【半妖の夜叉姫】りおんは麒麟丸の娘で半妖？母親やアニメ声優を調査

こちらの記事では、テレビアニメ『半妖の夜叉姫』に登場する、りおんの情報を紹介していきます。りおんのプロフィールの他にも、『半妖の夜叉姫のりおんは麒麟丸の娘で半妖？母親は？』の項目ではりおんと麒麟丸の関係や、りおんの母親の正体についての考察などを紹介しています。

また、『半妖の夜叉姫のりおんのアニメ声優』では、半妖の夜叉姫でリオンのアニメ声優を務めた藤田咲さんについても紹介しています。半妖の夜叉姫にどのような登場人物がいるのか気になっている人や、りおんについておさらいしたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

• 監督：佐藤照雄（壱の章）、菱田正和（弐の章）
• 構成：隅沢克之
• キャラクターデザイン：高橋留美子（メイン）、菱沼義仁（アニメーション）
• 音楽：和田薫
• アニメーション制作：サンライズ
• 放送期間：2020年10月3日～2020年3月20日（壱の章）、2021年10月2日～2021年3月26日（弐の章）
• 話数：各全24話（壱の章・弐の章）
• OP主題歌：SixTONES「NEW ERA」、NEWS「BURN」ほか
• ED主題歌：Uru「Break」、緑黄色社会「結証」ほか

犬夜叉と奈落の戦いが終結してから数年の時が流れ、犬夜叉とかごめには娘が生まれました。彼らと同じように、殺生丸とりんも双子の女の子を授かります。しかし、殺生丸の娘の1人・とわは、ある事件を境にかごめが生まれた時代に飛ばされてしまいます。とわは、そこでかごめの弟である草太に拾われ育てられることになりました。その後、再び時空トンネルが開いたことで、とわは自分が生まれた時代に戻ることになります。

りおんは半妖の夜叉姫に登場する女性キャラクターで、東の地を支配した大妖怪と言われている麒麟丸の娘です。父親は麒麟丸だと判明していますが、母親の正体は不明となっています。かつてはりおんは肉体を持っていましたが、麒麟丸との戦いに敗れた敵が麒麟丸の娘であるりおんを道連れとして殺害したことで、霊魂が肉体から離れてしまいます。

娘のりおんを復活させるため、麒麟丸は土偶にりおんの魂を封じ、産霊山の結界内に留めさせます。その600年後、りおんの元にもろはがやってきたことで、りおんは結界の外に出ることができるようになりました。そして「父の呪縛から解放されたい」というりおんの願いを聞き届けたもろは・とわ・せつなによって、麒麟丸との縁の糸を断ち切られたりおんは土偶を媒体として蘇生します。

半妖の夜叉姫に登場した妖霊蝶の正体はりおんで、彼女の内に潜んでいた蛹に吸妖魂の力を注いだことで、蝶に変化しました。吸妖魂の根は、妖力を無尽蔵に吸い込み吐き出すこともできという強力な武器で、りおんの父親の麒麟丸でさえも恐れる力を持つ武器です。

かわいい女の子の姿をしたりおんですが、妖怪の血をひいているということもあり、長い時を生きている人物です。半妖の夜叉姫の物語の中では、りおんの年齢について触れられていません。しかし、麒麟丸が眠りから覚めてからりおんを産霊山に封印するまでに120年近くあったことから、とわが出会った時のりおんの年齢は700歳を超えているのではないかと予想されます。

とわ達の仲間に加わり重要キャラクターの1人として活躍するりおんですが、半妖の夜叉姫の物語の中での役割については謎を残しています。着ている衣装が巫女のような形をしていることや土偶を媒介としていることから、桔梗のように時空にまつわる能力を秘めており、今後現代と戦国時代を繋ぐ重要な役割を与えられる可能性が考えられます。

りおんは麒麟丸の娘ですが、母親の正体は不明です。そのため、りおんの正体が妖怪なのか？もしくは、とわたちと同じように半妖なのかについても不明となっています。りおんの正体が妖怪なのか半妖なのかについてのヒントは、りおんの見た目から考察できます。半妖の夜叉姫や、半妖の夜叉姫の前作となる犬夜叉では、半妖のキャラクターは動物のような耳が生えています。

代表的なキャラクターでは、犬夜叉の主人公である犬夜叉や、半妖の夜叉姫に登場している竹千代などがあげられます。彼らと同じように、りおんにも茶色い小さな獣耳が生えていることから、りおんの正体は半妖である可能性が高いと考えられます。

りおんは半妖の夜叉姫の公式設定によって、麒麟丸の娘であることが明かされています。そのようなキャラクターのりおんと姉弟であると囁かれているのが、風車を持った幼い少年の姿をした阿久留です。半妖の夜叉姫の物語で、麒麟丸が殺生丸に阿久留の創作を命じてることから、麒麟丸と阿久留は何かしらの関係性があることが分かっていました。

