【SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)の元ネタは?原作や他の関連作品は?

「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」は「電光超人グリッドマン」を原作とした人気ロボットアニメの2作目で、2021年にテレビ放送されました。当記事では「ダイナゼノン」の名前の元ネタや意味・由来を紹介し、デザインの元ネタを解説していきます。さらに「ダイナゼノン」と原作「電光超人グリッドマン」や、前作の「SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)」との関係についても考察していきます。

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目次

  1. ダイナゼノンとは?
  2. ダイナゼノンの元ネタや意味・由来を解説
  3. ダイナゼノンの原作や関連作品とは?
  4. ダイナゼノンに関する感想や評価
  5. ダイナゼノンの元ネタまとめ

ダイナゼノンとは?

SSSS. DYNAZENON(ダイナゼノン)の概要

「SSSS. DYNAZENON(ダイナゼノン)」はアニメ制作会社「TRIGGER」によって制作された人気ロボットテレビアニメです。円谷プロダクションが制作の特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」を原作につくられた、完全新作アニメの2作目にあたり、2021年4月2日~6月18日に全12話がTOKYO MXなどで放送されていました。

また「ダイナゼノン」は前作の「SSSS.GRIDMAN」と共に「GRIDMAN UNIVERSE(グリッドマン ユニバース)」という、メディアミックスプロジェクトのメインとなる作品でもあります。そして、2023年3月24日には同プロジェクトの一環として、完全新作劇場版アニメ「グリッドマン ユニバース」が公開されることが発表されています。

SSSS. DYNAZENON(ダイナゼノン)のあらすじ

高校生の麻中蓬はある日、破天荒なガウマという少年と出会い、空腹だった彼を救ったことで、彼に慕われるようになります。その後、麻中蓬は同級生の南夢芽と街に出掛け、現れた謎の怪物が街を破壊する姿を目撃します。そのとき、ガウマが天に竜の副葬品を掲げ、巨大ロボのダイナゼノンを呼び出しました。そして、麻中蓬や南夢芽、さらに見物人の山中歴も巻き込まれ、ガウマと共にダイナゼノンに乗り、怪獣たちと戦うのでした。

ダイナゼノンの元ネタや意味・由来を解説

ダイナゼノンの名前の元ネタ

まず「SSSS. DYNAZENON(ダイナゼノン)」の「SSSS.」部分の由来について、大まかに3通りの意味があると考察されています。1つ目は「Scarred Soul Shine like Stars」を由来とする説です。直訳すると「傷ついた魂が星のように輝く」という意味になります。そして、それは「ダイナゼノン」の1話の序盤で登場した言葉でもあり、その言葉の中の「like」以外の単語の頭文字を除くと「SSSS」となります。

さらに、この言葉は主題歌「インパーフェクト」の中にも登場するそうです。同曲の2番のサビが終わった間奏で、その言葉の後に「DYNAZENON(ダイナゼノン)」を付けたコーラスが歌われています。

2つ目は「Superhuman Samurai Syber-Squad」を由来とする説です。それは「ダイナゼノン」の前作「SSSS.GRIDMAN」の原作である「電光超人グリッドマン」をアメリカでリメイクされた作品名であり、「SSSS」の名前の由来と考えられています。3つ目は「SSSS.GRIDMAN」の最終回で登場した、直訳すると「魂を救う特別な署名」を意味する「Special Signature to Save a Soul」という言葉です。

こちらも頭文字をとると「SSSS」になります。そのため「ダイナゼノン」を含め、シリーズ作品のタイトルにある「SSSS」には何らかの特別な意味が含まれていると考えられています。また「ダイナゼノン」の名前に関して、ダイナドラゴンやゴッドゼノンが元ネタになっていると考えられています。次に「ダイナゼノン」の名前の元ネタとなったとされる、ダイナドラゴンやゴッドゼノンについてみていきます。

名前の元ネタ①ダイナドラゴン

「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」の名前の元ネタとされる、1つ目のメカは「ダイナドラゴン」です。原作でのダイナドラゴンはドラゴンフォートレスという大型戦闘機に変形することで、グリッドマンをサポートしていました。そのため、ダイナドラゴンがそれほどメインで活躍することはありませんでした。

しかし「ダイナゼノン」ではグリッドマンが不在であるため、ダイナドラゴンの変形形態「ドラゴンフォートレス」を元ネタとした、人型形態のダイナゼノンがメインで活躍しています。

