ています。左手首の辺りをアームカバーで隠しており、プールに入るときや就寝時にも付けている様子です。知人や友人のことを、ニックネームを付けて呼ぶ傾向があります。飛鳥川ちせは中学生ですが、年齢は明かされていません。

見た目は幼さが残ったかわいい少女ですが、内面は大人びており、しっかりとした考えを持っています。また、天真爛漫で自由奔放な一面もあり、時おり持ち前の毒舌でチームを混乱させている様子です。作中の中ではおませな妹キャラで、子どもっぽい表情やリアクションを見せて、場の雰囲気を和ませてくれます。

ダイナゼノンのオープニングで制服姿だったり、高校生の夢芽たちを年上として接していることから、飛鳥川ちせは中学生だと考察できます。しかし、ちせは不登校を貫いており、今後も学校生活を送る意志はない様子です。従兄の山中暦の部屋に入り浸った生活をしています。すでに本作の第1話で、彼女は不登校となっていました。理由は判明していませんが、ネガティブな背景が伺えるような描写がされています。

飛鳥川ちせが付けている左腕のアームカバーは、水着になったときにも外すことはありません。なぜ、いつも左腕にアームカバーを付けているのでしょうか？あくまでも予想ですが、何らかの事故で負った傷を隠しているという考察があります。

また、リストカット説も浮上しており、気付かれないように隠しているという考察もありました。他にも、グリッドマンに変身するときのアクセプターを、隠しているという考察もあります。理由は明らかにされていませんが、彼女にとって隠したい何かがある可能性は高いです。

先述のように、飛鳥川ちせは常にアームカバーを左腕に付けていました。ダイナゼノンの第9話で、蝶のタトゥーが左腕にあることが判明します。今まで彼女がアームカバーをしていたのは、左腕のタトゥーを隠したい気持ちがあったのでしょう。それと同時に、自身のタトゥーを誰かに気づいてほしいという気持ちも、あったのかもしれません。

なぜなら、タトゥーを本当に隠したいのであれば、目立つようなアームカバーをせずに、上着を羽織っておくだけのほうが自然に見えるためです。最終話のちせは、アームカバーを外していました。自分が好きで良いと思ったことは、もう隠す必要がないという、彼女の心境の変化だと考察できます。

ダイナゼノンのOPで、飛鳥川ちせが鏡の中で制服を着ている自分の姿と、向き合っているシーンがあります。不敵な笑みを浮かべながら、怪獣のような赤い目をしていました。ダイナゼノンの第2話で、ちせは怪獣を作るための素材に関連している、白い石を拾っています。ダイナゼノンで怪獣が出現するのは、人が抱いている負の感情が原因だという考察もできます。そして、ちせは何か負の感情を抱いているのかもしれません。

飛鳥川ちせは、青色に淡赤色が混ざったような瞳をしています。グリッドマンのヒロインである六花も、ちせと同じ瞳の色をしていました。怪獣を作るアカネの親友だった六花は、味方でありながらも敵ともつながっていた人物です。青い瞳に赤が混ざっている瞳のデザインが、それを意味していたと考察できます。

ちせもダイナゼノンのオープニングから、怪獣と何かで繋がっていることが示唆されていました。六花と共通した瞳の色からも、2人のポジションがリンクしている可能性があります。

「飛鳥川ちせ」という名前は、「飛鳥川の淵瀬（あすかがわのふちせ）」から由来していると考察できます。古今和歌集の和歌からきている故事成語で、「飛鳥川」は奈良県にある川のことです。川の流れが変化するように、世の中の動きも変化していくことを意味しています。飛鳥川ちせの名前も飛鳥川の淵瀬のように、見た目は変わらないようでも、実は変化をしていくことを表しているのかもしれません。

ダイナゼノンの第9話で登場した名セリフです。ちせがゴルドバーンを見失った際に、水門の縁に腰掛けていた夢芽を見つけました。ちせが声をかけると、夢芽は彼女の顏も見ずに「ちせちゃんは関係ない」と言うのです。夢芽は戦っても良いことなど何もなかったと、つぶやきます。そのときに、ちせが言い放ったセリフです。もともと仲間といるときに疎外感のあったちせが、自分の感情を吐き出したシーンとなります。

ダイナゼノンの第11話では、不登校だったちせが制服を着て、中学校の校門までやって来ました。しかし、なかなかその先へ踏み込むことができません。すると、ナイトと2代目が現れ、彼女に声をかけます。怪獣が現れなくなったため、ゴルドバーンも連れてこの世界を去ると伝えました。覚悟を決めておくように、ナイトから言われたときのセリフになります。

最終話での最後の戦いで、ゴルドバーンは傷を負ってしまいましたが、3ヶ月後には全快します。グリッドナイト同盟がこの世界を去るときが、ゴルドバーンとの別れでもありました。いよいよ別れのときがやって来たシーンでの、ちせのセリフです。彼女は笑顔で送り出す決心をした様子で、明るくゴルドバーンに語りかけるのでした。

ダイナゼノン（SSSS. DYNAZENON）のかわいいヒロイン飛鳥川ちせ役を演じたアニメ声優は、安済知佳さんです。1990年12月22日生まれで、福井県出身となります。エイベックス・ピクチャーズに所属しており、声優の榎木淳弥さんとは従兄妹の関係です。2019年の誕生日に、デビュー10周年を記念した写真集が発売されました。また、2020年8月に結婚したことを発表しています。

• 2009年：あにゃまる探偵 キルミンずぅ（御子神ナギサ役）
• 2013年：ダンボール戦機WARS（細野サクヤ役）
• 2016年：タブー・タトゥー（一之瀬桃子役）
• 2018年：七星のスバル（エリシア役）
• 2021年：SSSS.DYNAZENON（飛鳥川ちせ役）
• 2022年：リコリス・リコイル（錦木千束役）

ちせとゴルドバーンは、最後の別れのときが来ました。別れに対してちせが出した答えは「友達への感謝」だったのだろうという感想があります。だからこそ、ちせは左腕に消えない跡を残したのだろうと考察する人もいました。ちせが皆の力になりたいと願う心が、ゴルドバーンを生み出したと思うと、胸が熱くなるという声も上がっています。

ちせが不登校の理由は何であるのか、ファンの間でも話題となりました。「いじめを受けていたのでは？」「ちせ自身の価値観を理解してくれる人がいなかった」などの声も上がっています。また、不登校に負い目を感じるのではなく、「あんなもん（制服）似合ってたまるか」と言うちせがカッコいいという感想もありました。

ダイナゼノンの飛鳥川ちせのキャラがかわいいため、作品を見始めたというファンが多くいました。特に表情豊かなところが、非常にかわいいという感想もあります。ロボットものと青春ものの要素が、上手く混じっていて面白いという評価も上がっていました。

飛鳥川ちせは、ダイナゼノン（SSSS.DYNAZENON）のかわいいヒロインです。中学生ですが不登校であることや、常にアームバンドを左腕に付けていることなど、謎めいた少女でもあります。物語が進むにつれて、ちせの本来の姿が徐々に表れてくるため、目が離せません。本作を視聴する際は、飛鳥川ちせにもぜひ注目してみてください。