そのような理由から、半妖の夜叉姫の視聴者から「阿久留は麒麟丸の子供なのではないか？」「りおんと阿久留は姉弟なのではないか？」という声も上がっていました。しかし、その後の半妖の夜叉姫の物語で、阿久留は妖怪ではなく精霊であることが判明しています。そのため、りおんと阿久留の間に血縁関係はなく、姉弟ではないことが分かっています。

りおんは獣のような耳を持っていることから、半妖である可能性が浮上しています。もしりおんが半妖であれば、母親は人間ということになります。では、その母親とは誰なのでしょうか？その候補の1人は、半妖の夜叉姫の前作となる犬夜叉のキーキャラクターである桔梗です。

りおんは巫女のような服を着ており、桔梗との共通点となっています。桔梗がりおんの母親であれば、桔梗のキャラクターデザインを模した可能性が考えられるでしょう。しかし、桔梗はりおんよりも後に生まれているため、時系列が矛盾してしまいます。そのため、桔梗がりおんの母親である可能性は低いでしょう。

りおんの母親候補2人目は、四魂の玉を作り出した平安時代の巫女の翠子です。翠子は、犬夜叉や半妖の夜叉姫に登場する巫女の中でも特に強大な力を持つ人物でした。そのような人物であれは、大妖怪と言われた麒麟丸が人間の娘である翠子に興味を惹かれたのも納得がいくのではないでしょうか？しかし、桔梗と同じように翠子の母親説についても、時系列を踏まえると矛盾が起こってしまいます。

翠子は、人間の脅威となる強大な力を持つ妖怪との戦いで四魂の玉を生み出しました。その時、翠子の魂は四魂の玉に封印されてしまいます。その出来事が起こったのは、りおんが生まれる300年近くも前のことでした。その時点で翠子の肉体は消滅していたため、翠子がりおんの母親である可能性は低いでしょう。

りおんの母親の正体候補3人目は、妖怪に連れ去られた娘の玉乃です。玉乃はりおんよりも後に生まれた普通の人間ですが、犬夜叉や半妖の夜叉姫の物語では"生まれ変わり"という設定が登場するため、玉乃がりおんの母親の生まれ変わりという可能性が考えられます。玉乃は焔という妖怪に嫁にさせられそうになるほどの魅力を持つ人物です。そのため、前世で麒麟丸に見初められた可能性もあるのではないでしょうか？

半妖の夜叉姫のアニメで、麒麟丸の娘であるりおんの声を演じたのは声優の藤田咲さんです。藤田咲さんは声優事務所のアーツビジョンに所属している声優で、これまでにも『進撃の巨人』のユミルや、『WORKING‼』の伊波まひるなどのアニメキャラの声優として活躍されています。『VSオーディション2003』では審査員特別賞を受賞した経歴を持っています。

• ユミル（進撃の巨人）
• 伊波まひる（WORKING‼）
• 蟹沢きぬ（つよきす）
• 七海アオ（夜桜四重奏）
• 聖辺ルリ（デュラララ‼）
• 杉浦綾乃（ゆるゆり）
• キジマ・シア（ガンダムビルドファイターズトライ）
• 自律思考固定砲台（暗殺教室）
• 琴爪ゆかり/キュアマカロン（キラキラ☆プリキュアアラモード）
• ミナミ（乱歩奇譚）

りおんは半妖の夜叉姫で麒麟丸の娘として登場しますが、最後には死亡の結末を辿ることになります。小さな獣耳や特徴的なキャラクターデザインが視聴者に刺さり、「かわいい」という声もあがっていたりおんですが、最後に死亡してしまったため「残念」というファンの声があがっています。

こちらの方のツイートでは、りおんが半妖だったのか明言されずに半妖の夜叉姫が終了したことが気に掛かっているという意見が投稿されています。作中ではりおんの母親は判明していませんが、りおんには獣耳が生えているため、半妖である可能性が高いでしょう。

りおんは最後に死亡の結末を迎えることになりました。こちらの方は「りおんがとわ達と共に生きている結末が見たかった」とコメントを投稿されています。りおんがとわ達と一緒に行動していたことで、りおんに対して愛着を持った視聴者も少なくなかったようです。

以上、半妖の夜叉姫に登場するキャラクター・りおんについて紹介してきました。りおんは大妖怪麒麟丸の娘で、とわ達と共に行動する仲間キャラクターのひとりです。母親の正体は明言されていませんが、犬夜叉竹千代と同じように獣のような耳を持っていることから、半妖である可能性が高いと考えられます。アニメでは藤田咲さんが声優を務め、半妖の夜叉姫の人気キャラクターとして活躍しました。