名前の元ネタ②ゴッドゼノン

「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」の名前の元ネタとされる、2つ目のメカは「ゴッドゼノン」です。前作の原作である「電光超人グリッドマン」ではゴッドゼノンという、サンダージェットとゴッドタンク、ツインドリラーの3体のメカが電神合体したロボが登場します。「ダイナゼノン」の名前はダイナドラゴンと、このゴッドゼノンが元ネタだと言われています。

ダイナゼノンのデザインの元ネタ

「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」に登場するメカである、ダイナゼノンの顔付近には牙のようなものがあります。そのことから、ダイナゼノンはダイナドラゴンとキンググリッドマンを合わせたようなデザインとなっているのだと言われています。

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ダイナゼノンの原作や関連作品とは?

電光超人グリッドマンの「竜の伝説」とは?

「SSSS. DYNAZENON(ダイナゼノン)」は「電光超人グリッドマン」の18話のエピソードである「竜の伝説」をベースに、物語を展開させて制作されたと言われています。ここで「竜の伝説」のストーリーを紹介していくと、日本の考古学研究所に約5000年前の古代人のミイラと、副葬品の竜の彫像がやって来ます。

実はそのミイラの古代人は竜を操ることができた竜使いの一族の者でした。しかし、国を救ったにもかかわらず、当時の王族にその力を恐れられたために毒殺されてしまいます。さらに、その後、その古代人と両思いだった姫も、彼の死を知り、自らの命を絶ちました。そのことをニュースで知った藤堂武史はその古代人たちに感情移入し、彼らの無念を晴らすべく怪獣の力を使ってミイラを復活させます。

しかし、復活したミイラはヒロインのゆかを姫と間違えます。さらに、ゆかから姫の末路を聞き、ショックを受けました。その後、藤堂武史が力を借りた怪獣は、竜の彫像から着想を得て制作されたドラゴンキャノンによって撃破されます。怪獣が撃破されたことでミイラは最愛の姫と再会することができないまま、再び眠りにつきました。

このとき、制作されたドラゴンキャノンがきっかけで、グリッドマンの合体形態の第2弾であるキンググリッドマンが制作されることとなります。そして「ダイナゼノン」はこの「電光超人グリッドマン」の18話「竜の伝説」のストーリーと、キンググリッドマンを元ネタにした作品となっています。

SSSS.GRIDMANとは?

「SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)」は「電光超人グリッドマン」を原作に制作された完全新作アニメの1作目で、2018年10月7日~12月23日に全12話がTOKYO MXやWOWOWなどで放送されていました。「SSSS. DYNAZENON(ダイナゼノン)」の前作にあたる作品でもあります。

そして「ダイナゼノン」は「SSSS.GRIDMAN」でオマージュしきれなかった原作の「ダイナドラゴン」や、グリッドマンとキングジェットの合体竜帝「キンググリッドマン」を描くために制作された作品であると言われています。

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ダイナゼノンに関する感想や評価

「SSSS. DYNAZENON(ダイナゼノン)」のストーリーがとても面白く、かっこいいと評価されており、どの登場キャラクターも好きだという感想となっています。

「SSSS. DYNAZENON(ダイナゼノン)」がかっこいいという感想で、前作の「SSSS.GRIDMAN」と同様にメカやキャラといった絵が素晴らしいと絶賛されています。

「SSSS. DYNAZENON(ダイナゼノン)」が面白く、登場キャラクターたちが高く評価されており、敵も味方もともに成長していくストーリーが好評となっています。

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ダイナゼノンの元ネタまとめ

以上、人気アニメ「SSSS. DYNAZENON(ダイナゼノン)」の名前やデザインの元ネタや意味・由来を考察してきました。そして「SSSS」の部分の由来・意味には様々な説があり、タイトルはダイナドラゴンやゴッドゼノンが由来になっていること。メカのデザインはダイナドラゴンとキンググリッドマンが元ネタになっていることなどが分かりました。

さらに「ダイナゼノン」と原作や前作との関係についても考察してきました。そして「ダイナゼノン」は原作の「電光超人グリッドマン」の18話「竜の伝説」をベースにしていること。前作の「SSSS.GRIDMAN」でオマージュしきれなかった、ダイナドラゴンやキンググリッドマンを描くために制作されたアニメであることなどが分かりました。

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