【血界戦線】ドグ・ハマーはライブラの協力者！強さ・能力やデルドロとの関係は？

『血界戦線』に登場するドグ・ハマーは、パンドラム超異常犯罪者保護拘束施設から一時的に釈放され、ライブラの仲間たちとともに戦うキャラクターです。ドグ・ハマーの生い立ちや家族関係については一切触れていませんが、偏執王アリギュラに出会う前は愛嬌のある笑顔と天真爛漫さによって幸せな人生を送っていたはずです。では、ここからドグ・ハマーの強さ・能力、技、そして担当声優などを見ていきましょう。

• 漫画タイトル：血界戦線
• ジャンル：SF伝奇アクション、吸血鬼
• 作者：内藤泰弘
• 掲載誌：ジャンプスクエア、ジャンプSQ.19
• 発表号：2009年2月号～4月号(ジャンプスクエア)、2010年創刊号～2015年Vol.18(ジャンプSQ.19)
• アニメ情報：内藤泰弘(原作)、松本理恵(監督)、2015年4月5日～7月5日(第11話までの放送期間)、2015年10月4日(第12話の放送期間)

『血界戦線』血界戦線は、神奈川県横浜市出身の漫画家・内藤泰弘先生によるSF伝奇アクション漫画です。『ジャンプスクエア』と『ジャンプSQ.19』にて第1部(無印)が、『ジャンプSQ.CROWN』と『ジャンプSQ.RISE』にて第2部『血界戦線 Back 2 Back』がそれぞれ連載されています。そして、『ジャンプSQ.RISE』にて、2022年AUTUMN号より『血界戦線 Beat 3 Peat』が連載されました。

ここでは『血界戦線』のあらすじを簡単にまとめていきます。舞台は超常日常・超常犯罪が飛び交う街「ヘルサレムズ・ロット」です。地球上で最も剣呑な緊張地帯として知られるヘルサレムズ・ロットは、いつ破れるとも知らぬ均衡が保たれていました。物語はその街で秘密裏に活動するクラウス・V・ラインヘルツ率いる「秘密結社ライブラ」の戦いを描いています。

• 名前：ドグ・ハマー
• 誕生日：7月23日
• 血液型：AB型
• 年齢：23歳
• 身長/体重：207cm/91㎏

血界戦線に登場するドグ・ハマーは、短髪で浅黒い肌をした青年です。偏執王アリギュラに気に入られたために血液をデルドロ・ブローディと入れ替えられており、自らの血液であるブローディのことを「一心同体」として強い信頼を寄せています。

血界戦線のドグ・ハマーはクラウスやレオナルドと比べると、出番は少なめかもしれません。ただ、ライブラと共闘する形で登場する立ち位置だからこそ、ドグ・ハマーの強さや能力、そして技がより魅力的に見えると言えます。では、ここからドグ・ハマーの強さ・能力や技を紹介。また、その能力や強さに関係するデルドロとの関係性についても紹介するため併せてチェックしてください。

ドグ・ハマーは血液を全身に纏い巨大化する能力『血殖装甲(エグゾクリムゾン)』の使い手です。能力使用時に必要な血液は、両手首の傷痕から放出されます。さらに、放出された血液は「デルドロ自身」です。能力を使用中のドグ・ハマーは、「ただパンチ・改(必殺技)」という普通のパンチ攻撃の一撃だけでモンスタートラックの装甲をバラバラに破壊してしまうほどの絶大な攻撃力を誇ります。

この圧倒的な強さにより、ドグ・ハマーは「血槌(ブラッドハンマー)のハマー」という異名で呼ばれるようになりました。また、ドグ・ハマーの能力は瞬時に形状を変化させることで、仲間たちのサポートにも役立てることができます。血界戦線のマクロの決死圏編では、巨大な手の形に変化させた「キャッチ&リリース」という技を使い、リールからの攻撃で吹き飛ばされた警官を受け止めていました。

普段のドグ・ハマーはパンドラム超異常犯罪者保護拘束施設(アサイラム)に収監されています。しかし、ドグ・ハマーには何の罪状もありません。ドグ・ハマーが施設に収監されたのには、デルドロの存在が関係しています。まずドグ・ハマーは偏執王アリギュラによって、体内に懲役1000年にも及ぶ極悪犯罪者「デルドロ・ブローディ」の血液を注入された上に寄生されてしまっています。

ドグ・ハマーはデルドロの血液を身に宿しているという理由で、デルドロと一緒に収監されることとなったわけです。その後、ドグ・ハマーとデルドロは、「ドグ・ハマーの体内にデルドロの血液が寄生した」ために一心同体となっています。ただ、二人は「善と悪」という観点から見ると、完全に真逆のタイプでした。

それでも互いに一心同体と言い合えるほどの関係を二人が構築できているのは、芸術鑑賞が趣味であるデルドロがドグ・ハマーの画才を認めているからです。ちなみに、デルドロは無思想武装集団デッドリンクスの首魁であり、偏執王アリギュラの恋人でもあります。

のっぺりとした外見といかにも異界人といった風貌の持ち主で、アリギュラからは「血も涙もなければ反省とも無縁でそんなところが最高にクールだが顔がイマイチ」と評されていました。そして、アリギュラに生きたまま潰された挙句、叩かれて液状にされた上で血液として錬成され、容姿を気に入ったハマーの血液と入れ替えられています。

ドグ・ハマーは凶悪犯であるデルドロにさえ強い影響を与えてしまうほどの性格をしています。やはり、デルドロの背負う刑期1000年を全うするために刑務所に入るという悲惨な人生に堕とされたにも関わらず、ライブラの協力者になるというのは並みの人間ができることではありません。そこで、ここからはドグ・ハマーの性格や名言を見ていきましょう。

ドグ・ハマーは常にマイペースで焦ることも滅多にありません。クラウスや獄長を始めとしたライブラの仲間に対して笑顔で優しく接するような天真爛漫さと、悲惨な人生に堕とされたということを微塵も思わせないような前向きさを持ち合わせています。また、天然なところもあり、自身には何の罪もないのにも関わらず、不幸な人生に陥れたアイギュラの存在をデアドロが怒るまで忘れてしまっています。

血界戦線の災蟲競売編でも、K●Kやスティーブンから質問された時にデアドロと一緒に「投げた」の軽い一言で済ませていました。ただ、デルドロが武装集団に戻ると宣言した上に絶対絶命な状況であったにも関わらず、いつもの天真爛漫なマイペースさを失わなかったものの、アリス獄長が危機的状況に陥った際は腕を潰してまで助けようとする、非常に強い正義感の持ち主でもあります。

結界戦線のマクロの決死圏編にて、ドグ・ハマーはクラウスと共闘中に「クラウス兄ちゃん…」に続く名言を放ちました。巨大化したリールは、クラウスに襲い掛かります。そこに入ったドグ・ハマーは、名言を放ちながら必殺技「僕の百裂拳」で応戦しました。ドグ・ハマーのキャラクター性の影響もあり、必殺技の叫び方にドグ・ハマーらしさが良く現れています。

武装集団(デッドリンクス)によってアリス獄長が上空のヘリコプター内から地上へ落とされそうになった時、いつもと少し違う真面目な表情で「やめるんだ」と忠告したドグ・ハマーの姿は、多くの読者を感激させました。また、その姿からは仲間たちを大切に思いながら行動するキャラクターであることがうかがえます。では、ここからかっこいい魅力に溢れたドグ・ハマーの声を担当した声優情報を見ていきましょう。

• 名前：宮野真守(みやのまもる)
• 愛称：マモ、マモちゃん
• 生年月日：1983年6月8日(39歳)
• 出身地：埼玉県さいたま市
• 職業：声優、俳優、歌手
• 活動期間(声優)：2001年～
• ジャンル(声優)：アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーション
• 所属事務所：劇団ひまわり

『血界戦線』に登場するドグ・ハマーの声を演じたのは、芸能事務所「劇団ひまわり」所属の声優・宮野真守(みやのまもる)さんです。声優、俳優、歌手として活動中の宮野真守さんは、ドラマ『私はケイトリン』のグリフェン・ロウ役で声優デビューを果たしています。俳優としての初仕事は、小学1年生の時に出演した西友のCM『西友太市』です。声優としてデビューを果たしたのは高校3年生の頃でした。

• 2002年～：真・女神転生Dチルドレン ライト&ダーク(アキラ 役)
• 2003年～：WOLF'S RAIN(キバ 役)
• 2005年～：アイシールド21(桜庭春人 役)
• 2005年～：蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT(将陵僚 役)
• 2006年～：桜蘭高校ホスト部(須王環 役)
• 2006年～：DEATH NOTE(夜神月 役)
• 2007年～：機動戦士ガンダム00(刹那・F・セイエイ 役)
• 2007年～：鋼鉄三国志(陸遜伯言 役)

• 2008年～：黒塚-KUROZUKA-(クロウ 役)
• 2008年～：ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜(キリエ・イルニス 役)
• 2009年～：蒼天航路(曹操 役)
• 2009年～：鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(リン・ヤオ 役)
• 2011年～：うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ(一ノ瀬トキヤ/HAYATO 役)
• 2013年～：ガッチャマン クラウズ(ベルク・カッツェ 役)
• 2014年～：東京喰種トーキョーグール(月山習 役)
• 2014年～：はじめの一歩 Rising(鴨川源二 役)

ここまで血界戦線のドグ・ハマーについて、強さ・能力やデルドロとの関係、性格、名言、そして担当声優などの情報を交えて紹介してきました。では、最後にドグ・ハマーに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。どうやらネット上では、ドグ・ハマーの元ネタや担当声優に注目している方が多いようです。

『血界戦線』に登場するドグ・ハマーとヴェノムに関する声があがっています。どうやらこの方は、アメリカ映画『ヴェノム』とドグ・ハマーの関係性に注目しているようです。他の感想ではヴェノムがドグ・ハマーの元ネタになっていると推察されています。ドグ・ハマーとヴェノムはかなり似通った見た目をしているのでしょう。これを機にドグ・ハマーとヴェノムの見た目を見比べてみてはいかがでしょうか？

『血界戦線』に登場するドグ・ハマーの能力に関する声があがっています。どうやらこの方は、ドグ・ハマーの能力・技はアメリカ映画『ヴェノム』を元ネタにしていると推察しているようです。他に「悪な別な何かがいるって設定は『ソウルイーター』のクロエ」と推察されています。興味のある方は、ドグ・ハマーの能力や技をはじめとする、各種設定の元ネタに注目してみてはいかがでしょうか？

『血界戦線』に登場するドグ・ハマーの声優に関する声があがっています。どうやらこの方は、アニメ版『血界戦線』のドグ・ハマー役に宮野真守さんがキャスティングされたということで、結界戦線のアニメを視聴するのを楽しみにしているようです。果たして人気声優の宮野真守さんは、どのようなドグ・ハマーを演じてくれるのか？宮野真守さんの演技は要注目です。

本記事では『血界戦線』に登場するライブラの協力者、ドグ・ハマーについて、強さや能力・技、デルドロとの関係を交えて紹介してきました。ドグ・ハマーはどんな状況においても感情表現を緩めないキャラクターです。暴走車両事件で活躍するも、事件解決後はすぐに監獄へ戻り、それ以降も事件発生のたびに保釈されてはライブラの協力者となっています。

ネット上ではドグ・ハマーの人気が高いせいか、彼の元ネタや担当声優に注目が集まっているようです。2022年12月現在、『血界戦線 Beat 3 Peat』が連載されていますが、果たしてドグ・ハマーは今後も活躍するのか？ドグ・ハマーの今後の活躍にも注目しておきましょう。